JP2687997B2 - 砥石修正装置 - Google Patents

砥石修正装置

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JP2687997B2 JP62266483A JP26648387A JP2687997B2 JP 2687997 B2 JP2687997 B2 JP 2687997B2 JP 62266483 A JP62266483 A JP 62266483A JP 26648387 A JP26648387 A JP 26648387A JP 2687997 B2 JP2687997 B2 JP 2687997B2
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仁史 赤羽
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、砥石修正装置に関する。 〔従来の技術〕 従来の技術における砥石台に装備された砥石修正装置
は、ドレッサの切込みラムが常時、砥石カバーの中に迄
進出しており、砥石修正時には、修正切込量だけ切込
み、トラバース送りを繰返えして砥石修正を行ない、そ
の後そのまま砥石面からトラバース送り方向に外れた位
置に止めている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 そのような砥石修正装置においては、砥石修正時以外
の研削中にも砥石カバー中に突出露出したままの切込み
ラムに脱落砥粒・研削屑を含む研削液が掛かり付着す
る。そのため、ドレッサ、即ち切込みラムの進退は、重
くなり、且つ切込みラムの後退に際して、摩損が生じ
る。 しかも、砥石交換時に、切込みラムを後退する前に、
切込みラムの露出外周面の清掃作業が必要である。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明による砥石修正装置は、砥石台上にトラバー
ス送り可能に設けられたドレッサヘッドと、このドレッ
サヘッド内に砥石軸に向かう方向に進退可能に嵌装され
前記ドレッサへッドに案内される摺動部を備えた切込み
ラムと、この切込みラムの先端に取付けられ砥石車をド
レッシングするドレッシング工具と、前記切込みラムを
送り駆動する駆動装置と、ドレッシング動作が終了する
毎に前記ドレッサヘッドから砥石車側に突出している前
記摺動部の部分をドレッサヘッド内に完全に没入させる
固有の原位置まで前記切込みラムを後退復帰させ、次の
ドレッシング時には前回のドレッシングによる砥石の消
耗分だけ切込みラムを前回のドレッシングにおける前進
位置より余分に前進させる駆動装置制御手段とを備えて
いる。 〔作用〕 切込みラムは砥石修正作業時以外には、駆動装置によ
り固有の原位置(後退位置)に後退されており、即ち、
切込みラムの摺動部が砥石車側に突出せず、ドレッサヘ
ッド内に摺動部が完全に没入した状態に置かれる。この
状態で、砥石修正作業が開始されると、切込みラムは、
駆動装置により所定の切込み位置までの所定距離だけ前
進されて停止する。 続いて、ドレッサヘッドがトラバース送りされ、ドレ
ッシング工具が砥石車の外周面をドレッシングする。 このような砥石車のドレッシングが終了すると、切込
みラムは、元の固有の原位置復帰するまで駆動装置によ
り後退される。 従って、切込みラムは、研削加工中は摺動部が砥石車
側に突出せず、ドレッサヘッド内に完全に没入している
ため、その摺動部に研削液中に混入した脱落砥粒等が付
着することがなく、切込みラムの安定した摺動性能を長
期に亘って維持できるようになる。 そうして、一回の砥石修正作業が完了され、次の砥石
修正作業においては、切込みラムは、駆動装置制御手段
により前回のドレッシングよる砥石の消耗分だけ余分に
前回のドレッシングにおける前進位置より前進されて停
止し、前回同様にドレッサヘッドがトラバース送りさ
れ、ドレッシング工具が砥石車の外周面をドレッシング
する。 そして、砥石車のドレッシングが終了すると、切込み
ラムは、前回同様に元の固有の原位置に復帰するまで駆
動装置により後退される。 〔実施例〕 この発明の実施例を図面に従って説明する。 第1図及び第2図において、 砥石車Gの背面において、砥石台1には、砥石車Gの
背面側にベース2が設置され、このベース2上に形成さ
れた案内面にドレッサ往復台3が砥石軸と平行な方向に
摺動自在に載置されている。又、ドレッサ往復台3上に
形成された案内面には、ドレッサヘッド4が砥石軸に垂
直な方向に摺動自在に載置されている。ドレッサヘッド
4には、先端にドレッシングロール5を回転自在に支持
した切込みラム6が前記ドレッサヘッド4の摺動方向と
平行な方向に摺動自在に嵌挿されている。図示の例で
は、切込みラム6は、摺動部6aが円形断面でドレッサヘ
ッド4の案内孔7に回り止めされ摺動自在に嵌挿されて
いる。 砥石台1の背面部には、ドレッシング用型板8が取付
けられ、それを走査するスタイラス9がドレッサヘッド
4の後部に取付けられて公知の倣い制御装置10を構成し
ている。 ドレッサヘッド4の先端部は、切込み方向において少
なくともドレッシング用型板8のスタイラス9による倣
い運動が可能な範囲で、且つトラバース方向において少
なくとも砥石幅を越す範囲で夫々往復動が許されるよう
に砥石カバー11に穿設された孔12より砥石カバー11内に
突入している。ドレッサヘッド4の後端部に取付けられ
たサーボモータ13により駆動される送りねじ14は、切込
みラム6の後部に固着された送りナット15に螺合してい
る。サーボモータ13による切込みラム6の切込み量は、
サーボモータ13に連結されたアブソリュートエンコーダ
16によって検出され、このアブソリュートエンコーダ16
の出力ABSは、切込みラム6の原位置(ドレッサヘッド
4内に没入した後退端)において零になるように設定さ
れている。 又、ドレッサ往復台3上に取付けられたサーボモータ
17により駆動される送りねじ18は、ドレッサヘッド4に
固着された送りナット19に螺合している。これによりド
レッサ往復台3は所定量Tだけトラバース送りされ、こ
れに伴ないドレッサヘッド4は、倣い制御装置10により
砥石車Gの外周形状に沿って倣い制御されるようになっ
ている。 次に、砥石車Gをドレッシングするための制御回路に
ついて説明する。 第3図において、30はマイクロコンピュータ、31は切
込みラム6を切込み送りするサーボモータ13を駆動する
駆動回路を示し、32はドレッサ往復台3をトラバース送
りするサーボモータ17を駆動する駆動回路を示す。マイ
コン30は、ドレッシング指令信号DSSが与えられると、
駆動回路31,32にパルスを供給し、サーボモータ13,17を
駆動制御する。 33は、サーボモータ17のトラバース送りの所定量T
を、34は切込みラム6の原位置における砥石車Gとドレ
ッシングロール5との心間距離L0を、35は、砥石車Gの
初期半径Rg0を、36はドレッシングロールの半径Rdを、3
7は切込みラム6の単位切込み量Cを夫々設定する各デ
ィジタルスイッチである。38は、砥石車Gのドレッシン
グ前の半径Rg(ドレッシング毎に更新される)を記憶す
るレジスタであり、39は、ドレッシングが行なわれる度
に、レジスタ38に記憶された砥石車Gの半径Rgからディ
ジタルスイッチ37に設定された切込み量Cを減じてドレ
ッシング後の実際の砥石車Gの半径Rgを求める演算回路
である。 上記の構成におけるドレッシング動作を第4図のフロ
ーチャートに基づいて説明する。 切込みラム6は、通常には原位置に後退されており、
この状態でドレッシング指令DSSが与えられると、ステ
ップ100において、サーボモータ13が正転駆動されて切
込みラム6が前進され、その前進量がアブソリュートエ
ンコーダ16にて検出される。しかし、アブソリュートエ
ンコーダ16の出力ABSが下記のLに一致したことがステ
ップ101で判別されると、切込みラム6の前進が停止さ
れる。 L=L0−(Rg+Rd)+C 但し、Rgは、最初はRg0、次回からはその都度の前回
のドレッシング後にレジスタ38に更新記憶されたRgであ
る。 即ち、第5図に示すように切込みラム6の原位置にお
ける砥石車Gとドレッシングロール5との心間距離L0か
ら砥石車Gの半径Rgとドレッシングロール5の半径Rdと
を減じ、ドレッシングロール5の切込み量Cを加えた距
離Lだけ切込みラム6が前進される。 続いてステップ102,103で示めすように、サーボモー
タ17が駆動されてドレッサ往復台3がディジタルスイッ
チ33に設定された一定量Tだけトラバース送りされ、且
つ倣い制御装置10によりドレッサヘッド4が倣い制御さ
れ、ドレッシングロール5は、砥石車Gの外周面をドレ
ッシングする。 このような砥石車Gのドレッシングが終了すると、ス
テップ104において、サーボモータ13が逆転駆動され
て、切込みラム6が後退される。ここで切込みラム6
は、アブソリュートエンコーダ16の出力ABSが零になる
まで後退され(ステップ105)、これによって、切込み
ラム6は原位置に後退復帰される。 従って、ドレッシング時にドレッサヘッド4から砥石
車G側に突出する切込みラム6の摺動部6aは、研削加工
中はドレッサヘッド4内に完全に没入しているため、そ
の摺動部6aに研削液中に混入した脱落砥粒等が付着する
ことがなく、切込みラム6の安定した摺動性能を長期に
亘って維持できるようになる。 そうして、ドレッシングが完了すると、演算回路39に
よってレジスタ38に記憶された砥石車Gの径Rgからディ
ジタルスイッチ37に設定された切込み量Cが減算され、
レジスタ38に記憶される砥石車Gの径Rgが更新される。
従って、次のドレッシング時においては、切込みラム6
が上記した前進位置より切込み量Cだけ更に前進した位
置まで切込み前進される。 上記した実施例においては、ドレッサヘッド4を倣い
により送り制御して砥石車Gを修正する例について述べ
たが、この発明は、サーボモータ13による切込みラム6
の切込み制御とドレッサ往復台3の直線往復動のみによ
って砥石車Gを修正するものにも適用できるものであ
り、又、切込みラム6の切込み量の検出もアブソリュー
トエンコーダ16に限定されるものでないことは勿論であ
る。 〔発明の効果〕 この発明による砥石面修正装置によれば、砥石修正作
業時以外には、切込みラムの摺動部は、常に砥石車側に
突出せず、ドレッサヘッド内に完全に没入して、砥石カ
バー内で露出することがないので、研削加工中に脱落砥
粒・研削屑を含む汚濁された研削液を浴ることはない。
従って、切込みラムが進退時に重くなったり、摩損する
ことを防止できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この発明の実施例における砥石修正装置の断
面正面図、 第2図は、同断面側面図、 第3図は、この発明の実施例における砥石修正装置の制
御回路図、 第4図は、ドレッシング動作を示すフローチャート、 第5図は、砥石車とドレッシングロールとの位置関係図
である。 1:砥石台、2:ベース 3:ドレッサ往復台、4:ドレッサヘッド 5:ドレッシングロール、6:切込みラム 7:案内孔 8:ドレッシング用型板、9:スタイラス 10:倣い制御装置、11:砥石カバー 12:孔、13,17:サーボモータ 14,18:送りねじ、15,19:送りナット 16:アブソリュートエンコーダ 30:マイクロコンピュータ 35〜37:ディジタルスイッチ 38:レジスタ、39:演算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−29276(JP,A) 特開 昭58−186561(JP,A) 特開 昭62−199360(JP,A) 特開 昭62−79961(JP,A) 特開 昭50−32593(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.砥石台上にトラバース送り可能に設けられたドレッ
    サヘッドと、ドレッサヘッド内に砥石軸に向かう方向に
    進退可能に嵌装され前記ドレッサヘッドに案内される摺
    動部を備えた切込みラムと、この切込みラムの先端に取
    付けられ砥石車をドレッシングするドレッシング工具
    と、前記切込みラムを送り駆動する駆動装置と、ドレッ
    シング動作が終了する毎に前記ドレッサヘッドから砥石
    車側に突出している前記摺動部の部分を前記ドレッサヘ
    ッド内に完全に没入させる固有の原位置まで前記切込み
    ラムを後退復帰させ、次のドレッシング時には前回のド
    レッシングによる砥石の消耗分だけ切込みラムを前回の
    ドレッシングにおける前進位置より余分に前進させる駆
    動装置制御手段をとを備えた砥石修正装置。
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JPS6029276A (ja) * 1983-07-25 1985-02-14 Toyoda Mach Works Ltd アンギュラ−型砥石車のツル−イング装置

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