JPS5835055B2 - 魚類の採肉法 - Google Patents
魚類の採肉法Info
- Publication number
- JPS5835055B2 JPS5835055B2 JP55091360A JP9136080A JPS5835055B2 JP S5835055 B2 JPS5835055 B2 JP S5835055B2 JP 55091360 A JP55091360 A JP 55091360A JP 9136080 A JP9136080 A JP 9136080A JP S5835055 B2 JPS5835055 B2 JP S5835055B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meat
- fish
- cut
- pieces
- fish meat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Processing Of Meat And Fish (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
たら、すげそうだら、メルルーサ等の比較的大型の白味
の魚は頭部、内臓を除去した後三枚にむろしたものを切
身、フライ又はすり身等にカロ工し1 ているが、この肉量は魚体重の−〜−に過ぎず、4 頭部や骨部にはな耘多量の肉が附着しており、その一部
を手作業で剥ぎとる程度で大部分はミールとして肥料、
飼料等にするか又は廃棄しているのが現状である。
の魚は頭部、内臓を除去した後三枚にむろしたものを切
身、フライ又はすり身等にカロ工し1 ているが、この肉量は魚体重の−〜−に過ぎず、4 頭部や骨部にはな耘多量の肉が附着しており、その一部
を手作業で剥ぎとる程度で大部分はミールとして肥料、
飼料等にするか又は廃棄しているのが現状である。
本発明はこの魚頭部及び骨部に附着した魚肉を能率良く
採取して有効に食用に利用できるようにしたもので、魚
を三枚にわろした残りの魚頭部及び骨付部分をクラッシ
ャーで荒く切断した後水槽中で攪拌洗滌し、次いで更に
クラッシャーで細かく破砕してから採肉し、脱水するこ
とを要旨とするものである。
採取して有効に食用に利用できるようにしたもので、魚
を三枚にわろした残りの魚頭部及び骨付部分をクラッシ
ャーで荒く切断した後水槽中で攪拌洗滌し、次いで更に
クラッシャーで細かく破砕してから採肉し、脱水するこ
とを要旨とするものである。
本発明は従来廃棄又は肥料、飼料等にしか利用されてい
なかった三枚におろした後の魚の頭部及び骨付部分から
肉質部分を簡易かつ能率良く採取して有効に食用に利用
することができる。
なかった三枚におろした後の魚の頭部及び骨付部分から
肉質部分を簡易かつ能率良く採取して有効に食用に利用
することができる。
捷た本発明は魚を三枚にむろした残りの魚の頭部及び骨
付部分を二段階に分けて細断し、先ず最初は攪拌洗滌時
に肉が流失せずかつ水晒しが短時間で迅速に行える程度
の荒い大きさに切断し、次に肉採取前に細かく細断する
ことにより品質の良い肉質を再入的に歩留り良く採取で
きる。
付部分を二段階に分けて細断し、先ず最初は攪拌洗滌時
に肉が流失せずかつ水晒しが短時間で迅速に行える程度
の荒い大きさに切断し、次に肉採取前に細かく細断する
ことにより品質の良い肉質を再入的に歩留り良く採取で
きる。
更に本発明は採肉に先立って荒く切断したものを攪拌洗
滌して附着せる血液、すい液、腹腔膜、雑菌等の不純物
を排除すると同時に魚肉の水晒しも行うことにより品質
の良い練製品用魚肉を製造することができる。
滌して附着せる血液、すい液、腹腔膜、雑菌等の不純物
を排除すると同時に魚肉の水晒しも行うことにより品質
の良い練製品用魚肉を製造することができる。
本発明の詳細な説明すると、たら、すげそうだら、メル
ルーサ等の白味の魚で比較的大きな魚を三枚にむろした
残りの魚の頭部と背椎のある骨付部分をクラッシャーで
長さ40〜607IL11L程度の大きさに切断する。
ルーサ等の白味の魚で比較的大きな魚を三枚にむろした
残りの魚の頭部と背椎のある骨付部分をクラッシャーで
長さ40〜607IL11L程度の大きさに切断する。
前記クラッシャーの一例を示すと、断面が鋸歯状に形成
された一対の回動転輪からなり、周回動転輪の間隔を調
節して魚の頭部及び骨付部分を前記大3さに両回動転輪
間で破砕切断するものであるが、細かく切断し過ぎると
次の攪拌洗滌工程で魚肉の流出が大きくなって歩留りが
低下し、反対に切断が大き過ぎると不純物の排除及び水
晒しが不充分となるため前記大きさ程度に切断する。
された一対の回動転輪からなり、周回動転輪の間隔を調
節して魚の頭部及び骨付部分を前記大3さに両回動転輪
間で破砕切断するものであるが、細かく切断し過ぎると
次の攪拌洗滌工程で魚肉の流出が大きくなって歩留りが
低下し、反対に切断が大き過ぎると不純物の排除及び水
晒しが不充分となるため前記大きさ程度に切断する。
次いでこの荒く切断したものを水槽内に設置された多孔
性回転筒体内を攪拌しながら洗滌移送し、耐着している
血液、すい液、腹腔膜、雑菌等の不純物を排除すると同
時に肉質中の色素、臭気、蛋白質等の水廖性成分並に脂
肪分を除去する水晒しを併せて行う。
性回転筒体内を攪拌しながら洗滌移送し、耐着している
血液、すい液、腹腔膜、雑菌等の不純物を排除すると同
時に肉質中の色素、臭気、蛋白質等の水廖性成分並に脂
肪分を除去する水晒しを併せて行う。
このように洗滌水晒しを行ったものを更にクラッシャー
で今度は細かく細断した後、孔径3m速度の多孔ロール
にベルトを圧接したロール式採肉機で肉質のみ分離し、
次いでこの分離した肉質を細目0.3〜165間のスク
リューロール式脱水機で移送しながら脱水し水分約80
φ前後の魚肉を製造するものである。
で今度は細かく細断した後、孔径3m速度の多孔ロール
にベルトを圧接したロール式採肉機で肉質のみ分離し、
次いでこの分離した肉質を細目0.3〜165間のスク
リューロール式脱水機で移送しながら脱水し水分約80
φ前後の魚肉を製造するものである。
しかしてこのようにして製造された魚肉はこれをその壕
Sすり身として凍結ブロックにしたり、又はこれを直ち
に肉だんご、か1ぼこ、ちくわ、さつ1揚げ等の練製品
原料として使用するものである。
Sすり身として凍結ブロックにしたり、又はこれを直ち
に肉だんご、か1ぼこ、ちくわ、さつ1揚げ等の練製品
原料として使用するものである。
実施例 1
尾ビレを除く体長50crfL前後のスケンウタ゛う1
004総重量106kgを夫々三枚におろし残った魚の
頭部28.7kg、中骨付部分17kyを集めてクラッ
シャーで50〜60mmの長さに荒く切断し、次いでこ
れを水槽中に設置された孔径3間の回転する攪拌移送筒
内を3分間かげて洗滌移送したものをクラッシャーで細
かく細断した後孔径3間のロール式採肉機で採肉し、更
に細目1m7ILのスクリューロール式脱水機で水分を
80%に脱水したところ5.3 kgの肉を製造できた
。
004総重量106kgを夫々三枚におろし残った魚の
頭部28.7kg、中骨付部分17kyを集めてクラッ
シャーで50〜60mmの長さに荒く切断し、次いでこ
れを水槽中に設置された孔径3間の回転する攪拌移送筒
内を3分間かげて洗滌移送したものをクラッシャーで細
かく細断した後孔径3間のロール式採肉機で採肉し、更
に細目1m7ILのスクリューロール式脱水機で水分を
80%に脱水したところ5.3 kgの肉を製造できた
。
実施例 2
尾ビレを除く体長130〜140cffLのタラ100
尾総重量4Z5.5kgを三枚におろした後の魚の頭部
87.2kg、中骨付部分61−3kgを実施例1と同
様の処理したところ18.2kgの肉を製造できた。
尾総重量4Z5.5kgを三枚におろした後の魚の頭部
87.2kg、中骨付部分61−3kgを実施例1と同
様の処理したところ18.2kgの肉を製造できた。
Claims (1)
- 1 魚を三枚に訟ろした残りの魚頭部及び骨付部分をク
ラッシャーで40〜60間の荒い大きさに切断した後水
槽中で攪拌洗滌して不純物を除去し、次いで更にクラッ
シャーで細かく破砕してから採肉し、脱水することを特
徴とする魚類の採肉法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55091360A JPS5835055B2 (ja) | 1980-07-04 | 1980-07-04 | 魚類の採肉法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55091360A JPS5835055B2 (ja) | 1980-07-04 | 1980-07-04 | 魚類の採肉法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5716644A JPS5716644A (en) | 1982-01-28 |
JPS5835055B2 true JPS5835055B2 (ja) | 1983-07-30 |
Family
ID=14024213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55091360A Expired JPS5835055B2 (ja) | 1980-07-04 | 1980-07-04 | 魚類の採肉法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5835055B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0813234B2 (ja) * | 1992-02-05 | 1996-02-14 | マルハ株式会社 | 硬い肉質の魚体の落し身製造処理方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS497478A (ja) * | 1972-05-12 | 1974-01-23 | ||
JPS51151362A (en) * | 1975-06-20 | 1976-12-25 | Hotei Canning Co Ltd | Method of treating fish body |
JPS548755A (en) * | 1977-09-29 | 1979-01-23 | Kibun Kk | Production of ground meat of fishes and crustaceans |
JPS5446872A (en) * | 1977-09-19 | 1979-04-13 | Tomiji Nakamura | Method and apparatus for taking fish meat by liquefying in marine kneaded product |
-
1980
- 1980-07-04 JP JP55091360A patent/JPS5835055B2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS497478A (ja) * | 1972-05-12 | 1974-01-23 | ||
JPS51151362A (en) * | 1975-06-20 | 1976-12-25 | Hotei Canning Co Ltd | Method of treating fish body |
JPS5446872A (en) * | 1977-09-19 | 1979-04-13 | Tomiji Nakamura | Method and apparatus for taking fish meat by liquefying in marine kneaded product |
JPS548755A (en) * | 1977-09-29 | 1979-01-23 | Kibun Kk | Production of ground meat of fishes and crustaceans |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5716644A (en) | 1982-01-28 |
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