JP2524590B2 - 流量制御弁 - Google Patents

流量制御弁

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JP2524590B2 JP62090723A JP9072387A JP2524590B2 JP 2524590 B2 JP2524590 B2 JP 2524590B2 JP 62090723 A JP62090723 A JP 62090723A JP 9072387 A JP9072387 A JP 9072387A JP 2524590 B2 JP2524590 B2 JP 2524590B2
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【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、液圧機械や液圧制御装置等に備えられ、圧
力媒体の流量を制御する流量制御弁に関する。
〈従来の技術〉 第4図(a)は従来、一般的に活用されているオン・
オフ形の流量制御弁の動作原理を示す説明図、第4図
(b)は第4図(a)の流量制御弁の機能を例示する説
明図である。
第4図(a)において、Psは弁入口圧、Paは弁出口
圧、Pcは弁制御室の圧力を示している。主弁1は弁入口
ポートと弁制御室の間を連結する絞りA1を有している。
主弁1はパイロツト弁2を操作することにより移動す
る。
第4図(b)は、パイロツト弁2を操作したとき、前
述のPs、Pc、Paの圧力がどのような関係となるかが示さ
れている。
これらの第4図(a)、(b)において、パイロツト
弁2が閉じ状態のとき、Pc=Psの関係にあり、絞りA1
面積に比べてパイロツト弁2の開孔面積が非常に大きい
ときはPc≒Paの関係となる。第4図(c)は第4図
(a)に示す流量制御弁において得られる特性図、すな
わちパイロツト弁2の開度零と大との間の関係を計算し
た結果得られる特性図である。この特性図は、弁出口圧
Pa=0、及び絞りA1とパイロツト弁2の絞りA2の流量係
数は等しいと仮定し、かつ同一流量が両絞りA1、A2を流
れるものと仮定して得られたものであり、横軸には絞り
A1に対するパイロツト弁2の絞りA2の比がとつてあり、
縦軸には弁入口圧Psに対する弁制御室Pcの比がとつてあ
る。この第4図(c)から、パイロツト弁2の絞りA2
なわち弁開度の増加に伴つて、Pc/Ps=1従つてPc=Ps
から、Pc/Ps=0従つてPc=0=Paに次第に変化して行
くことがPc/PsとA2/A1との相関関係により明かになつて
いる。
そして、上記した主弁1の動作は、弁入口側の受圧面
積をAs、弁出口側の受圧面積をAa、弁制御室の受圧面積
をAcとすると、主弁1に作用する媒体圧力はPs・As+Pa
・Aa=Pc・Acの時に釣合い状態となる。これらの関係と
上述の第4図(c)に示す特性図とを関連づけるため、
弁出口圧Pa=0とすると、Ps・As=Pc・Acが釣合い関係
を示し、Pc/Ps=As/Acの関係となる。そして、例えばAs
/Ac=0.5とすると、Pc/Ps=0.5の値はA2/A1=1.0で得ら
れる。すなわち、0≦A2/A1≦1では主弁1はシート側
に押し付けられており、A2/A1>1となると主弁1はシ
ートから離れ、上端に衝突するまで運動を続ける。この
ように、第4図(a)に示すものは、弁の開閉のいずれ
かの状態しかとれず、オン・オフ形の弁名称はこの動作
形態から名付けられたものである。しかし、この第4図
(a)に示すオン・オフ形の流量制御弁は用途が極く限
られており、多くの場合、主弁1の弁変位を任意にコン
トロールできるようにしたものが望まれる。
このようなことから、従来、第5図に示す流量制御弁
が提案されている。この流量制御弁は、主弁1に設けら
れた深さH、幅Wのスリツト3が弁制御室へ突出した量
xにより、絞りA1の大きさが決まる構造となつている。
すなわち、前述した第4図(a)に示す流量制御弁にあ
つては絞りA1が固定絞りであつたのに対して、第5図に
示す流量制御弁では主弁1の動きにより大きさが変化す
る可変絞りとなつている。
この第5図に示す流量制御弁の動作は第4図(c)の
特性図から次のようになる。今、パイロツト弁2を操作
し、その絞りA2すなわち弁開孔面積が0→0.1→0.3→0.
4→0.6mm2と変化したとき、主弁1に設けられた絞りA1
も0→0.1→0.3→0.4→0.6mm2と変化するならば、A2/A1
=1であり、Pc/Ps=0.5となり、当該弁の力の釣合いが
満足され、主弁1が勝手に運動することはない。したが
つて、絞りA2の変化に際し、A1=A2、A1=Wx(スリツト
1ケの場合)の関係にあるから、x=A1/w=A2/Wとな
り、弁変位xはパイロツト弁2の絞りA2の開度により制
御される。つまり、この第5図に示す流量制御弁にあつ
ては、パイロツト弁2の操作量に応じて主弁1を比例的
に制御することができる。ここで、上記では説明を簡単
にするため、パイロツト弁2の絞りA2の開孔面積が0の
とき、主弁1に設けられた絞りA1の面積も0としたが、
実際には絞りA2の開孔面積が0のとき絞りA1の面積が0
であると、弁制御室へ油が導かれないでPc=0となる事
態を生じることがあり、その結果、パイロツト弁2を操
作しないのに主弁1が動くという不安定な性能となる懸
念がある。したがつて、このような誤動作をあらかじめ
防止するため、第5図に示す流量制御弁では、パイロツ
ト弁2の絞りA2の開孔面積が0のとき、すなわち主弁1
が閉状態にあるときも、スリツト3が所定量x=x0だけ
弁制御室側に突出する構成となつている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところで、上述した第5図に示す従来の流量制御弁に
あつては、主弁1を停止させる部材、すなわち耐衝撃性
及び耐摩耗性を有するシートリング4を弁本体の内部に
備えており、上述した所定のx=x0を得るために、及び
主弁1の密着性を得るために、シートリング4が設置さ
れる弁本体内部部分、シートリング4のシート面、及び
このシート面に対向する主弁1の段部を高精度に製作し
なければならず、また弁本体内部にシートリング4を配
置し、主弁1の中心とシートリング4の中心とを一致さ
せる煩雑なセンタリング作業が必要となり、このため、
製造原価が高くなる不具合がある。
また、この第5図に示す従来の流量制御弁にあつて
は、主弁1に深さH、幅Wの決められたスリツト3を設
けてあり、このようなスリツト3を高精度に主弁1に形
成するには特別な製造技術を要することから、製作工数
を要し、上記とは別の観点から製造原価が高くなる不具
合がある。
本発明は、上記した従来技術における実情に鑑みてな
されたもので、その目的は、製作および組立ての簡単な
流量制御弁を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 この目的を達成するために、本発明は、 弁体と、この弁本体の端部を覆うカバーと、上記弁本
体内に設けられる主弁と、上記弁本体に形成され、圧力
媒体が流入される弁入口ポートと、該弁本体に形成さ
れ、圧力媒体を流出させる弁出口ポートと、上記弁本体
内に設けられる可変絞りとを備え、パイロツト弁の操作
量に相応した上記主弁の変位を確保できる流量制御弁に
おいて、 上記可変絞りを、上記主弁と上記カバーとの間に位置す
る上記主弁の背圧室を形成する弁制御室に連通させて配
置し、 この可変絞りの入口側を上記パイロツト弁を介して上
記弁入口ポートに接続し、上記弁制御室を上記可変絞
り、及び上記主弁に形成した通路を介して上記弁出口ポ
ートに接続するとともに、 上記可変絞りを、上記主弁と、この主弁に対して相対
的移動可能な制御部材とによって形成し、 上記弁入口ポートと上記弁出口ポート間を遮断する上
記主弁の弁ランドの全周側面を、上記弁本体に設けた孔
の壁面に摺接可能に形成した構成にしてある。
〈作用〉 本発明は上記のように、制御部材と主弁とによつて可
変絞りを形成し、これによつてパイロツト弁の操作量に
相応した主弁の変位を確保できるとともに、パイロツト
弁が操作されたとき、圧力媒体がパイロツト弁を介して
弁制御室に導かれ、これによつて、主弁の端部のランド
部が弁本体の孔の壁面に摺接しながら当該主弁が弁出口
ポート方向に移動し、弁入口ポートと弁出口ポートとが
連通する。すなわち、パイロツト弁の非操作時に主弁を
停止位置に保持する保持部材を、従来のシートリングの
位置と反対側に位置するカバー側に配置できる。例えば
カバーをその保持部材とすることができる。また、この
とき保持部材によつて停止させられた主弁の端部の弁ラ
ンドは、その全周側面が弁本体の孔の壁面に接触するこ
とにより、弁入口ポートと弁出口ポートとを遮断する。
そして、前述した保持部材は、主弁の移動を停止させる
ストツパ機能を有すれば済むので、シートリングである
ことを要せず、これにより、主弁等の高精度の仕上加工
は要求されず、製作が簡単になり、またシートリングに
伴う煩雑なセンタリング作業を要しないことから組立て
が簡単になる。
〈実施例〉 以下、本発明の流量制御弁を図に基づいて説明する。
はじめに、第3図(a)、(b)、(c)に基づい
て、本発明の基本的な動作原理等について説明し、次
に、第1図、第2図により本発明の実施例について説明
する。
第3図(a)は本発明の流量制御弁の動作原理を説明
する説明図、第3図(b)は第3図(a)に示す流量制
御弁の機能を例示する説明図、第3図(c)は第3図
(a)に示す流量制御弁において得られる特性図であ
る。
本発明の流量制御弁にあつては、主弁1の弁制御室10
は、パイロツト弁2の絞りA2を介して弁入口ポート7と
接続しており、主弁1は弁制御室10と弁出口ポート13間
を接続する通路に絞りA1を有している。弁入口圧Ps、弁
制御室圧Pc、弁出口圧Paと絞りA2、A1との関係は第3図
(b)に示す関係にあり、前述した第4図(c)におけ
るのと同様に、Pc/PsとA2/A1との相関関係を求めると第
3図(c)に示す特性図となる。この第3図(a)に示
す流量制御弁では、パイロツト弁2を操作しない場合、
Pc=0であるから、主弁1は弁制御室10側に押し付けら
れており、パイロツト弁2を操作すると、弁制御室10の
圧力Pcは徐々に増加し、パイロツト弁2の絞りA2の開度
が十分大きくなるとPc≒Psとなる。第3図(c)に示す
ように、前述した第4図に示す流量制御弁と同様に、主
弁1がAs/Ac=0.5の場合、主弁1の油圧バランスはPc/P
s=0.5で得られ、この油圧の関係はA2/A1=1で得られ
る。この第3図(a)に示す流量制御弁は現実にはオン
・オフ的にしか動作しないが、主弁1に設けられた絞り
A1がパイロツト弁2の絞りA2の開度に応じて変化する可
変絞りであれば主弁1の変位をパイロツト弁2で制御す
ることができる。
第1図は上述した基本原理をふまえて構成した本発明
の第1の実施例を示す縦断面図である。
この第1の実施例にあつては、主弁1は弁本体5に摺
動自在に組み込まれ、主弁1と弁本体5、及び弁本体5
に組み付けられたカバー6によつて弁制御室10が形成さ
れ、この弁制御室10側において、すなわちカバー6によ
り主弁1の運動が規制されている。弁制御室10は弁本体
5に設けられた通路11によりパイロツト弁2の出口部に
連通している。
上記のように、主弁1の全周側部を弁本体5に摺動自
在となるように形成したこと、主弁1と弁本体5とカバ
ー6とによつて弁制御室10を形成したこと、カバー6に
より主弁1の移動を規制したこと、および弁本体5に通
路11を設けたことにより、パイロツト弁3の操作に応じ
て主弁1を弁出口ポート13方向に移動させる移動手段が
構成されている。
また、主弁1の弁制御室10側に位置する部分には制御
部材、例えば制御ピストン9が配置されており、この制
御ピストン9の一端はカバー6に当接しており、他端は
主弁1内に形成した弁入口ポート7と連通する通路8側
部分に配置されている。弁制御室10と弁出口ポート13と
は、主弁1と制御ピストン9によつて形成される絞りA1
と、この絞りA1に連通し主弁1内に設けられる通路12と
により連絡されている。弁本体5に設けられた弁入口ポ
ート7と弁出口ポート13とは、主弁1の弁制御室10の反
対側に位置する端部に設けた弁ランド14と弁本体5とに
より連通が断たれている。なお、主弁1の弁ランド14
は、上述の連通を遮断する時には、弁本体5に形成した
孔の壁面に全周側面が摺接し、後述するように主弁1が
弁出口ポート13方向に移動した時には、この弁ランド14
が弁出口ポート13内に進入して弁入口ポート7と弁出口
ポート13とが連通するように形成されている。弁本体5
内の弁出口ポート13と負荷接続ポート18との間には、ポ
ート18からポート13側への圧力媒体の流れを阻止する逆
止弁16が組み込まれている。この逆止弁16はロツド17を
有し、このロツド17の先端は主弁1の弁ランド14の端面
に当接している。この逆止弁16はばね19により、主弁1
方向に付勢されている。
このように構成した第1の実施例における動作は次の
とおりである。
全く圧力媒体が作用していない状態にあつては、主弁
1のカバー6側への運動は当接カバー6によつて規制さ
れ、一方、主弁1の出口ポート13側への運動は当該主弁
1が逆止弁16のロツド17に当接することによつて規制さ
れる。
そして、圧力媒体供給源20から圧力媒体が供給される
と、パイロツト弁2が操作されない間は、絞りA1のきわ
めて微小な隙間、通路12を介して弁制御室10と弁出口ポ
ート13とが連通することからPc=Paとなつており、した
がつて主弁1がカバー6側にきわめて弱い力ながら押圧
された状態が保たれる。
このような状態から、パイロツト弁2を操作し、弁制
御室10への圧油を供給すると、第3図(c)に示すよう
に制御室圧Pcはパイロツト弁2の操作量に応じて高くな
り、A2/A1=1でバランスし、A2/A1>1で主弁1はカバ
ー6から離れ、弁出口ポート13方向に移動する。このよ
うに主弁1が弁出口ポート13方向に移動すると、主弁1
と制御ピストン9で形成される絞りA1が大きくなり、A2
/A1=1の点で静定する。また、このように主弁1が弁
出口ポート13方向に移動すると、弁入口ポート7と弁出
口ポート13とが、主弁1に設けられた制御オリフイス15
を通して連通し、圧力媒体供給源20から供給される主流
量が当該制御オリフイス15の開度に応じて制御される。
このように構成してある第1の実施例にあつては、制
御ピストン9と主弁1とによつて絞りA1すなわち可変絞
りを形成してあることから、パイロツト弁2の操作量に
応じた主弁1の変位が得られ、主弁1の位置を連続的に
制御できる。
また、パイロツト弁2が操作されない間は、主弁1を
カバー6によって停止保持させることができ、シートリ
ングやスリツトを設ける必要がなく、したがつて、シー
トリングに伴う高精度加工やスリツトに伴う特別な加
工、及び煩雑なセンタリング作業等を必要とすることが
なく、製作及び組立てを簡単におこなうことができ、製
造原価を安くすることができる。
なお、この第1の実施例にあつては、主弁1の制御ピ
ストン9が収納される空隙部のうちの通路8に接近した
部分がダンパ室9aを形成するので主弁1のカバー6側へ
の移動時に適切な緩衝効果が得られ、したがつて他に特
別な緩衝手段を設ける必要がない。
第2図は本発明の第2の実施例を示す縦断面図であ
る。この実施例では、主弁1は弁本体5に組み込まれた
制御部材、例えばカートリツジ23内に収納されており、
主弁1と通路11との間のカートリツジ23の壁部に貫通穴
22を設け、カートリツジ23の貫通穴22と主弁1とで可変
の絞りA1を形成してあり、弁制御室10はカートリツジ23
に設けた細孔21を介して通路11に連通している。
この実施例にあつても、主弁1はカバー6によつて移
動を規制され、弁制御室10に圧力媒体が導かれることに
より、主弁1が弁出口ポート13方向に移動し、制御オリ
フイス15を介して弁入口ポート7と弁出口ポート13が連
通し、主流量が流れるようになつている。
このように構成した第2の実施例も、カートリツジ23
の貫通穴22と主弁1とで可変の絞りA1を形成してあるこ
とから、パイロツト弁2の操作量に応じた主弁1の変位
が得られ、主弁1の位置を連続的に制御できるととも
に、シートリングを要せず、またカートリツジ23に設け
る貫通穴22は従来のようなスリツトに比べてはるかに加
工が容易であることから製作及び組立てを簡単におこな
うことができ、製造原価を安くすることができる。
〈発明の効果〉 本発明の流量制御弁は、以上のように構成してあるこ
とから、パイロツト弁の操作量に応じた主弁の変位が得
られ、主弁の位置を連続的に制御できるとともに、従来
のようなシートリングやスリツトを設けることがなく、
シートリングに伴う高精度な加工やスリツトに伴う特別
な加工、及び煩雑なセンタリング作業を必要とすること
がなく、従来に比べて製作及び組立てが簡単になり、製
造原価を安くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の流量制御弁の第1の実施例を示す縦断
面図、第2図は本発明の第2の実施例を示す縦断面図、
第3図(a)は本発明の流量制御弁の動作原理を説明す
る説明図、第3図(b)は第3図(a)に示す流量制御
弁の機能を例示する説明図、第3図(c)は第3図
(a)に示す流量制御弁において得られる特性図、第4
図(a)は従来、一般に活用されているオン・オフ形の
流量制御弁の動作原理を示す説明図、第4図(b)は第
4図(a)のオン・オフ形の流量制御弁の機能を例示す
る説明図、第4図(c)は第4図(a)に示す流量制御
弁において得られる特性図、第5図は従来の流量制御弁
を示す縦断面図である。 1……主弁、2……パイロツト弁、5……弁本体、6…
…カバー、7……弁入口ポート、9……制御ピストン
(制御部材)、9a……ダンパ室、10……弁制御室、11、
12……通路、13……弁出口ポート、14……弁ランド、15
……制御オリフイス、21……細孔、22……貫通穴、23…
…カートリツジ(制御部材)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 落合 正己 土浦市神立町650番地 日立建機株式会 社土浦工場内 (56)参考文献 特開 昭62−292984(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁本体と、この弁本体の端部を覆うカバー
    と、上記弁本体内に設けられる主弁と、上記弁本体に形
    成され、圧力媒体が流入される弁入口ポートと、該弁本
    体に形成され、圧力媒体を流出させる弁出口ポートと、
    上記弁本体内に設けられる可変絞りとを備え、パイロッ
    ト弁の操作量に相応した上記主弁の変位を確保できる流
    量制御弁において、 上記可変絞りを、上記主弁と上記カバーとの間に位置す
    る上記主弁の背圧室を形成する弁制御室に連通させて配
    置し、 この可変絞りの入口側を上記パイロット弁を介して上記
    弁入口ポートに接続し、 上記弁制御室を上記可変絞り、及び上記主弁に形成した
    通路を介して上記弁出口ポートに接続するとともに、 上記可変絞りを、上記主弁と、この主弁に対して相対的
    移動可能な制御部材とによって形成し、 上記弁入口ポートと上記弁出口ポート間を遮断する上記
    主弁の弁ランドの全周側面を、上記弁本体に設けた孔の
    壁面に摺接可能に形成したことを特徴とする流量制御
    弁。
  2. 【請求項2】制御部材が上記主弁内に配置される制御ピ
    ストンであることを特徴とする特許請求の範囲第(1)
    項記載の流量制御弁。
  3. 【請求項3】制御部材が上記弁本体内に設けられ、かつ
    主弁を内包するカートリツジであることを特徴とする特
    許請求の範囲第(1)項記載の流量制御弁。
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