JPS6323357Y2 - - Google Patents

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JPS6323357Y2
JPS6323357Y2 JP1980029684U JP2968480U JPS6323357Y2 JP S6323357 Y2 JPS6323357 Y2 JP S6323357Y2 JP 1980029684 U JP1980029684 U JP 1980029684U JP 2968480 U JP2968480 U JP 2968480U JP S6323357 Y2 JPS6323357 Y2 JP S6323357Y2
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hole
edge
holes
connecting edge
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【考案の詳細な説明】 この考案は、多数の単位板をボルトで結合して
組み立てた容器に関するものである。
多数の単位板を接続して、タンクのような大き
な容器を作ることは、既に行われている。単位板
としては、直角四辺形の基板の周縁を同一がわに
折曲して、そこに接続のための縁を形成したもの
が使用された。接続のための縁としては、基板か
ら135度の角度で起立する傾斜接続縁と、直角に
起立する直立接続縁とが知られている。傾斜接続
縁は、底と側壁との接続部又は側壁のコーナー部
のように、直角に折れ曲つたかど部を構成するの
に用いられる。他方、直立接続縁は、単位板を同
一平面上に延長して行くための接続縁として使用
される。しかし、直立接続縁は、アングル材を介
して接続することにより、直角に折れ曲つたかど
部を構成するのに使用することもできる。
単位板は、側壁を構成するにも底を構成するに
も、同じものを用いることができるが、大型の容
器を組み立てるとなると、底は側壁と違つた取扱
をすべきことがわかつた。それは、容器内を清掃
するとき、水はけをよくする必要があり、このた
めに、側壁では必要とされない勾配を底に付する
必要があるからである。このためには、底を構成
する単位板の基板そのものを傾斜させる必要があ
る。そうすると、今まで単位板の構造として、基
板を中心として、これから直立する接続縁を考え
て来たが、これでは基板の傾斜とともに、直立接
続縁も傾斜することとなり、不都合を生ずる。そ
こで、基板を基準とする代りに、接続縁の先端が
接触する接地平面を基準とし、これに対して接続
縁を直立させるという考えを採る必要が生じた。
また、底を構成する単位板は、接続縁を下に向
けて、接地平面上に配置されることになる。この
状態で接続を行うには、単位板の下に作業者が潜
り込んで、接続を行わなければならない。これに
は格別の工夫が必要とされる。そのための手段と
して、高い架台を設け、架台上に単位板を敷設
し、架台の間又は中へ作業者が入つて作業をする
ことが考えられた。しかし、それでも、架台のた
めに作業者の行動が制約されるので、単位板の接
続は容易でなかつた。なぜならば、架台としては
経済的理由からコンクリート壁が用いられること
が多かつたが、コンクリート壁では作業者がコン
クリート壁の両側に分かれて位置し、コンクリー
ト壁上に乗つている接続縁を互いの合図により、
ボルト締めを行う必要があるのに、作業者はコン
クリート壁に遮られて、合図さえ満足にできなか
つたからである。
この考案者は、上述のような場合の組立作業を
容易にしようと考えた。その結果、単位板の接続
縁の先端に、孔をあけることを思い付いた。すな
わち、接続縁にはパツキンが当接され、その上に
別の単位板の接続縁が重ねられ、ボルト締めによ
つてシール部が構成されるが、そのシール部の先
に小さな孔をあけることを思い付いた。孔をあけ
ると、一般に接続縁の強度が低下するので、接続
縁に孔をあけることは、まだ行われていない。と
ころが、その孔が接続縁の先端にあり、孔の大き
さがさほど大きいものでない限りは、格別強度を
低下させるものでないことを確認した。また、孔
の形状を接地平面と平行に長く延びる形状とする
ときは、強度の低下もさほどでなく、また合図を
するのに好都合であることを確認した。この考案
は、このような確認に基づいてなされたものであ
る。
この考案は、四角な板の周縁を同一がわに折曲
して接続縁を形成し、接続縁の先端に接触する平
面に対し、接続縁の先端部分を直立させて平板状
の直立接続縁とし、直立接続縁にボルト孔を穿設
するとともにその先に透孔を設け、透孔を前記平
面方向に延びる横長のものとして単位板を構成
し、単位板を一方向だけに延びる複数列の架台間
にさしわたし、透孔を設けた直立接続縁を架台と
平行に向けて架台上に乗せ、パツキンを挾んで直
立接続縁同志をボルトで結合し、ボルトより下方
の位置で透孔を重ね合わせて、隙間を形成した組
立容器に関するものである。
この考案を図面に基づいて説明すると、つぎの
とおりである。第1図は、この考案に用いられる
単位板の一部切欠斜視図である。第2図は、第1
図の単位板を用いたこの考案に係る容器の一部切
欠斜視図である。第3図は、この考案に用いられ
る他の単位板の一部切欠斜視図である。第4図
は、第3図の単位板を用いた、この考案に係る容
器の一部切欠斜視図である。第5図ないし第9図
は、この考案において用い得る単位板の一部切欠
斜視図である。第10図ないし第12図は、この
考案に係る容器の一部切欠斜視図である。
第1図に示した単位板は、以下に述べるような
構造のものである。直角四辺形の平板から成る基
板1において、その四周を同一がわに折曲して、
基板1に対して135度の角度をなす傾斜接続縁2
ないし5を設け、さらにその先に基板1に対して
直角に起立する直立接続縁6ないし9を設け、直
立接続縁6ないし9の先端に透孔10を設けたも
のである。
単位板の四周では、傾斜接続縁又は直立接続縁
の何れか一方に、ボルト孔11が設けられる。傾
斜接続縁にボルト孔11が設けられるのは、単位
板を直角に接続する場合であり、直立接続縁にボ
ルト孔11が設けられるのは、単位板を一平面上
に接続する場合である。ボルト孔11が設けられ
た部分には、パツキンが当接され、この上に別の
同様な単位板の接続縁が当接され、ボルトで固定
されて気密な接続、いわゆるシール部を構成す
る。
第1図の傾斜接続縁2ないし5は、何れも互い
に等しい幅を持ち、また直立接続縁6ないし9
も、互いに等しい幅を持つている。その結果、基
板1は、直立接続縁6ないし9の先端に接触する
接地平面に対して、平行となつている。
透孔10は、直立接続縁6ないし9の上に設け
られるが、いわゆるシール部を避けて、ボルト孔
11よりも先端の方に位置している。また透孔1
0は、接地平面に沿つて長く延びており、その形
状はかどが丸味を帯びた矩形となつている。その
矩形は長辺が短辺の2倍以上であつて、短辺がボ
ルト孔の直径Dの2倍以上となつている。
透孔10が、ボルト孔11よりも先端の方に位
置すると云うのは、ボルト孔の中心を連ねる線か
ら、ボルト孔の直径D以上離れたところに、透孔
10の周縁が来ることを意味している。透孔10
は、直立接続縁の先端に連なつていてもよいが、
また先端から離れていてもよい。透孔10は、直
立接続縁6ないし9が互いに隣接して形成する稜
を避けて、すなわち直角四辺形のかどを避けて、
設けられる。透孔10は、1つの直立接続縁の上
でも、複数個に分けて中心対称の形に付設されて
いる。
透孔10は、その形状が接地平面の方向に長く
延び、いわゆる横長のものであると同時に、その
大きさが或る程度以上であることが望ましい。そ
の大きさは、高さ方向すなわち短辺方向で、ボル
ト孔の直径の2倍以上、これを長さで云えば5mm
以上とすることが望ましい。また、その大きさ
は、これを面積で云えば、200平方mm以上とする
ことが望ましい。
第2図は、第1図の単位板を用いて組立てた容
器の一部切欠斜視図である。そこでは、地面上に
栗石Aを敷き、その上にコンクリート壁の架台B
が、一方向だけに延びる立壁状に立設されてい
る。架台Bの頂面にH形鋼Cが乗せられ、形鋼C
の上面が水平に位置して、接地平面を形成してい
る。形鋼Cの上面上に単位板Dが乗せられ、架台
B間にさしめたされる。このとき、透孔10の設
けられた直立接続縁6および8を架台Bと平行に
向けて、架台B上に乗せるようにする。次いで、
パツキンFをボルト孔11に沿つて当接する。こ
のとき、パツキンFは透孔10を避けたところに
あつて、透孔10を塞がないようにする。同様
に、単位板Dと並べて、別の単位板Eを形鋼上に
乗せ、パツキンFを挾んで単位板DとEとを接触
させる。このとき、直立接続縁6と、これに当接
る単位板Eの直立接続縁との間では、それぞれの
透孔10が重なり合つて、貫通する隙間を形成す
るようにする。その後、ボルト孔11にボルトを
通して締め付ける。このとき、透孔10が貫通し
て、そこに隙間ができているので、架台の両側に
居る業者が、透孔10を通して合図をすることが
でき、従つてボルト締めを容易且つ確実にするこ
とができる。
上述の形鋼Cは、この考案でいう架台に該当す
るものではない。また、形鋼Cは必ずしも必要と
されるものではない。形鋼Cは桝形に配置されて
もよい。
第3図の単位板は、直角四辺形の基板1の周縁
に、等しい幅の直立接続縁6ないし9を付設して
作なられたものであつて、そこには傾斜接続縁が
設けられていない。従つて、ボルト孔11は、各
直立接続縁のすべてに設けられることになる。透
孔10は、ボルト孔11よりも先端の方に位置し
ている。そのうち、直立接続縁6上の透孔10
は、接続縁6の先端の縁と連結されて切欠となつ
ている。また、直立接続縁9上の透孔10は、先
端と連結しないで、断面が接地平面の方向に延び
る弧立した楕円となつている。この考案の透孔
は、上述の透孔10を何れも含んでいる。
第4図は、第3図の単位板が組立てられて作ら
れた容器を示している。そこでは、第3図の単位
板GおよびHが使用されている。単位板Gと単位
板Hとは、基板1の形状および大きさを同じくし
ているが、直立接続縁の高さを異にしている。従
つて、単位板の継ぎ目に段差が生ずることとな
る。第4図の単位板GとHとは、第2図の場合と
同様に、コンクリート製の架台B上にさしわたさ
れ、透孔10のある直立接続縁を架台Bと平行に
向けて架台B上に乗せ、パツキンを挾んで、当接
されている。このとき、パツキンは透孔10を避
けて上方に位置しているので、透孔10は重なり
合つて隙間を形成している。このため、隙間を通
して合図をすることができるので、パツキン当接
位置にあるボルト孔にボルトを通して、ボルト結
合をすることが容易となる。
第5図は2つの単位板JおよびKを示してい
る。そのうち、単位板Jは、基板1の三辺の周り
に直立接続縁67および9を形成したもので残る
一辺には直立接続縁が設けられていない。基板1
は、直立接続縁の先が接触する接地平面に対して
傾斜していて、直立接続縁6がわが低くなつてい
る。また、基板1は、直立接続縁の設けられてい
ないがわで折曲され、すなわち線12に沿つて折
曲され、その結果、水平部分13を備えることに
なつている。水平部分13は、接地平面に対して
平行となつている。この関係で、直立接続縁7お
よび9は、大雑把に見れば台形のように見える
が、細かく見ると、折曲線12のところで僅かに
折曲されているため、五角形となつている。
第5図の単位板Jでは、直立接続縁6,7およ
び9上にボルト孔11が設けられる。ボルト孔1
1は、直立接続縁9上では基板1に近接して並ん
で設けられる。透孔10は、このようなボルト孔
11より下方に設けられているが、接地平面に平
行な方向について見ると、透孔10は、水平部分
13に近いがわに偏寄して設けられている。図で
は、透孔10よりも先端がわにボルト孔14が付
設されているが、これはシール部のボルト孔11
とは異なるものであつて、別の目的に使用され
る。従つて、透孔10は、ボルト孔11よりも下
方に設けられていることに変りがない。また、水
平部分13にもボルト孔11が付設される。
第5図の単位板Kは、その基板1が単位板Jの
基板1と同じ傾斜をもち、接続されると、単位板
Jの延長部を構成するようになつている。従つ
て、単位板Kは、単位板Jよりも高さが低くなつ
ており、単位板Jのように水平部分13を備えて
いない。
第6図の単位板は、基板1が、接地平面に対し
て傾斜すとともに、対角線に沿つて折曲されてい
る。その単位板は、基板1の四周に直立接続縁6
ないし9を備えているが、そのうち、接続縁7と
8とは、等しい高さを持つ直角四辺形のものであ
るが、接続縁6と9とは手前の方が低くなつ台形
のものである。その結果、基板1は対角線15に
沿つて折れ曲り、上方に向つて窪むような折れ曲
り面となり、対角線15によつて分れた両半分
は、何れも対角線15がわを低くしている。ま
た、対角線15自体も傾斜し、手前が低くなつて
いる。しかし、直立接続縁6ないし9は、何れも
接地平面に対して垂直となつている。
第6図の各直立接続縁6ないし9上に、ボルト
孔11が付設されている。直立接続縁6および9
上には、ボルト孔11より下方に、透孔10が付
設されている。透孔10は、接地平面に平行な方
向では、接続縁の殆んど全体にわたつて、長く延
びており、接続縁の接するかど部近くで終つてい
る。
第7図の単位板は、基板1が、上方に向つて突
出するように折れ曲つている。すなわち、基板1
は、対角線16に沿つて折れ曲り、向うがわ部分
17は接地平面と平行となつているが、こちらが
わ部分18は、手前に向つて次第に低くなるよう
に傾斜している。部分17の周りには、接地平面
に対して135度の角度をなして傾斜している傾斜
接続縁3および4が付設され、そこはボルト孔1
1が設けらている。傾斜接続縁3および4の先端
には、それぞれ直立接続縁7および8が付設され
ている。直立接続縁7および8は、何れもその形
状が矩形であつて、接地平面に対して直立してい
る。
第7図の単位板における部分18の周りには、
直立接続縁6および9が付設され、そこにはボル
ト孔11が設けられている。また、直立接続縁6
および9の先端には、透孔10が付設されてい
る。透孔10は、傾斜接続縁3および4の付設さ
れているがわで高くなり、反対がわで低くなり、
直立接続縁6および9の先端の殆んど全体にわた
つて延びている。
第8図も、基板1の大部分が、接地平面に対し
て傾斜する場合を示している。すなわち、第8図
の基板1は、第5図の単位板Jと同様に、線12
に沿つて折曲され、水平部分13を備えている
が、その他の部分は手前ほど低くなるように傾斜
している。その結果、水平部分13に接する直立
接続縁8は、大きな高さを持つているが、手前の
直立接続縁6は小さな高さを持つことになる。直
立接続縁9は、本来五角形を呈する筈であるが、
その先端に透孔10が設けられたため、複雑な形
状を呈している。これらの直立接続縁には、何れ
も透孔11が設けられている。また、基板1は、
サンドイツチ構造を持ち、内部にプラスチツク発
泡体からなる断熱材を含んだ構造となつている。
第9図は、第5図および第8図に示したような
単位板が、足つぎによつて構成されてもよいこと
を示している。すなわち、第9図の単位板Lは、
足つぎ片19および20がない状態では、基板1
および直立接続縁6,9が、接地平面に傾斜した
り、直立したりしているとは云えないが、足つぎ
片19および20が付加された結果、基板1が接
地平面に傾斜し、接続縁6,9が接地平面に垂直
となつている。それとともに、接続縁9には足つ
ぎ片が付加されないから、接続縁9の先端には透
孔10が形成されることになる。なお、足つぎ
は、足つぎ片20のように、2つの単位板Lおよ
びMに共用されてもよい。足つぎ片を付加する
と、透孔10を大きく設けることができる。
第10図は、足つぎ片の使用によつて組立てら
れた容器を示している。第10図では、コンクリ
ート製の架台B上にH形鋼Cが乗せられ、その上
に単位板がさしわたされて、勾配の付された底が
形成されている。底の周りに側壁が接続されて、
容器が組立てられている。そのうち、単位板P
は、足つぎ片21および22の付加によつて、基
板1が形鋼Cの上面を連ねる接地平面に対して、
傾斜するとともに、その周りにある接続縁が直立
することになつている。また、足つぎ片21およ
び22に設けられた透孔10によつて、単位板に
透孔が形成される、という関係になつている。こ
のような透孔があるために、単位板PとQとを接
続する場合に、架台によつて隔てられた作業者同
志が合図をすることができ、また工具の授受を行
うことができ、さらに管を通すこともできる。
また、第10図は、第5図の単位板Jが、足つ
ぎ片の使用によつて作られることを示している。
すなわち、単位板Rは、足つぎ片23の付加によ
つて、基板が接地平面に対して傾斜することとな
り、水平部分が接地平面と平行になつている。ま
た、単位板Rは足つぎ片23によつて透孔10が
与えられ、これが形鋼Cに乗ることにつてボルト
締めを容易にしている。
第11図は、足つぎ片の使用によつて、第6図
の単位板作られることを示している。但し、第1
1図の単位板は、立上り部24と水平接続縁25
が余分に付加されている点で、第6図のものと異
なつている。第11図の単位板では、コンクリー
ト製の架台B上に単位板を乗せるにあたつて、水
平接続縁25および立上り部24の外がわから、
足つぎ片26および27が付設されるとともに、
接続縁6の内がわにも足つぎ片28が付設される
ことによつて、接続縁6および9が接地平面に直
立することになつている。また、それによつて接
続縁9の先端に透孔10が付設される。足つぎ片
27の孔29は、透孔10の役目を果させること
もできるが、それ以外にも色々と利用できる。
第12図は、第11図に示した形式の単位板
が、側壁を設ける場合だけでなく、一つの容器の
内部を仕切るために、隔壁を設ける場合にも使用
できることを示している。すなわち、単位板Sは
側壁Tと隔壁Uとを付設するために、立上り部2
4と水平接続縁25とを備え、傾斜した基板1を
備えている。このとき、直立接続縁30を水平接
続縁25から垂下させ、そこに透孔10を設ける
と、透孔10は単位板Sに単位板Vを接続するの
に好都合である。また、第12図は、上部に切欠
を備えた足つぎ片31を付加することによつて、
透孔10を設けることもできることを示してい
る。
この考案では、一方向にだけ延びる複数列の架
台を設けたので、架台の間又はその中へ作業者が
入ることができる。単位板は、架台の間にさしわ
たされて、直立接続縁を下に向けて配列されるか
ら、単位板が容器の底を形成する状態そのままに
して、単位板同志をボルト締めにより接続するこ
とができる。しかも、架台と平行に向き架台上に
置かれている直立接続縁には、ボルトより下方に
透孔が設けられ、透孔が貫通しているから、架台
を挾んで両側に位置する作業者が、透孔を通して
合図することができ、多数並んだ接続用ボルトの
うちの必要なボルトを、確実に協力して締めるこ
とができるので、組立が容易となる。しかも、そ
の透孔は、ボルト孔よりも先にあるので、ボルト
による気密の接続には何等障害とならない。ま
た、透孔をやや大きくし、多数の単位板を通して
一直線上にあるようにすると、透孔内に配管又は
配線をすることができるので、便利である。この
考案は、このような利点をもたらす。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図、第5図ないし第9図は、この
考案において用いられる単位板の一部切欠斜視図
である。第2図、第4図、第10図ないし第12
図は、この考案に係る組立容器の一部切欠斜視図
である。 図において、1は基板、2ないし5は傾斜接続
縁、6ないし9は直立接続縁、10は透孔、11
はボルト孔である。また、Bはコンクリート製架
台、CはH形鋼、DおよびEは単位板、Fはパツ
キン、G,H,J,K,L,M,P,Q,R,
S,Vは単位板、Tは側壁、Uは隔壁を表わす。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 四角な板の周縁を同一がわに折曲して接続縁を
    形成し、接続縁の先端に接触する平面に対し、接
    続縁の先端部分を直立させて平板状の直立接続縁
    とし、直立接続縁にボルト孔を穿設するとともに
    その先に透孔を設け、透孔を上記平面方向に延び
    る横長のものとして単位板を構成し、この単位板
    を一方向だけに延びる複数列の架台間にさしわた
    し、透孔を設けた直立接続縁を架台と平行に向け
    て架台上に乗せ、パツキンを挾んで直立接続縁同
    志をボルトで結合し、ボルトより下方の位置で透
    孔を重ね合わせて、隙間を形成した組立容器。
JP1980029684U 1980-03-06 1980-03-06 Expired JPS6323357Y2 (ja)

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JP1980029684U JPS6323357Y2 (ja) 1980-03-06 1980-03-06

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JPS56131392U JPS56131392U (ja) 1981-10-05
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5931592U (ja) * 1982-08-24 1984-02-27 吉貝機械金属株式会社 ブレ−キレバ−装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5931592U (ja) * 1982-08-24 1984-02-27 吉貝機械金属株式会社 ブレ−キレバ−装置

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