JPH0791557A - リリーフ弁 - Google Patents
リリーフ弁Info
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- JPH0791557A JPH0791557A JP5241309A JP24130993A JPH0791557A JP H0791557 A JPH0791557 A JP H0791557A JP 5241309 A JP5241309 A JP 5241309A JP 24130993 A JP24130993 A JP 24130993A JP H0791557 A JPH0791557 A JP H0791557A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- piston
- valve
- spring
- relief
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K17/00—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves
- F16K17/02—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side
- F16K17/04—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side spring-loaded
- F16K17/06—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side spring-loaded with special arrangements for adjusting the opening pressure
- F16K17/065—Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side spring-loaded with special arrangements for adjusting the opening pressure with differential piston
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K27/00—Construction of housing; Use of materials therefor
- F16K27/02—Construction of housing; Use of materials therefor of lift valves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Safety Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 受圧室に供給されるパイロット圧油の圧力が
ゼロからある値まで急激に上昇してもリリーフ圧が急激
に上昇しないようにできるし、リリーフ圧力の最高圧力
を調整できるようにする。 【構成】 高圧側２６を主バルブ２４の細孔２４ａを経
て低圧側２７に開閉するバルブ３２を設け、このバルブ
３２をスプリング３３で閉じ位置に保持し、受圧室４２
内のパイロット圧油でスプリング３３を押すピストン３
７を設け、このピストン３７をキャンセルスプリング４
３でバルブ３２より離れる方向に押して受圧室４２内の
パイロット圧油によりピストン３７を押す力をキャンセ
ルスプリング４３で打ち消すようにし、前記ピストン３
７がスプリング３３を押す方向に動く量を規制する部材
を設けてリリーフ圧力の最高圧力を調整できるようにす
る。
ゼロからある値まで急激に上昇してもリリーフ圧が急激
に上昇しないようにできるし、リリーフ圧力の最高圧力
を調整できるようにする。 【構成】 高圧側２６を主バルブ２４の細孔２４ａを経
て低圧側２７に開閉するバルブ３２を設け、このバルブ
３２をスプリング３３で閉じ位置に保持し、受圧室４２
内のパイロット圧油でスプリング３３を押すピストン３
７を設け、このピストン３７をキャンセルスプリング４
３でバルブ３２より離れる方向に押して受圧室４２内の
パイロット圧油によりピストン３７を押す力をキャンセ
ルスプリング４３で打ち消すようにし、前記ピストン３
７がスプリング３３を押す方向に動く量を規制する部材
を設けてリリーフ圧力の最高圧力を調整できるようにす
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、建設機械等のアクチュ
エータに圧油を供給する油圧回路に用いられるリリーフ
弁に関する。
エータに圧油を供給する油圧回路に用いられるリリーフ
弁に関する。
【０００２】
【従来の技術】油圧回路に用いられるリリーフ弁として
は、例えば特開平５−１２６２６８号公報に示すものが
知られている。すなわち、高圧側と低圧側を開閉する主
バルブを主スプリングで閉じ位置に保持し、主バルブの
細孔を通して高圧側に連通したポートを開閉するポペッ
トを設け、このポペットをスプリングで閉じ位置に保持
し、このスプリングのバネ受けを押すピストンを設け、
このピストンを受圧室内の圧油で摺動してスプリングの
取付荷重を変更できるようにしたリリーフ弁が知られて
いる。
は、例えば特開平５−１２６２６８号公報に示すものが
知られている。すなわち、高圧側と低圧側を開閉する主
バルブを主スプリングで閉じ位置に保持し、主バルブの
細孔を通して高圧側に連通したポートを開閉するポペッ
トを設け、このポペットをスプリングで閉じ位置に保持
し、このスプリングのバネ受けを押すピストンを設け、
このピストンを受圧室内の圧油で摺動してスプリングの
取付荷重を変更できるようにしたリリーフ弁が知られて
いる。
【０００３】このリリーフ弁であると、高圧側の圧力が
セット圧力以上となるとポペットが開放して高圧側の圧
油がポートより低圧側に流通して主バルブが開放作動し
て高圧側の圧油が低圧側に流出する。また、受圧室に供
給するパイロット圧油の圧力を変更してスプリングの取
付荷重を変えるとポペットを押し付ける力が異なってセ
ット圧力、つまりリリーフ開始圧力を可変にできる。
セット圧力以上となるとポペットが開放して高圧側の圧
油がポートより低圧側に流通して主バルブが開放作動し
て高圧側の圧油が低圧側に流出する。また、受圧室に供
給するパイロット圧油の圧力を変更してスプリングの取
付荷重を変えるとポペットを押し付ける力が異なってセ
ット圧力、つまりリリーフ開始圧力を可変にできる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】かかるリリーフ弁であ
ると、受圧室内に供給されるパイロット圧油の圧力に比
例してセット圧力（リリーフ圧力）が順次高くなり、パ
イロット圧力がゼロから順次高圧となる場合にはセット
圧力が図１に示すように最低圧力Ｐｍｉｎから最高圧力
Ｐｍａｘまで順次滑らかに変化する。他方、建設機械の
油圧回路に用いられる油圧パイロット弁の操作ストロー
クと出力圧（パイロット圧力）との関係は図２に示すよ
うにある操作ストロークＳ1まではパイロット圧力がゼ
ロで、その操作ストロークＳ1 に達するとパイロット圧
力がゼロからＰｉｏまで急激に上昇し、その後に操作ス
トロークに比例してパイロット圧力が順次高圧となる。
ると、受圧室内に供給されるパイロット圧油の圧力に比
例してセット圧力（リリーフ圧力）が順次高くなり、パ
イロット圧力がゼロから順次高圧となる場合にはセット
圧力が図１に示すように最低圧力Ｐｍｉｎから最高圧力
Ｐｍａｘまで順次滑らかに変化する。他方、建設機械の
油圧回路に用いられる油圧パイロット弁の操作ストロー
クと出力圧（パイロット圧力）との関係は図２に示すよ
うにある操作ストロークＳ1まではパイロット圧力がゼ
ロで、その操作ストロークＳ1 に達するとパイロット圧
力がゼロからＰｉｏまで急激に上昇し、その後に操作ス
トロークに比例してパイロット圧力が順次高圧となる。
【０００５】このために、前述の油圧パイロット弁によ
りピストンの受圧室のパイロット圧油を供給するとリリ
ーフ弁のリリーフ圧は図１の点線で示すように最低圧力
Ｐｍｉｎから直線的に上昇せずにパイロット圧力Ｐｉｏ
までは最低圧Ｐｍｉｎで、そのパイロット圧力Ｐｉｏと
なるとリリーフ圧はＰｏまで急激に上昇して点線で示す
ようにステップ状となるから、滑らかな圧力上昇が得ら
れず、アクチュエータに油圧ショックが発生する。
りピストンの受圧室のパイロット圧油を供給するとリリ
ーフ弁のリリーフ圧は図１の点線で示すように最低圧力
Ｐｍｉｎから直線的に上昇せずにパイロット圧力Ｐｉｏ
までは最低圧Ｐｍｉｎで、そのパイロット圧力Ｐｉｏと
なるとリリーフ圧はＰｏまで急激に上昇して点線で示す
ようにステップ状となるから、滑らかな圧力上昇が得ら
れず、アクチュエータに油圧ショックが発生する。
【０００６】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたリリーフ弁を提供することを目的とする。
ようにしたリリーフ弁を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】高圧側２６と低圧側２７
を開閉する主バルブ２４と、この主バルブ２４を閉じ位
置に保持する主スプリング２５と、前記高圧側２６と低
圧側２７を主バルブ２４の細孔２４ａを経て開閉するバ
ルブ３２と、このバルブ３２を閉じ位置に保持するスプ
リング３３と、受圧室４２内の圧力でスプリング３３を
押すピストン３７と、このピストン３７をバルブ３２と
離れる方向に押すキャンセルスプリング４３と、前記ピ
ストン３７の動き量を規制するピストン動き量規制部材
５０より成るリリーフ弁。
を開閉する主バルブ２４と、この主バルブ２４を閉じ位
置に保持する主スプリング２５と、前記高圧側２６と低
圧側２７を主バルブ２４の細孔２４ａを経て開閉するバ
ルブ３２と、このバルブ３２を閉じ位置に保持するスプ
リング３３と、受圧室４２内の圧力でスプリング３３を
押すピストン３７と、このピストン３７をバルブ３２と
離れる方向に押すキャンセルスプリング４３と、前記ピ
ストン３７の動き量を規制するピストン動き量規制部材
５０より成るリリーフ弁。
【０００８】
【作 用】受圧室４２内に供給される圧油の圧力がキ
ャンセルスプリング４３の取付荷重に見合う値まで上昇
しないとリリーフ圧力は最低圧力となり、受圧室４２内
の圧力がその値以上に上昇するとリリーフ圧力がその圧
力に比例して順次高圧となるから、受圧室４２内に供給
される圧力がゼロから急激にある値まで上昇してもリリ
ーフ圧が急激に高圧とならないので、ある操作ストロー
クになるとパイロット圧力が急激に上昇する油圧パイロ
ット弁を用いても主バルブ２４がチャタリングを起こす
ことがないし、ピストン３７の動き量が規制されるので
リリーフ圧力の最高圧力を調整できる。
ャンセルスプリング４３の取付荷重に見合う値まで上昇
しないとリリーフ圧力は最低圧力となり、受圧室４２内
の圧力がその値以上に上昇するとリリーフ圧力がその圧
力に比例して順次高圧となるから、受圧室４２内に供給
される圧力がゼロから急激にある値まで上昇してもリリ
ーフ圧が急激に高圧とならないので、ある操作ストロー
クになるとパイロット圧力が急激に上昇する油圧パイロ
ット弁を用いても主バルブ２４がチャタリングを起こす
ことがないし、ピストン３７の動き量が規制されるので
リリーフ圧力の最高圧力を調整できる。
【０００９】
【実 施 例】図３に示すように、弁本体２０の一側孔
２１内には入口ポート２２を出口ポート２３に開閉する
主リリーフ弁２４が嵌挿され、この主リリーフ弁２４は
主スプリング２５で閉じ位置に保持してあり、その入口
ポート２２は高圧側２６に開口し、出口ポート２３は低
圧側２７に開口している。前記弁本体２０の中間孔２８
に螺合したスリーブ２９が一側孔２１に嵌合し、このス
リーブ２９の孔３０で一側孔２１と中間孔２８が連通し
ており、前記高圧側２６は主バルブ２４の細孔２４ａ、
スリーブ２９の孔３０、ポート３１で低圧側２７に連通
し、前記スリーブ２９の孔３０にバルブ３２が嵌挿さ
れ、このバルブ３２はスプリング３３で閉じ側に付勢さ
れ、カラー側孔２１の圧力で開き側に押される。
２１内には入口ポート２２を出口ポート２３に開閉する
主リリーフ弁２４が嵌挿され、この主リリーフ弁２４は
主スプリング２５で閉じ位置に保持してあり、その入口
ポート２２は高圧側２６に開口し、出口ポート２３は低
圧側２７に開口している。前記弁本体２０の中間孔２８
に螺合したスリーブ２９が一側孔２１に嵌合し、このス
リーブ２９の孔３０で一側孔２１と中間孔２８が連通し
ており、前記高圧側２６は主バルブ２４の細孔２４ａ、
スリーブ２９の孔３０、ポート３１で低圧側２７に連通
し、前記スリーブ２９の孔３０にバルブ３２が嵌挿さ
れ、このバルブ３２はスプリング３３で閉じ側に付勢さ
れ、カラー側孔２１の圧力で開き側に押される。
【００１０】前記弁本体２０の他側孔３４には第１可動
スリーブ３５が螺合されてロックナット３６で固定さ
れ、この第１可動スリーブ３５に嵌挿したピストン３７
により前記スプリング３３が支持されており、前記第１
可動スリーブ３５に第２可動スリーブ３８が螺合されて
ロックナット３９で固定され、この第２可動スリーブ３
８に第３可動スリーブ４０が螺合されてロックナット４
１で固定されてピストン３７を押す受圧室４２を構成
し、前記第１可動スリーブ３５とピストン３７との間に
キャンセルスプリング４３が設けられてピストン３７を
第２可動スリーブ３８に押し付け保持してある。
スリーブ３５が螺合されてロックナット３６で固定さ
れ、この第１可動スリーブ３５に嵌挿したピストン３７
により前記スプリング３３が支持されており、前記第１
可動スリーブ３５に第２可動スリーブ３８が螺合されて
ロックナット３９で固定され、この第２可動スリーブ３
８に第３可動スリーブ４０が螺合されてロックナット４
１で固定されてピストン３７を押す受圧室４２を構成
し、前記第１可動スリーブ３５とピストン３７との間に
キャンセルスプリング４３が設けられてピストン３７を
第２可動スリーブ３８に押し付け保持してある。
【００１１】前記ピストン３７と第３可動スリーブ４０
に亘ってピストン３９の動き量を規制するピストン動き
量規制部材５０が設けてある。このピストン動き量規制
部材５０はピストン３７に設けたフランジ５１を有する
ロッド５２と、第３可動スリーブ４０に設けたフランジ
５１と対向したストッパ５３より成り、ピストン３７は
フランジ５１とストッパ５３との間の距離△ｌだけ移動
可能となっている。
に亘ってピストン３９の動き量を規制するピストン動き
量規制部材５０が設けてある。このピストン動き量規制
部材５０はピストン３７に設けたフランジ５１を有する
ロッド５２と、第３可動スリーブ４０に設けたフランジ
５１と対向したストッパ５３より成り、ピストン３７は
フランジ５１とストッパ５３との間の距離△ｌだけ移動
可能となっている。
【００１２】次に作動を説明する。高圧側２６の圧力が
スプリング３３によるバルブ３２を押す力以上となると
バルブ３２がスプリング３３に抗して押されて高圧側２
６の圧油が細孔２４ａを経て低圧側２７に流れ、主バル
ブ２４の前後に差圧が生じて入口ポート２２と出口ポー
ト２３を連通して高圧側２６の圧油が低圧側２７に流出
してリリーフ作動する。
スプリング３３によるバルブ３２を押す力以上となると
バルブ３２がスプリング３３に抗して押されて高圧側２
６の圧油が細孔２４ａを経て低圧側２７に流れ、主バル
ブ２４の前後に差圧が生じて入口ポート２２と出口ポー
ト２３を連通して高圧側２６の圧油が低圧側２７に流出
してリリーフ作動する。
【００１３】この時のリリーフ圧力、つまり最低圧力Ｐ
ｍｉｎはスプリング３３の取付荷重で決定されるので、
ロックナット３６を弛めて第１可動スリーブ３５を移動
してスプリング３３の取付荷重を変更することで最低圧
力Ｐｍｉｎを調整できる。
ｍｉｎはスプリング３３の取付荷重で決定されるので、
ロックナット３６を弛めて第１可動スリーブ３５を移動
してスプリング３３の取付荷重を変更することで最低圧
力Ｐｍｉｎを調整できる。
【００１４】受圧室４２内にパイロッ圧力Ｐｉを供給す
るとピストン３７を押すが、そのピストン３７はキャン
セルスプリング４３により反対方向に押されているので
パイロット圧力Ｐｉがそのキャンセルスプリング４３の
取付荷重に見合うまで上昇しないとピストン３７が押さ
れない。これにより、パイロット圧力Ｐｉｏまで上昇し
ないと最低圧力Ｐｍｉｎが上昇しないので、図２に示す
ようにある操作ストロークＳ1 まで操作した時に出力圧
（パイロット圧力）が急激にＰｉｏとなる油圧パイロッ
ト弁を用いた場合にリリーフ圧力は図４に示すようにパ
イロット圧力Ｐｓから滑らかに順次高圧となる。
るとピストン３７を押すが、そのピストン３７はキャン
セルスプリング４３により反対方向に押されているので
パイロット圧力Ｐｉがそのキャンセルスプリング４３の
取付荷重に見合うまで上昇しないとピストン３７が押さ
れない。これにより、パイロット圧力Ｐｉｏまで上昇し
ないと最低圧力Ｐｍｉｎが上昇しないので、図２に示す
ようにある操作ストロークＳ1 まで操作した時に出力圧
（パイロット圧力）が急激にＰｉｏとなる油圧パイロッ
ト弁を用いた場合にリリーフ圧力は図４に示すようにパ
イロット圧力Ｐｓから滑らかに順次高圧となる。
【００１５】前述の最低圧力Ｐｍｉｎからリリーフ圧力
が上昇する時のパイロット圧力Ｐｓはキャンセルスプリ
ング４３の取付荷重により決定され、そのキャンセルス
プリング４３の取付荷重は第２可動スリーブ３８を締付
け、弛めることで変更できるので、最低圧力Ｐｍｉｎか
らリリーフ圧力が上昇する時パイロット圧力Ｐｓを調整
できる。
が上昇する時のパイロット圧力Ｐｓはキャンセルスプリ
ング４３の取付荷重により決定され、そのキャンセルス
プリング４３の取付荷重は第２可動スリーブ３８を締付
け、弛めることで変更できるので、最低圧力Ｐｍｉｎか
らリリーフ圧力が上昇する時パイロット圧力Ｐｓを調整
できる。
【００１６】前述のようにパイロット圧力Ｐｓより上昇
することでリリーフ圧力は上昇するが、その傾むきはピ
ストン３７の径とバルブ３２の径の比で決定されるし、
その最高圧力Ｐｍａｘはピストン３７の最大移動量によ
り決定され、そのピストン３７の最大移動量は前記フラ
ンジ５１とストッパ５３の距離△ｌで決定される。した
がって、ロックナット４１を弛めて第３可動スリーブ４
０を締付け、前記距離△ｌを変更することで最高圧力Ｐ
ｍａｘを調整できる。
することでリリーフ圧力は上昇するが、その傾むきはピ
ストン３７の径とバルブ３２の径の比で決定されるし、
その最高圧力Ｐｍａｘはピストン３７の最大移動量によ
り決定され、そのピストン３７の最大移動量は前記フラ
ンジ５１とストッパ５３の距離△ｌで決定される。した
がって、ロックナット４１を弛めて第３可動スリーブ４
０を締付け、前記距離△ｌを変更することで最高圧力Ｐ
ｍａｘを調整できる。
【００１７】前記ピストン動き量規制部材５０は図５な
いし図７に示すように構成しても良い。つまり、ピスト
ン３７のロッド６０に２面幅部６１を形成し、第３可動
スリーブ４０の先端部に幅広凹部６２と幅狭凹部６３を
連続して形成し、ロッド６０の２面幅部６１を幅狭凹部
６３に嵌め込んでロッド６０の先端部６０ａを幅広凹部
６２に臨ませてロッド６０の２面幅部６１の一端面６１
ａが幅広凹部６２と幅狭凹部６３の段差部６４に干渉す
るようにする。
いし図７に示すように構成しても良い。つまり、ピスト
ン３７のロッド６０に２面幅部６１を形成し、第３可動
スリーブ４０の先端部に幅広凹部６２と幅狭凹部６３を
連続して形成し、ロッド６０の２面幅部６１を幅狭凹部
６３に嵌め込んでロッド６０の先端部６０ａを幅広凹部
６２に臨ませてロッド６０の２面幅部６１の一端面６１
ａが幅広凹部６２と幅狭凹部６３の段差部６４に干渉す
るようにする。
【００１８】また、図８に示すように鍔７０を有するリ
テーナ７１をピストン３７にボルト７２で取付け、その
鍔７０を第３可動スリーブ４０のストッパー５３と干渉
させることでピストン動き量規制部材５０としても良
い。
テーナ７１をピストン３７にボルト７２で取付け、その
鍔７０を第３可動スリーブ４０のストッパー５３と干渉
させることでピストン動き量規制部材５０としても良
い。
【００１９】
【発明の効果】受圧室４２内に供給される圧油の圧力が
キャンセルスプリング４３の取付荷重に見合う値まで上
昇しないとリリーフ圧力は最低圧力となり、受圧室４２
内の圧力がその値以上に上昇するとリリーフ圧力がその
圧力に比例して順次高圧となる。したがって、受圧室４
２内に供給される圧力がゼロから急激にある値まで上昇
してもリリーフ圧が急激に高圧とならないので、ある操
作ストロークになるとパイロット圧力が急激に上昇する
油圧パイロット弁を用いても主バルブ２４がチャタリン
グを起こすことがない。また、ピストン３７の動き量が
規制されるのでリリーフ圧力の最高圧力を調整できる。
請求項２によれば、スプリング３３の取付荷重を変更し
て最低圧力を調整できるし、キャンセルスプリング４３
の取付荷重を変更してリリーフ圧力が最低圧力より上昇
する時の受圧室４２内のパイロット圧力を調整できる
し、第３可動スリーブ４０を移動することでピストン３
７の最大移動量を変更してリリーフ圧力の最高圧力を調
整できる。
キャンセルスプリング４３の取付荷重に見合う値まで上
昇しないとリリーフ圧力は最低圧力となり、受圧室４２
内の圧力がその値以上に上昇するとリリーフ圧力がその
圧力に比例して順次高圧となる。したがって、受圧室４
２内に供給される圧力がゼロから急激にある値まで上昇
してもリリーフ圧が急激に高圧とならないので、ある操
作ストロークになるとパイロット圧力が急激に上昇する
油圧パイロット弁を用いても主バルブ２４がチャタリン
グを起こすことがない。また、ピストン３７の動き量が
規制されるのでリリーフ圧力の最高圧力を調整できる。
請求項２によれば、スプリング３３の取付荷重を変更し
て最低圧力を調整できるし、キャンセルスプリング４３
の取付荷重を変更してリリーフ圧力が最低圧力より上昇
する時の受圧室４２内のパイロット圧力を調整できる
し、第３可動スリーブ４０を移動することでピストン３
７の最大移動量を変更してリリーフ圧力の最高圧力を調
整できる。
【図１】従来のリリーフ弁のパイロット圧力とリリーフ
圧力の関係を示す図表である。
圧力の関係を示す図表である。
【図２】油圧パイロット弁の操作ストロークとパイロッ
ト圧力の関係を示す図表である。
ト圧力の関係を示す図表である。
【図３】本発明の実施例を示すリリーフ弁の断面図であ
る。
る。
【図４】パイロット圧力とリリーフ圧力の関係を示す図
表である。
表である。
【図５】ピストン動き量規制部材の第２実施例を示す断
面図である。
面図である。
【図６】ピストン部分の斜視図である。
【図７】第３可動スリーブ側の斜視図である。
【図８】ピストン動き量規制部材の第３実施例を示す断
面図である。
面図である。
２４…主バルブ、２４ａ…細孔、２６…高圧側、２７…
低圧側、３２…バルブ、３３…スプリング、３５…第１
可動スリーブ、３６…ロックナット、３７…ピストン、
３８…第２可動スリーブ、３９…ロックナット、４０…
第３可動スリーブ、４１…ロックナット、４２…受圧
室、４３…キャンセルスプリング、５０…ピストン動き
量規制部材。
低圧側、３２…バルブ、３３…スプリング、３５…第１
可動スリーブ、３６…ロックナット、３７…ピストン、
３８…第２可動スリーブ、３９…ロックナット、４０…
第３可動スリーブ、４１…ロックナット、４２…受圧
室、４３…キャンセルスプリング、５０…ピストン動き
量規制部材。
Claims (2)
- 【請求項１】 高圧側２６と低圧側２７を開閉する主バ
ルブ２４と、この主バルブ２４を閉じ位置に保持する主
スプリング２５と、前記高圧側２６と低圧側２７を主バ
ルブ２４の細孔２４ａを経て入室した高圧油の圧力にて
開閉するバルブ３２と、このバルブ３２を閉じ方向位置
に保持するスプリング３３と、受圧室４２内のパイロッ
ト圧力でスプリング３３を押すピストン３７と、このピ
ストン３７をバルブ３２と離れる方向に押すキャンセル
スプリング４３と、前記ピストン３７の動き量を規制す
るピストン動き量規制部材５０より成るリリーフ弁。 - 【請求項２】 移動可能なる第１可動スリーブ３５内に
ピストン３７を設け、この第１可動スリーブ３５とピス
トン３７との間にキャンセルスプリング４３を設け、前
記第１可動スリーブ３５に螺合した第２可動スリーブ３
８をピストン３７ｉ当接し、この第２可動スリーブ３８
に螺合した第３可動スリーブ４０とピストン３７に亘っ
てピストン動き量規制部材５０を取付けた請求項１記載
のリリーフ弁。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5241309A JPH0791557A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | リリーフ弁 |
| KR1019940024622A KR960011221A (ko) | 1993-09-28 | 1994-09-28 | 릴리이프밸브 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5241309A JPH0791557A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | リリーフ弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0791557A true JPH0791557A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17072375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5241309A Pending JPH0791557A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | リリーフ弁 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0791557A (ja) |
| KR (1) | KR960011221A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008241037A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Volvo Construction Equipment Ab | 重機用リリーフバルブ |
| KR100950571B1 (ko) * | 2009-02-27 | 2010-04-01 | (주)동우정공 | 건설중장비용 릴리프밸브 |
| JP2011080596A (ja) * | 2009-10-08 | 2011-04-21 | Volvo Construction Equipment Ab | 圧力制御弁 |
| KR101293800B1 (ko) * | 2008-11-21 | 2013-08-06 | 현대중공업 주식회사 | 2단 압력 조절용 파일럿 |
| EP2592319A4 (en) * | 2010-07-06 | 2017-02-15 | Volvo Construction Equipment AB | Valve for controlling pressure |
-
1993
- 1993-09-28 JP JP5241309A patent/JPH0791557A/ja active Pending
-
1994
- 1994-09-28 KR KR1019940024622A patent/KR960011221A/ko not_active Application Discontinuation
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008241037A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Volvo Construction Equipment Ab | 重機用リリーフバルブ |
| KR101293800B1 (ko) * | 2008-11-21 | 2013-08-06 | 현대중공업 주식회사 | 2단 압력 조절용 파일럿 |
| KR100950571B1 (ko) * | 2009-02-27 | 2010-04-01 | (주)동우정공 | 건설중장비용 릴리프밸브 |
| JP2011080596A (ja) * | 2009-10-08 | 2011-04-21 | Volvo Construction Equipment Ab | 圧力制御弁 |
| EP2592319A4 (en) * | 2010-07-06 | 2017-02-15 | Volvo Construction Equipment AB | Valve for controlling pressure |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR960011221A (ko) | 1996-04-20 |
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