JPS5836722Y2 - 建築用補強金具 - Google Patents
建築用補強金具Info
- Publication number
- JPS5836722Y2 JPS5836722Y2 JP2023480U JP2023480U JPS5836722Y2 JP S5836722 Y2 JPS5836722 Y2 JP S5836722Y2 JP 2023480 U JP2023480 U JP 2023480U JP 2023480 U JP2023480 U JP 2023480U JP S5836722 Y2 JPS5836722 Y2 JP S5836722Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side plate
- plate
- metal fittings
- right angle
- reinforcement metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は土台と柱、柱と梁、梁と胴差等の建築構成材の
直角組立て部分を強固に結合する補強金具に関するもの
である。
直角組立て部分を強固に結合する補強金具に関するもの
である。
従来のこの種補強金具としては単に側面直角に屈折形成
したものが殆んどであって、使用にあたっては該金具の
屈折各板面を、建築構成材の直交状組立て部の各面に当
接してその各板面より釘又はねじを打込み又は螺着して
取付けする形式のものが殆んどであった。
したものが殆んどであって、使用にあたっては該金具の
屈折各板面を、建築構成材の直交状組立て部の各面に当
接してその各板面より釘又はねじを打込み又は螺着して
取付けする形式のものが殆んどであった。
然してまたこのほかに組立て部を補強するために上記直
角二面のほか各構成材の側面等にも添着する多面体の金
具もあるが、これらはいずれも単に板面をねし止め又は
釘付けするのみであるから大きな振動や重圧がか・ると
ねじ、釘が弛緩して補強効果を期し得られないおそれが
あった。
角二面のほか各構成材の側面等にも添着する多面体の金
具もあるが、これらはいずれも単に板面をねし止め又は
釘付けするのみであるから大きな振動や重圧がか・ると
ねじ、釘が弛緩して補強効果を期し得られないおそれが
あった。
本考案は以上のような従来のこの種金具の欠点を解消す
るため、従来のねじ止め又は釘付けのほか金具に複数本
の楔状打込み片を突設して組立て部分の強化をはかった
ものである。
るため、従来のねじ止め又は釘付けのほか金具に複数本
の楔状打込み片を突設して組立て部分の強化をはかった
ものである。
即ち図面第1図に示したように略直角三角形の側板1の
直角を挾む2辺1a、lbより該側板面に対してそれぞ
れ直角内方に、板面にくぎねじ孔4を穿った各袖板3,
3′を屈折形成すると共に側板1における各辺の交わる
各角頂部より側板1面に対しそれぞれ直角内方に楔状打
込み片2を屈折形成して成る一体製の補強金具であって
、なお図面中5は土台、6は柱、7は梁、8は胴差、9
は柱6と梁7の側面より胴差8にかけて固着した在来の
他の結合金具を示す。
直角を挾む2辺1a、lbより該側板面に対してそれぞ
れ直角内方に、板面にくぎねじ孔4を穿った各袖板3,
3′を屈折形成すると共に側板1における各辺の交わる
各角頂部より側板1面に対しそれぞれ直角内方に楔状打
込み片2を屈折形成して成る一体製の補強金具であって
、なお図面中5は土台、6は柱、7は梁、8は胴差、9
は柱6と梁7の側面より胴差8にかけて固着した在来の
他の結合金具を示す。
いま第2図に示す土台5と柱6の組立て部に本金具を装
着する際各袖板3,3′を上記柱と土台面に当接するに
あたり、側板1に突設した各打込み片2を土台5、柱6
及び土台と柱の当接隅部の各側面より打込むと側板1は
土台5と柱6の間に跨ってノブ状に介在すると共に各袖
板3,3′は土台5の上面と柱6の内面に重合する。
着する際各袖板3,3′を上記柱と土台面に当接するに
あたり、側板1に突設した各打込み片2を土台5、柱6
及び土台と柱の当接隅部の各側面より打込むと側板1は
土台5と柱6の間に跨ってノブ状に介在すると共に各袖
板3,3′は土台5の上面と柱6の内面に重合する。
そこで各袖板のくぎねじ孔4より釘及びボルトを打込み
螺着すれば取付けは完了する。
螺着すれば取付けは完了する。
また第3図に示すように柱6と梁7及び胴差8の三部材
の組立て部に、本金具を装着する場合は、予め梁7及び
胴差8の側面に各打込み片2及び釘ねじを打込む各挿孔
Hを設けておき然る後前例同様に各打込み片2を打込ん
だ後各袖板3,3′の大小針ねじ孔4よりボルト及び釘
を螺挿封着すれば取付けは完了する。
の組立て部に、本金具を装着する場合は、予め梁7及び
胴差8の側面に各打込み片2及び釘ねじを打込む各挿孔
Hを設けておき然る後前例同様に各打込み片2を打込ん
だ後各袖板3,3′の大小針ねじ孔4よりボルト及び釘
を螺挿封着すれば取付けは完了する。
本案は以上のように建築構成材の直角組立て部における
各部材にそれぞれ楔状打込み片と各袖板面より釘ねじを
打込み及び螺着するので二重に結合せられると共に側板
は両部材間に跨ってリブ状に介在するので組立て部の固
着状態は頗る強固且つ安定的に結合せられる著しい効果
を奏するものである。
各部材にそれぞれ楔状打込み片と各袖板面より釘ねじを
打込み及び螺着するので二重に結合せられると共に側板
は両部材間に跨ってリブ状に介在するので組立て部の固
着状態は頗る強固且つ安定的に結合せられる著しい効果
を奏するものである。
然して本案はその構造上全体を板金で一体的に作製せら
れるので安価に量産せられる実益もありこの種補強金具
として簡単下ら極めて有利な考案である。
れるので安価に量産せられる実益もありこの種補強金具
として簡単下ら極めて有利な考案である。
第1図は本案具全体の斜視図、第2図は土台と柱に本案
金具を装着した状態を示す斜視図、第3図は他の接合金
具を介して本案を柱と梁及び胴差の三部材の結合部に用
いた状態を示す斜視図である。 1は側板、la、lbは2辺、2は楔状打込み片、3゜
3′は袖板、4はくぎねじ孔。
金具を装着した状態を示す斜視図、第3図は他の接合金
具を介して本案を柱と梁及び胴差の三部材の結合部に用
いた状態を示す斜視図である。 1は側板、la、lbは2辺、2は楔状打込み片、3゜
3′は袖板、4はくぎねじ孔。
Claims (1)
- 略直角三角形の側板1の直角を挾む2辺1a、1bより
該側板面に対してそれぞれ直角内方に、板面にくぎねじ
孔4を穿った各袖板3,3′を屈折形成すると共に側板
1における各辺の交わる各角頂部より側板1面に対しそ
れぞれ直角内方に楔状打込み片2を屈折形成した建築用
補強金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023480U JPS5836722Y2 (ja) | 1980-02-19 | 1980-02-19 | 建築用補強金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023480U JPS5836722Y2 (ja) | 1980-02-19 | 1980-02-19 | 建築用補強金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56121802U JPS56121802U (ja) | 1981-09-17 |
JPS5836722Y2 true JPS5836722Y2 (ja) | 1983-08-18 |
Family
ID=29616452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023480U Expired JPS5836722Y2 (ja) | 1980-02-19 | 1980-02-19 | 建築用補強金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5836722Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-19 JP JP2023480U patent/JPS5836722Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56121802U (ja) | 1981-09-17 |
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