JPS5837849B2 - 「ろ」過プラント - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は炉過プラントに係り、特に、例えば１端が開放
され他端が閉塞されているホース形状のフィルタ部材の
交換装置を含んだ枦過プラントに係る。

これらのフィルタ部材は、炉過室に導入され得る炉過箱
内に並列に配置されている。

汚染ガスがフィルタ部材の側面から炉過室に流入し、フ
ィルタ部材の外面で分離された不純物を外面Ｋ残してフ
ィルタ部材の開放端から清浄化されたガスが流出する。

箱は、フィルタ部材の開放端な着脱自在に固定する上部
フレームを含み、フィルタ部材が上部フレームから実質
的に鉛直方向に吊されて保持される。

前記の如き炉過プラントに於いて、フィルタ部材の交換
は通常、クレーン又はトロリホイストを用いて枦過箱を
持上げて行なわれる。

次に、炉過箱をキャリツジ又はトラックに積込んで特別
の建物に運搬し、炉過箱を積下してフィルタ部材を交換
し、箱を再び済過室に運搬する。

このような従来の炉過箱取扱方法は多くの欠点を有する
。

即ちこの方法では時間の浪費が大きく且つ運搬の必要が
ある。

更に箱が、運搬中及びフィルタ部材交換のためにサポー
ト上に置かれたときに、この間に炉過箱に加えられる応
力に対する耐久性を有するように構或されなげればなら
ない。

最も重大な欠点は勿論、フィルタ部材交換時に作業員が
フィルタ部材の汚れた外面と直接に接触することである
。

前記の型のフィルタでは、フィルタ部材がしばしば、ホ
ースクランプ又は同効部材により箱のフレーム部分に固
着されており、個々のフィルタ部材の取外しもまた時間
のかかる面倒な作業である。

これらの欠点は本発明により除去される。

本発明の炉過プラントの主たる特徴は、該プラントが、
夫々フィルタ部材としての清浄な炉過ホース及び使用済
炉過ホースを備える少なくとも２つのｐ過箱を収容する
ための少なくとも１つのフィルタ交換設備を有しており
、このフィルタ交換設備が炉過ユニットから離隔されて
いると共に少なくとも２つの開口７ ａ ｔ ７ ｂを
有しており、この少なくとも２つの開口７ａ，７ｂがフ
ィルタ交換室の上部で上向きに且つ横に並んで配置され
ており、一方の開口７ａは、その内部に交換されるべき
炉過ホースを有した使用済炉過箱３を一時的に収容して
おり、他方の開口７ｂは、使用済炉過箱が取り除かれた
炉過室に、使用済炉過箱に替えて未使用炉過ホースを備
える炉過箱を配置すべく、清浄な炉過ホースを備えた炉
過箱を一時的に収容しており、使用済炉過箱のフレーム
５から取り外され、フィルタ交換設備の底部へと落下し
た沢過ホースを収集するため、フィルタ交換設備がその
底部に収集手段１２を有していることを特徴とする。

フィルタ交換を行なうときの室内の塵善を阻止し且つ作
業員の作業条件を実質的に改良するために、フィルタ交
換設備の内部は低圧源に接続されているのが有利である
。

本発明で使用し得るフィルタ部材としての炉過ホースり
固定方法では、炉過ホースを上方からフレームの開口内
に導入する。

各炉過ホースの開放端は弾性カラーを備えており、該カ
ラーは、フレームの開口部から与えられるある程度の力
によってこの開口部に締付けられる。

炉過ホースの壁は、開口部内に導入されたバスケットに
よって引き伸ばされて保持される。

ホースの取外しも同様に簡単な方法で行なわれる。

バスケットを引出して、炉過ホースの弾性カラーを曲げ
込み、その結果ホースを開口部から下方又は上方に移動
させ得る。

本発明では、炉過ホースをフィルタ交換設備の底部に落
下させるのみでよい。

後に炉過ホースを取出して、所望の場合、容器に収納し
得る。

１例として選択した本発明の具体例を、添付図面を参照
しつつより詳細に下記に記載する。

第１図の炉過プラントは、複数個のユニットを含んでお
り、各ユニットは、カバー１により閉鎖され得る炉過室
から或る（第２図参照）。

この沖過室に大きな沖過面を提供すべく多数の炉過ホー
ス４を内蔵する炉過箱３が導入され、炉過ホースは炉過
箱上の上部フレーム５内に開放端が保持され上部フピー
ム５から実質的に鉛直方向に吊される。

第１図は、フィルタ交換設備の２個の開口７ ａ ｔ
７ ｂに搬送すべく移動ホイスト装置６によって１個の
済過箱を炉過室から持上げる方法を示す。

フィルタ交換設備は炉過プラントの一体部分であり、従
ってプラント自体の内部での済過箱の運搬が可能であり
且つ運搬距離が比較的短い。

フィルタ交換設備は、絞り弁装置９により低圧源、例え
ば炉過プラントの未処理ガスのダクトに接続され得る。

これにより、炉過ホース交換中に室内での粉塵の拡散が
阻止される。

各フィルタ交換設備は底部に収集手段としての容器１２
を備えており、フレーム５から取外されてフィルタ交換
設備の底部に落下した炉過ホースは容器１２に収集され
る。

第１図より明かなように、フィルタ交換設備は対になっ
て配置されており且つ双方の部材が相互に近接して配置
されていることが明らかである。

その結果、交換設備の例えば開口７ａ内に、使用済炉過
ホースを内蔵する箱を、炉過ホースを交換するために、
簡単に配置し得る。

次に、使用済済過ホースを内蔵する炉過箱が取り除かれ
た炉過室に、使用済炉過箱に替えて未使用炉過ホースを
設えた炉過箱を配置するために、新しい炉過ホースを配
備して開口７ｂに配置しておいた炉過箱を持上げる。

これにより、フィルタ交換のために要する炉過室遮断の
時間を最小に短縮し得る。

このことはプラント全体の効率に有利な効果を与える。

第２図は、移動ホイストにより上昇又は下降している炉
過箱を備える炉過室２の断面図である。

前記の如き交換に先行して行なうべき処置では、炉過室
２の流入弁１３と流出弁１４とを閉鎖し、カバー１を取
外して、フィルタ洗浄用のノズルチューブ１５を、手又
はチルファ１６により降下させる。

この後に、第１図に説明した如《炉過箱５を持上げてフ
ィルタ交換設備に搬送し得る。

新しい炉過ホースを内蔵する炉過箱を炉過室内に配置す
るときは、前記の段階を逆の順序で行なう。

本発明の済過プラントのフィルタ交換設備では、炉過箱
の“清浄ガス側“即ち前記具体例では上側から出し入れ
し得るホース固定手段を有利に使用し得るので、フィル
タとしての炉過ホースの交換自体がかなりの程度まで簡
単化される。

上部フレーム５に通常は開口部１７が形成されており、
炉過ホースは該開口部内に導入され、ホース端部はバネ
鋼ストリップを介して引き伸ばされて保持される。

該ストリップは外側に、開口部の縁部と係合するための
リムを有する“フィルタスタッフインク“を備えており
、その結果、炉過ホースの開放端は、開口部内に安全に
固定保持される。

前記の如きホースの固定が第３−１図に示されている。

第３−２図ではホースの交換を行なうために、バスケッ
ト１８が開口部１７内のホースから引出される。

次にバネ鋼ストリップを備える炉過ホースの端部を内側
に曲げると、リムを備えるストリップの外部が開口部の
縁部から離脱してホース４の端部が開口部１７内を下降
し、ホースはそれ自身の重量によって室の底部に落下す
る。

この操作が第３−３図に示されている。

次に清浄なホースを開口部１７に導入し、鋼ストリップ
を第３−５図に示す如く曲げ込み、第３−６図に示す如
くホースバスケット１８を済過ホース内に導入する。

前記バスケットは、第３−７図に示す如く開口部１１０
回りの間隔を隔てた複数個の位置で支持される支持脚に
より保持される。

即ち、本発明では、炉過プラント内のフィルタ交換設備
において、フィルタとしての済過ホースの交換を行い得
、しかも、フィルタ交換設備の少なくとも２つの開口７
ａ ，７ｂがフィルタ交換設備の上部で上向きに且つ横
に並んで配置されているため、使用済炉過箱（Ｐ過室に
おいて汚染ガスを炉過し、汚染ガス中の不純物が外側面
上に付着した炉過ホースを備えている）を、炉過室から
取り出し、前記開口のいずれかに簡単且つ確実に収容さ
せ得、この開口に収容された使用済炉過箱の上部フレー
ムから、不純物の付着した炉過ホースを取り外し、フィ
ルタ交換設備の底部の収集手段１２へと落下させ収集し
得ると共にこの上部フレームに使用済炉過ホースに替え
て清浄な炉過ホースを取り付け得、使用済炉過箱を清浄
な炉過ホースを備えた炉過箱として容易且つ確実に交換
し得る。

加えて、フィルタ交換設備が、フィルタ交換設備の上部
で、横に並んだ少なくとも２つの開口を有しているため
、一方の開口において、前記交換が行われている間、他
方の開口で、前述の如く交換された後の、清浄な済過ホ
ースを備えた沖過箱が用意されている状態を設定し得、
この清浄な済過ホースを備えた炉過箱を、前記使用済済
過箱が取り除かれた炉過室に連続的に配置し得る。

従って、本発明では、炉過室で多量の汚染ガスを炉過処
理した使用済炉過箱を炉過室から取り出し、フィルタ交
換設備の一方の開口にこの使用済炉過箱を収容して、使
用済炉過箱の炉過ホースをこの炉過箱の上部フレームか
ら取り外し収集手段へと落下させ、この上部フレームに
清浄な炉過ホースを取り付けることによって、この一方
の開口において、清浄な炉過ホースを備えた炉過箱を用
意し得ると共に、フィルタ交換設備の他方の開口で前述
の如く交換及び用意され、清浄な炉過ホースを備えた炉
過箱を、この他方の開口から、前記使用済炉過箱が取゛
り除かれた炉過室へと連続的に配置し得、済過ホースを
交換するための時間並びに炉過箱交換のために炉過室を
遮断しておかねばならない時間を確実に短縮し得る炉過
プラントが提供され得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のフィルタ交換設備を備える炉過プラン
トの斜視図、第２図は対になって配置されており沖過ホ
ースを備えた炉過箱を内蔵している２個の炉過室の断面
図、第３−１乃至３−７図は“清浄ガス側“かも炉過ホ
ースを交換するときの種々の操作順序を示す説明図であ
る。 １・・・カバー ２・・・炉過室、３・・・沖過箱、４
・・・炉過ホース、５・・・フレーム、６・・・ホイス
ト装置、７・・・フィルタ交換設備。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 複数の炉過ユニットを有しており、各炉過ユニット
   が炉過室２を有しており、炉過室内には少なくとも１つ
   の炉過箱３が着脱自在に装着されており、この少なくと
   も１つの沖過箱が上部フレーム５と、上部フレーム５に
   着脱自在に装着された多数の炉過ホースとを有しており
   、この炉過ホースは一端が開放されて、他端が閉塞され
   ており、炉過室と炉過ホースとは、汚染ガスがホースの
   外側面を介して流入し、清浄化されたガスがホースの開
   放端から流出して汚染ガス中の不純物が分離され炉過ホ
   ースの外側面上に付着すべく構成されており、炉過箱３
   が炉過室２内に装着された際、前記炉過ホースが前記開
   放端で上部フレーム５に着脱自在に取り付けられ上部フ
   レームから実質的に鉛直方向に吊されている、汚染ガス
   を炉過するための炉過プラントにおいて、プラントは、
   夫々清浄な炉過ホース及び使用済炉過ホースを備える少
   な《とも２つの済過箱を収容するための少なくとも１つ
   のフィルタ交換設備を有しており、このフィルタ交換設
   備が炉過ユニツナから離隔されていると共に少なくとも
   ２つの開口７ａｙ７ｂを有しており、この少なくとも２
   つの開口７ａ，７ｂがフィルタ交換設備の上部で上向き
   に且つ横に並んで配置されており、一方の開口７ａは、
   その内部に交換されるべき炉過ホースを有した使用済済
   過箱３を一時的に収容しており、他方の開口７ｂは、使
   用済沢過箱が取り除からた炉過室に、使用済沖過箱に替
   えて未使用済過ホースを備えた済過箱を配置すべく、清
   浄な炉過ホースを備えた炉過箱を一時的に収容しており
   、使用済炉過箱のフレーム５から取り外され、フィルタ
   交換設備の底部へと落下した炉過ホースを収集するため
   、フィルタ交換設備がその底部に収集手段１２を有して
   いることを特徴とするｐ過プラント。 ２ フィルタ交換設備が２つの室を有し、この室が互い
   に閉鎖されて配置され各々１つの開口を備えていること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の炉過プラン
   ト。 ３ フィルタ交換設備が単一の室を有し、この室が互い
   に隣接して配置された２つの開口を備えていることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項に記載の炉過プラント。 ４ 前記少なくとも１つのフィルタ交換設備が負圧源に
   接続されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   に記載の炉過プラント