JPS5834256B2 - ツル−イング・ドレツシング制御装置 - Google Patents

ツル−イング・ドレツシング制御装置

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JPS5834256B2
JPS5834256B2 JP12764676A JP12764676A JPS5834256B2 JP S5834256 B2 JPS5834256 B2 JP S5834256B2 JP 12764676 A JP12764676 A JP 12764676A JP 12764676 A JP12764676 A JP 12764676A JP S5834256 B2 JPS5834256 B2 JP S5834256B2
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JP
Japan
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truing
dressing
grinding wheel
control circuit
signal
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JP12764676A
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JPS5351589A (en
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浩明 浅野
郁男 鈴木
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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Publication date
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は立方晶窒化硼素等の硬質材料を砥粒とする砥石
車のツルーイングおよびドレッシングを行わせる制御装
置に関するもので、その目的とするところは砥粒の不要
な脱落を防止してツルーイング・ドレッシングを行わせ
、砥石車の研削面を高精度に保つとともに、砥石車の寿
命を増大させることにある。
一般にかかる砥石車においては、所定数の工作物を加工
して砥石車の研削面精度が規準以下となる度に、砥石車
を真円形に成形すべくツルーイングを行い、突出砥粒が
なくなった場合には砥粒を突出させるためにドレッシン
グを行わなけれ;よならない。
このため従来においては、加工された工作物の加工面精
度が規準以下となる度に、ダイヤモンド粒体を外周部に
固着したツルーイング車を、突出した砥粒がなくなる量
だけ切込んでツルーイングを行うとともに、ツルーイン
グが行われる度に、調質鋼等によって形成されるドレッ
シング車を研削面より所定量だけ後退した位置まで前進
させ、ドレッシング車と砥石車の間にドレッシング用遊
離粒体を供給してドレッシングを行っていた。
したがって、かかる方法によってツルーイング・ドレッ
シングを行うと、ツルーイングの度にドレッシングが行
われることになり、砥粒の不要な脱落を招いていた。
このため、砥石車の研削面精度が悪化するだけでなく砥
石車の寿命を著しく減少させるという欠点を有していた
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、定数の工作
物または加工箇所を加工して加工面精度が悪化してきた
場合にはツルーイングのみを行い、砥粒の突出量が減少
してきた場合にはドレッシングも行うことを特徴とする
ものである。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において1はベッドで、このベッド1の上には砥
石台2が工作物Wに向って進退自在に載置されている。
この砥石台2には立方晶窒化硼素等の硬質材料の砥粒を
結合剤により金属円板の外周面に層状に固着した砥石車
20が回転可能に支承され、この砥石車20は砥石台2
上に固着されたモータ21によりプリー、ベルトを介し
て回転、駆動される。
そして、この砥石車2はベッド1の後方に固着されたサ
ーボモーフ22によって前進後退されるようになってい
る。
3は砥石車2の進退方向と直角な方向に移動可能に案内
されたテーブルで、このテーブル3は図示しない油圧装
置によって左右方向に送られる。
このテーブル3上には主軸31が回転自在に軸承される
とともに心押台32が主軸31と対句して載置されてお
り、この主軸31と心押台32との間に4つの加工箇所
C1〜C4を有する工作物Wが挾持されている。
そして、この工作物Wはモータ33によって回転される
ようになっている。
4は砥石車20をツルーイングおよびドレッシングする
ツルーイング・ドレッシング装置で、その本体40はテ
ーブル3の右端に砥石台2の進退方向と平行な方向に位
置調整可能に載置されている。
この本体40には1駆動軸41が砥石車20の軸線と平
行に回転自在に軸承されており、この駆動軸41には砥
石車20をツルーイングするためのツルーイング車42
と、ドレッシングするためのドレッシング車43とが所
定の間隔を隔てて嵌着されている。
このツルーイング車42は金属製のベースリング外周部
にダイヤモンド等の硬質材料の粒体を例えば銅合金によ
る焼結によって多数固着したもので、その幅は、ツルー
イング抵抗を小さくするために砥石車20の幅より小さ
くしである。
また、ドレッシング車43は調質鋼、焼入鋼等ある程度
硬度、靭性、耐摩耗性を有する材料にて形成され、その
幅は砥石車20の幅より若干広くしである。
さらに、このドレッング車43の半径はツルーイング車
42の半径より後述するドレッシング用遊離粒体の外径
寸法以下の適宜寸法だけ小さくしてあり、ツルーイング
車42の前面より所定量tだけ後退するようになってい
る。
そして、これらのツルーイング車42、ドレッシング4
3はベルト、プーリを介してモータ44によって砥石車
20との相対周速度を低下させる方向に回転される。
さらに、ドレッシング車43の上部には第2図に示すよ
うにドレッシング液供給用のノズル45が設けられてお
り、このノズル45はポンプPを介してドレッシング液
の貯溜されたタンク46に接続されている。
ドレッシング液は一例として研削液101に対してアル
ミナ、炭化硅素等のドレッシング用遊離粒体を500g
混在したものである。
なお47は研削液と遊離粒体とが分離するのを防止する
攪拌翼でモータ48によって回転される。
砥石車20をツルーイングする場合には、ツルーイング
車42を砥石車20の前面に割出して、ツルーイング車
42が砥石車20の研削面全体に当たるようにトラバー
スさせるとともに、サーボモータ22によって砥石台2
を前進させ、所定量の切込みを与える。
これにより、砥石車20の砥粒の先端部がツルーイング
され、砥石車20が真円形に成形される。
また砥石車20のドレッシングを行う場合にはドレッシ
ング車43を砥石の前面に割出すとともに砥石台2を前
記ドレッシングの場合と同量だけ前進させ、砥石車20
とドレッシング車43との間に遊離粒体を共給する。
これにより、砥石車20の結合剤は遊離粒体によって削
り取られ、砥粒が突出せしめられる。
次に加工物Wの自動加工を行うとともに工作物Wの加工
本数およびツルーイングの回数を計数して、自動的にツ
ルーイングおよびドレッシングを行わせる制御装置につ
いて説明する。
第1図において、5は砥石台2の送りを制御するストア
ードプログラム方式のデジタル送り制御回路で、自動加
工制御回路6より加工開始信号GSが与えられると、研
削サイクルのプログラムを読出し、砥石台2を所定量だ
け早送り前進させた後で研削送りで前進させる。
そして、工作物Wのカロエが終了すると砥石台2を原点
まで復帰させた後で加工完了信号GFを自動加工制御回
路6に送出する。
またツルーイングドレッシング制御回路7からツルーイ
ング開始信号TSが与えられると、ツルーイングサイク
ルのプログラムを読出し、砥石車20の研削面とツルー
イング車42の表面との砥石台2移動方向距離が零とな
るまで砥石台2を早送り前進させた後、設定されたツル
ーイング切入量だけ砥石台20を前進させ、トラバース
開始信引R8をテーブル位置決め回路8に与える。
そして、テーブル位置決め回路8よりトラバース完了信
号TRFが与えられると、砥石台2を早送り前進量だけ
後退させた後、ツルーイング完了信号TFをツルーイン
グドレッシング制御回路7に送出する。
さらに、ツルーイングドレッシング制御回路7よリドレ
ッシング開始信号DSが与えられると、砥石台2をツル
ーイング時の切込み前進端まで前進させ、一定時間経過
してドレッシングが終了した後で、砥石台2を原位置ま
で復帰させ、ツルーイングドレッシング制御回路7にド
レッシング完了信号DFを送出する。
8は図示しない油圧制御装置に信号を与えテーブル3の
割出しを行うテーブル位置決め回路で、自動加工制御回
路6より加工箇所番号とともに加工命令GCが与えられ
ると、ドッグD とリミットスイッチLS −LS4
の1 係合により与えられた番号に対応した加工箇所を砥石車
20の前面に割出す。
そして、割出が完了すると位置決め完了信号TPEを出
力する。
また、ツルーイングドレッシング回路7よりツルーイン
グ命令TC1ドレッシング命令DCが与えられるとドッ
グD2 とリミットスイッチLS、とLS7によりテー
ブルの割出しを行い、割出しが完了すると位置決め完了
信号TPEを出力する。
そして、ツルーイング命令の場合には送り制御回路5よ
りトラバース信号開始信号TR8が与えられると、リミ
ットスイッチLS6がドッグD2によって押圧されるま
でテーブル3を左側ヘトラバースさせ、トラバースを終
了すると、リミットスイッチLS。
が再び押圧されるまでテーブル3を右側ヘトラバースさ
せる。
そして、リミットスイッチLS、が押圧されると、トラ
バース完了信号TRFを送り制御回路5に与える。
なお、リミットスイッチLS、が押圧されたときには、
ツルーイング車42が砥石車20の少し右側に位置し、
リミットスイッチLS6が押圧されたときには、ツルー
イング車42が砥石車20の少し左側に位置するように
調整されている。
また、自動加工制御回路6は工作物Wの加工を自動で行
うもので、起動スイッチが押圧されると加工する加工箇
所番号と加工命令GSをテーブル位置決め回路8に与え
、テーブル3が割出され、位置決め完了信号TPEが与
えられると、送り制御回路5に加工開始信号GSを出力
する。
これにより砥石台2は研削サイクルで送られ工作物Wの
研削が行われる。
そして研削が完了し送り制御回路5より加工完了信号G
Fが与えられると、次の加工箇所番号と加工命令GCと
をテーブル位置決め回路8に与え、テーブル3が位置決
めされると前記の場合と同様に送り制御回路5に加工開
始信号GSを与え工作物Wを加工する。
そして、工作物Wの全加工箇所C1〜C4の加工が終了
すると全加工終了信号GAFが出力される。
なお、ツルーイングドレッシング制御回路7から加工禁
止信号EBが与えられている場合には起動スイッチが押
圧されても、自動加工は開始されない。
さらに、ツルーイングドレッシング制御回路7は本発明
の特徴とする回路で、加工された工作物Wの数を計数す
るとともに砥石車20がツルーイングされた数を計数し
、一定数の工作物Wが加工される度にツルーイングのみ
を行わせ、−足回数のツルーイングが行われる度にドレ
ッシングを行わせるものである。
このツルーイングドレッシング制御装置7は第3図に示
すような回路構成となっており、主にワークカウンタ7
0とツルーイングカウンタ71とから構成されている。
このワークカウンタ70は自動加工制御回路6から出力
される全加工完了信号GAF入力して加工された工作物
Wの数を計数するもので、加工された工作物Wの数がデ
ジタルスイッチ等の設定器72に設定された数になる度
にカウントアツプ信号を出力する。
なお、設定器72には1回のツルーイングによって加工
できる工作物Wの数が設定されている。
ワークカウンタ70より出力されるカウントアツプ信号
はフリップフロップFF1、のセット端子Sとツルーイ
ングカウンタ71に与えられるようになっており、カウ
ントアツプ信号が出力された場合にはフリップフロップ
FF1がセットされるとともにツルーイングカウンタ7
1が歩進される。
このフリップフロップFF1の出力端子Qより出力され
る信号はアンドゲートAG1の入力端子に与えられると
ともにツルーイング命令TCとしてテーブル位置決め回
路8に与えられ、オアゲートOG、を介して加工禁止信
号EBとして自動加工制御回路6に与えられるようにな
っている。
また、アンドゲートAG1の他方の入力端子にはテーブ
ル位置決め回路8から位置決め完了信号TPEが与えら
れるようになっており、フリップフロップFF1のリセ
ット端子Rには送り制御回路5からツルーイング完了信
号が与えられるようになっている。
したがって、ワークカウンタ70よりカウントアツプ信
号が出力され、フリップフロップFF1がセットされる
と、ツルーイング命令TCがテーブル位置決め回路8に
与えられるとともに加工禁止命令EBが自動加工制御回
路6に与えられ、テーブル位置決め回路8から位置決め
完了信号TPEが与えられると、送り制御回路5にツル
ーイング開始信号TSが与えられる。
そして、トラバース動作が終了し送り制御回路5よりツ
ルーイング完了信号TFが与えられると、フリップフロ
ップFF1はリセットされ、ツルーイング命令TC,ツ
ルーイング開始信号TS1加工禁止信号EBの送出は停
止される。
ツルーイングカウンタ71はワークカウンタ70より出
力されるカウントアツプ信号を入力してツルーイングの
行われた数を計数するもので、入力されたカウントアツ
プ信号の数が設定器73に設定された数になる度にカウ
ントアツプ信号を出力する。
なお、設定器73にはドレッシングが必要となるツルー
イングの回数が設定されている。
ツルーイングカウンタ71のカウントアツプ信号はフリ
ップフロップFF2のセット端子Sに与えられるように
なっており、ツルーイングカウンタ71よりカウントア
ツプ信号が出力された場合にはセットされる。
このフリップフロップFF2の出力端子Qより出力され
る信号はアンドゲートAG2の一方の入力端子に与えら
れるようになっており、このアンドゲートAG2の他方
の入力端子には前記フリップフロップFF1の出力端子
Qより出力される信号が与えられるようになっている。
そして、このアンドゲートAG2より出力される信号が
アンドゲートAG3の一方の入力端子に与えられるとと
もに、ドレッシング命令DCとしてテーブル位置決め回
路8に与えられ、オアゲートOG、を介して加工禁止指
令EBとして自動加工制御回路6に与えられる。
また、アントゲ−)AC3の他方の入力端子には位置決
め完了信号TPEが与えられ、フリップフロップFF2
のリセット端子には送り制御回路5からドレッシング完
了信号DFが与えられるようになっている。
したがって、ワークカウンタ70とツルーイングカウン
タ71の両方がカウントアツプしてフリップフロップF
F0.FF2の両方がセットされた場合にはツルーイン
グが完了してフリップフロップFF1がリセットされる
と、アンドゲートAG2が開かれ、ドレッシング命令D
Cが位置決め制御回路8に与えられ、位置決め制御回路
8より位置決め完了信号TPEが与えられると、ドレッ
シング開始信号DSが送り制御回路5に与えられる。
そして、ドレッシング動作が行われ送り制御回路5から
ドレッシング完了信号DFが与えられるとフリップフロ
ップFF2はリセットされ、加工禁止信号EB、 ト
レシング命令DC,ドレッシング開始信号DSの送出が
停止される。
次に上記構成による本実施例のツルーイング・ドレッシ
ング動作を説明する。
今、テーブル3上の主軸31と心神台32の間に工作物
Wが挾持された状態で自動加工制御回路6の起動スイッ
チが押圧されると、自動加工制御回路6からテーブル位
置決め回路8に加工箇所番号1とともに加工命令GCが
与えられる。
これにより、テーブル3は第1図に示す位置に割出され
、第1番目の加工箇所C1が砥石車20の前面に位置決
めされる。
そして、テーブル位置決め回路8より位置決め完了信号
TPEが出力されると、自動加工制御回路6から送り制
御回路5に対して加工開始信号GSが送出される。
これにより、砥石台2は所定量だけ早送り速度で前進さ
れた後、所定量だけ研削送りされ、工作物Wの1番目の
加工箇所C1は所定の寸法に研削加工される。
このようにして研削加工が終了すると、砥石台2は早送
り速度で原位置まで後退され、自動加工制御回路6に対
して加工完了信号GFが与えられる。
これにより、自動加工制御回路6から次の加工箇所番号
2とともに加工命令GCが出力され、以下同様にして加
工箇所C1〜C4の加工が行われる。
そして、加工箇所C1〜C4の加工が全て終了すると、
自動加工制御回路6から全加工完了信号GAFが出力さ
れ、ツルーイングドレッシング制御回路7のワークカウ
ンタ70に与えられる。
これにより、ワークカウンタ70は1つ歩進され内容が
1となるが、設定器72に設定されている工作物の数が
例えば5であれば ワークカウンタ70はカウントアツ
プせず、フリップフロップFF、はセットされない。
したがって、ツルーイング命令TCは出力されず、砥石
車20のツルーイングは行われない。
また、このときツルーイングカウンタ71の内容は零の
ままであるから、設定器73に設定されているツルーイ
ングの回数を3とすれば、ツルーイングカウンタ71か
らもカウントアツプ信号は出力されず、フリップフロッ
プFF2はセットされない。
したがって、ドレッシング命令I)Cも出力されず、砥
石車20のドレッシングも行われない。
次に加工済の工作物Wに替って2本目の工作物Wを挾持
した後で起動スイッチを押圧すると、上記のようにして
自動加工が行われ、加工箇所C1〜C4の加工が全て終
了すると再び自動加工制御回路6より全加工完了信号G
AFが出力される。
これにより、ワークカウンタ70が歩進されて内容が2
となるが、設定値5よりも少ないため、この場合もカウ
ントアツプ信号は出力されず、砥石車20のツルーイン
グは行われない。
以下同様にして、1回のツルーイングで加工可能な5本
の工作物Wの加工が行われ、5個目の全加工完了信号G
AFがワークカウンタ70に与えられると、このワーク
カウンタ70の内容は5となり、カウントアツプ信号が
出力される。
これにより、フリップフロップFF1がセットされると
ともにツルーイングカウンタ71が歩進され、ツルーイ
ングカウンタ71の内容が1となる。
フリップフロップFF1がセットされると、出力端子Q
よりツルーイング命令TCが出力され、テーブル位置決
め回路8に与えられる。
これにより、テーブル3はリミットスイッチLS5がド
ッグD2によって押圧されるまで左側に移動され、ツル
ーイング車42が砥石車20の少し右側の位置に位置決
めされる。
このようにして、ツルーイングの位置決めが完了すると
、テーブル位置決め回路8より位置決め完了信号TPE
が出力され、アンドゲートAG1に与えられる。
これにより、アンドゲートAG1より送り制御回路5に
対してツルーイング開始信号TSが送出され、砥石台2
がツルーイングサイクルで送られる。
ツルーイングサイクルでは、前記したように砥石車20
の研削面とツルーイング車42の表面との砥石台2移動
方向距離が零となるまで砥石台2が早送りで前進された
後、所定の切込量だけさらに前進される。
なお、この切込量は現在突出している砥粒の突出量以下
に設定される。
このようにして、砥石車20が所定量だけ切込まれると
、送り制御回路5よりトラバース開始信号TR8が出力
され、テーブル位置決め回路8に与えられる。
これにより、テーブル3はリミットスイッチLS6がド
ッグD2によって押圧されるまで左側に移動されるため
、ツルーイング車42は砥石車20の突出砥粒の先端部
を削り取りながら砥石車20の左側まで移動する。
そして、リミットスイッチLS6が押圧されると、テー
ブル3はリミットスイッチLS、がドッグD2によって
押圧されるまで右側に移動し、ツルーイング車42は零
カットで砥石の右側まで移動する。
そして、リミットスイッチLS5が押圧されると、トラ
バース完了信号TRFが送り制御回路5に与えられる。
これにより、送り制御回路5は次のプログラムを読出し
、再切込みの命令が入っていなければツルーイング完了
信号TFをツルーイングドレッシング制御回路7に与え
る。
以上のようにして、砥石車20のツルーイングが行われ
ると、砥石車20が真円形に形成されるとともに、突出
砥粒先端の荒れた部分が削り取られるため、再び高精度
の研削が行えるようになる。
ツルーイングドレッシング制御回路7にツルーイング完
了信号TFが与えられると、フリップフロップFF1は
リセットされ、ツルーイング命令TC,ツルーイング開
始信号TS、加工禁止信号EBの送出は停止され、工作
物Wの自動加工が再び可能となる。
以下同様のサイクルが繰返し行われ、工作物Wが5本加
工されて、ワークカウンタ70よりカウントアツプ信号
が出力される度に砥石車20のツルーイングが行われる
また、ワークカウンタ70より出力されるカウントアツ
プ信号はツルーイングカウンタ71を歩進させて行く1
そして、1回のドレッシングで加工可能な工作物W15
本が加工され、155個目全加工完了信号GAFがワー
クカウンタ70に与えられると、ワークカウンタ10の
内容は5となって3個目のカウントアツプ信号が出力さ
れ、フリップフロップFF、をセットする。
また、これによりツルーイングカウンタ71の内容も3
となるため、このツルーイングカウンタ71からもカウ
ントアツプ信号が出力され、フリップフロップFF2が
セットされる。
フリップフロップFF2がセットされると出力端子Qよ
り信号が出力されるが、フリップフロップFF1がセッ
トしているため、この状態ではアンドゲートAG2は開
かれず、ドレッシング命令DCは出力されない。
したがって、フリップフロップFF1の出力端子Qより
ツルーイング命令TCが出力され、前記のようにして砥
石車20のツルーイングが行われる。
そして、ツルーイングが終了して、フリップフロップF
F、のりセット端子Rにツルーイング完了信号TFが与
えられると、フリップフロップFF1はリセットされる
ため、アンドゲートAG2が開かれる。
これニヨリ、アンドゲートAG2よりドレッシン/7”
命令DCが出力されテーブル位置決め回路8に与えられ
るため、テーブル3は、リミットスイッチLS7がドッ
グD2によって押圧されるまで左側に移動され、ドレッ
シング車43が砥石車20の前面に割出される。
このようにしてドレッシングの位置決めが完了し、テー
ブル位置決め回路8より位置決め完了信号TPEが出力
されると、アンドゲートAG3が開かれ、このアンドゲ
ートAG3よりドレッシング開始信号DSが出力される
これにより送り制御回路5上よって砥石台2がドレッシ
ングサイクルで送られるとともに、ドレッシング液を供
給するポンプPが付勢され、研削液と遊離粒体の混合さ
れたドレッシング液がノズル45から砥石車20とドレ
ッシング車43との間に供給される。
ドレッシングサイクルでは、砥石台2がツルーイング時
の切込み前進端まで送られた後、一定時間後に原位置に
復帰するようにプログラムされているから、砥石台2が
前進端に位置すると、砥石車20とドレッシング車43
との距離は、ツルーイング車42とドレッシング車43
との半径の差に応じた距離となる。
この半径差は前記したように、遊離ね体の直径以下とな
っているから、砥石台2が前進端に位置すると、砥石車
20の結合剤が遊離粒体によって ぎ取られ、砥石車2
0の砥粒が新たに突出される。
以上のようにして砥石車20のドレッシングが終了する
と、送り制御回路5よりドレッシング完了信号DFが出
力され、フリップフロップFF2のリセット端子Rに与
えられる。
これにより、ドレッシング命令DC,ドレッシング開始
信号DS。
加工禁止信号EBの送出は停止され、再び工作物Wの自
動加工が可能となる。
以下同様にして、5本の工作物Wが加工される度にツル
ーイングが行われ、3回のツルーイングが行われる度に
ドレッシングが行われるわけである。
なお、本実施例においては、加工済工作物の数を計数し
てツルーイングとドレッシングの制御を行っていたが、
一本の工作物Wに複数個の加工箇所がある場合には、加
工済の加工箇所を計数して制御を行ってもよく、この場
合には砥石車研削面の管理をきめ細く行うことができる
また、砥石車20のドレッシングを行うと、砥石車20
の砥粒の先端部が遊離粒体によって若干いためられるた
め、ドレッシングを行った後で、再びツルーイングを行
った方が研削精度をより向上させることが実験により確
認された。
第4図は、ドレッシングの後で再びツルーイングを行わ
せるツルーイングドレッシング制御回路7を示すもので
ワークカウンタ70の出力とドレッシング完了信号DF
とがオアゲートOG2を介してフリ、ツプフロツフFF
、のセット端子Sに与えられるようになっている。
したがって、砥石車20のドレッシングが終了し、ドレ
ッシング完了信号DFが与えられるとフリップフロップ
FF1はセットされ、再び砥石車20のツルーイングが
行われる。
さらに、ツルーイングの切込量をツルーイングのみの場
合と、ドレッシングも行う場合とで変化させたり、ドレ
ッシングの前で行うツルーイングの切込量とドレッシン
グの後で行うツルーイングの切込量を変えたい場合には
、ツルーイングドレッシング制御回路7を改造して、通
常のツルーイング命令とドレッシング時のツルーイング
命令を別々に送出するようにするとともに、送り制御回
路5では砥石台20の切込量を変えたツルーイングプロ
グラムを通常のツルーイングプログラムとは別に用意し
て、ドレッシング時は通常と異なるツルーイングプログ
ラムを読出するようにすればよい。
以上述べたごとく本発明のツルーイング・ドレッシング
制御装置においては、所定数の工作物または加工箇所の
研削が行われる度にツルーイングを行い、砥粒の突出量
が減少してきた場合のみドレッシングを行うようにした
から、ツルーイングの度にドレッシングを行う方法に比
べ、砥粒の不要な脱落を防止することができ、砥石車の
研削面を高精度に保てるだけでなく、砥石車の寿命を著
しく増大させることができる利点を有している。
また、本発明のツルーイングドレッシング制御装置にお
いては、砥粒の突出量が減少した場合にはドレッシング
を行うから、ツルーイングのみを行う方法に比べ良好な
研削を行うことができる利点も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す図、第2は砥石車とドレ
ッシング車との間にドレッシング液を供給する装置を示
す図、第3図は第1図におけるツルーイングドレッシン
グ制御回路7の具体的な回路構成を示す図、第4図はそ
の第2実施例を示す図である。 2・・・・・・砥石台、3・・・・・・テーブル、5・
・・・・・送り制御回路、8・・・・・・テーブル位置
決め回路、20・・・・・・砥石車、42・・・・・・
ツルーイング車、43・・・・・・ドレッシング車、4
5・・・・・・ノズル、70・・・・・・ワークカウン
タ、71・・・・・・ツルーイングカウンタ、72゜7
3・・・・・・設定器、AG。 ンドゲ゛−ト、C1〜c4 ・・・・・・フリップフロップ、 ゲート、P・・・・・・ポンプ1 、AG2 、AG8・・・・・・ア 加工箇所、FF1.FF2 0G1 、OG2・・・・・・オア W・・・・・・工作物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 立方晶窒化硼素等の硬質材料を砥粒とする砥石車の
    ツルーイングおよびドレッシングを行わせるツルーイン
    グ・ドレッシング制御装置において、前記砥石車によっ
    て加工された工作物または加工箇所を計数して一定数に
    なる度にカウントアツプ信号を出力するワークカウンタ
    と、前記砥石車がツルーイングされた数を計数して一定
    数になる度にカウントアツプ信号を出力するツルーイン
    グカウンタと、前記ワークカウンタのみがカウントアツ
    プした場合にはツルーイングのみを行わせ、前記ワーク
    カウンタとツルーイングカウンタの両方がカウントアツ
    プした場合には、ツルーイングとドレッシングの両方を
    行わせる制御回路とを設けたことを特徴とするツルーイ
    ング・ドレッシング制御装置。
JP12764676A 1976-10-22 1976-10-22 ツル−イング・ドレツシング制御装置 Expired JPS5834256B2 (ja)

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