JPS5838675Y2 - 電池時計付電話機 - Google Patents

電池時計付電話機

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Publication number
JPS5838675Y2
JPS5838675Y2 JP11244879U JP11244879U JPS5838675Y2 JP S5838675 Y2 JPS5838675 Y2 JP S5838675Y2 JP 11244879 U JP11244879 U JP 11244879U JP 11244879 U JP11244879 U JP 11244879U JP S5838675 Y2 JPS5838675 Y2 JP S5838675Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
telephone
watch
clock
engagement
Prior art date
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Expired
Application number
JP11244879U
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English (en)
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JPS5631752U (ja
Inventor
秀夫 戸津
耕次 寺田
Original Assignee
株式会社田村電機製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社田村電機製作所 filed Critical 株式会社田村電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電池時計を組込んだ電話機に関する。
最近、電話機は単に通信用装置というだけでなく、室内
装飾品としての意識が高まりつつあり、様々なテ゛ザイ
ンあるいは色模様の装飾電話機が提供されるに至ってい
る。
また、これに伴って電話機に様々な付加機能を設けるこ
とも検討され、時計を組込んだアイデアあるいはその要
求が大きい。
ところで時計はその駆動源からみて、ゼンマイ時計、電
気時計および電池時計に大別される。
ゼンマイ時計は安価で手軽ではあるが、比較的時間精度
が悪くまた調速機構から個有の音が発生し、これを電話
機に組込むことは大きな支障を期たす。
また電気時計の場合には時間精度は極めて正確ではある
が、電源コードを必要としまた電話機に対する電源電圧
が及ぼす悪影響を考慮しなければならない。
さらに、電池時計の場合には、電池の交換が必要であり
、これを電話機に組込む場合には電池収容部が電話機外
観を損わないことおよびその交換操作が極めて安易に行
ない得るものでなければならない。
かかる事情から、従来では単に電話機に時計を組込むと
いうアイデアは広く知られてはいたが、これを実用化し
たものは未だ提供されていない。
本考案は、かかる事情から、電池時計の特長に注目しそ
の電池の交換を極めて容易に行なわせかつ電話機の外観
を何ら損なわさせず、もって実用化が計られた電池時計
付電話機を提供するものである。
この目的を遠戚した本考案に係る電池時計付電話機は、
電話機筐体に電池時計を組込むための開口部と時計取付
ブラケットを固定するためのスタッドとを設け、前記時
計取付ブラケットはその両側板の外面には前記スタッド
に対応して取付片が形成されまた内面には軸線を一致さ
せた一対のピン軸とこのピン軸から幅方向に離間して弾
性保合片がそれぞれ突設されさらにこの弾性保合片の近
傍の底板上に台状ストッパーが形成されており、側面に
刻設した第1の係合溝に前記ピン軸が係合することによ
って回動自在とされ、第2の係合溝に前記弾性係合片が
係合することによって保持されさらに底面に衝合する前
記台状ストッパによって回動方向を規制されて電池時計
を時計取付ブラケットに組付け、この電池時計の電池交
換を行なう時は、電池時計を電話機筐体の上方がら、そ
の一側を押圧すると時計取付ブラケットに支持されて反
転し電池収容部が設けられた背面が露呈するように構成
したものである。
以下、本考案について図面に示した実施例によって詳細
に説明する。
実施例の電話機は、一般の電話機と同様に、上部筐体1
と下部筐体2とに分割可能に構成され、電話機ダイヤル
3あるいはフックボタンを除く他の電話機部品は全て下
部筐体側に実装されている。
なお、4は送受話器である。
上部筐体1の電話機ダイヤル3の配置面(以下上面壁5
という。
)は前下りの傾斜面として形成され、前記電話機ダイヤ
ルと並んで横長矩形の開口部6が穿設されている。
この開口部6には、後述する構成によって電池時計20
が組込まれる。
第1図に破線で示すように、前記開口部6の長手方向両
側の上面壁5内面には、下方に向って孔付スタッド7が
一体に立設されている。
このスタッド7を利用して、前記開口部6の下方の上面
壁5に時計取付ブラケット10が固定される。
第3図に詳細を示す時計取付ブラケット10は、合成樹
脂材料によって上方を開放された箱形に形成され、その
開放部の開口寸法は前記上面壁5の開口部6の開口寸法
とほは゛等しい。
そしてこのブラケットの長手方向側板11.12の表面
には、前記スタッド7に対応して、その上縁からの位置
がスタッドの長さとほぼ等しくして取付片13が一体に
形成されている。
側板11,12の内面には、軸線が一致されたピン軸1
4.15および弾性係合片16.17が一体に形成され
ている。
前記ピン軸14.15は後方側の側板上縁近傍に突設さ
れており、また弾性係合片16.17は、側板の前方部
に一対の高さ方向の溝を穿設することによって形成され
る。
そして、弾性係合片16の近傍のブラケット底板18上
には、はぼ台状をなすストッパ19が一体に突設されて
いる。
この時計取付ブラケット10によって電池時計20が電
話機に組込まれる。
電池時計20は、その前面パネル21の外形寸法が時計
取付ブラケット10の開放部の開口寸法、換言すれば前
記開口部6の開口寸法とほぼ等しくされるとともに、そ
の厚さも電話機筐体の上面壁5の厚さとほぼ等しい。
そして、この前面パネル21の表示部には現在時刻がデ
ジタル的に表示されるとともに、時刻修正スイッチ等の
スイッチ群22が配設されている。
この電池時計20の長手方向両側壁23゜24には前記
ピン軸14.15にそれぞれ対応する水平方向の係合溝
25 、26が刻設され、同様にして前記弾性保合片1
6.17に対応して溝27.28も刻設されている。
第4図に示すように時計20の背面に電池収容部が構成
されている。
すなわち、背面29には長手方向に断面弧状の凹所30
が設けられ、この凹所30の両端には突出壁31.32
が形成されている。
これら突出壁31.32は、その詳細を省略するが時計
内部より突出した端子板33およびスプリング端子34
がそれぞれ当てかわれる。
前記突出壁32近傍には、半リング状の電池保持壁35
が形成されている。
したがって市販の乾電池36は、その一方を前記電池保
持壁35に斜め方向から差込む様にしてスプリング端子
34に当てがい、これを圧縮しながら他方を端子板33
に当てがうことによって、両端子33,34、すなわち
突出壁31.32間に挾まれるようにして前記凹所30
に収容されるのである。
以上のように構成された電池時計20は溝25゜26側
を下方にするようにして立てた状態で時計取付ブラケツ
) 10へ挿入し、前記ピン軸14.15と係合溝25
、26をそれぞれ係合する。
そして前面パネル21側を上方にするようにして第3図
反時計方向へと回動させる。
電池時計20の前面パネル21と取付ブラケット10の
開口縁とがほぼ平行になったとき溝27 、28に弾性
係合片16.17の先端が係合し、また背面29は台状
ス)〜ツバ19に当接し、しかして電池時計20の組付
けがなされる。
このようにして電池時計20を組付けた時計取付ブラケ
ット10を、その側板11,12に設けた取付片13と
前記スタッド7を利用し、止めねじ8によって上部筐体
1の上面壁5に固定するのである。
これによって電池時計20の前面パネル21は、上部筐
体1の開口部6に臨み第1図に示すように電話機ダイヤ
ル3に並んで時刻表示部が設けられる。
次にこのようにして完成さ袢た時計付電話機について、
その電池交換操作について説明する。
電池36の交換は、上部筐体1と下部筐体2とを分離す
ることなく、第5図矢印で示すように、電池時計20の
前面パネル21の上縁部を押圧操作することから始めら
れる。
この操作によって電池時計20は前記ピン軸14.15
を支点として同図鎖線で示すように反時計方向へと回動
し、その背面が露呈する。
しかして、上述した操作によって電池36の交換を行い
、しかる後これを時計方向へと回動すれば良い。
そして前面パネル21と上面壁5とがほは゛同一平面と
なったとき、時計20の底面はストッパ19と当接して
回動が停止されるとともに、溝27と弾性保合片16.
17との係合によって保持される。
本考案は上記実施例から種々展開される。
例えば時計取付ブラケツ) 10は全体箱形に形成した
が、ストッパ19を側面より突設すれば底部は不要とな
り、また電話機の内部装置との関連から種々の形状とし
ても良い。
さらに、電池時計もデジタル型ではなくアナログ型等に
置換されることは勿論、その電池収容部の構成について
も電池の種類とともに種々設計されるものである。
以上、詳細に説明したように本考案によれば、時間精度
も比較的良好で、通話に障害を期たさない電池時計を組
込むことによって電話機の付加機能の向上がはかられ、
また、前記電池時計の交換は治具等を一切用いることな
く誰でもが容易に行ない得るものであり、しかも電話機
の外観をまったく損ねることがないものであり、これに
よって時計付電話機の実用化がはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る時計付電話機の一実施例を示す正
面図、第2図は同一部切欠左側面図、第3図は要部分解
斜視図、第4図は電池時計の背面斜視図、第5図は動作
説明図である。 1・・・・・・上部筐体、2・・・・・・下部筐体、5
・・・・・・上面壁、6・・・・・・開口部、7・・・
・・・スタッド、10・・・・・・時計取付ブラケット
、13・・・・・・取付片、14.15・・・・・・ピ
ン軸、16゜17・・・・・・弾性係合片、19・・・
・・・台状ス1ヘツパ、20・・・・・・電池時計、2
5.26・・・・・・係合溝、27.28・・・・・・
溝、36・・・・・・乾電池。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面に開口を有しこの開口の両側の裏面にはスタッドが
    立設された電話機筐体と、両側板の外面には前記スタッ
    ドに対応して取付片が設けられまた内面には軸線が一致
    された一対のピン軸およびこのピン軸と幅方向に離間し
    て内方へ突出する弾性保合片が設けられると共にこの弾
    性保合片の近傍に台状ストッパが形成されてなる時計取
    付ブラケットと、両側面に前記ピン軸および弾性保合片
    に対応する係合溝が刻設されかつ背面側から電池交換が
    行なわれる電池時計とを備え、この電池時計は電話機筐
    体の内面に固設された時計取付ブラケットに、前記ピン
    軸と保合溝との係合によって回動自在で、前記弾性係合
    片と係合溝との係合によって保持され、かつ底面に衝合
    する前記台状ストッパによって回動方向を規制されて組
    付けられることを特徴とした電池時計付電話機。
JP11244879U 1979-08-17 1979-08-17 電池時計付電話機 Expired JPS5838675Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11244879U JPS5838675Y2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17 電池時計付電話機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11244879U JPS5838675Y2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17 電池時計付電話機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5631752U JPS5631752U (ja) 1981-03-27
JPS5838675Y2 true JPS5838675Y2 (ja) 1983-09-01

Family

ID=29344831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11244879U Expired JPS5838675Y2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17 電池時計付電話機

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JP (1) JPS5838675Y2 (ja)

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JPS5631752U (ja) 1981-03-27

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