JPS607137B2 - 複合弁 - Google Patents

複合弁

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JPS607137B2
JPS607137B2 JP4056377A JP4056377A JPS607137B2 JP S607137 B2 JPS607137 B2 JP S607137B2 JP 4056377 A JP4056377 A JP 4056377A JP 4056377 A JP4056377 A JP 4056377A JP S607137 B2 JPS607137 B2 JP S607137B2
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JP
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valve
pressure
port
spool
boat
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JP4056377A
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JPS53125563A (en
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暢英 伊藤
久夫 高見
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS53125563A publication Critical patent/JPS53125563A/ja
Publication of JPS607137B2 publication Critical patent/JPS607137B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は可変吐出形ポンプと固定容量モータとの閉回路
から構成される油圧駆動回路において組み込まれる複合
弁に関する。
第1図に可変吐出ポンプ1と固定容量モータ2とを閉回
路接続した油圧駆動回路(HST回路)を示すが、この
回路においては、ポンプ1の吐出量及び吐出方向が変わ
るため、ブーストボンプ3から回路の流量の漏洩を補う
のに低圧リリーフ弁4でセットされた油圧を供給するの
に2個のチェック弁5a,5bが必要となりへ さらに
回路の最高圧を規制する同じく2個の高圧リリーフ弁6
a,6b、またポンプーの吐出量の微小城でモータ2の
回転を完全に止めるように、吐出圧のほとんどないとき
に開いて作動油を逃がす2個のニュートラル弁7a,7
b及び前記高圧リリーフ弁6a,6bの機能を停止する
2個のァンロード機構8a,8bがそれぞれ必要となっ
てくる。
これら各弁を実際に配置するのにできる限り単純化する
ように、従来、具体的には、第2図に示すような複合弁
をバルブボディ9内に組み込んでいた。
図中、10a,1 0bは上記HST回路に蓮適する油
通路、1 1はブーストポンプ3の吐出通路に蓮適する
通路、また通路10a,10bに面した5a,5bに前
記チェック弁、7a,7bはニュートラル弁であり、さ
らに高圧リリーフ弁6a,6bはこの場合1個のりリー
フ弁6として通路10aと10bの蓮遍路12に介装さ
れる。
通路11からのプースト圧はチェック弁5aまたは5b
を押抜いて通路10aまたは10bに供給され、また、
通路10aまたは10bの吐出圧が微小時は、ニュート
ラルバルブ7aまたは7bがスプリング13により図の
ように移動限まで押し戻され、通路14a,14bを運
通して油を夕ンクへ逃がす。なお、通路亀oa,10b
の油圧が高まれ‘ふスプリング13に抗して移動させる
ため通路14a,14bは遮断され作動油の逃げを防ぐ
。また、高圧リリーフ弁6は、リリーフスプリング15
1こよって開弁方向に附勢される弁体亀6が、その弁座
17への離綾面がテーパ部角6aに形成され、かっこの
テーパ部翼6aが通路10a及び10bからの圧油を同
時にそれぞれ一部づつ受圧するので、例えば通路IQb
が高圧、通路10aが低圧のときは、高圧が設定値以上
に達すると、弁体16が右方に押されて通路IQaと短
絡してリリーフし「逆に通路18aが高圧で通路竃ob
が低圧のときは「設定圧以上になったときは「弁体18
のテーパ部亀6aのうち「通路1頚aに面した部分に作
用している図中右方向の油圧力によって「同じくスプリ
ング亀5に抗して開弁して通路10aから通路亀Qbへ
と油を逃がすのである。
しかし、このようにト高圧リリーフ弁6、ニュートラル
弁7a,Tb「及びチェック弁5a,5bがそれぞれ独
立して配置されているため、必要スペースがそれだけ大
きく、かつ高価格となる問題は依然として解消されない
本発明は、このような問題を解決するためのもので、バ
ルブボディ内に組込む高圧リリーフ弁、ニュートラル弁
、及びチェック弁の機能を1組の弁によって併有させ、
コンパクトにして軽量かつ安価な複合弁を提供すること
を目的とする。
以下実施例を図面にもとづいて説明する。図中20はバ
ルブボディ、21は油圧駆動回路の吐出側あるし、は吸
込側に接続するAボート、22は同じくBボート、23
はブーストポンプの吐出側に蓮適するCボートで、A,
Bボート21,22は油圧ポンプ(第1図の1に相当)
の吐出方向によって高圧、低圧が切換わる。
前記A,B,Cボート21,22,23に直交して弁孔
24が形成され、この弁孔24に同一に形成したA,B
スプール25a,25bが対称的に配置され、かっこの
A,Bスプール25a,25bをスプリング26a,2
6bを介して互に圧接するように附勢すべ〈、同一に形
成した調整筒27a,27bがネジ部28を介して位置
調整自在にねじ込まれている。
次にA,Bプール25a,25b、調整筒27a,27
b‘ま全く同一なので、説明の便宜上、一方のみを説明
し他方は符号を附して具体的な構成は省略する。
Aスプール25aの先端にはCボート23に逢瀬するよ
うに「該スプール25aと同軸的に有底孔29aが形成
され「かっこの有底孔29aと直交して蓮通孔30aが
設けられ、有底孔29aの端部にはオリフィス部31a
が形成されAスプール25aの右行に伴い前記Aポール
21と蓮通孔30aが運通するが、左方向移動によりラ
ンド部35aで蓮通孔30aとの蓮通が遮断される。A
スプール25aには環状凹部32aが形成されると共に
、その内部に有底孔33aがあげられ〜ロッド34aが
摺動自由に挿入される一方「前記調整筒27aの前端と
の間に介装したスプリング26aにより常時左方に附勢
される。
なお「 このスプリング26aの押圧力はネジ28aに
より調整筒27aを進退させることにより調整できる。
またAスプール25aにはヲ未Uフィス36aが形成さ
れ、Aスプール25aと調整筒27aとの間の調圧室3
7aをAボート21と蓮通させると共に、前記ロッド3
4aの左端にあたる有底孔33aとAボート21を蓮適
する通路38aがあげられる。調整筒27a内にはポベ
ット弁39aがリリーフスプリング40aを介して弁孔
41aを閉じるように附勢されると共に、ポベット弁3
9aの頭部42aは前記調圧室37a側に突出し、その
端面にロッド34aの端部が当綾している。
また「スプリング40aの作用力はアジヤストネジ43
aによって調整自在であり、さらに調整筒27aの内部
室44aと蓮通してタンク通路45aが形成される。
46a,47a,47cはオイルシール用のりングをあ
らわす。
このようなAスプール25a及び調整筒27aと全く同
じ構成のBスプール25bと調整筒27bが対称的に配
置されるのであり、次に作用について説明する。
いま、Aボート21が吐出高圧側でBボート22が吸込
低圧側であるとして、吐出流量が極めて少ないときは、
Aスプール25aは図のような状態に位置して、オリフ
ィス部31aを介してAボート21と有底孔29a29
aが運通している。この場合、オリフィス部31aを通
る流量が極めて少ないことから、流量に応じて生じる絞
り損失がほとんどなく、オリフィス部31aの前後にお
いて圧力差を生ぜず、Aボート21はCボート23ある
いはBボート22と同圧になり、Aボート21から図示
しないモータ(第1図のモータ2に相当)へは圧油が供
給されず、モ−タ回転は完全に停止する。この結果「前
述のニュートラル弁と同一的な機能を生じ、微少流量で
のモータ回転を確実に止めることができる。次いで「
Aボート21の流量が次第に増加してくると、前記オリ
フィス部31aを流る流量が増加し、オリフィス部31
aで生じる絞り損失に応じてAボート21とCボート2
3との間に圧力差が生じるようになり、このときAボー
ト21側の圧力の方が大きいからAスプール25aは左
方に移動し「Aボート21とCボート23との蓮通が遮
断されると共に、このAスプール25aの左行にもとづ
きBスプール25bが押されて蓮通孔30bがBボート
22に蓮通し、したがってCボート23をBボート22
に連絡する。
このため、Bボート22の圧力はCボート23の圧力、
つまりブースト圧と等しくなり、低圧回路内に作動油の
補給を行うと共に、Bスプール25bの左行によりロッ
ド34bがポベット弁39bの頭部42bを押して弁孔
41bを開くので、オリフィス36bを通りうるだけの
油量だけ回路内の油を通路45bを介してタンクにもど
すことができ、したがって回路内の作動油を’順次交換
できる。
これらの機能によって前述した低圧リリーフ弁とチェッ
ク弁の働きを行うことになる。
次に、Aボート21の圧力が設定値以上に上昇したとき
、つまり回路高圧側をリリーフする必要のあるときは、
オリフイス36aを介して調圧室37aに導かれるAボ
ート21の圧力により、ポベット弁39aがスプリング
40aに抗して開き、これにより調圧室37aの作動が
通路45aへと流出する。
このようにして調圧室37aに作動油の流れが生じると
、調圧室37aにはオリフィス36aを介してAボート
21から作動油が流入するため、Aボート21に比べて
調圧室37aの圧力がその絞り損失に応じて低下し、こ
れに対してロッド34aの左端に通路38aを介して導
かれる圧力は、流れがないためにAボート21の圧力と
同圧力を維持し、この結果ロッド34aの右端に比べて
左端の圧力が高くなり、ロッド34aが右方に移動して
ポベット弁39aを開弁様態に保持する。このようにし
て、弁孔41aが開き出すと、オリフィス36aによる
絞りのために、調圧室37aの圧力がAボート21の圧
力よりも低下し、この結果、Aスプール25aに関して
右方向への移動力が生じ、前記オリフィス部31aさら
には蓮通孔30aを介してAボート21と有底孔29a
とが運適状態になる。
したがって「 Aボート21の圧油の一部はCボート2
3へとIJリーフされるのであり、このようにして、高
圧リリーフ弁としての機能をもつことになる。なお、ア
ジャストネジ43aを調整して高圧リリーフ設定値を自
由に調整できる。
また、ネジ28aをゆるめて調整筒27aを右行させる
ことにより、スプリング26aの作用力を消失すれば、
Aスプール25aは自由に右方に移動できるようになり
、Aボート21とCボート23とを蓮通させてアンロー
ド状態にできる。
以上の説明は、Aボート21を高圧側とした場合である
が、逆にBボート22が高圧となっても、同様に制御を
行いうろことは容易に理解されるであろう。以上説明し
たように本発明によれば、単独の弁機構により高圧リリ
ーフ弁、ニュートラル弁、チェック弁の機能を同時にも
つので、全体としてコンパクト化、軽量化がはかれ、さ
らに価格の低減も可能となるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は通常の油圧駆動回路(HST回路)の回路図、
第2図は従来の複合弁の断面図、第3図は本発明の複合
弁の断面図である。 夕 20……バルブボディ、21…・・・Aボート、2
2……Bボート、23……Cボート、25a,25b…
…A,Bスプール、26a,26b……スプリング、2
7a,27b・・…・調整筒、30a,30b・・・・
・・連通孔、31a,31b・・・・・・オリフィ0ス
部、34a,34b……ロッド、36a,36b…・・
・オリフィス、38a,38b・・・・・・通路、39
a,39b……ポベット弁、40a,40b…・・’ス
プリング、45a,45b・…・・タンク通路。 第1図第3図第,2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 可変突出ポンプと固定モータとの閉回路に連通する
    A,Bポート、及びブーストポンプに連通するCポート
    とを有するバルブボデイに、前記A,B,Cポートに連
    通する弁孔を形成し、該弁孔に同一的に形成した摺動自
    在なA,Bスプールを対向配置し、かつそれぞれスプリ
    ングを介して調整筒を挿入してABスプールを弾性的に
    当接させ、前記AスプールはCポートとAポートとの連
    通を開閉するオリフイス部を有すると共に、スプールと
    調整筒との間に形成した調圧室をAポートに連通するオ
    リフイスが形成され、かつこの室に一端を摺動自在に臨
    ませたロツドの他端にAポートの圧力を作用すべくなす
    一方、調整筒に収めたポペツト弁をリリーフスプリング
    を介して弁孔を閉じるように附勢すると共に、該弁孔は
    開時に前記調圧室とタンク通路とを連通させ、かつ上記
    ポペツト弁をロツドがスプリングに抗して押圧開弁しう
    るように構成し、さらにBポートとCポートに関して上
    記と同様な関係になるようにBスプールと調整筒とを配
    したことを特徴とする複合弁。
JP4056377A 1977-04-08 1977-04-08 複合弁 Expired JPS607137B2 (ja)

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JP4056377A JPS607137B2 (ja) 1977-04-08 1977-04-08 複合弁

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JP4056377A JPS607137B2 (ja) 1977-04-08 1977-04-08 複合弁

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US5546752A (en) * 1995-02-23 1996-08-20 Hydro-Gear Ltd. Partnership Combination valve including improved neutral valve for use in hydrostatic transmission
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CN106382269B (zh) * 2016-09-22 2017-10-20 安徽理工大学 一种具有调速、换向、溢流功能的组合阀
CN112762208A (zh) * 2020-12-31 2021-05-07 深圳市恒致云科技有限公司 恒流节流卸荷多用阀

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