JPS5838118B2 - 感圧複写紙の製造方法 - Google Patents
感圧複写紙の製造方法Info
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- JPS5838118B2 JPS5838118B2 JP53117670A JP11767078A JPS5838118B2 JP S5838118 B2 JPS5838118 B2 JP S5838118B2 JP 53117670 A JP53117670 A JP 53117670A JP 11767078 A JP11767078 A JP 11767078A JP S5838118 B2 JPS5838118 B2 JP S5838118B2
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/124—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components
- B41M5/132—Chemical colour-forming components; Additives or binders therefor
- B41M5/155—Colour-developing components, e.g. acidic compounds; Additives or binders therefor; Layers containing such colour-developing components, additives or binders
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は感圧複写紙の製造方法に関するものであり、詳
細には3・5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸の
亜鉛塩を効率良く水中に短時間に分散せしめて感圧複写
紙を製造する方法に関するものである。
細には3・5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸の
亜鉛塩を効率良く水中に短時間に分散せしめて感圧複写
紙を製造する方法に関するものである。
従来より電子供与性発色剤(以下、「発色剤」という。
)と電子受容性顕色剤(以下、「顕色斉中という。
)との接触による呈色現象を利用した記録材料が種々開
発され、提案されている。
発され、提案されている。
この現象を具体的に利用した記録材料には、感圧複写紙
があり例えば、米国特許2505470号、同2505
489号、同2550471号、同2548366号、
同271250.7号、同2730456号、同273
0457号、同3418250号、特開昭49−284
11号、特開昭50−44009等に開示されている。
があり例えば、米国特許2505470号、同2505
489号、同2550471号、同2548366号、
同271250.7号、同2730456号、同273
0457号、同3418250号、特開昭49−284
11号、特開昭50−44009等に開示されている。
感圧複写紙においては、(1)発色剤をアルキルナフタ
レンなどの有機溶媒に溶解し微細なカプセル中に含有さ
せて支持体上に塗布した、いわゆる上葉紙、(2)顕色
剤を他の支持体上に塗布した下葉紙、及び(3)支持体
の一方の面に発色剤を含有するカプセルを他面に顕色剤
を塗布した中葉紙の組合せよりなるもの、或い(判4)
支持体の同一面に前記のカプセルと顕色剤が塗布された
もの、或いは(5)支持体中に前記のカプセルか顕色剤
の一方が含有され、他の一方が塗布されたもの等がある
。
レンなどの有機溶媒に溶解し微細なカプセル中に含有さ
せて支持体上に塗布した、いわゆる上葉紙、(2)顕色
剤を他の支持体上に塗布した下葉紙、及び(3)支持体
の一方の面に発色剤を含有するカプセルを他面に顕色剤
を塗布した中葉紙の組合せよりなるもの、或い(判4)
支持体の同一面に前記のカプセルと顕色剤が塗布された
もの、或いは(5)支持体中に前記のカプセルか顕色剤
の一方が含有され、他の一方が塗布されたもの等がある
。
上葉紙と下葉紙の組合せ、上葉紙、中葉紙及び下葉紙と
の組合せで使用する場合は、カプセル層と顕色剤層とが
接触するようにして局部的に加圧すると、その部分のカ
プセルが破壊されて発色剤と顕色剤が反応を起し発色す
る。
の組合せで使用する場合は、カプセル層と顕色剤層とが
接触するようにして局部的に加圧すると、その部分のカ
プセルが破壊されて発色剤と顕色剤が反応を起し発色す
る。
他の形態は、単葉で加圧部分が発色してそれ自(体一枚
でも記録紙となり得、又複数枚重ね合わせて複写記録す
ることもできる。
でも記録紙となり得、又複数枚重ね合わせて複写記録す
ることもできる。
本発明は、感圧複写紙の製造において顕色剤として用い
られる3・5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸の
亜鉛塩の分散に関するものである。
られる3・5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸の
亜鉛塩の分散に関するものである。
顕色剤として有機酸の金属塩を用いる場合に、これの粒
子サイズが性能に影響することは良く知られており、そ
の為に種々の分散方法が考案されている。
子サイズが性能に影響することは良く知られており、そ
の為に種々の分散方法が考案されている。
たとえば、サンドミル、アトライターなどのメディアを
用いる分散機を使用するものはその一つである。
用いる分散機を使用するものはその一つである。
メディアとしては0.6〜15mmのガラスビーズ、鉄
球、セラミックス、オツタワサンド等のかたい固体粒子
が用いられている。
球、セラミックス、オツタワサンド等のかたい固体粒子
が用いられている。
ところが、これらのメディアを使用する分散機を用いた
場合には(1)メディアが摩耗して混入してくる、(2
)大電力が必要である、(3)新たな分散装置が必要で
ある、(4)分散の程度が分散時間、メディアの量、分
散温度などで変動し、これによって性能が変る、(5)
分散機の内壁が削られて、有機酸鉄塩が生威し、分散液
が赤紫色を帯びるなどの不利な点があった。
場合には(1)メディアが摩耗して混入してくる、(2
)大電力が必要である、(3)新たな分散装置が必要で
ある、(4)分散の程度が分散時間、メディアの量、分
散温度などで変動し、これによって性能が変る、(5)
分散機の内壁が削られて、有機酸鉄塩が生威し、分散液
が赤紫色を帯びるなどの不利な点があった。
本発明の目的は、これらのメディアを用いない簡単な分
散機でも3・5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸
の亜鉛塩を分散しうる方法を提供することにある。
散機でも3・5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸
の亜鉛塩を分散しうる方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、メディアを用いる分散機により、
短時間に効率よく3・5−ジ(α−メチルベンジル)サ
リチル酸の亜鉛塩を分散しうる方法を提供することにあ
る。
短時間に効率よく3・5−ジ(α−メチルベンジル)サ
リチル酸の亜鉛塩を分散しうる方法を提供することにあ
る。
本発明のかかる目的は、感圧複写紙の製造方法において
、3・5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸の亜鉛
塩を水中に分散させるに際して、該亜鉛塩の溶解度が1
0以上でかつ水への溶解度が1以下の有機溶媒を、該亜
鉛塩1部に対して0.1ないし10部使用することを特
徴とする感圧複写紙の製造方法により達成された。
、3・5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸の亜鉛
塩を水中に分散させるに際して、該亜鉛塩の溶解度が1
0以上でかつ水への溶解度が1以下の有機溶媒を、該亜
鉛塩1部に対して0.1ないし10部使用することを特
徴とする感圧複写紙の製造方法により達成された。
本発明に従えば、(1)微細な分散液が短時間で効率よ
く調製でき、(2)分散の程度に対する再現性も極めて
よい、(3)その上汚染がないという結果が得られる。
く調製でき、(2)分散の程度に対する再現性も極めて
よい、(3)その上汚染がないという結果が得られる。
またメディアを用いない分散機による場合にも、短時間
で効率の良い分散が可能となる。
で効率の良い分散が可能となる。
又、その際に、水溶性の有機溶媒を選ぶと、水中に分散
した場合に、非常に微細な粉末状に析出すると考えられ
るけれども、意外なことに実際にはそうならない。
した場合に、非常に微細な粉末状に析出すると考えられ
るけれども、意外なことに実際にはそうならない。
本発明の手法を適用するに際して、分散しようとする水
中に予め、界面活性剤、分散剤、水溶性高分子、ラテッ
クス、金属塩金属酸化物、水酸化物、炭酸塩あるいは無
機顔料などを添加しておいてもよい。
中に予め、界面活性剤、分散剤、水溶性高分子、ラテッ
クス、金属塩金属酸化物、水酸化物、炭酸塩あるいは無
機顔料などを添加しておいてもよい。
特に無機顔料として、約2μ以下の亜鉛塩の存在下に分
散を行うと、得られる記録材料の経時安定性が改良され
るという利点がある。
散を行うと、得られる記録材料の経時安定性が改良され
るという利点がある。
又、その場合の亜鉛華の量は有機酸金属塩1部に対して
、0.1〜5部位が適当である。
、0.1〜5部位が適当である。
本発明において、顕色剤である3・5−ジ(αーメチル
ベンジル)サリチル酸の亜鉛塩は本発明の手法に従って
分散されたのち、または分散時にタルク、上質クレー、
水酸化アルミニュウム、炭酸亜鉛、炭酸カルシウム酸性
白土、アルミニュウムマグネシュウムシリケート活性白
土、げいそう土、ゼオライト、ラジオライト、鉛白など
の無機顔料約1部ないし約300部と併用されて支持体
上に塗設される。
ベンジル)サリチル酸の亜鉛塩は本発明の手法に従って
分散されたのち、または分散時にタルク、上質クレー、
水酸化アルミニュウム、炭酸亜鉛、炭酸カルシウム酸性
白土、アルミニュウムマグネシュウムシリケート活性白
土、げいそう土、ゼオライト、ラジオライト、鉛白など
の無機顔料約1部ないし約300部と併用されて支持体
上に塗設される。
その場合にこの亜鉛塩のバインダーとしてカルボキシ変
性ラテックスを用いた時に特に良好な性能が得られる。
性ラテックスを用いた時に特に良好な性能が得られる。
又、これらの金属塩は0.2〜1. 5 f/一程度使
用される。
用される。
次に、発色剤について簡単に述べる。
発色剤を溶解させる溶媒としては、アルキルナフタレン
、アルキル化ジフエニルアルカン、アルキル化トリフエ
ニルジメタン、アルキル化ジフエニル等の如き芳香族系
油性液、エステル系油性液、ケロシン、塩素化ジフエニ
ル、塩素化パラフィン、綿実油、アマ二油及び大豆油等
が知られている。
、アルキル化ジフエニルアルカン、アルキル化トリフエ
ニルジメタン、アルキル化ジフエニル等の如き芳香族系
油性液、エステル系油性液、ケロシン、塩素化ジフエニ
ル、塩素化パラフィン、綿実油、アマ二油及び大豆油等
が知られている。
又、発色剤オイルをカプセル化する方法としては、公知
のカプセル化法が適用できる。
のカプセル化法が適用できる。
例えばカプセルの製造方法としては、米国特許2800
457号、同2 8 0 0 4 5 8号にみられる
アコセルベーションを利用した方法、英国特許9904
43号、米国特許3287154号にみられる界面重合
法による方法。
457号、同2 8 0 0 4 5 8号にみられる
アコセルベーションを利用した方法、英国特許9904
43号、米国特許3287154号にみられる界面重合
法による方法。
米国特許3418250号、同3660304号にみら
れるポリマーの析出による方法、米国特許372680
4号、米国特許3796669号にみられる油滴内部か
らのりアクタントの重合等がある。
れるポリマーの析出による方法、米国特許372680
4号、米国特許3796669号にみられる油滴内部か
らのりアクタントの重合等がある。
発色剤の代表的なものとしては、トリアリルメタン系化
合物、ジフエニルメタン系化合物、キサンテン系化合物
、チアジン系化合物、スピロピラン系化合物等がある。
合物、ジフエニルメタン系化合物、キサンテン系化合物
、チアジン系化合物、スピロピラン系化合物等がある。
発色剤の具体的化合物を例示すると、トリアリルメタン
系発色剤として、3・3−ビス(p−ジメチルアミノフ
エニル)−6−ジメチルアミノフタリド(クリスタルバ
イオレットラクトン、以下CVLと称する)、3・3−
ビス(p−ジメチルアミノフエニル)フタリド、3−(
p−ジメチルアミノフエニル)−3−(1・2−ジメチ
ルインドール−3−イル)フタリド、3−(p−ジメチ
ルアミノフエニル)−3−(2−)fルイントール−3
−イル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノフエニル
)−3−(2−フエニルインドール3−イル)フタルド
、3・3−ビス−(1・2ージメチルインドール−3−
イル)−5−ジメチルアミノフタリド、3・3−ビス−
(l・2−ジメチルインドール−3−イル)−6−ジメ
チルアミノフタリド、3・3−ビス−(9−エチル力ル
バゾール−3−イル)−5−ジメチルアミノフタリド、
3・3−ビスー(2−フエニルインドール3−イル)−
5−ジメチルアミノフタリド、3p−ジメチルアミノフ
エニル−3−(1−メチルピロール−2−イル)−6−
ジメチルアミノフタリド等がある。
系発色剤として、3・3−ビス(p−ジメチルアミノフ
エニル)−6−ジメチルアミノフタリド(クリスタルバ
イオレットラクトン、以下CVLと称する)、3・3−
ビス(p−ジメチルアミノフエニル)フタリド、3−(
p−ジメチルアミノフエニル)−3−(1・2−ジメチ
ルインドール−3−イル)フタリド、3−(p−ジメチ
ルアミノフエニル)−3−(2−)fルイントール−3
−イル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノフエニル
)−3−(2−フエニルインドール3−イル)フタルド
、3・3−ビス−(1・2ージメチルインドール−3−
イル)−5−ジメチルアミノフタリド、3・3−ビス−
(l・2−ジメチルインドール−3−イル)−6−ジメ
チルアミノフタリド、3・3−ビス−(9−エチル力ル
バゾール−3−イル)−5−ジメチルアミノフタリド、
3・3−ビスー(2−フエニルインドール3−イル)−
5−ジメチルアミノフタリド、3p−ジメチルアミノフ
エニル−3−(1−メチルピロール−2−イル)−6−
ジメチルアミノフタリド等がある。
ジフエニルメタン系発色剤としては、4・4/一ビスー
ジメチルアミノベンズヒドリンベンジルエーテル、N−
ハロフエニルロイコオーラミン、N−2・4・5−トリ
クロロフエニルロイコオーラミン等がある。
ジメチルアミノベンズヒドリンベンジルエーテル、N−
ハロフエニルロイコオーラミン、N−2・4・5−トリ
クロロフエニルロイコオーラミン等がある。
キサンテン系発色剤としては、ローダミンーB−アニリ
ノラクタム、ローダミン−(p−ニトロアニリノ)ラク
タム、ローダミンB(p−クロロアニリノ)ラクタム、
3−ジメチルアミノー6−メトキシフルオラン、3−ジ
エチルアミノー7一メトキシフルオラン、3−ジエチル
アミノー7−クロロ−6−メチルフルオラン、3−ジエ
チルアミノー7−(アセチルメチルアミノ)フルオラン
、3−ジエチルアミノー7−(ジペンジルアミノ)フル
オラン、3−ジエチルアミノー7−(メチルベンジルア
ミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノー7−(クロロ
エチルメチルアミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ
ー7−(ジエチルアミノ)フルオラン等がある。
ノラクタム、ローダミン−(p−ニトロアニリノ)ラク
タム、ローダミンB(p−クロロアニリノ)ラクタム、
3−ジメチルアミノー6−メトキシフルオラン、3−ジ
エチルアミノー7一メトキシフルオラン、3−ジエチル
アミノー7−クロロ−6−メチルフルオラン、3−ジエ
チルアミノー7−(アセチルメチルアミノ)フルオラン
、3−ジエチルアミノー7−(ジペンジルアミノ)フル
オラン、3−ジエチルアミノー7−(メチルベンジルア
ミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノー7−(クロロ
エチルメチルアミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ
ー7−(ジエチルアミノ)フルオラン等がある。
チアジン系発色剤としては、ペンゾイルロイコメチレン
ブルー、p−ニトロベンジルロイコメチレンブルー等が
ある。
ブルー、p−ニトロベンジルロイコメチレンブルー等が
ある。
スピロ系発色剤としては、3−メチルースピロージナフ
トピラン、3−エチルースピロージナフトピラン、3・
3′−ジクロロースピロージナフトピラン、3−ペンジ
ルースピロージナフトヒラン、3−メチルーナフト−(
3−メトキシ−ベンゾ)スピロヒラン、3−7”ロピル
ースピロージベンゾジピラン等がある。
トピラン、3−エチルースピロージナフトピラン、3・
3′−ジクロロースピロージナフトピラン、3−ペンジ
ルースピロージナフトヒラン、3−メチルーナフト−(
3−メトキシ−ベンゾ)スピロヒラン、3−7”ロピル
ースピロージベンゾジピラン等がある。
こうして得られる顕色剤ないし発色剤に用いられる種々
の添加剤、バインダー、酸化防止剤、スマッジ防止剤、
界面活性剤や塗布方法、使用方法等については、米国特
許2711375、同3625736、英国特許123
2347、特開昭50−44012号、同!50−50
112号、同50−127718号、同50−3061
5号、米国特許38 16383号、同3846331
号などに於て良く知られている。
の添加剤、バインダー、酸化防止剤、スマッジ防止剤、
界面活性剤や塗布方法、使用方法等については、米国特
許2711375、同3625736、英国特許123
2347、特開昭50−44012号、同!50−50
112号、同50−127718号、同50−3061
5号、米国特許38 16383号、同3846331
号などに於て良く知られている。
本発明の有機溶媒として好ましいものは、具体的にはジ
ー2−メチルベンジルサリチル酸亜鉛の溶解度が10以
上で水への溶解度がl以下のものである。
ー2−メチルベンジルサリチル酸亜鉛の溶解度が10以
上で水への溶解度がl以下のものである。
これらは常法に従って測定できる値であるが、更に具体
的には芳香族化合物、ハロゲン化物などがあり、ベンゼ
ンキシレン、トリクレン、クロルベンゼン、塩素化パラ
フィンなどは好ましい化合物である。
的には芳香族化合物、ハロゲン化物などがあり、ベンゼ
ンキシレン、トリクレン、クロルベンゼン、塩素化パラ
フィンなどは好ましい化合物である。
これらの使用量が約10部を越えると分散が不適当とな
ってくる。
ってくる。
なお本発明において、メディアを使用しない分散機の具
体例としては、羽根を用いる型式のものがあり、プロペ
ラミキサー、ホモミキサー、ケデイミル、アジター、ジ
ェットミキサー、パラプラインアジター、ホモジナイザ
ー、ダンシングアジテーター、など各種の型式のものが
商品化されている。
体例としては、羽根を用いる型式のものがあり、プロペ
ラミキサー、ホモミキサー、ケデイミル、アジター、ジ
ェットミキサー、パラプラインアジター、ホモジナイザ
ー、ダンシングアジテーター、など各種の型式のものが
商品化されている。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明は実施例に限定されるものではない。
明は実施例に限定されるものではない。
実施例
発色剤を含有するマイクロカプセルは、米国特許280
0457号に従って製造した。
0457号に従って製造した。
以下「部」はいずれも「重量部」を示す。
酸処理豚皮ゼラチン10部及びアラビャゴム10部を4
0℃の水400部に溶解し、乳化剤としてロート油0.
2部を添加し、これに発色剤油40部を乳化分散する。
0℃の水400部に溶解し、乳化剤としてロート油0.
2部を添加し、これに発色剤油40部を乳化分散する。
発色剤油はフエニルーキシリルエタンを使用し、それぞ
れにクリスタルバイオレットラクトンを4wt%になる
ように溶解した。
れにクリスタルバイオレットラクトンを4wt%になる
ように溶解した。
油滴の大きさが5ミクロンになったら、乳化を中止し、
これに40℃の水を加えて、全体を900部にして攪拌
を続ける。
これに40℃の水を加えて、全体を900部にして攪拌
を続ける。
づ〜・で、酢酸を加え、液のpHを4.0〜′4.2に
調節とてコアセルベーションを起こさせる。
調節とてコアセルベーションを起こさせる。
攪拌を更に続けて、20分経過したら、氷水で冷却して
油滴の周囲に沈着したコアセルベート膜をゲル化する。
油滴の周囲に沈着したコアセルベート膜をゲル化する。
液温が20”Cになったら、37wt%ホルマリン7部
を添加する。
を添加する。
10℃にいたり、15wt%カセイソーダ水溶液を添加
してpH9に調節した。
してpH9に調節した。
続いて攪拌しつつ20分間加温し、液温を50℃にする
。
。
かくして得られたマイクロカプセル分散液を、40?/
tri’の紙に固型分として61/m″の塗布量になる
よう塗布乾燥した。
tri’の紙に固型分として61/m″の塗布量になる
よう塗布乾燥した。
以上のようにして、発色剤としてクリスタルバイオレッ
トラクトンを含有するマイクロカプセルシ一トを得た。
トラクトンを含有するマイクロカプセルシ一トを得た。
他方、酸性白土10部、水酸化アルミニウム(2μ)1
2部、亜鉛華5.5部をオリゴZ(巴ノ1製紙)0.0
3部を用いて水60部中に分散した。
2部、亜鉛華5.5部をオリゴZ(巴ノ1製紙)0.0
3部を用いて水60部中に分散した。
この分散液を、プロペラで激しく攪拌しながら(約30
Orpm)3・5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル
酸亜鉛塩の以下に示すA−Eの各溶剤の50wt%溶液
5部を5分間で添加した。
Orpm)3・5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル
酸亜鉛塩の以下に示すA−Eの各溶剤の50wt%溶液
5部を5分間で添加した。
A、ジオキサン B、ベンゼン C、モノクロルベンゼ
ン D, トリクロルエチレン E1テトラヒドロフ
ラン、ついで、50Wt%スチレンーブタジエンラバー
ラテックス6.5部を加えて攪拌したのち、43f/m
の紙に、3・5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸
亜鉛塩が0. 3 6 y/rrtになるように塗設し
て顕色剤シートを得た。
ン D, トリクロルエチレン E1テトラヒドロフ
ラン、ついで、50Wt%スチレンーブタジエンラバー
ラテックス6.5部を加えて攪拌したのち、43f/m
の紙に、3・5−ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸
亜鉛塩が0. 3 6 y/rrtになるように塗設し
て顕色剤シートを得た。
(なおA、Eは水への溶解度が2以上の有機溶媒であり
、B、C及びDは本発明の化合物である。
、B、C及びDは本発明の化合物である。
)マイクロカプセルシ一ト面を、顕色剤シート上に重ね
6 0 0 kg/cr7tの荷重をかげ発色させた。
6 0 0 kg/cr7tの荷重をかげ発色させた。
反射型分光光度計を用いて610mμでの発色濃度を測
定したところ、B,C及びDの溶媒を用いたものはO.
l2fi発色濃度を示し、A,Eの溶媒を用いたものは
それぞれ0.300責32と著るしく低い発色濃度を示
した。
定したところ、B,C及びDの溶媒を用いたものはO.
l2fi発色濃度を示し、A,Eの溶媒を用いたものは
それぞれ0.300責32と著るしく低い発色濃度を示
した。
上述の様に、本発明の手法によれば、極めて短時間で充
分な発色濃度を示すような分散液の調製ができることが
わかった。
分な発色濃度を示すような分散液の調製ができることが
わかった。
またメディアを用いていないため分散液の汚染も全く認
められなかった。
められなかった。
Claims (1)
- 1 感圧複写紙の製造方法において、3・5′−ジ,(
α−メチルベンジル)サリチル酸の亜鉛塩を水中に分散
させるに際して、該亜鉛塩の溶解度が10以上でかつ水
への溶解度が1以下の有機溶媒を、該亜鉛塩1部に対し
て0.1ないし10部使用することを特徴とする感圧複
写紙の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53117670A JPS5838118B2 (ja) | 1978-09-25 | 1978-09-25 | 感圧複写紙の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53117670A JPS5838118B2 (ja) | 1978-09-25 | 1978-09-25 | 感圧複写紙の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5544818A JPS5544818A (en) | 1980-03-29 |
JPS5838118B2 true JPS5838118B2 (ja) | 1983-08-20 |
Family
ID=14717366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53117670A Expired JPS5838118B2 (ja) | 1978-09-25 | 1978-09-25 | 感圧複写紙の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5838118B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59207284A (ja) * | 1983-05-10 | 1984-11-24 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感圧記録用顕色剤シ−トの製造方法 |
US4732614A (en) * | 1985-07-15 | 1988-03-22 | The Gillette Company | Novel correction compositions and process for using same |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS492128A (ja) * | 1972-03-16 | 1974-01-10 | ||
JPS5029364A (ja) * | 1973-07-18 | 1975-03-25 |
-
1978
- 1978-09-25 JP JP53117670A patent/JPS5838118B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS492128A (ja) * | 1972-03-16 | 1974-01-10 | ||
JPS5029364A (ja) * | 1973-07-18 | 1975-03-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5544818A (en) | 1980-03-29 |
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