JPS5835455B2 - インストルメントパネルの製造法 - Google Patents

インストルメントパネルの製造法

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Publication number
JPS5835455B2
JPS5835455B2 JP53073915A JP7391578A JPS5835455B2 JP S5835455 B2 JPS5835455 B2 JP S5835455B2 JP 53073915 A JP53073915 A JP 53073915A JP 7391578 A JP7391578 A JP 7391578A JP S5835455 B2 JPS5835455 B2 JP S5835455B2
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JP
Japan
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foam
panel
panel material
pad
pad material
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Expired
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JP53073915A
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English (en)
Other versions
JPS55242A (en
Inventor
正 柿木
照雄 手島
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS55242A publication Critical patent/JPS55242A/ja
Publication of JPS5835455B2 publication Critical patent/JPS5835455B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C44/00Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
    • B29C44/02Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C44/08Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles using several expanding or moulding steps
    • B29C44/083Increasing the size of the cavity after a first part has foamed, e.g. substituting one mould part with another
    • B29C44/086Increasing the size of the cavity after a first part has foamed, e.g. substituting one mould part with another and feeding more material into the enlarged cavity

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車等に使用される速度、油圧バッテリー
電位、ガソリン量等を表示する計器盤を取付けるインス
トルメントパネルに関するものである。
インスルメンドパネルは、表面に塩化ヒニルシート等の
表皮材とポリウレタンフォーム等の緩衝材とより成るパ
ッド材、裏面に金属板、ABS等のパネル材が一体化さ
れたものである。
従来、パッド材とパネル材を一体化して、インストルメ
ントパネルを製造する場合、次の方法が行われている。
(1) 板金製等の固定具をポリウレタンフォーム内
にインサートしたパッド材をパネル材とは別に成形し、
パネル材にビスやクリップ等で組付ける。
(組付工法)(2)真空成形法やスラッシュ成形法によ
って予備成形された塩化ビニル製表皮とパネル材との間
隙に半硬質ウレタンフオームを注入発泡してパッド材と
パネル材を一体化する。
(一体発泡成形工法) (3)固定具なしで別成形したパッド材をゴム系等の接
着剤でパネル材に貼り付ける。
(接着工法)しかしながら従来の工法に於いては次のよ
うな欠点があった。
(1)の組付工法に於いては、パッド材とパネル材が部
分固定であるために、パッド材とパネル材間で振動等に
より異音が発生する。
又固定具をパッドの中にインサートするためウレタンフ
オームの肉厚を薄く出来難く、固定具、組付ビス等の部
品点数を多く必要とする。
(2)の一体発泡成形工法に於いては、パネル材の裏面
側にウレタンフオームが洩れ出ないようにするのが難か
しく、洩れ止めのためのパネル材の穴部や板金パネルの
場合のパネルの接合部の透間に紙粘着テープでマスキン
グしなければならなかったり、特にパネル形状かアンダ
ーカット形状であつたり、裏面にリブやブラケット等の
突起形状があったりすると型を分割構造にしなければな
らず型費、工数カップとなり、このような洩れ止めを行
なってもパネルのバラツキもあり型やマスキングで洩れ
を完全に防ぐことは不可能であった。
そのためやむなく洩れたウレタンをパネル材かう除去し
易くするため、パネル材にあらかじめ離型剤を塗布し、
洩れたウレタンはあとで除去しなければならず工数が更
にかかつていた。
又洩れたウレタンのロスも多く洩れると製品内部にウレ
タンの空洞不良が出やすい等の欠点があった。
(3)の接着工法に於いては、パッド材とパネル材の接
着面の透間がほぼ均一になっていないと接着される部分
と接着されない部分が生じ、全面接着はパネル材のバラ
ツキを吸収するのが難かしく、不可能とされていた。
又、従来の接着工法で使用されていた溶剤系接着剤では
接着剤の溶剤かはX゛完全飛散しないうちに接着すると
接着治具に固定している時間が長くかかり、又、溶剤が
飛散してから接着操作を行った場合は、パッド材とパネ
ル材が一旦途中で接するとその状態で接着しパネル材面
からパッド材が浮いた状態になっている場合が多くそれ
以降調整等にパッド材とパネル材をずらすことが出来な
く、作業上も全面接着が不可能とされていた。
本発明のインストルメントパネルの製造法はこのような
従来の欠点に鑑みてなされたもので次の工程からなるこ
とを特徴とするものである。
(1) a) 予備成形したプラスチックフィルム
もしくはシートからなる表皮材を発泡下型にセットする
b)その上に最終製品のポリウレタンフォーム層の厚み
より若干大きく作った発泡上型をセットする。
C)上記表皮材と上型の間隙にウレタンフオームを注入
発泡させる。
等により、パネル材に接触する面を最終厚みよす若干薄
くなるようにポリウレタンフォーム(緩衝材)を発泡成
形してパッド材を成形する。
(2) d)上記で成形したパッド材(表皮とポリウ
レタンフォームとより成る)を発泡型から離型し、一体
型下型にセットする。
e)パッド材のパネル材固定面にウレタンフオーム等の
発泡体原液を塗布する。
等によりパネル材とバット材が接触する面のパネル材又
はバット材の少なくとも一方の表面に発泡体原液を塗布
する。
(3) f) その上にパネル材をセットし、更に
一体型上型で固定し、ウレタンフオーム等の発泡体原液
を発泡させる。
g)型から取り出し不要部分をカットする。
本発明において表皮材となるプラスチックフィルムもし
くはシートとしてはシボ付塩化ビニルフィルム等があり
、インテグラルウレタンフオームのように表皮がない場
合もある。
製品の形状や大きさや製造設備の都合上、発泡下型と一
体化下型が同一である場合もある。
又、ウレタンフオーム等発泡体原液の塗布はパネル材面
に塗布する方が有利の場合もあり、更に発泡体原液を塗
布する前に予めパッド材の不要部分をカットしたり不具
合い部分を補修することも一方法である。
発泡体原液を塗布する方法としてはハケで塗る方法もあ
るがスプレーする方法が一番望ましい。
発泡体原液としてはウレタン原液が最も好ましいが、エ
ポキシ系発泡体原液も使用し得る。
発泡成形は、通常の方法が使用される。
発泡体上型の寸法は、パネル材の形状、寸法精度によっ
て異なるが、最終製品のポリウレタンフォーム層の厚み
より5關以下、好ましくは1〜2m4度の範囲で大きく
作る。
即ち、ポリウレタンフォームを最終厚みより5皿以下、
好ましくは1〜2mm薄くなるように発泡成形してパッ
ド材を成形するのが好ましい。
以上説明した本発明のインストルメントパネルの製造法
によれば、従来法の欠点を次のように改善することが出
来る。
(1)組付工法に対して、 (イ)全面固定なのでパッド材とパネル材間で異音が生
じない。
(ロ)固定具をパッドのポリウレタンフォーム層に入れ
ないためパッドを薄肉に出来る。
(/9 部品点数が少ない。
に)固定具が少ないため軽量化出来る。
(2)一体発泡工法に対して (イ)ハネル材裏面へのウレタンフオームの洩れがなく
洩れ止めの為の処理が不要で型が単純。
(ロ)ウレタンフオームのロスがなく、ウレタン洩れの
除去工程がない。
G/→ ウレタン空洞不良が出にくい。
に)緩衝材としてのウレタンフオーム発泡工程の不良が
、パネル材の不良に直接結びつかない。
(3)接着方式に対して (イ)パネル材とパッド材の透間の許容範囲が大きくパ
ネル材のバラツキを吸収出来パネル材が複雑な形状であ
っても全ての透間をフオームで充填することが出来る。
(ロ)パネル材とパッド材とを発泡体原液が未発泡の段
階でセットすることが出来るので、セット後調整等のた
めずらせることが出来るため、全面接着が容易であり、
且つ寸法精度が出る。
以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
実施例 第1図は真空成形によって予備成形された塩化ビニル製
表皮材1を発泡下型2にセットし、ウレタンフオーム原
液3(組成は表1)を注入し発泡上型4で固定し、表皮
材1と発泡上型4で形成された間隙にウレタンフオーム
が発泡したところを示すものである。
発泡成形は通常の方法が使用出来、成形時間は5〜10
分間である。
このときの発泡上型4は最終製品のポリウレタンフォー
ム層厚めよりも全面1〜2mrn大きく作ったものであ
り、又ウレタンフオーム3が付着しないように表面に離
型処理をしたものである。
ウレタンフオーム3が発泡し硬化完了後パッド材(表皮
1とウレタンフオーム3とより成る)を発泡下型1、上
型4から取り出し第2図に示すように一体型下型5にセ
ットし、ウレタンフオーム3の裏面(パネル材接触面)
にウレタンフオーム原液6(組成は表2)をスプレー塗
布する。
次に第3図に示すようにパネル材Iを素早くセットし、
一体型上型8で固定し、ウレタンフオーム6をウレタン
フオーム3とパネル材7との間隙に発泡させる。
(発泡時間2〜5分間)この時パッド材(表皮1とウレ
タンフオーム3とより成る。
)が一体化する。なおウレタンフオーム6との接着力を
増すためにパネル材7の表面にプライマーを塗布してお
く場合もある。
本実施例ではパネルの穴9やパネルの端末10からのウ
レタンフオーム6の洩れはほとんどないため、マスキン
グや型での押えの必要はない。
最後に第4図に示すように表皮1の不要部分をナイフ1
1で切断すると完成する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明のインストルメントパネルの製
造法を示す成形金型の断面図、第4図は、本発明の方法
により製造したインストルメントパネルの断面図である
。 符号の説明、1・・・・・・表皮材、2・・・・・・発
泡下型、3・・・・・・ウレタンフオーム、4・・・・
・・発泡上型、5・・・・・・一体型下型、6・・・・
・・ウレタンフオーム、7・・・・・・パネル材、8・
・・・・・一体型上型、8・・・・・・パネル材の穴、
10・・・・・・パネル材の端末、11・・・・・・ナ
イフ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の工程よりなる表面にパッド材、裏面にパネル材
    が一体化したインストルメントパネルの製造法。 (a) パネル材に接触する面を最終厚みより若干薄
    くなるようにポリウレタンフォームを発泡成形して、パ
    ッド材を成形する。 (b) パネル材とパッド材が接触する面のパネル材
    又はパッド材の少なくとも一力の表面に、発泡体原液を
    塗布する。 (c) パネル材をパッド材の所定の位置に固定し、
    パネル材とパッド材との間で発泡体原液を発泡成形して
    パネル材とパッド材とを一体化する。 2 ポリウレタンフォームを最終厚みより5mm以下薄
    くなるように発泡成形してパッド材を成形することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のインストルメント
    パネルの製造法。 3 発泡体原液がポリウレタンフォーム原液であること
    を特徴とする特許請求の範囲、第1項又は第2項記載の
    インストルメントパネルの製造法。
JP53073915A 1978-06-19 1978-06-19 インストルメントパネルの製造法 Expired JPS5835455B2 (ja)

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JPS55242A JPS55242A (en) 1980-01-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57120421A (en) * 1981-01-16 1982-07-27 Tokai Kasei Kogyo Kk Manufacture of foamed product lined with core material
JPS57123030A (en) * 1981-01-24 1982-07-31 Tokai Kasei Kogyo Kk Manufacture of foamed article with core material
JPS57126633A (en) * 1981-01-29 1982-08-06 Kasai Kogyo Co Ltd Forming of insulator dash
JPS61187708U (ja) * 1985-05-17 1986-11-22

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JPS55242A (en) 1980-01-05

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