JPH08253125A - 直動形減圧弁 - Google Patents

直動形減圧弁

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JPH08253125A
JPH08253125A JP6085795A JP6085795A JPH08253125A JP H08253125 A JPH08253125 A JP H08253125A JP 6085795 A JP6085795 A JP 6085795A JP 6085795 A JP6085795 A JP 6085795A JP H08253125 A JPH08253125 A JP H08253125A
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JP
Japan
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spring
pressure
chamber
spool
port
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JP6085795A
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English (en)
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Toshiyasu Takemoto
敏保 竹本
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡素かつ安価な構成でもって、起動時の作動
不良をなくし、2次ポート圧を極低圧から高圧にまで調
整できる直動形減圧弁を提供する。 【構成】 スプール17を他端のパイロット室14に導
いた2次ポートP2の圧油によって、一端のばね室13
内の調圧ばね18に抗して1次,2次ポートP1,P2の間
を閉じる方向に摺動させる減圧弁。上記ばね室13に、
上記調圧ばねから離間した位置とその位置から前進して
調圧ばねを圧縮する位置とに進退調整できるばね押え3
を設け、上記調圧ばね18のばね定数よりも小さいばね
定数をもつ補助ばね4を縮装して、静止状態でスプール
17をパイロット室14に向けて付勢して、1次,2次
ポートP1,P2の間を最大開度Bに開く静止位置に位置
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スプールの一端に導い
た2次ポートの圧油により、スプールをばねに抗して1
次,2次ポート間を閉じる方向に摺動させて2次側の圧
力を所定低圧に維持する直動形減圧弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の減圧弁として、例えば図
2に示すようなものが知られている。この減圧弁は、1
次ポートP1と2次ポートP2とタンクポートTを有する
とともに、内部に1次,2次ポートP1,P2に夫々連通す
る第1,第2環状溝15,16をもつ弁室12とこの弁室
の一端,他端に夫々連なるばね室13,パイロット室14
とを有する本体11と、弁室12に両端のランド17a,
17dが摺動自在に嵌合され,第1中間ランド17bによ
って1次,2次ポートP1,P2の間を開閉するスプール1
7と、ばね室13に縮装されてスプール17をパイロッ
ト室14に向けて付勢する調圧ばね18を備えている。
【0003】上記パイロット室14は、本体11の後端
の円孔20を,中心穴21aが図示しないめねじで塞がれ
るプラグ21で密閉した空間と、この空間と径方向通路
21cで連通するプラグ先端の円孔21bでなり、上記空
間は、本体内の軸方向通路22を介して2次ポートP2
に連通している。一方、ばね室13内の調圧ばね18
は、図2では遊び寸法Aの隙間があるように描かれてい
るが、中心に嵌合したボール24を介してスプール17
の前端に当接するばね受25と、本体11の前端にナッ
ト28を介して螺合した調整ねじ27の内端のばね押え
26との間に隙間なく縮装されて、スプール17に作動
油の圧力が作用していない状態で、図示の如くスプール
17をその後端がプラグ21の先端に当接する静止位置
まで後方へ付勢し、このときの第1中間ランド17bに
よる1次,2次ポートP1,P2間の開度は、最大開度Bと
なる。スプール17は、第1中間ランド17bから後方
が前方よりも大径をなすとともに、中心軸上に延在し、
かつ前端,前端近傍の側部および第2中間ランド17cと
後端ランド17dの間の側部に開口(29a,29b,29c)
するドレン通路29を有する。なお、前端側の上記開口
29a,29bに臨むばね室13は、図示しない通路を介
してタンクポートTに連通している。
【0004】上記減圧弁において、2次ポートP2側の
作動油の圧力が所定値以上になると、この作動油は、軸
方向通路22と径方向通路21cを介してパイロット室
14をなす円孔21bに導かれて、スプール17を調圧
ばね18に抗して前方へ摺動させる。すると、1次,2
次ポートP1,P2間の開度は、摺動するスプールの第1
中間ランド17bによって狭められて、2次ポートP2
の油圧が低下する。逆に、2次ポートP2側の油圧が下
がりすぎると、スプール17は、調圧ばね18によって
後方に摺動させられ、上記開度が拡がって2次ポートP
2側の油圧が上昇する。こうして、2次ポートP2側の油
圧は、調整ねじ27の進退で増減される調整ばね18の
ばね力に対応した所定値に維持される。なお、スプール
17内のドレン通路29は、2次ポートP2の圧力が高
すぎて第1中間ランド17bが両ポートP1,P2間を全閉
し、かつ第2中間ランド17cが第2環状溝16側に外
れたとき、1次ポートP1側から第1中間ランド17bの
摺動面を経て洩れてくる高圧の作動油を、ばね室13を
経てタンクポートTに逃して、2次ポートP2の圧力を
設定圧以下に抑える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の直動形減圧
弁において、極低圧から高圧まで広範囲の2次ポート圧
を得るには、図2に示すように、ばね受25に接して配
置したばね定数の大きい自然長の調圧ばね18の前端と
ばね押え26との間隔,つまりばねの遊び寸法Aを、静
止位置にあるスプール17による両ポートP1,P2間の
最大開度Bに等しくなるようにするか、あるいはばね定
数の小さい調圧ばね18をばね受25とばね押え26の
間に隙間なく縮装する必要がある。しかしながら、前者
のようにばね定数の大きい調圧ばね18を用いた場合
は、調圧ばね18の製造誤差および第2環状溝16を含
む本体11や第1中間ランド17bを含むスプール17
の製造誤差のため、調整ねじ27を進退させて調整して
も、遊び寸法Aを最大開度Bに正確に等しくすることは
難しい。そのため、遊び寸法Aが最大開度Bよりも大き
い場合(A>B)、この減圧弁における1次ポートP1
ら2次ポートP2へ作動油を流したとき、2次ポートP2
の油圧が、パイロット室14に導かれ、この油圧によ
り、スプール17はばね室13側へ摺動して第1中間ラ
ンド17bにより両ポートP1,P2間が全閉されても調圧
ばね18の反発力が発生しないので、閉鎖状態が維持さ
れる。その結果、2次ポートへの油圧の供給が停止し、
2次側のシリンダ等が駆動できなくなるという問題があ
る。また、遊び寸法Aが最大開度Bよりも小さい場合
(A<B)は、2次ポート圧の上昇でスプール17がばね
室13側へ摺動して調圧ばね18を圧縮し、このばね1
8の力に対応する2次圧になる。しかし、調圧ばね18
のばね定数が大きいから、両ポートP1,P2間が第1中
間ランド17bで閉鎖されるまでの圧力が高くなる。結
果的に、2次ポートの圧力は、調圧ばね18の押圧力に
対応する高い圧力(減圧)となり、低い減圧力が得られ
ず、2次側のシリンダで駆動されるチャックの掴み力が
上がりすぎて、ワークを潰すなどの問題がある。一方、
後者のようにばね定数の小さい調圧ばね18を用いた場
合は、極低圧の2次ポート圧を得ることはできても、調
圧ばね18のばね定数が小さいから、ばね定数の大きい
もののような高い2次ポート圧が得られないという問題
がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、スプールを開弁
方向へ付勢するばねを工夫することによって、複雑な構
造のパイロット操作減圧弁によらず、極低圧の2次ポー
ト圧を得るとともに、2次ポート圧を任意の値に調整す
ることができる簡素かつ安価な直動形減圧弁を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の直動形減圧弁は、図1に例示するように、
1次ポートP1と2次ポートP2を有すると共に、内部に
弁室12とこの弁室の一端に連なるばね室13と上記弁
室の他端に連なり、かつ上記2次ポートP2に連通する
パイロット室14を有する本体1と、上記弁室12に摺
動自在に嵌合され、ランド17bによって上記1次ポー
トP1と2次ポートP2との間を開閉するスプール17
と、上記ばね室13内に配置され、上記スプール17を
上記パイロット室14に向けて付勢する調圧ばね18
と、上記調圧ばね18から離間した位置とその位置から
前進して上記調圧ばね18を圧縮する位置とに進退調整
できるばね押え3と、上記調圧ばね18のばね定数より
も小さいばね定数を有して上記ばね室13に縮装され、
常時、上記スプール17を上記パイロット室14に向け
て付勢して、静止状態において、上記スプール17を1
次ポートP1と2次ポートP2の間を開放する静止位置に
位置させる補助ばね4とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記直動形減圧弁の静止状態において、補助ば
ね4は、ばね室13の一端の進退調整できるばね押え3
とスプール17の一端との間に隙間なく縮装され、上記
補助ばねよりも大きなばね定数をもつ調圧ばね18は、
上記ばね押え3とスプール17の一端の間に遊び寸法A
の隙間をあけて配置されている。そして、スプール17
は、縮装された補助ばね4によってパイロット室14に
向けて付勢され、1次ポートP1と2次ポートP2の間を
一定開度Bで開放する静止位置に位置せしめられる。ま
ず、ばね押え3を進退調整して調圧ばね18の遊び寸法
Aをスプール17による一定開度Bよりも大きく(A>
B)設定する。この場合、スプール17が1次,2次ポー
ト間を全閉する位置まで摺動しても、調圧ばね18とば
ね押え3との間には隙間が残るので、スプール17は小
さいばね定数をもつ補助ばね4のばねとパイロット室1
4の圧力とのバランスした位置に停止する。つまり、2
次ポートP2からパイロット室14に導かれた油圧によ
りスプール17がばね室に向かって受ける力が、上記補
助ばね4の小さいばね力を超えると、スプール17は、
両ポートP1,P2間を閉鎖する方向へ補助ばね4を押し
縮めつつ摺動し、2次ポートP2の圧力が下がり始める
とともに、上記2次ポート圧による作用力が圧縮された
補助ばね4のばね力に均衡する位置でスプール17は停
止する。従って、2次ポートP2の圧力は、補助ばね1
8の上記ばね力に対応する低圧に制御される。
【0009】次に、ばね押え3を調整して調圧ばね18
の遊び寸法Aを零(A=0)に、あるいは調圧ばね18を
圧縮するとする。この場合、スプール17は、補助ばね
4および調圧ばね18のばね合力と、パイロット室14
の圧力つまり2次圧力がバランスするように動作する。
つまり、2次ポートP2からパイロット室14に導かれ
た油圧によりスプール17がばね室に向かって受ける力
が、上記両ばね4,18の大きなばね合力を超えると、
スプール17は、両ポートP1,P2間を閉鎖する方向へ
両ばね4,18を押し縮めつつ摺動して、2次ポートP2
の圧力を下げる一方、上記圧力がスプール17の端面に
パイロット室から受ける圧力よりも大きくなると、スプ
ール17がパイロット室14の方へ摺動して2次ポート
2の圧力を上昇させる。つまり、上記2次ポート圧に
よる作用力が圧縮された両ばね4,18のばね合力に均
衡する位置でスプール17は停止する。従って、2次ポ
ートP2の圧力は、両ばね4,18の上記ばね力に対応す
る高圧に制御される。
【0010】このように、本発明の直動形減圧弁によれ
ば、ばね押え3を調整することによって、補助ばねのみ
の作用による極低圧の2次ポート圧を得るとともに、調
圧ばね18を作動させて高圧の2次ポート圧を得ること
ができ、2次ポート圧を低圧から高圧まで任意の値に調
整することができる。また、スプール17を小さいばね
定数の補助ばね4によって両ポートP1,P2間を開放す
る静止位置に付勢しているので、この減圧弁を含む油圧
回路の起動時に、スプール17が両ポートP1,P2間を
全閉したままになって、その結果2次側の負荷が駆動で
きなくなるということがない。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。図1は、本発明の直動形減圧弁の一例を示す縦
断面図であり、この減圧弁は、本体1のばね室13に補
助ばね4をさらに縮装した点を除いて、図2で述べた従
来例と同じ構成であり、同じ部材には同一番号を付して
いる。即ち、上記直動形減圧弁は、1次ポートP1と2
次ポートP2を有すると共に、内部に弁室12とこの弁
室12の一端に連なるばね室13と上記弁室12の他端
に連なり、かつ2次ポートP2に連通するパイロット室
14を有する本体1と、上記弁室12に摺動自在に嵌合
され、第1中間ランド17bによって1次ポートP1と2
次ポートP2との間を開閉するスプール17と、上記ば
ね室13内に配置され、スプール17をパイロット室1
4に向けて付勢する調圧ばね18と、この調圧ばね18
のばね定数よりも小さいばね定数を有して上記ばね室1
3に縮装された補助ばね4を備えている。
【0012】上記補助ばね4は、ばね押え3およびばね
受2の調圧ばね18との当接部よりも内側の一段高い小
径部の間に、夫々の中心突起3a,2aに外嵌させて自然
長で配置され、各ポートP1,P2,Tが大気に開放された
圧力が作用していない状態で、スプール17をパイロッ
ト室14に向けて付勢して、スプール端面がプラグ21
の先端面に当接する静止位置に位置づけて、1次,2次
ポートP1,P2の間を最大開度Bに開放するようになっ
ている。
【0013】上記構成の直動形減圧弁は、次のように動
作する。まず、ナット28を緩めてから、前端の調整ね
じ27を回してばね押え3を進退調整して、調圧ばね1
8の遊び寸法Aをスプール17による一定開度Bよりも
大きく(A>B)設定する。この場合、スプール17が1
次,2次ポートP1,P2間を全閉する位置まで摺動して
も、調圧ばね18とばね押え3との間には隙間が残るの
で、スプール17は小さいばね定数をもつ補助ばね4の
ばね力のみに抗して摺動する。つまり、2次ポートP2
から軸方向通路22,径方向通路21cを経てパイロット
室14の一部をなすプラグ先端の円孔21bに導かれた
油圧により、スプール17の後端面にばね室に向かって
作用する作用力が、上記補助ばね4の小さいばね力を超
えると、スプール17は、両ポートP1,P2間を第1中
間ランド17bで閉鎖する方向へばね定数の小さい補助
ばね4を押し縮めつつ摺動し、2次ポートP2の圧力が
下がり始めるとともに、上記2次ポート圧による作用力
が圧縮された補助ばね4のばね力に均衡する位置でスプ
ール17は停止する。つまり、パイロット室14の圧
力、すなわち2次ポート圧力と、補助ばね4の力とが釣
り合うようにスプール17が動作して、2次ポート圧を
制御する。従って、2次ポートP2の圧力は、補助ばね
18の上記ばね力に対応する低圧に制御される。
【0014】次に、調整ねじ27の螺進によりばね押え
3をさらに前進させて調圧ばね18の遊び寸法Aを零
(A=0)に、あるいは調圧ばね18を圧縮すると、スプ
ール17は、2次ポートP2からパイロット室14の一
部をなすプラグ先端の円孔21bに導かれた油圧によ
り、スプール17の後端面にばね室に向かって作用する
作用力と、上記両ばね4,18の大きなばね合力とが釣
り合うように動作して、2次ポート圧力を制御する。従
って、2次ポートP2の圧力は、両ばね4,18の上記ば
ね力に対応する高圧に制御される。
【0015】このように、本発明の直動形減圧弁によれ
ば、進退調整できるばね押え3によって調圧ばね18の
遊び寸法Aを静止位置での最大開度B以上に調整し、か
つ補助ばね4をばね定数を極小にして自然長で配置して
極低圧の2次ポート圧を得るとともに、調圧ばね18の
遊び寸法Aを零にし,あるいは調圧ばね18を縮装し
て、2次ポート圧を低圧から高圧まで任意の値に調整す
ることができる。また、スプール17を常時小さいばね
定数の補助ばね4によって両ポートP1,P2の間を最大
開度Bに開く静止位置に付勢しているので、かかる付勢
のない従来の減圧弁(図2参照)のように、2次側圧が高
い状態で油圧回路を起動したときに、スプール17が摺
動して両ポート間が閉鎖状態に陥り、その結果、2次側
への作動油の供給が遮断されて負荷が駆動できなくなる
ということがない。さらに、所望の低い2次ポート圧が
得られるので、2次側の例えばシリンダで駆動されるチ
ャックの掴み力が上がりすぎて、ワークが潰れる虞もな
い。加えて、本発明の減圧弁は、一体化されたパイロッ
ト弁で作動せしめられるパイロット操作減圧弁でなく、
かかるパイロット弁を要しない直動形の減圧弁であるの
で、構造が簡単で低コストで製造できるという利点もあ
る。
【0016】上記実施例では、補助ばね4をばね室13
内に自然長で配置したが、本体1の先端の調整ねじ27
をねじ込んでばね押え3とばね受2の間に縮装してもよ
い。
【0017】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
直動形減圧弁は、スプールを他端のパイロット室に導い
た2次ポートの圧油によって、一端のばね室内の調圧ば
ねに抗して1次,2次ポート間を閉じる方向に摺動させ
る減圧弁において、上記ばね室に、上記調圧ばねから離
間した位置とその位置から前進して調圧ばねを圧縮する
位置とに進退調整できるばね押えを設けるとともに、上
記調圧ばねよりも小さいばね定数をもつ補助ばねを縮装
して、静止状態で上記スプールをパイロット室に向けて
付勢して、1次,2次ポートの間を開放する静止位置に
位置させるようにしているので、補助ばねによる開方向
への付勢のお陰で、起動時に1次,2次ポート間が全閉
されて2次側の負荷が駆動できなくなることがないう
え、パイロット操作形のものに比して簡素かつ安価な構
成でもって、極低圧の2次ポート圧を得る一方、2次ポ
ート圧を高圧に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の直動形減圧弁の一実施例を示す縦断
面図である。
【図2】 従来の直動形減圧弁を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…本体、2…ばね受、3…ばね押え、4…補助ばね、
12…弁室、13…ばね室、14…パイロット室、15
…第1環状溝、16…第2環状溝、17…スプール、1
7b…第1中間ランド、18…調圧ばね、P1…1次ポー
ト、P2…2次ポート、T…タンクポート、A…遊び寸
法、B…最大開度。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次ポート(P1)と2次ポート(P2)を有
    すると共に、内部に弁室(12)とこの弁室の一端に連な
    るばね室(13)と上記弁室の他端に連なり、かつ上記2
    次ポート(P2)に連通するパイロット室(14)を有する
    本体(1)と、 上記弁室(12)に摺動自在に嵌合され、ランド(17b)
    によって上記1次ポート(P1)と2次ポート(P2)との間
    を開閉するスプール(17)と、 上記ばね室(13)内に配置され、上記スプール(17)を
    上記パイロット室(14)に向けて付勢する調圧ばね(1
    8)と、 上記調圧ばね(18)から離間した位置とその位置から前
    進して上記調圧ばね(18)を圧縮する位置とに進退調整
    できるばね押え(3)と、 上記調圧ばね(18)のばね定数よりも小さいばね定数を
    有して上記ばね室(13)に縮装され、常時、上記スプー
    ル(17)を上記パイロット室(14)に向けて付勢して、
    静止状態において、上記スプール(17)を1次ポート
    (P1)と2次ポート(P2)の間を開放する静止位置に位置
    させる補助ばね(4)とを備えたことを特徴とする直動形
    減圧弁。
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