JPS5834277A - カウンタバランス弁 - Google Patents

カウンタバランス弁

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JPS5834277A
JPS5834277A JP13317381A JP13317381A JPS5834277A JP S5834277 A JPS5834277 A JP S5834277A JP 13317381 A JP13317381 A JP 13317381A JP 13317381 A JP13317381 A JP 13317381A JP S5834277 A JPS5834277 A JP S5834277A
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valve
hole
pilot chamber
spool
supply
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Megumi Miyake
三宅 恵
Sen Wada
和田 すすむ
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Kobe Steel Ltd
Nabco Ltd
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Kobe Steel Ltd
Nabco Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B13/00Details of servomotor systems ; Valves for servomotor systems
    • F15B13/01Locking-valves or other detent i.e. load-holding devices

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Safety Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、建設機械等に組込まれる圧力流体回路のア
クチュエータと方向切換弁との間に介設するカウンタバ
ランス弁に関する。
従来この種カウンタバランス弁には、方向切換弁が接続
される夫々の給排孔と開閉制御用スズ−ル両側のパイロ
ット室とをつなぐ夫々の通路の途中に固定絞りを設けて
成るタンピング機構が採用されているが、ハンチングを
防止するため固定絞り全小さくすると、スプールに働く
作動力に応じたスプール作動速度が得られず、スプール
の応答遅れにより流体回路内にサージ圧やキャビテーシ
ョンが発生した。
このようなスプール応答遅れを防止するために、最近、
スプールのストローク位置に対応してダンパ絞りを2段
階に変えられるように改良したもの、或は固定絞りを備
えた低圧リリーフ弁を通路途中に設けてパイロット室の
流体圧力が一定値以上となるとダンピング効果をなくす
るよ2に改良したもの等かみうけられるが、前者の場合
に社δメデルが夫々の段階に対応したストローク範囲に
ある間は常にダンパ絞りを一定するため、スプールに働
く作動力に忠実に対応したスプール作動速度が得がたく
、また後者の場合も、一定の設定圧力のリリーフ弁を用
いる関係上、やはりスプールに働く作動力に忠実に対応
したスプール作動速度が得かたいと云う不満足な点をな
お含んでいる。
この発明は、カウンタバランス弁のパイロット室と給排
孔との間にパイロット室と給排孔内の流体圧力の差によ
って作動し、パイロット室と給排孔との間の絞り量を変
化させる差動弁を設け、とノ差動弁によってカウンタバ
ランス弁のスプールの作動速度を制御し、圧力流体回路
のサージ圧。
キャビテーションの発生を防止すること全目的とするも
のである。
以下、この発明による実施例を示す第1図、第2図につ
いて述べる。
第1図は、この発明の一実施例のカウンタバランス弁が
組込まれる圧力流体回路図であって、lけ1カウンタバ
ランス弁の本体、2はスプール、3.4は差動弁、5け
アクチュエータ、6は方向切換弁である。
このカウンタバランス弁は、圧力流体回路のアクチュエ
ータ5と方向切換弁6との間に介設されるもので、その
本体lは、アクチュエータ5が接続される一対の給排孔
7,8 (以下アクチュエータ用給排孔というンと、方
向切換弁6が接続される一対の給排孔9.10(以下切
換弁用給排孔という)を備えており、これらアクチュエ
ータ用給排孔7.86切換弁用4給排孔9.10はいず
れもスプール2が嵌納された内孔11に連通している。
この内孔11の両端Sは、その子し径を少々大きくする
と共に、開口端全蓋部材14.15で夫々密閉して、パ
イロット室12.13に構成してあり、このパイロット
室12.13の内部には、スプール2を両側から押圧す
るばね16.17を夫々張設しである。
スプール2は、切換弁用給排孔9,10の夫々に対応す
る部分を小径部48.49となすと共に、中央の中央部
を挾んで両側に一対のスプール内孔18.19’ji設
けである0これらスプール内孔18.19は、小径部4
.8.49の通孔20.20.21・21g介して切換
弁用給排孔9.lOに夫々連通させると共に、別の通孔
22.22,23゜23を介してアクチュエータ用給排
孔7,8にも連通させである0更に、これらスプール内
孔18゜19には、夫々切換弁用給排孔9.lOO方か
らアクチュエータ用給排孔7,8の方向に向って圧力流
体を流す逆止弁24,25t−設けである。そしてこの
スプール2は、後述するように、方向切換弁6が中立位
置にあるとき、両端のばね16゜17の釣合により、第
1図に示す中立位置を維持してアクチュエータ5と方向
切換弁6の間全遮断し、一方、方向切換弁6を左右のい
ずれかの位置に切換えると、このスプール2が左右いず
れかに摺動してアクチュエータ5と方向切換弁6の間を
連通させるように作動する。
差動弁3.4は、各パイロット室12 、 ’l 3と
各切換弁用給排孔9.10との間に介設しである0これ
ら差動弁3,4は、通路26.27及び通孔52.53
’i介して各パイロット室12.13及び切換弁用給排
孔9.IOK連通する内孔28゜29と、この内孔28
.29に摺動自在に嵌納した弁体30.31を有してお
り、内孔28,29の両端部を夫々弁体作動室32.3
3及び34゜35となして、これら作動室の内部に弁体
押圧用のばね36,37,38.39を張投しである。
そして、これら差動弁の一方の弁体作動室32゜34は
、夫々通路26.27からの分岐通路50.51と連通
させである。
弁体30,31は、切換弁用給排孔9,10側に位置す
る弁体作動室33.34に開口連通ずる内部通路40.
41’i設けてあり、その周壁には、第1絞り孔42.
43.第2絞り孔46a、 46b。
47a、47b及び通孔44.45を穿設しである。
この第1絞り孔42.43は、通$26.27i介して
常時パイロット室12.13に接続するが第2絞り孔4
6a、46b、47a、47bは弁体30゜31が弁体
作動室33.35の方向へ移動すると前記第1絞り孔4
2.43と共にパイロット室12.13へ接続する0通
孔44.45は、弁体30・31が弁体作動室32.3
4の方向へ移動すると第1絞り孔42.43と共にパイ
ロット室12.13に接続する。これらの差動弁3,4
の弁体30.31には、後述するようにパイロット室1
2.13と切換弁用給排孔9,10との流体流体圧力の
双方が対向して作用し、この双方の流体圧力の差による
弁体30,31への押圧力かばね36.38.37.3
9の弾発力による押圧力を超えた値になると移動する。
なお、この実施例では、ばね36.38に前記流体圧力
の差がほとんどなくなったとき弁体30.31?:第1
図の中立位置へ復帰させる程度の極めて弱い弾発力を有
するものにしである。従って弁体30,31は、切換弁
用給排孔9,10に流体圧力が作用し始めるとほぼ同時
に弁体作動室32.34方向へ移動する0そして、パイ
ロット室12.13内の流体圧力が切換弁用給排孔9,
10内の流体圧力より嵩〈なり、この双方の流体圧力の
差による押圧力かばね37.39の押圧力を超えると、
パイロット室12.13と切換弁用給排孔9,10とけ
、第1絞り孔42と第2絞り孔46 a + 46 b
 s第1絞り孔43と第2絞り孔47a、47bの夫々
によって接続する。
なお、この実施例では、第1絞り孔42.43の絞り量
及び第2絞り孔46a、46b、47a、47bの絞り
量を同一にし、パイロット室12.13と切換弁用給排
孔9,10との間を第1、絞り孔42゜43と第2絞り
孔46a、46b、47a、47bとで同時に接続する
ことにより、その絞りl’を第1絞り孔42.43と第
2絞り孔46 a + 46 b 。
47a、47bとの加算値にする構成にした。しかし、
特に、この構成に限定されるものでなく、例えば、第2
絞り孔46a、46b、47a、47bの絞り量を第1
絞り孔42.43と湘違“させてもよいO なお、第1図中60.61は、アクチュエータを停止さ
せるブレーキ力を制御する圧力制御弁である。
以上のような構成のカウンタバランス弁の作動を説明す
ると、方向切換弁6が中立位置にあるときは、スプール
2が両端のばね16,17の釣合によって第1図のよう
に中立位置に静止し、−切換弁用給排孔9.lOとアク
チュエータ月給S##、孔’7 ej、8と1ka断し
ている。従ってアクチュエータ5は停止している。
今、この停止状態から、方向切、換弁6を左側の位置6
aに切換え、ポンプPより圧力流体を図中右側の切換弁
用給排孔9に供給すると、この圧力流体は通孔20.2
0’i通って第1図中右側のスプール内孔18に入り、
逆止弁24を押開いて通孔22,22より図中右側のア
クチュエータ用給排孔7全通ってアクチュエータ5の方
へ流れる。
同時に、この圧力流体の一部は、差動弁3の弁体30内
部通路40、第1絞り42、通路26を介してパイロッ
ト室12に流入し始める。このとき、スプール2は、第
1図の中立位置のため、アクチュエータ5の排出側がス
プール2、逆止弁25で閉鎖されているのでモータ5が
停止した壕まである。一方切換弁用給排孔9内の圧力流
体は、弁体30、第1絞り42、通路26全介してパイ
ロット室12に流入しようとするため、弁体30に作用
する弁体作動室33内の流体圧力が弁体作動室32内の
流体圧力よりも早く昇圧し弁体30は、弁体作動室32
内のばね36の張力に抗して右方向に通孔44が通路2
6に接続する位置に移動する。このようにして、切換弁
用給排孔9とパイロット室12とが、弁体30の通路4
4と第1絞り42とにより大きな接続量となると、パイ
ロット室12へは、切換弁用給排孔9内の圧力流体が大
量に流入可能となる。
パイロット室12内に、前述したように大量の圧力流体
が流入し始めると、スプール2は、パイロット室13内
のばね17の弾発力による押圧力に抗して移動し始める
が、このパイロット室13内の流体圧力も、パイロット
室12内の流体圧力に応じて上昇する0この流体圧力は
、通路27、差動弁4の弁体31の第1絞り孔43、内
部通路41、弁体作動室35、通孔53を介して、切換
弁給排孔10に作用すると共に通路27、分岐通路51
を介して弁体作動室34に作用する0従って、弁体31
に作用する弁体作動室34側の流体圧力による押圧力は
第1絞り43の絞り量に応じた値となる0このため、弁
体31は、第1図の中立位置から第1絞り孔43、第2
絞り孔47a。
47bが共に通路27に接続する位置までばね39に抗
して移動するので、パイロット室13内の圧力流体は、
第1絞り孔43、第2絞り孔47a。
47bの絞り量の加算値に応じた量の流量を切換弁用給
排孔10へ排出可能となる。従ってスプール2は、この
弁体31の第1絞り孔43、第2絞り孔47a、47b
の絞り量の加算値に応じた移動速度で左方向に移動し始
める。そして、スプール2の小径部49が、アクチュエ
ータ用給排孔8と切換弁用給排孔lOとを接続すると、
アクチュエータ5の排出側は、方向切換弁6を介してタ
ンクへ接続される。一方切換弁用給排孔9内の流体圧力
は、アクチュエータ5に作用している負荷等により、差
圧弁3の弁体30を前述の位置を保つ程度の流体圧力に
保たれる。このため、スプール2の移動速度は、初期の
移動速度のままパイロット室13のばね17の弾発力に
抗して左方向の終端位置に達する。このようにして、ス
プール2が移動により、アクチュエータ5への圧力流体
の給排回路が形成されアクチュエータ5が矢印入方向へ
駆動する0 この作動状態から、方向切換弁6を再び中立位置に切換
えると、圧力流体の給排が方向切換弁6によって停止し
、スプール2が第1図中左側のばね17の弾発力で図中
右方向に摺動して図示の中立位置に復帰しようとするが
、この摺動復帰の初期には、ばね17の弾発力(スプー
ル作動圧)に対応した大きい背圧が右側のパイロット室
12に生じる。このパイロット室12内の流体圧力は、
通路26、分岐通路50を介して作動弁室32に作用す
ると共に第1絞り孔42を介してその一部の圧力流体が
切換弁給排孔9へ流出するが、第1絞り孔42の抵抗が
大きいので、弁体作動室32内の流体圧力がパイロット
室12内の流体圧力とほぼ同圧になり、弁体30は、こ
の流体圧力によって、左方向に第1絞り孔42、第2絞
り孔46a。
46bが共に通路26へ連通ずる位迄移動する。
このため、パイロット室12内の圧力流体は、第1絞り
孔42、第2絞り孔46at 46bの双方を介して切
換弁給排孔9へ流出する。従って、スプール2は、パイ
ロット室13内のばね17の弾発力による押圧力を受け
、第1絞り孔42、第2絞り孔46a、46bの絞り量
の加算値に応じた速度で右方向へ移動し始めるOそして
中立位置に近づくにつれて両側のばね16.17が釣合
に近づき、スプール作動圧が減少するため、ノでイロッ
ト室12と切換弁用給排孔9との圧力差は小さくなり、
それによって弁体30に作用する作動弁室32内の流体
圧力が減少し、弁体30が図示の位置へ復帰するので、
パイロット室12内の圧力流体の切換弁用給排孔9への
排出が第1絞り孔42のみの制限された値になる。この
ため、スプール2がアクチュエータ用給排孔8と切換弁
用給排孔10との間を絞る位置に達するとスプール2の
移動速度は、減少し、アクチュエータ用給排孔8と切換
弁用給排孔10との間をゆっくり(弁体30の第1絞り
孔43の絞り量に応じた値O)閉鎖する。なお、スプー
ル復帰時における切換弁用給排孔10からパイロット室
13R織流体at給d(ζが虻舞タト室13の減圧に伴
なって差動弁4の弁体31が図中左方向に摺動すること
により、弁体31の通孔45を経て速やかに行なわれる
ため、スプール2の駿敏な復帰に悪影響を及ぼすない0
以上、方向切換弁6を左側の位置6aに操作した場合に
ついて述べたが、方向切換弁6を右側の位置に操作する
場合は、アクチュエータ5への圧力流体の給排関係が前
述の場合と逆になり、カウンタバランス弁のスプール2
は、前述と反対の方向に作動する0このとき、差動弁4
が、)でイロット室13と切換弁用給排孔10との間で
前述した差動弁3と同様に作動しパイロット室13内の
流体圧力を制御するので、その詳細な説明は省くOなお
このときアクチュエータ5は矢印B方向に駆動する。
次にアクチュエータ5に負荷が作用しその負荷の方向に
駆動する場合について述べる。なおこの場合、差圧弁3
,4のばね37,39の弾発力は、パイロット室12.
13内の流体圧力がばね16゜17の弾発力による値に
達しても差動弁3,4の弁体30.31を第1図の位置
に保持する値にするO 今アクチュエータ5が矢印A方向に駆動されるように負
荷が作用している状況下において方向切換弁6を左側の
位置6aに切り換えると、ポンプPの吐出圧力流体は、
切換弁用給排孔9、スプール2の通孔20、スプール内
孔18、逆止弁24、通孔22、アクチュエータ用給排
孔7を介してアクチュエータ5へ流入すると共に、通孔
52、弁体30の内部通路40、第1絞り42、通路2
6を介してパイロット室12に流入する0このときスプ
ール2は、第1図に示す中立位置にあるのでアクチュエ
ータ5の排出側は閉鎖されたままである。従って、切換
弁用給排孔9内の流体圧力が上昇し、この流体圧力が、
パイロット室12内へ差動弁3を介して作用する。この
ため、スプール2はパイロット室13のばね17の弾発
力による押圧力に抗しさらに、パイロット室13内の流
体を差動弁4を介して切換弁用給排孔lOへ排出させな
がら左方向へ移動し始める0このとき/ぐイロット室1
3内の流体は、パイロット室12に作用する圧力流体に
よる押圧力とばね16の弾発力による押圧力の双方の加
算値が作用するので、差動弁4の弁体31は、右方向に
移動し、パイロット室13内の流体を第1絞り43、第
2絞り47a。
47 b−i介して切換弁用給排孔10へ接続する0従
って、スプール2は、差動弁4の弁体31の第1絞り4
3、第2絞り47a、47bの絞り量の加算値に応じた
速度で移動を始めるOスプール2の左方向への移−によ
って、アクチュエータ5の排出側が、アクチュエータ用
給排孔8と切換弁用給排孔10とを接続し始めると、ア
クチュエータ5に作用する負荷により切換弁用給排孔9
内の圧力(パイロット室12内の流体圧力0)が下降し
、スプール2を左方向へ押圧する押圧力は、ばね16の
弾発力のみとなる0このため、パイロット室13内の流
体圧力も、ばね16の弾発力に応じた値迄下降する0こ
のようにパイロット室13内の流体圧力の下降により、
差動弁4の弁体31が、ばね39の弾発力による押圧力
によって第1図の位置へ復帰させられるので、パイロッ
ト室13と切換弁用給排孔10とが、第1絞り43のみ
の接続となる。従ってスプール2の移動速度は、アクチ
ュエータ用給排孔8と切換弁用給排孔10とを接続し始
めるとほぼ同時に差動弁4の第1絞り43の絞り量に応
じた値に制限される。このように、スプール2の左方向
への移動速度を制限することにより、アクチュエータ5
のなめらかな駆動を行なわせる。なお、アクチュエータ
5に矢印B方向へ駆動されるような負荷が作用している
状況下において、方向切換弁6を右側の位置に切り換え
るとスプール2の右方向への移動速度が、差動弁3の第
1絞り42、第2絞り46a、’46bにより、前述の
場合と同様にアクチュエータ用給排孔7と切換弁用給排
孔9とを接続する位置に達した時、その移動速度を制限
してアクチュエータ5の駆動をなめらかなものにする。
第2図は、この発明による第2の実施例を示す部分断面
図であって、この実施例のカウンタバランス弁は、前述
の実施例と相違する差動弁3′ヲパ −イロット室12
と切換弁用給排孔9との間に介設しである。
この実施例における差動弁3′は、・ぐイロット室12
及び切換弁用給排孔9に対して通路26.52全介して
連通ずる内孔28′と、この内孔28′に摺動自在に嵌
納され且つばね54によってノぐイロット室12からの
通路26′の方に常時押圧されている弁体30′とを備
えたもので、切換弁用給排孔9からの通路52′が開口
する内孔28′の大孔径部57とパイロット室12との
間には、ノくイノぐス通路55を設けてやり、このバイ
ノぐス通路55の途中に、内孔28′からパイロット室
12に向って流体が流れるときだけ開く逆止弁56を設
けである0この差動弁3物弁体30′は、パイロット室
12からの通路26′に連通ずる内部通路40′ヲ設け
てあり、その先端部を絞って内孔28′に通じる第1絞
り孔42′となすと共に、弁体30G小径部58の周壁
に第2絞り孔46′全形成しである0図示しないが反対
側のパイロット室13と切換弁用給排孔10との間にも
同様の差動弁を介設しであるOこのような差動弁3′全
介設したカウンタノくランス弁にては、パイロット室1
2に背圧が生じ、切換弁用給排孔9との圧力差が大きく
なると、弁体30’が押下げられて第2絞り孔46′が
弁体小径部58を介して内孔2B′と連通ずるため、パ
イロット室12の背圧は第1.第2絞り孔42’、 4
6’を経て速やかに切換、弁用給排孔9に放出され、背
圧が減小すると、弁体30’がばね54により押戻され
て第2絞り孔46′が遮断されるため、背圧は第1絞り
孔42′のみを経て放出される。かくして前述の実施例
の場合と同様、スプール作動圧によりパイロット室12
に生じる背圧に対流したダンピング可変調整が行なわれ
る。
以上説明したように、この発f3Aは、カウンタバラン
ス弁のパイロット室と方向切換弁に接続する給排孔との
間に、前記パイロット室と前記給排孔との流体圧力の差
に応じて、パイロット室と給排孔との接続量を制御する
差動弁を配置し、カウンタバランス弁のスプール2が、
アクチュエータに接続する給排孔と方向切換弁に接続す
る給排孔との間を閉鎖する位置の近くで、前記スプール
の移動速度を減少させ、他の位置では、その移動速度を
早めることにより、アクチュエータへの圧力流体回路を
スムーズに開閉し、圧力流体回路内のサージ圧力、キャ
ビテーションの発生を防止する等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発#4によるカウンタバランス弁の断面
図を含む回路図。第2図は、第2の実施例の部分断面図
である。 1・・・本体、2・・・スプール、3,3.4・・・差
動弁、5・・アクチュエータ、6・・・方向切換弁、7
.8・・・給排孔(アクチュエータ用給排孔)、9.1
0・給排孔(切換弁用給排孔)、12.13山パイロツ
ト室、30.30’、 31・・・弁体、42.42’
、43・・・第1絞り孔、46 a 、4644’6b
+、’4,7.a’+ 1zt−・第2絞り孔。 特許出願人  日本エヤーブレーキ株式会社同    
株式会社 神戸 製鋼折

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、方向切換弁とアクチュエータとの間に配置してあり
    、方向切換弁に接続するパイロット室と、このパイロッ
    ト室内の流体圧力による押圧力を受は前記アクチュエー
    タと方向切換弁とを接続するスプールとを有し、前記方
    向切換弁上パイロット室との間に、複数の絞り孔を備え
    前記方向切換弁側とパイロット室側との流体圧力の差の
    大きさに応じて前記方向切換弁とパイロット室との接続
    量を前記絞り孔によって制御する弁体を備えた差動弁を
    設けたカウンタバランス弁。
JP13317381A 1981-08-24 1981-08-24 カウンタバランス弁 Granted JPS5834277A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13317381A JPS5834277A (ja) 1981-08-24 1981-08-24 カウンタバランス弁

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JP13317381A JPS5834277A (ja) 1981-08-24 1981-08-24 カウンタバランス弁

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JPH02193386A (ja) * 1989-01-20 1990-07-31 Pioneer Electron Corp 記録媒体演奏装置

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