JPH0433051B2 - - Google Patents

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JPH0433051B2
JPH0433051B2 JP60157772A JP15777285A JPH0433051B2 JP H0433051 B2 JPH0433051 B2 JP H0433051B2 JP 60157772 A JP60157772 A JP 60157772A JP 15777285 A JP15777285 A JP 15777285A JP H0433051 B2 JPH0433051 B2 JP H0433051B2
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JP
Japan
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port
pressure
pilot
spool
valve
Prior art date
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JP60157772A
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JPS6217814A (ja
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Kenji Masuda
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Priority to EP19860903583 priority patent/EP0229841B1/en
Priority to US07/002,754 priority patent/US4785849A/en
Priority to PCT/JP1986/000282 priority patent/WO1986007476A1/ja
Priority to DE19863688321 priority patent/DE3688321T2/de
Priority to CA000513835A priority patent/CA1258216A/en
Publication of JPS6217814A publication Critical patent/JPS6217814A/ja
Publication of JPH0433051B2 publication Critical patent/JPH0433051B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、3ポート形減圧弁に関する。
<従来の技術> 従来、この種の3ポート形減圧弁としては、第
2図に示すようなものがある(特開昭53−111525
号公報)。この3ポート形減圧弁は、本体1内に
形成した弁室9にスプール2を摺動自在に嵌合
し、上記スプール2の一端側に形成したパイロツ
ト室3に2次ポートBの圧力を通路4を介して導
びく一方、上記スプール2の他端を電磁比例ソレ
ノイド5で押圧して、2次ポートBの圧力PB
まりパイロツト室3の圧力と電磁比例ソレノイド
5の押圧力とを対抗させて、スプール2を作動さ
せて、2次ポートBの圧力PBを制御するように
している。そして、1次ポートAから2次ポート
Bへの流れをスプール2のランド2aの一端面の
コーナに形成した第1圧力制御部6aにおいて、
スプール2の軸心からラツパ状に広がる広がり流
れとなす一方、2次ポートBに通じるパイロツト
室3からタンクポートTへの流れをスプール2の
ランド2bの一端面に形成した第2圧力制御部6
bにおいてラツパ状に広がる広がり流れとなすよ
うに構成することにより、スプール2を不安定に
するいわゆる狭まり流れをなくし、1次ポートA
から2次ポートBへの流れ、パイロツト室3から
タンクポートTへの流れに対してスプール2を安
定させ、振動、騒音の発生を防止するようにして
いる。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、上記従来の3ポート形減圧弁に
おいては、パイロツト室3に導びかれる2次ポー
トBの圧力PBと力の大きさに制約がある電磁比
例ソレノイド5の押圧力とを直接対抗させている
ため、2次ポートBの圧力PBを高圧に制御でき
ないという問題がある。換言すると、電磁比例ソ
レノイド5で、2次ポートBの圧力PBを高圧に
制御する場合に、必要とする押圧力を出力させる
ということは、電磁比例ソレノイド5の寸法、重
量の点から実際上不可能である。また、大流量を
制御しようとして、スプール2の径を大きくする
と、やはり、スプール2のパイロツト室3側の一
端にかかる流体力が大きくなり、この流体力に電
磁比例ソレノイド5の押圧力を対抗させることが
できない。すなわち、上記従来の3ポート形減圧
弁は、大流量の制御をできないという問題があ
る。
そこで、この発明の目的は、広がり流れによる
スプールの安定性を得ながら、2次圧力を高圧に
設定でき、かつ、大流量の制御ができるようにす
ることである。
<問題点を解決するための手段> 上記問題点を解決するため、この発明の3ポー
ト形減圧弁は、第1図に例示するように、1次ポ
ートAから2次ポートBへの流れを主スプール1
3の一つのランド13bの一端面のコーナに形成
した第1圧力制御部31において広がり流れとな
す一方、上記2次ポートBに連通され、主スプー
ル13の一端側に形成されたパイロツト室18か
らタンクポートTへの流れを上記主スプール13
の今一つのランド13aの一端面のコーナに形成
した第2圧力制御部32において広がり流れとな
すように構成すると共に、上記主スプール13の
他端側に制御室25を形成した主弁11と、2次
ポートbを1次ポートaとタンクポートtとに切
換連通するパイロツトスプール41の一端側を通
路46を介して上記2次ポートbに連通し、上記
パイロツトスプール41の他端側に調整可能な押
圧手段48を設けた3ポート形パイロツト弁22
とからなり、上記パイロツト弁22の1次ポート
aを上記主弁11の1次ポートAに、また上記パ
イロツト弁22の2次ポートbを上記主弁11の
制御室25に夫々連通させたことを特徴としてい
る。
<作用> 上記構成により、主スプール13の他端側の制
御室25の圧力は、パイロツト弁22により、所
定の設定圧力に制御される。したがつて、主弁1
1の主スプール13は、パイロツト室18と制御
室25との圧力がバランスするように動作し、2
次ポートBの圧力を1次ポートAの圧力から所定
の圧力に減圧制御する。このように、2次ポート
Bに通じるパイロツト室18の圧力と制御室25
の圧力とを対抗させて、主スプール13を作動さ
せ、1次ポートAから2次ポートBへの流れ、パ
イロツト室18からタンクポートTへの流れを規
制することにより、2次ポートBへ圧力を減圧制
御するので、パイロツト弁22の押圧手段48の
小さな操作力でもつて2次ポートBの2次圧力を
高圧に設定でき、また、主スプール13を大径に
して、大流量を制御できる。また、主弁11の第
1圧力制御部31および第2圧力制御部32にお
ける流れが広がり流れとなるように構成している
ので、主スプール13の動作は安定し、振動、騒
音の発生は防止される。
<実施例> 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説
明する。
第1図において、11は3ポート形の主弁、2
2は3ポート形パイロツト弁である。
上記主弁11は、本体10に形成した弁室12
に3つのランド13a,13b,13cを有する
主スプール13を摺動自在に嵌合している。上記
弁室12には、第1図中左方から互いに一定間隔
をあけて環状溝15,16,17を設け、この環
状溝15,16,17を、タンク19に通じるタ
ンクポートT、2次ポートB、1次ポートAに
夫々連通させている。上記主スプール13の一端
のパイロツト室18には、絞り21を有する通路
24を介して2次ポートBを連通させる一方、上
記主スプール13の他端にはバネ23を縮装した
制御室25を形成している。
一方、上記パイロツト弁22はパイロツトスプ
ール41の作動によつてランド41aで2次ポー
トbを1次ポートaとタンクポートtに切換連通
するようになつている。上記パイロツトスプール
41の一端側の室45にはパイロツト通路46を
介して2次ポートbを接続している。上記室45
にはパイロツトスプール41の静止位置を定める
ための弱いバネ力を有するバネ47を縮装してい
る。一方、上記パイロツトスプール41の他端側
には、調整可能な押圧手段の一例としての電磁比
例ソレノイド48を設けて、パイロツトスプール
41の中心を電磁比例ソレノイド48のプランジ
ヤ48aによつて押圧するのであり、この押圧力
は電磁比例ソレノイド48に通電する電流値iに
比例した力である。したがつて、パイロツト弁2
2のパイロツトスプール41はプランジヤ48a
の押圧力と室45の圧力つまり2次ポートbの圧
力とがバランスするように2次ポートbを1次ポ
ートaとタンクポートtに切換連通する。すなわ
ち、2次ポートbの圧力を電磁比例ソレノイド4
8の押圧力に応じた値に制御する。
上記パイロツト弁22の1次ポートaはパイロ
ツト通路51を介して主弁11の1次ポートAに
接続すると共に、上記パイロツト弁22の2次ポ
ートbは主弁11の制御室25にパイロツト通路
52を介して接続している。したがつて、上記主
弁11の主スプール13は、パイロツト室18内
の流体圧力と制御室25内の流体圧力とのバラン
スにより作動し、パイロツト室18内の流体圧力
と制御室25内の流体圧力との差圧力が、バネ2
3のバネ力に相当するように、ランド13bの右
端面のコーナに形成される第1圧力制御部31の
開度、ランド13aの左端面のコーナに形成され
る第2圧力制御部32の開度およびランド13b
の左端面のコーナに形成される第3圧力制御部3
3の開度を制御する。上記1次ポートAから2次
ポートBへの流れは、第1圧力制御部31におい
て、環状溝16の径が弁室12の径よりも大きい
ため、主スプール13の軸心からラツパ状に広が
る広がり流れとなる。また、上記パイロツト室1
8からタンクポートTへの流れは、第2圧力制御
部32において、環状溝15の径がパイロツト室
18の径よりも大きいため、広がり流れとなる。
したがつて、主スプール13の作動は安定し、振
動や騒音が発生しないようになつている。
第1図に示すように、上記主スプール13のラ
ンド13aの左端面と環状溝15の左端面との距
離をL2、ランド13bの左端面と環状溝16の
左端面との距離をL3、ランド13bの右端面と
環状溝16の右端面との距離をL1とすると、 L3>L2、L3>L1、L1L2 の関係に成している。すなわち、L1とL2との関
係がL1>L2の場合、2次ポートBからタンクポ
ートTへの第3圧力制御部33は、パイロツト室
18からタンクポートTへの第2圧力制御部32
が開き、かつ、1次ポートAから2次ポートBへ
の第1圧力制御部31が閉じた後に、始めて開く
のであり、L1<L2の場合、上記第3圧力制御部
33は、第1圧力制御部31が閉じた後に第2圧
力制御部32が開けば、初めて開くのである。ま
たL1=L2の場合、前記第3圧力制御部33は第
1圧力制御部31の閉と第2圧力制御部32の開
とが同時のとき初めて開くのである。
上記主弁11の2次ポートBには、油圧シリン
ダ55を通路56を介して接続し、主弁11の1
次ポートAには圧力源57を通路58を介して接
続している。上記パイロツト弁22のタンクポー
トtはドレン通路53を介してタンク54に接続
している。
上記構成において、パイロツト弁22の電磁比
例ソレノイド48に通電する電流値iを調整し
て、パイロツト弁22の2次圧力を電流値iに応
じた一定圧力に制御して、主弁11の制御室25
の圧力を一定圧力に制御する。そうすると、主弁
11の主スプール13は、パイロツト室18内の
流体圧力と制御室25内の流体圧力との差圧がバ
ネ23のバネ力に相当した値となるように動作し
て、第1圧力制御部31および第2圧力制御部3
2の開度を制御して、2次ポートBの圧力を所定
の圧力に制御する。また、制御中に2次ポートB
の圧力を下げたいときには、パイロツトリリーフ
弁22の設定値を下げることにより、第2圧力制
御部32が開放するので、2次ポートBの圧力が
パイロツトリリーフ弁22の設定圧に対応して瞬
時に降下する。このとき、1次ポートAから2次
ポートBへ向けて第1圧力制御部31を流れる流
体は広がり流れとなり、また、パイロツト室18
からタンクポートTへ向けて第2圧力制御部32
を流れる流体は広がり流れとなる。したがつて、
主スプール13の圧力制御動作は安定し、振動や
騒音の発生が防止される。なお、パイロツト室1
8に通じる通路24に設けた絞り21はダンパー
絞りで、有効にダンピング作用を果たして、主弁
11の動作をより安定させる。
また、上記主弁11の制御室25の圧力をパイ
ロツト弁22で制御して、主弁11のパイロツト
室18内の流体圧力と制御室25内の流体圧力と
を対抗させて、主スプール13を作動させて、2
次ポートBの圧力を減圧制御しているので、パイ
ロツト弁22の電磁比例ソレノイド48の小さな
押し付け力でもつて、主弁11の2次ポートBの
圧力を高圧に制御でき、また、主スプール13を
大径にして、大流量の制御をすることができる。
なお、主弁11の第3圧力制御部33は、2次
ポートBの圧力が過大になつて、第2圧力制御部
32が全開になつても2次ポートBが過大になる
場合に開く。また、制御室25のバネ23は取り
去つてもよい。
<発明の効果> 以上より明らかなように、この発明によれば、
広がり流れによる主弁の主スプールの圧力制御動
作の安定性を保持しながら、2次圧力を高圧に設
定でき、大流量の制御が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の3ポート形減圧
弁の断面図、第2図は従来の3ポート形減圧弁の
断面図である。 11…主弁、13…主スプール、18…パイロ
ツト室、22…パイロツト弁、23…バネ、25
…制御室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1次ポートAから2次ポートBへの流れを主
    スプール13の一つのランド13bの一端面のコ
    ーナに形成した第1圧力制御部31において広が
    り流れとなす一方、上記2次ポートBに連通さ
    れ、主スプール13の一端側に形成されたパイロ
    ツト室18からタンクポートTへの流れを上記主
    スプール13の今一つのランド13aの一端面の
    コーナに形成した第2圧力制御部32において広
    がり流れとなすように構成すると共に、上記主ス
    プール31の他端側に制御室25を形成した主弁
    11と、 2次ポートbを1次ポートaとタンクポートt
    とに切換連通するパイロツトスプール41の一端
    側を通路46を介して上記2次ポートbに連通
    し、上記パイロツトスプール41の他端側に調整
    可能な押圧手段48を設けた3ポート形パイロツ
    ト弁22とからなり、 上記パイロツト弁22の1次ポートaを上記主
    弁11の1次ポートAに、また上記パイロツト弁
    22の2次ポートbを上記主弁11の制御室25
    に夫々連通させたことを特徴とする3ポート形減
    圧弁。
JP60157772A 1985-06-12 1985-07-16 3ポ−ト形減圧弁 Granted JPS6217814A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60157772A JPS6217814A (ja) 1985-07-16 1985-07-16 3ポ−ト形減圧弁
EP19860903583 EP0229841B1 (en) 1985-06-12 1986-06-06 Reducing valve
US07/002,754 US4785849A (en) 1985-06-12 1986-06-06 Pressure reducing valve assembly
PCT/JP1986/000282 WO1986007476A1 (en) 1985-06-12 1986-06-06 Reducing valve
DE19863688321 DE3688321T2 (de) 1985-06-12 1986-06-06 Entspannungsventil.
CA000513835A CA1258216A (en) 1985-07-16 1986-07-15 Pressure reducing valve assembly

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60157772A JPS6217814A (ja) 1985-07-16 1985-07-16 3ポ−ト形減圧弁

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Publication Number Publication Date
JPS6217814A JPS6217814A (ja) 1987-01-26
JPH0433051B2 true JPH0433051B2 (ja) 1992-06-02

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003083428A (ja) * 2001-09-10 2003-03-19 Komatsu Ltd クラッチ又はブレーキの流体圧力制御弁装置
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JPS6217814A (ja) 1987-01-26

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