JPS583850Y2 - プレハブ壁高欄構造 - Google Patents

プレハブ壁高欄構造

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Publication number
JPS583850Y2
JPS583850Y2 JP16866178U JP16866178U JPS583850Y2 JP S583850 Y2 JPS583850 Y2 JP S583850Y2 JP 16866178 U JP16866178 U JP 16866178U JP 16866178 U JP16866178 U JP 16866178U JP S583850 Y2 JPS583850 Y2 JP S583850Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
panel
roadbed
wall
metal fitting
balustrade
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Application number
JP16866178U
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JPS5585110U (ja
Inventor
健 高橋
恒雄 山際
三郎 冨沢
Original Assignee
石川島建材工業株式会社
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Application filed by 石川島建材工業株式会社 filed Critical 石川島建材工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は高架式道路等の壁高欄構造に関するものであ
る。
従来、高架式道路等において採用されている壁高欄構造
は、路床パネルの端縁に型枠を立設し、その内側に鉄筋
を現場配筋し、結束又は溶接によって強固に連結し、し
かる後壁高欄の内面に型枠を取り付はコンクリートを打
設充填するものである。
したがって壁高棚組立て作業に多くの労力を費し、工期
も長期化し、更に内外面への型枠取り付は殊に外側型枠
の取り付は作業については、先ず作業足場を用意しなけ
ればならず、型枠を支持するため強固な支保工を施さな
ければならず、作業が大がかりで、しかも高所作業ゆえ
危険が伴い、がつまた作業直下が鉄道、車道等の場合は
これら交通機関に支障が生じないように前記作業ないし
型枠の支保工を行わなければならない等の制約があるの
でかかる厳格な作業及び高度な安全性が要求される現場
での作業には前述の壁高欄構造は不向きである等の欠点
があった。
この考案は上記事情に鑑みてなされたものでその目的と
するところは、型材と鉄筋を工場でパネルにプレハブ化
し、このパネルと路床パネルの連結作業の簡易化を図り
、壁高欄パネルの取り付けを支保工なくして行えるよう
になし、作業全体の省力化並びに工期の短縮、工費の節
減を図ることにある。
以下図面に基いてこの考案の一実施例を詳細に説明する
第1図はこの考案にかがる壁高欄構造を採用した高架式
道路の全体構成図である。
図中符号1は主桁であり、この主桁1上には両側を突出
させて路床パネル2が敷設される。
なお図では右側路床パネル2には所定のコンクリートを
打設したものを示した。
また前記路床パネル2の両端上には壁高欄パネル3が立
設される。
この壁高欄パネル3の下面、即ち路床パネル2に当接す
る部分には壁高欄パネル3を立設するに当り、パネルの
高低レベルを調節するための調節手段、本実施例ではボ
ルト4が取り付けられ、またパネル下部内側には壁高欄
パネル3と路床パネル2を強固に連結するためのアング
ル部材15が取り付けられている。
また前記壁高欄パネル3の外側には型枠6(この型枠は
パネルが路床端縁に立設される前に取り付けられている
)が取り付けられており、この型枠6の下端6aは前記
路床パネル2の下面から若干突出し、壁高欄パネル3の
高低レベル調節でもって路床パネル2の下面に吊下され
た型枠2aの端縁と係合するようになっている。
第2図及び第3図を参照して第1図中仮想円で囲んだ部
分の要部構成について説明する。
先ず第2図は壁高欄パネル3と路床パネル2の連結部を
内側から視たものであり、この図から明らかなように前
記壁高欄パネル3は縦に配設したチャンネル7を芯材と
し、かつこの両側面に主筋8及び配筋9を適宜な間で溶
接して構成されている。
またこの壁高欄パネル3の外側に配置される型枠6は成
形に当り埋設したインサート金具10に螺着したボルト
11を介して前記配筋9に溶接して強固に取り付けられ
る。
この型枠6の下端6aは前述の如く下方に長く突出され
ており、かつこの下端6aの内側突出部上面には長平方
向に沿ってシール材12が貼着されている。
また前記チャンネル7の下部背面には適宜の間隔で上下
二段に突出溶着した金具7 a 、7 bを縦に貫通し
てボルト4が螺着されており、このボルト4の下端には
路床パネル2の上面に沿って配置される帯鉄板13が強
固に溶着されている。
この帯鉄板13は前記ボルト4の出没によって高低レベ
ルが調節できるようになっており、かつ前記壁高欄パネ
ル3全体を支承して路床パネル2の端縁上に安定載置さ
せる機能も併有したものである。
また前記金具7bの内側端は路床パネル2の面に沿って
長く突出しかつ先端部7b’が上方へ折り曲げられ、路
床パネル2を構成する上面主筋14に取り付けられたア
ングル部材15と連結されている。
この連結は前記金具7bの先端部7b’に設けられたU
字溝7b“に嵌合されるボルト16によってなされるも
ので、このボルト16は前記アングル部材15に設けら
れた長孔15aを貫通して臨まされたものである。
なお前記先端部7b’のU字溝7b″とアングル部材1
5の長孔15aは両者一対となって前記ボルト16のx
、y、zの各軸方向の調節をするものである。
なお、X方向とはボルト16の軸方向、つまり壁高欄パ
ネル3が外側または内側(第1図中左右方向)へほぼ水
平移動する方向を、Y方向とはボルト4の軸方向、つま
り上下方向を、またZ方向とは長孔15aの長手方向、
つまり高架式道路の方向をそれぞれ示すものである。
なお図中17は路床パネル2のチャンネル、18はアン
グル部材15を取り付けるための当板、19は吊ボルト
である。
第3図は第2図に示す各部構成を側部から視て各部材の
取り付は状態を一層明確に示したものである。
第4図は壁高欄パネル3を路床パネル2の端縁上に仮設
するための治具20である。
この治具20は垂直枠21とベース枠22と支持枠23
の3者で構成されており、垂直枠21のパネル当接側に
は上方に壁高欄パネル3を図示状態で懸垂支持する支承
金具24が取り付けられ、下方にセパレートアングル2
5が取り付けられている。
またベース枠22には治具20を路床パネル2の上面に
固定するためのフック26が着脱自在に取り付けられて
いる。
第5図は壁高欄パネル3の外側型枠6の更に外側に、適
宜な間隔でもって取り付けられる遮音板用支柱30の支
持構造例を示したもので、この場合は型枠6に第2図及
び第3図で示したインサート金具10に代え型枠6の表
裏に貫通する透孔31を有したインサート金具32を取
り付け、このインサート金具32の透孔31に壁高欄パ
ネル3の複数の配筋9・・・・・・を巻くU字ボルト3
3の両端を挿通し、このU字ボルト33の外側露出端に
遮音板用支柱30を取り付けたものである。
次に上記の構成によりこの考案の作用を説明する。
先ず、壁高欄パネル3組立上の作用については、立故に
当り、路床パネル2に溶接する必要がないので予め壁高
欄パネル3の外側に型枠6を取り付けておくことができ
、またこの型枠6の取り付けについてもインサート金具
10により簡易な取り付けが可能であるから壁高欄パネ
ル3の組立作業を極めて能率良く行うことができる。
次に壁高欄パネルと路床パネル2の連結であるが壁高欄
パネル3に取り付けた金具7bの先端部7b’を路床パ
ネル2に取り付けたアングル部材15に当接し、これら
両者をボルト16によって連結固定することによって行
うものであるから作業が迅速に行い得、かつ信頼度の高
い連結ができる。
また壁高欄パネル3の立設に当っては前記アングル部材
15でX、Y、Z軸方向の調節ならびにボルト4で高低
レベルの調節が可能であるから、路床パネル2及び壁高
欄パネル3に多少の歪、変形等が存しても設計通りに壁
高欄パネル3を路床パネル2端縁上に立設することがで
きる。
またこの立設に当り壁高欄パネル3を前記ボルト4の調
節でもって上方へ移動させ型枠6の下端6aを路床パネ
ル2の下面に吊下した型枠2aの端縁に係合させること
ができるのでこの保合の際シール材12を押潰して水蜜
シールとすることができる。
また壁高欄パネル3がユニット化されているので治具2
0を用いて正確かつスピーテに立設することができる。
また遮音板用支柱30を取り付ける場合も前記と同様の
方法でもって行うことができるので極めて便利である。
この考案は上記のような構成及び作用を有するものであ
るから壁高欄パネルと路床パネルの立組、位置合せ、か
つ連結作業の簡易化が図られ、立設作業に際し支保工な
しに行い得るので作業直下が鉄道、車道等であっても影
響されることなく安全に作業を進めることができる。
また作業全体の省力化並びに工期の短縮、工費の節減を
図ることができる等種々の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の概要説明図、第2図は要部斜視図、
第3図はその縦断面図、第4図は治具による立設説明図
、第5図は壁高欄パネルに遮音板用支柱を取り付けた状
態を示す要部縦断面図である。 2・・・・・・路床パネル、3・・・・・・壁高欄パネ
ル、4・・・・・・ボルト(高低調節手段)、6・・・
・・・型枠、15・・・・・・アングル部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鋼製芯材を挾む如く多数の鉄筋を縦横に溶接止めして成
    る路床パネル2および壁高欄パネル3を備え、前記路床
    パネル2は主桁1上に平面的に配され、前記壁高欄パネ
    ル3は前記路床パネル2の端縁上に該路床パネル2と直
    交する如く配されて連結される高架式道路の壁高欄構造
    において、前記壁高欄パネル3の下部には、路床パネル
    2の上面上へ突出する金具7bが固定され、該金具7b
    には、先端に設けた帯板鉄板13を路床パネル2上に平
    面当接させて該路床パネル2に対する壁高欄パネル3の
    上下位置を調整するためのボルト4が螺合され、かつ前
    記金具7bの先端部7b’は上方へ曲げ形成されている
    と共にこの先端部7b’には上下に延びるU字溝7b″
    が設けられ、一方、路床パネル2の上面には、前記金具
    7bと直交する水平方向に延びる長孔15 aを有する
    アングル部材15がボルトで固定され、該アングル部材
    15と前記金具7bとが長孔15 aおよびU字溝7b
    ″を貫通するボルト16によって連結されていることを
    特徴とするプレハブ壁高欄構造。
JP16866178U 1978-12-08 1978-12-08 プレハブ壁高欄構造 Expired JPS583850Y2 (ja)

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JP16866178U JPS583850Y2 (ja) 1978-12-08 1978-12-08 プレハブ壁高欄構造

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JP16866178U JPS583850Y2 (ja) 1978-12-08 1978-12-08 プレハブ壁高欄構造

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Publication Number Publication Date
JPS5585110U JPS5585110U (ja) 1980-06-12
JPS583850Y2 true JPS583850Y2 (ja) 1983-01-22

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ID=29170013

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JPS584125B2 (ja) * 1980-09-11 1983-01-25 オ−シ−エンジニアリング株式会社 道路橋等の高欄施工方法

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JPS5585110U (ja) 1980-06-12

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