JP2672549B2 - 自動再生ろ過式集じん装置 - Google Patents

自動再生ろ過式集じん装置

Info

Publication number
JP2672549B2
JP2672549B2 JP63041341A JP4134188A JP2672549B2 JP 2672549 B2 JP2672549 B2 JP 2672549B2 JP 63041341 A JP63041341 A JP 63041341A JP 4134188 A JP4134188 A JP 4134188A JP 2672549 B2 JP2672549 B2 JP 2672549B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
filter unit
dust
cleaning
dust collector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63041341A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01215328A (ja
Inventor
義孝 藤岡
雄次郎 三村
Original Assignee
松下精工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下精工株式会社 filed Critical 松下精工株式会社
Priority to JP63041341A priority Critical patent/JP2672549B2/ja
Publication of JPH01215328A publication Critical patent/JPH01215328A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2672549B2 publication Critical patent/JP2672549B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空気中の粉じんを補捉浄化する産業用ろ過式
集じん装置に関するものである。
従来の技術 従来この種のろ過式集じん装置は、第9図および第10
図に示すような構成であった。第9図において101は風
路102内に設けられたろ過式集じん装置103の枠体で、前
記枠体101には取り外し可能としたフィルタユニット104
が組み込まれ、通過する汚染空気を浄化する。フィルタ
ユニット104内のフィルタメディア105に粉じんが限界ま
で付着すると、人手によりフィルタユニット104を取り
外し、図示しない他の場所に運び洗浄、再生して再び枠
体101に組み込んでいた。
第10図はろ材の交換時期を延長するに有効な巻き取り
式ろ過集じん機を示し、図中の106は風路107内に設けら
れた巻き取り式ろ過集じん装置108の枠体で、前記枠体1
06には上下両端に巻き取り機109が取り付けられ、帯状
のろ材110の両端が巻き込まれている。巻き取り機109は
連結した回転機111により駆動するようになっている。
この種の巻き取り式ろ過集じん装置108は、前後の差圧
を検出して差圧が規定値以上になるとろ材を自動的に移
動し、ろ材の交換時間を長くしている。ろ材総てに粉じ
んが付着すると人手によりろ材を交換するものであっ
た。
発明が解決しようとする課題 第9図に示す構成では、フィルタユニット104の洗浄
再生を行うために粉じんの浮遊する風路102内でのフィ
ルタユニット104の取り外し運搬および取り付け作業、
粉じんの付着したフィルタユニット104の洗浄、再生作
業等の多くの人手を要する作業、および人体に有害な雰
囲気での作業を行わなければならない。また第10図に示
す巻き取り式ろ過集じん機では、ろ材110の有効面積が
大きい場合、巻き取り張力を大きくせざるをえず、ろ材
110が破綻に至るという課題を有していた。
本発明は上記課題に鑑みフィルタの洗浄再生を人手を
要することなく、自動で行うろ過式集じん装置を提供す
ることを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の自動再生ろ過
式集じん装置は、枠体内に上下左右に移動可能とした複
数のフィルタユニットを格子状に組み込み、前記フィル
タユニットを駆動装置により枠体内の再生装置部に移動
させ、前記再生装置部と洗浄手段と吸引手段と貯蔵手段
によりフィルタユニットの洗浄再生を行うように構成し
たものである。
作用 上記構成によりフィルタユニットがろ過式集じん装置
内を自動的に移動し再生装置部と洗浄手段と吸引手段と
貯蔵手段により洗浄再生後再び空気中の粉じんの浄化を
繰り返すこととなり、粉じんの浮遊する風路内での取り
外しおよび取り付け作業、取外したフィルタの運搬作
業、粉じんの付着したフィルタの洗浄再生作業等の多く
の人手を要する差合が不要となる。
実 施 例 以下本発明の一実施例について第1図〜第7図により
説明する。
図において1は風路2内に設置されたろ過式集じん装
置3の枠体である。枠体1内には複数のフィルタユニッ
ト4が格子状に配置される。前記フィルタユニット4は
鋸歯状に配置された複数のフィルタ保持器5により構成
され、前記フィルタ保持器5には着脱自在にフィルタメ
ディア6が収納され、脱落しないようにバネ等で固定さ
れる。前記枠体1には前記フィルタユニット4が水平に
移動できるような案内レール7が設けられ、前記フィル
タユニット4には前記案内レール7上を移動可能なよう
に車輪8が設けられる。前記案内レール7は左右両端の
縦列以外に配置された前記フィルタユニット4を支持す
る範囲で取り付けられ、左右両端縦列のフィルタユニッ
ト4は上下に移動可能とした移動レール9により支持さ
れる。前記移動レール9は流入側および流出側に設けた
上下方向に駆動する2本のリンクチェーン20に固定され
る。前記リンクチェーン10は上端と下端のスプロケット
11により支持され、下端のスプロケット11には流出側と
流入側が同期した回転機12が連結される。
ろ過式集じん装置3の一端には、最下段以外のフィル
タユニット4を他の一端に向けて横方向に移動させる駆
動装置13を設け、前記駆動装置13はパンタグラフ状の部
品14と押板15とエアーシリンダー(1)16により構成さ
れる。他の一端の下部には最下段のフィルタユニット4
を前記駆動装置13とは逆方向に移動させるエアーシリン
ダー(2)17を設ける。また装置の最下段には一個また
は複数個のフィルタユニット4を洗浄再生する再生装置
部18が設けられる。前記再生装置18は、流出側にフィル
タメディア6の表面と対向したノズル19を有し、流入側
にはホッパー状の吸引部20を有する。前記ノズル19は図
示しない風路2内以外の場所(以下補機室と称す)に設
置される洗浄手段として例えば圧縮空気供給装置21と配
管22により電磁弁(1)23を介して接続される。吸引部
20は補機室に設置される吸引手段として例えば吸引ファ
ン24および粉じんをろ過し貯蔵する貯蔵手段として例え
ばパグフィルタ25と配管26により電磁弁(2)27を介し
て接続される。
なお、枠体1内には駆動装置13側の一端縦列の流入、
流出側には盲板28が設けられ、気流が通過しないよう密
閉される。
ろ過式集じん装置の流入側および流出側の近傍に設け
られた圧力センサー29により前後の圧力差を監視し、フ
ィルタメディア6に粉じんが付着して圧力差が規定値以
上になれば、以下にしめす一連の動作を開始する。動作
の説明のため駆動装置13側を左側とし、エアシリンダー
(2)17側を右側とする。
以上のように構成された自動再生ろ過式集じん装置に
ついては以下その動作を説明する。
初期状態として枠体1内には左端縦列を空とし、左端
縦列以外にフィルタユニット4が充填されている。エア
シリンダー(2)17により最下段のフィルタユニット4
が左側に移動する(第7図Bの状態)。次に右端縦列の
フィルタユニット4が移動レール9により一段下降し同
時に左端縦列のフィルタユニット4が移動レール9によ
り一段上昇する(第7図Cの状態)。以上の動作を繰り
返し、最下端以外の右端縦列が空となり、最下端以外の
左端縦列にフィルタユニット4が充填された状態となる
(第7図Dの状態)。次に駆動装置13により最下段以外
のフィルタユニット4が右側へ移動し、初期状態と同じ
配置(第7図Aの状態)となり、再びエアシリンダー
(2)17により最下段のフィルタユニット4が左側に移
動する。再生装置部では、上記一連の動作の内エアシリ
ンダー(2)17が動作する前の状態において電磁弁
(1)2・3および電磁弁(2)27が開き、圧縮空気供
給装置21より供給される圧縮空気がノズル19より吐出さ
れ、フィルタメディアを洗浄し、払い落とされた粉じん
は吸引ファン24により、吸引部を介して吸引される洗浄
再生が終わるとエアシリンダー(2)17が動作する。上
記一連の動作を繰り返し、総てのフィルタユニット4が
再生装置部18を通過し、洗浄再生され、通過後再び大気
中の粉じんを補捉する。吸引された粉じんはバグフィル
タ25でろ過し下部のホッパー部に貯蔵されて定期的に廃
棄される。以上の各駆動装置および電磁弁、また吸引フ
ァン等の補機類は、図示しない制御盤によって自動ある
いは手動制御される。
なお実施例ではフィルタユニットを洗浄再生してから
エアーシリンダー(2)が動作したが、この順序は逆で
もよく、また洗浄再生中に他の駆動部が動作してもよ
い。フィルタユニットの移動順序、および駆動方法も他
の移動順序および駆動方法、たとえばレールの代わりに
ベルトコンベア等の機構を用いてもよく、再生装置部に
おいてもその洗浄方法は、振動を加える方法および水洗
浄等によるものでもよく、要はフィルタメディアをユニ
ット化し、自動で枠体内を移動し、再生装置部で洗浄再
生する機構を有するものであればよい。
発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明によ
れば、フィルタユニットがろ過式集じん装置内を自動に
て移動し再生装置部で洗浄再生することにより、粉じん
の浮遊する風路内での取り外しおよび取り付け作業、エ
アフィルタの運搬作業、粉じんの付着したエアフィルタ
の洗浄再生作業等の多くの人手を要する作業および人体
に有害な雰囲気での作業を省くことができるという保守
が簡便で衛生上安全な効果を有する。
また、フィルタユニットを格子状に並べることにより
上下左右のデッドスペースが極力小さい状態で自動再生
を行うことができ、結果として有効除じん面積を増やす
ことができるという効果を有する。
また、装置内の任意の1個もしくは複数個のフィルタ
ユニットについてのみ洗浄再生を行うことができるとい
う効果を有する。
また、洗浄再生により捕集した粉じんを風路内以外に
設置される貯蔵手段に貯蔵することにより、保守員の任
意の時間に衛生的な環境で粉じんの取り出しを行うこと
ができるという効果を有する。
また、装置内に新たにフィルタユニットを加えたり、
排出したりすることなく連続的に再生動作を行うことが
できるという効果を有する。
また、装置内の任意のフィルタユニットを交換するこ
とができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のろ過式集じん装置の斜視
図、第2図は同ろ過式集じん装置とその補機類の全体
図、第3図は同ろ過式集じん装置のフィルタユニットの
斜視図、第4図は同ろ過式集じん装置のフィルタユニッ
トを枠体に組み付けた側断面図、第5図は同ろ過式集じ
ん装置内のフィルタユニットの動きを示した正面図、第
6図は同ろ過式集じん装置のフィルタユニットの両端縦
列の側断面図、第7図は同ろ過式集じん装置内のフィル
タユニットの動きを示したフロー図、第8図は同ろ過式
集じん装置の再生装置部の側断面図、第9図は従来のろ
過式集じん装置の斜視図、第10図は従来の巻き取り式の
ろ過式集じん装置の斜視図である。 1……枠体、4……フィルタユニット、5……フィルタ
保持器、6……フィルタメディア、7……案内レール、
8……車輪、9……移動レール、13……駆動装置、17…
…エアシリンダー(2)、18……再生装置部、19……ノ
ズル、20……吸引部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】大気中の粉じんをろ過集じんする集じん装
    置の枠体内に上下左右に移動可能とした複数のフィルタ
    ユニットを格子状に組み込み、前記フィルタユニットを
    駆動装置により枠体内の再生装置部に移動させ、前記再
    生装置部と洗浄手段と吸引手段と貯蔵手段によりフィル
    タユニットの洗浄再生を行うように構成してなる自動再
    生ろ過式集じん装置。
JP63041341A 1988-02-24 1988-02-24 自動再生ろ過式集じん装置 Expired - Fee Related JP2672549B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63041341A JP2672549B2 (ja) 1988-02-24 1988-02-24 自動再生ろ過式集じん装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63041341A JP2672549B2 (ja) 1988-02-24 1988-02-24 自動再生ろ過式集じん装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01215328A JPH01215328A (ja) 1989-08-29
JP2672549B2 true JP2672549B2 (ja) 1997-11-05

Family

ID=12605817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63041341A Expired - Fee Related JP2672549B2 (ja) 1988-02-24 1988-02-24 自動再生ろ過式集じん装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2672549B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008196250A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Honshu-Shikoku Bridge Expressway Co Ltd トンネル用換気ガス浄化装置のフィルタ再生方法及び装置
KR102385991B1 (ko) * 2021-11-05 2022-04-12 김은애 다단 적층형 공기필터의 자동 청소장치

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5420690Y2 (ja) * 1974-01-23 1979-07-25
JPS5435477A (en) * 1977-08-25 1979-03-15 Toshiba Corp Air filtration apparatus
JPS5451070A (en) * 1977-09-29 1979-04-21 Yoshimi Oshitari Filter bank apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008196250A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Honshu-Shikoku Bridge Expressway Co Ltd トンネル用換気ガス浄化装置のフィルタ再生方法及び装置
JP4627765B2 (ja) * 2007-02-15 2011-02-09 本州四国連絡高速道路株式会社 トンネル用換気ガス浄化装置のフィルタ再生方法及び装置
KR102385991B1 (ko) * 2021-11-05 2022-04-12 김은애 다단 적층형 공기필터의 자동 청소장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01215328A (ja) 1989-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4904282A (en) Filter apparatus and method of operating same
CA1151081A (en) Bag-type filter apparatus with internal air diffuser
US3816979A (en) Method and apparatus for cleaning tube type fabric filters
CN108905434A (zh) 一种新型连续式滤网除尘器
US3861893A (en) Filter device with scavenger system
KR101955861B1 (ko) 집진 장치
JP2672549B2 (ja) 自動再生ろ過式集じん装置
JP5776632B2 (ja) エアフィルタ再生方法及びエアフィルタ再生装置
US3305094A (en) Vaccum filter
JP2742020B2 (ja) フィルタメディアの自動再生機能を備える除塵装置
JP2878162B2 (ja) フィルタメディアの自動再生機能を備える除塵装置
KR101886396B1 (ko) 연속회전형 자동세정식 세라믹 필터
CN108310868B (zh) 一种脉冲除尘卸灰设备
CN220309961U (zh) 一种用于碳纤维废气处理中的布袋除尘装置
CN219111089U (zh) 一种布袋除尘器
RU80125U1 (ru) Фильтр для очистки газа
JP2001009234A (ja) パルス除塵式バグフイルタを用いた排ガス処理方法とその装置
CN216170697U (zh) 便于清灰的袋式除尘器
CN213101218U (zh) 一种干式打磨除尘设备
CN218475063U (zh) 一种具有灰尘清理装置的布袋除尘器
RU2209655C2 (ru) Кассетный фильтр
SU1037931A1 (ru) Рукавный фильтр
JP5694637B2 (ja) 自動再生式エアフィルタ
JPS6211526A (ja) 充填層集塵装置
CA1072890A (en) Automatic air filter

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees