JPS5836814Y2 - 空冷機関のカウリング装置 - Google Patents

空冷機関のカウリング装置

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Publication number
JPS5836814Y2
JPS5836814Y2 JP6718178U JP6718178U JPS5836814Y2 JP S5836814 Y2 JPS5836814 Y2 JP S5836814Y2 JP 6718178 U JP6718178 U JP 6718178U JP 6718178 U JP6718178 U JP 6718178U JP S5836814 Y2 JPS5836814 Y2 JP S5836814Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cowling
grommet rubber
air
grommet
engine
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Expired
Application number
JP6718178U
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English (en)
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JPS54168442U (ja
Inventor
正善 古川
暉亘 西原
Original Assignee
ヤンマーディーゼル株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、小型の空冷機関におけるカウリング装置に関
する。
空冷式内燃機関では、空冷用空気をシリンダヘッド等の
被冷却部に案内するために、カウリングが設けられる。
従来は、このカウリングは機関本体又は冷却フィンに、
ボルト締めにより取付けるようにしている。
したがって、従来例では機関の振動がカウリングに伝達
してカウリングから騒音が放射状に放出されることにな
り、騒音対策上好ましくなかった。
本考案は、このような従来例の欠点を解消しようとする
ものであって、本考案は、内周面に耐熱性の吸音材6を
貼着したカウリング5を、グロメットゴム3の巾方向は
ぼ中央の局面に設けた切込溝に嵌挿すると共に、内寸法
が該グロメットゴム3の巾とほぼ等しい長さの、グロメ
ットゴム3を貫通するグロメットゴム支持管を介して、
機関本体に固着した点を特長とするもので、本考案によ
れば、機関の振動がカウリングへ伝達されるのが防止で
きると共に、カウリングの内面に添着した吸音材により
冷却フィンからの音が吸音され、きわめて低騒音の機関
をうろことができる。
次に、図面により本考案の実施例を説明する。
1は空冷式機関のシリンダブロックで、その外周には冷
却フィン2が突設されている。
4は冷却フィンに突設したボルトで、該ボルト4にはグ
ロメットゴム3を介してカウリング5が取付けられてい
る。
カウリング5は、第2図に示すように、グロメットゴム
3の巾方向はぼ中央の周面に設けられた切込溝に嵌挿さ
れ、該グロメットゴム3には、内寸法がグロメットゴム
3の巾とほぼ等しい長さのグロメットゴム支持管10が
貫通し、該グロメットゴム支持管10は、これを貫通す
るボルト4により冷却フィン2に固着されている。
カウリング5は、シリンダロック1の外周面を囲み、こ
の部分に冷却空気を案内導入するもので、その内周面に
は、耐熱性の吸音材6(シリコンスポンジ、耐熱性ウレ
タンホーム、フェルト等)が貼着されている。
なお図中7はピストン、8は吸気弁、9は排気弁をあら
れす。
本考案によれば、内周面に耐熱性の吸音材6を貼着した
カウリング5を、グロメットゴム3の巾方向はぼ中央の
円面に設けた切込溝に嵌挿すると共に、内寸法が該グロ
メットゴム3の巾とほぼ等しい長さの、グロメットゴム
3を貫通するグロメットゴム支持管を介して、機関本体
に固着したので、機関の振動は減衰してカウリング5に
伝わることになり、従来の機関に比べて、機関振動に起
因した騒音の発生を防止することができる。
また、吸音材6の貼着により、冷却フィンから放射する
音が吸音され、lたカウリング自体の振動も防止され、
一層低騒音化が遠戚されることになる。
筐た、グロメットゴム3の巾とほぼ等しい内寸法のグロ
メットゴム支持管10により、グロメットゴム3の過剰
な締付は及びそれによるグロメットゴム3の異常圧縮や
損傷等を防止できるので、カウリング5のグロメットゴ
ム支持による低1騒音化を恒久的に持続させることがで
きる。
また、カウリング5の内面に貼着した吸音材6は断熱作
用をも奏するから、空気濾過器や燃料タンク等をカウリ
ング5に接近して取付けることが可能で、機関をコンパ
クトに1とめることができ、また、機関の低負荷時に釦
けるシリンダの過冷却を防止することができるので、青
白煙の発生を防止できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は本考案に係るカウ
リングを装着した空冷機関の側断面図、第2図は要部拡
大側断面図である。 1・・・シリンダブロック、2・・・冷却フィン、3・
・・グロメットゴム、4・・・取付はボルト、5・・・
カウリング、6・・・吸音材、T・・・ピストン、10
・・・グロメットゴム支持管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内周面に耐熱性の吸音材6を貼着したカウリング5を、
    グロメットゴム3の巾方向はぼ中央の周面に設けた切込
    溝に嵌挿すると共に、内寸法が該グロメットゴム3の巾
    とほぼ等しい長さの、グロメットゴム3を貫通するグロ
    メットゴム支持管を介して、機関本体に固着した空冷機
    関のカウリング装置。
JP6718178U 1978-05-18 1978-05-18 空冷機関のカウリング装置 Expired JPS5836814Y2 (ja)

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JP6718178U JPS5836814Y2 (ja) 1978-05-18 1978-05-18 空冷機関のカウリング装置

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JPS54168442U JPS54168442U (ja) 1979-11-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5945228U (ja) * 1982-09-18 1984-03-26 本田技研工業株式会社 強制空冷エンジン
GB2494217B (en) * 2012-01-19 2014-10-08 Libertine Fpe Ltd A linear electrical machine with a piston and axially segmented cylinder

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JPS54168442U (ja) 1979-11-28

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