JP3672325B2 - 工作機械装置 - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は、工作機械装置および加工方法に関し、特に、工具によってワークに機械加工を施す場合に、常に加工液を加工部に対して最適な位置および方向から噴射することによって、加工液による加工屑の除去および冷却作用を最適に達成する工作機械装置および加工方法に関する。本発明は、砥石車、種々のフライス工具等の外周面に加工作用部を有した工具によってワークに機械加工を施すときに、工具の径や加工条件、並びに工具とワークとの位置関係の変化に応じて加工部に対して加工液を最適の供給状態で噴出することが可能な工作機械装置および加工方法に関する。
従来の技術
工作機械の工具によって特に金属ワークを加工する場合には、加工部の発生熱を除去する冷却作用と加工で生じた加工屑を除去して工具の円滑な加工作用を促進するために加工液を加工部に供給することが必要となる。
従来から用いられる工作機械における加工液の供給装置としては、例えば、実開昭61−124366号が加工液の供給装置として砥石の接線方向に向いて配設された加工液ノズルを、当該接線方向に対して直交する方向に移動可能な支持方法で砥石フードに取着して、砥石径の変化にかかわらず、作業者が調整ハンドルを操作することによって砥石の接線方向に沿って加工液を供給するようにした言わば手操作型の加工液供給装置を開示している。然しながら、この従来技術による加工液供給装置では、砥石によるワークの研削加工の過程で、加工点が移動した場合にも加工液が移動後の加工点に対して接線方向に加工液を噴射することが可能なまでには構成されていないと言う点で未だ満足のゆく加工液供給装置とは言いがたいものである。
また、特開平1−146662号は、加工輪郭に沿って研削砥石による研削加工を遂行する過程で、研削砥石を保持する主軸の周囲に割出旋回が可能に研削液噴射ノズルを設け、砥石の研削工程における移動制御プログラムに基づいて、同研削液噴射ノズルを研削点に向けて位置決め制御する方法を開示している。然しながら、この従来技術による研削液噴射方法では、研削砥石によるワークの加工点が変位した場合に、研削液噴射ノズルを、主軸の周囲に旋回移動させて研削液の噴射方向の調節を行おうとしたものであり、故に、砥石の中心に対して径方向には移動可能に設けられていないために、径が異なる砥石を主軸に保持して研削加工を行う場合には、研削液噴射ノズルによる研削液の噴射方向を適正な方向に調節する方法については開示がない。
更に、特開平6−31582号はマシニングセンタ用注水装置を開示している。このマシニングセンタ用注水装置は、マシニングセンタの工具による加工点に対して注水ノズルを用いた注水が、水平方向および上下方向に変化自在に行われ、常に加工点に向かって注水ができるようにした構成を有している。この従来の注水装置は、工具を保持した主軸の周囲にギアリングの回動に従って注水ノズルが移動可能に設けられて加工点が水平方向に移動する場合にも移動角度に合わせて注水ノズルも移動し、加工点を狙って注水が行われるように構成され、また、加工点が高さ方向に変化する場合には、注水ノズルの根元部が回動してノズル先端が上下し、注水位置が加工点からずれないようにしている。
然しながら、この従来技術のマシニングセンタの注水装置は、主軸に装着された工具の中心に対して半径方向には移動可能に構成されていないために、工具径が変化した場合には、加工点に対して充分に正確に加工点に向けて注水方向を調節し得なくなると言う難点を有している。
更に、米国特許第4,619,078号は研削砥石用保護フードを備えた研削盤を開示している。この研削盤は、主軸に装着される研削砥石を覆うフードが設けられ、そのフードに加工液供給ノズルが設けられ、フードと共に主軸まわりの周回方向へ回転移動可能に構成されている。更に加工液供給ノズルは研削砥石の径に応じて主軸のラジアル方向に移動可能に構成されている。そして、研削砥石とワークとが係合する加工領域へ加工液が噴射されるように、かつフードとワークとが干渉しないように加工液供給ノズルがフードと共に回転移動される。
しかしながら、この従来技術は、平面研削盤等の研削専用の工作機械で、かつ研削砥石用保護フードを有することを必須の構成要件にしている。従って、マシニングセンタのように自動工具交換によって主軸に工具を着脱自在に装着しようとすると、フードがじゃまになって自動工具交換は行えないという問題点がある。またワークの回転送り軸を有さず、X,Y,Z軸の直動3軸送りしか有さない研削盤のために、ワークの形状によってはワークとフードとの干渉がさけられなかったり、干渉をさけると加工液が加工領域に供給できなくなるという問題点を有している。更に、この従来技術には、研削砥石の径を測定する工具測定手段を具備しておらず、研削砥石の磨耗時やドレッシング、ツルーイング後の径変化時に工具径の測定結果を得て自動的に加工液供給ノズルのラジアル方向位置を調節する技術については開示されていない。
発明の概要
依って、本発明の主たる目的は、工作機械の主軸に着脱自在に装着される工具の径変化、加工点の変動に対応して工具とワークとの係合域に対して加工屑除去と冷却の観点から最も適切な位置に加工液供給装置の加工液ノズルを位置決めして加工液を供給しつつ加工が行える工作機械装置および加工方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、工具に修整処理を施した場合に、修整前後の工具径の変化に追随して加工液ノズルを自動的に再位置決めして加工を開始することが可能な工作機械装置および加工方法を提供することにある。
本発明によれば、工作機械の主軸に工具格納装置との間で交換可能に装着された研削砥石と前記工作機械のテーブル側に取付けられたワークとを相対移動させてワークに所望形状の加工を施す工作機械装置であって、
前記主軸と前記テーブルとをX,Y,Z軸の3軸方向へ相対移動させる直動移動手段と、
前記テーブルに前記主軸の軸線と平行なZ軸まわりの回転送り軸をもつ回転テーブルを設け、前記回転テーブルに取付けたワークに回転送りを与えるワーク回転手段と、
前記主軸と相対移動する前記工作機械の構造体の一部に設けられ、前記主軸に装着した研削砥石の外周部をツルーイングまたはドレッシングする工具修整手段と、
前記主軸と相対移動する前記工作機械の構造体の一部に設けられ、前記主軸に装着した研削砥石の工具径を測定可能な工具測定手段と、
前記研削砥石とワークとが係合する加工領域に向けて加工液を噴射する加工液ノズルを備えると共に、加工液供給源に配管、接続された加工液供給手段と、
前記主軸の外周域に配設され、前記加工液供給手段の加工液ノズルを移動可能に支持する支持手段と、
前記工具測定手段により測定した前記研削砥石の工具径に応じて前記加工液供給手段の加工液ノズルを研削砥石のラジアル方向へ移動させて位置決めする第1の加工液ノズル移動手段と、
前記加工液供給手段の加工液ノズルを研削砥石の周りの周回方向へ移動させることができ、かつ位置決めすることができる第2の加工液ノズル移動手段とを具備した工作機械装置が提供される。
更に、本発明によれば、工作機械の主軸に工具格納装置との間で交換可能に装着された研削砥石と前記工作機械のテーブル側に取付けられたワークとを相対移動させてワークに所望形状の加工を施す加工方法であって、
前記主軸と前記テーブルとをX,Y,Z軸の3軸方向へ直動の相対移動を行わせること、
前記テーブルに前記主軸の軸線と平行なZ軸まわりの回転送り軸をもつ回転テーブルを設け、必要に応じて前記回転テーブルに取付けたワークに回転送りを与えること、
前記主軸と相対移動する前記工作機械の構造体の一部に工具修整手段を設け、前記主軸に装着した研削砥石の外周部をツルーイングまたはドレッシングすること、
前記主軸と相対移動する前記工作機械の構造体の一部に工具測定手段を設け、前記主軸に装着した研削砥石の工具径を測定すること、
加工液供給源に配管、接続された加工液供給手段の加工液ノズルによって、研削砥石とワークとが係合する加工領域に向けて加工液を噴射すること、
前記工具測定手段により測定した前記研削砥石の工具径に応じて、前記加工液供給手段の加工液ノズルを研削砥石のラジアル方向へ移動させて位置決めすること、
ワークの加工プログラムによって定まる研削砥石とワークとが係合する加工領域の位置に対応した移動指令に基づいて、前記加工液供給手段の加工液ノズルを研削砥石の周りの周回方向へ移動させることまたは位置決めすることを含む加工方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
本発明の上述の目的およびその他の目的、特徴、利点を以下、添付図面を参照して本発明の実施例に基づいて更に説明する。同添付図面において、
図1は、本発明の一実施例による加工液供給装置を備えた工作機械の要部の構成を示す正面図である。
図2は、図1のII−II線で示す矢印方向から見た工作機械におけるワーク取付装置、工具修整装置および自動工具測定装置の配置状態を示した側面図である。
図3は、工作機械の主軸頭内で回転可能な主軸に転送、装着された工具と主軸の外周域に設けられた加工液供給装置の液供給ノズルおよびその支持手段を示した要部断面図である。
図4は、図3の矢視線IVで示す方向から見た主軸頭、主軸、加工液供給装置等の配置および構成を示した一部を断面した側面図である。
発明を実施するための最良の形態
図1および図2を参照すると、工作機械は、主軸頭10を有し、この主軸頭10の内部に高速回転が可能に主軸12が備えられている。そして、この主軸頭10は、図示省略された機械コラムに搭載されて、同機械コラムと共に図示されていない基台に対して、また機械コラムに対して相対的に、図示のように直交する二軸(X軸方向、Y軸方向)に移動可能に設けられており、同二軸方向における主軸頭10および同主軸頭10が保持した主軸12の移動は、機械に設けられた各軸のスケール等の位置検出器(図示なし)を介して検出される構成になっている。
工作機械は更に例えば周知の工具マガジン等からなる工具格納装置14を備え、この工具格納装置14に格納された工具Tおよび後述するワークWの外形寸法、形状を接触、測定可能なワーク測定装置MRを周知の工具交換アーム等の工具交換手段(図示なし)を用いて主軸頭10の主軸12に対して着脱自在に装着可能に構成されている。かくして図1の上段側に実線で示す場合には、工具格納装置14から工具交換手段によって主軸12に工具Tの一例として砥石車Tが装着された様子を示し、また、下段に破線で示す場合は、主軸12にワーク測定装置MRが装着された様子を示している。
他方、上記の主軸頭10と対向した位置には基台16上において上述の二軸方向と直交した他の一軸方向(Z軸方向)に移動可能にテーブル18が搭載されている。このテーブル18の上方にはロータリヘッド20がロータリヘッドベース22を介して搭載されており、このロータリヘッド20の中心部に設けられた割出回転可能なワーク把持具24に被加工対象としてのワークWが取着されるようになっている。なお、ワーク把持具24はロータリヘッド20の内部に収納されたサーボモータからなる駆動モータ(図示なし)によって割り出し回転自在に設けられている。
また、ロータリヘッドベース22の内部にも駆動モータ(図示略)が内装されており、この駆動モータによって回動される工具修整装置(砥石ドレッサ)26がサポート28によって回動可能に支持されると共にその中心軸は基台16上におけるX,Y,Z軸の三軸方向における既知の基準位置に設定され、かつ工具修整装置26の外径寸法値(すなわち、砥石ドレッサの外径寸法値)も既知データとして上記設定位置の基準位置データと共に後述する機械制御装置40(図2参照)に予め記憶されている。
また、テーブル18上において、上記の工具修整装置26とはX軸方向に隔たった所定の位置に搭載された構成で自動工具測定装置30が設けられている。すなわち、テーブル18においてX,Y,Z軸方向における所定の基準位置に自動工具測定装置30が設けられ、その位置データ(X,Y,Z軸方向の座標値)は予め基準位置データとして認識されているものである。そして、図示例においては、図2に示すように、同自動工具測定装置30はテーブル18の内部に格納可能に設けられて損傷を回避するようになっており、格納後は蓋32で閉鎖し得る構成となっている。そして、同自動工具測定装置30は、先端に硬質素材で形成された接触子等からなる測定先端30aを有し、主軸頭10および機械コラムの既述したX,Y軸の二軸方向の移動とテーブル18のZ軸方向の移動とによって主軸12に装着された工具Tを同自動工具測定装置30の測定先端30aに当接させることにより、工具Tの外径寸法が測定可能になっている。つまり、自動工具測定装置30における測定先端30aの基台16に対するX,Y,Z軸方向における基準位置データが既知データとして機械制御装置40に予め記憶されていることから、工具Tと測定先端30aとの接触時における機械側の位置検出器から入力されるX,Y,Z軸における位置データを機械制御装置40に入力することにより、工具Tの外径寸法の実測値を演算により求めることが可能になっている。
なお、既述したワーク測定装置MRが主軸12に装着された場合にも、主軸12の中心位置は既知データとして機械制御装置40に予め記憶されており、主軸12およびテーブル18が既述の三軸方向(X,Y,Z軸方向)に相対的に接近送り動作されることによって、ワーク把持具24に取着したワークWの外形部位にワーク測定装置MRの測定先端が接触したとき、送り動作量の測定値と主軸12の位置に関する既知データとから機械制御装置40においてワークWの外形寸法を簡単な加減演算によって求めることが可能となるのである。ここで、自動工具測定装置30は、ワークWと接触することなく測定を行うことができる非接触式の測定装置としてもよいことは言うまでもない。
さて、本実施例に係る工作機械においては、主軸12を有した主軸頭10の外周域に加工液供給装置42が常設されており、この加工液供給装置42は、液供給ノズル44を先端部に有し、また図1および図2には図示されていない加工液タンク等の加工液供給源と配管、接続された構成を有している。上記の液供給ノズル44は、最先端に加工液を噴出する液噴出口44aを備え、工具TによってワークWの加工作用が行われる際に、この液噴出口44aから加工液を工具TとワークWとが係合して加工を進捗させる加工領域に加工液を噴出して加工領域から排出される加工屑を迅速に流し去ると共に冷却作用を工具TとワークWとの両者に付与して適正、かつ円滑な加工作用を進捗させるように設けられている。
ここで、図3および図4を参照して、加工液供給装置42によって工具TがワークWを加工する加工領域に最適な冷却作用と加工屑排除作用とを付与することを可能にする構成および作用について説明する。
加工液供給装置42は、先端に液噴出口44aを有した液供給ノズル44を備え、配管路46および図示されていない適宜の流路制御弁等を介して加工液供給源に流体的に接続されている。また、液供給ノズル44は、支持桿48により支持されており、この支持桿48は、ブラケット50に取着されたハウジング52の内部に設けられたラジアル方向の移動手段54に結合されている。
このラジアル方向の移動手段54は、サーボモータからなる駆動モータMaによってベルト・プーリ機構56を介して介して回転駆動される送りねじ軸58を有し、この送りねじ軸58はハウジング52の内部で回転自在ではあるが、軸方向の移動が不可能に軸受等を用いて支持されており、この送りねじ軸58に支持桿48のナット部48aが係合し、送りねじ軸58が駆動モータMaの駆動に応じて回動すると、支持桿48に送り動作が付与され、この支持桿48の送り動作を介して加工液供給装置42の液供給ノズル44を矢印Rで示す直線方向に移動させる構成を成している。ここで、上記の矢印方向Rは、主軸頭10の主軸12における軸心に対して液供給ノズル44を略ラジアル方向に移動させ、主軸12に装着される工具T、特に、砥石車や側フライス、溝フライス等の工具外周に加工作用部を有する工具Tにおける同加工作用部に対して液噴出口44aを接近または離反させる方向(ラジアル方向)に移動させるように配設されているものである。
他方、上記ブラケット50は、円筒部材として形成され、主軸頭10の先端部分の外周域に配設されて1対のリング状の摺動子62、62にねじ固定等で結合され、該摺動子62、62を介して主軸頭10の先端に設けられた案内環64の外周に対して同主軸頭10および主軸12の中心軸周りの矢印Cで示す周回方向に摺動可能に設けられている。そして、このブラケット50が主軸頭10の周りに摺動すると、上記ハウジング52に保持された支持桿48によって支持された加工液供給装置42の液供給ノズル44も一体となって周回方向(矢印C方向)に移動する構成を有している。
また、上記案内環64の外周の中央部には外歯リングギヤ66がねじ止め等によって強固に固定されてり、この外歯リングギヤ66にはウォームギヤ68が噛合し、このウォームギヤ68は、その軸部の一端を軸受70に依って支承され、他端をサーボモータから成る駆動モータMbの出力軸に結合し、同駆動モータMbの駆動に応じて外歯リングギヤ66に噛合したまま回動するようになっている。このウォームギヤ68が回動すると、外歯リングギヤ66は固定状態に保持されているために、ウォームギヤ68および駆動モータMbに回動力が作用する。ここで、ウォームギヤ68の軸を支承する軸受70はブラケット板72を介して既述した円筒状ブラケット50に結合されており、従って加工液供給装置42がウォームギヤ68や駆動モータMbと一緒に外歯リングギヤ66に沿って主軸12の中心軸を中心とした周回方向Cに回動する構成となっている。すなわち、駆動モータMb、ウォームギヤ68および外歯リングギヤ66が加工液供給装置42の周回方向の移動手段74を形成しており、この周回方向の移動手段74の駆動に従って、案内環64の案内によって円滑に主軸12の周りに回動する構成を有している。この回動は、主軸12の周りの全周にわたって可能である。
ここで、上述したラジアル方向の移動手段54における駆動モータMaおよび周回方向の移動手段74における駆動モータMbは何れもNC装置76に接続されており、このNC装置76を介して入力される指令に応じて両駆動モータMa、Mbが作動する構成を有している。そして、NC装置76は、既述した機械制御装置40に接続され、かつ、加工液供給装置42における液供給ノズル44の周回方向における液噴出口44aの位置を指定する入力データφを作業者がキーボード等の適宜の入力手段を介して入力し得る構成になっている。機械制御装置40からは、工具Tの工具径を自動工具測定装置30によって測定したときに、同工具径の測定データに従って液供給ノズル44の液噴出口44aを主軸12の軸心に対してラジアル方向におけるいかなる位置に設定すべきかを指令する指令信号が入力されている。依って、NC装置76を介して入力される指令に応じて加工液供給装置42の液供給ノズル44は、主軸12の軸心を中心にしてラジアル方向および周回方向の二つの方向において指令に基づく適宜の位置へ移動することが可能であり、従って、工具TによってワークWを加工する際に、液供給ノズル44液噴出口44aを適宜の位置に設定することが可能になっているのである。なお、円筒形ブラケット50、移動手段54,74等はカバー11で覆われている。
上述した加工液供給装置42によって工作機械の主軸12に装着された工具Tとしての砥石車によりロータリヘッド20のワーク把持具24に把持されたワークWに研削加工を施す例における加工液の供給方法について以下に記載する。
まず、ロータリヘッド20のワーク把持具24に把持されたワークWの外周面を主軸12に装着した砥石車Tによって研削するとき、加工液供給装置42の液供給ノズル44から砥石車TとワークWとが係合して研削作用を行う加工領域に研削時の加工屑を排除しかつ冷却効果を付与するためには、液噴出口44aから噴出される加工液における可及的に全量に近い液量の加工液が同加工領域に適正な方向から供給されるように設定する必要がある。
従って、砥石車Tによる研削加工の開始に先立って加工液供給装置42の液供給ノズル44におえる液噴出口44aを、最適な加工液噴出位置に設定する必要がある。
このとき、まず、工具格納装置14からワーク測定装置MRを引き抜き、これを空状態にある主軸頭10の主軸12に装着する(図1の破線で示した下段の主軸12にワーク測定装置MRが装着されている)。
次いで主軸頭10のX,Y軸の二軸方向の移動およびテーブル18のZ軸方向の移動によってロータリヘッド20のワーク把持具24に把持したワークWに接近、当接させ、ワークWとの当接時における機械の位置検出器からの位置検出データを機械制御装置40に入力することにより、主軸頭10、主軸12の軸心の移動量、ロータリヘッド20の軸心の移動量等を機械制御装置40において検出、演算し、更に予め既知データとして記憶されている主軸12の軸心の基準位置データ、ロータリヘッド20の軸心の基準位置データ等を取り入れて演算することにより、ワークWの外形の測定データを求める。これにより、ワークWにおける測定された種々の部位の外径寸法データや被加工部の長さ寸法等のデータを求め得ると共にワークWの外周と主軸12の軸心との間の相対的な位置関係をX,Y,Z軸方向のデータとして取得する。
そして、取得されたX,Y,Z軸方向のデータは機械制御装置40に送入されて暫時的に記憶される。
次に、工具交換手段によって主軸12から上述に使用したワーク測定装置MRを離脱させ、工具格納装置14に返還し、次にワークWの加工(この場合、研削加工)に用いる砥石車Tを工具格納装置14から取り出して工具交換手段によって主軸12に装着する(図1の上段の実線で示した主軸12に砥石車Tが装着されている)。
次いで、工作機械の送り作用により、主軸頭10およびテーブル18をX,Y,Z軸の三軸方向における相対移動を遂行させて主軸12に装着された砥石車Tをテーブル18上の所定位置に設けられた自動工具測定装置30へ接近させ、同自動工具測定装置30の測定子30aに砥石車Tの加工作用部を接触させる。そして、この接触時における主軸頭10、故に主軸12の軸心位置の移動量データおよびテーブル18の移動量データとを機械の位置検出器から機械制御装置40に入力すると、自動工具測定装置30の基準位置データおよび主軸12の基準位置データは機械制御装置40に予め記憶されているので、入力された上記移動量データと予め記憶された基準位置データとから砥石車Tの工具径を演算により実測値として求めることが可能となるのである。そして、このようにして求めた砥石車Tの工具径のデータDaが機械制御装置40に暫時的に記憶される。
次に、必要に応じて砥石車Tに予めツルーイングやドレッシング等の修整処理が施される。この場合には、テーブル18上の修整装置26に対して主軸12に装着された砥石車TをX,Y,Z軸の三軸方向における相対送り移動によって接近させ、修整装置26の修整具に砥石車Tの加工作用部を当接させ、主軸12の回転と修整具の回転とによって砥石車Tに対する修整処理が施される。この場合に、修整装置26のテーブル18上における設置位置(軸心の位置)は基準位置データとして機械制御装置40に予め記憶され、また主軸12の基準位置データも予め既知データとして記憶されているから、上述した砥石車Tの実測の工具径データDaを取り入れることにより、簡単な演算によって修整装置26の修整具に対して砥石車Tの加工作用部を接触させるための移動量を求めることができ、求めた移動量に従って主軸頭10、主軸12をテーブル18の修整装置26に対して接近、接触動作させ、かつ接触後に送りを与えて修整処理を遂行させることができるのである。
そして、砥石車Tに対する修整処理が終了した際の修整装置26の軸心の位置データと主軸12の位置データとを機械の位置検出器から例えば、図1のY軸方向の変位量として検出することにより、砥石車Tに施された修整処理量が得られ、得られた修整処理量Dtを先の工具径データDaから引算することにより、修整後の砥石車Tの工具径Dbを求めることができる(Db=Da−Dt)。かくして、求めた砥石車Tの工具径データDbは、再び機械制御装置40に暫時的に記憶される。
なお、修整装置26による砥石車Tの加工作用部の修整においては、先に求めた工具径Daによって主軸12の回転速度および修整装置26の修整具の回転速度を適正値に選択し、過度の高速回転によって修整処理時に砥石車Tの破損、ひいては工作機械の主軸12を始めとする種々の部位に破損を来すことがないように予め防護策を講ずることができるのである。
かくして主軸12に装着された砥石車Tに対する修整処理が完了すると、いよいよワークWに対する研削加工工程に入る。
この場合に、本発明によれば、先ず、上述のようにして求めた砥石車Tの最終工具径Dbに応じて機械制御装置40からNC装置76へ該工具径データDbが送出され、NC装置76は、この工具径データDbに応じて加工液供給装置42のラジアル方向の移動手段54における駆動モータMaを駆動するための指令を送出し、これを駆動することによって、液供給ノズル44を主軸12の軸心に対して矢印R(図4参照)で示す直線方向に移動させ、その結果として、砥石車Tの外周の加工作用部に接近、移動させる。すなわち、液供給ノズル44を砥石車Tの外周面に近い位置に先ず、設定するものである。かくして、工具径の大小に対応した位置に加工液供給装置42の液供給ノズル44を設定する工程は終了する。
然しながら、この状態では、砥石車TによってワークWに研削加工を施す際に砥石車TとワークWとが係合して加工作用を進捗させる真の加工領域に加工液を効果的に供給することはできない。
そこで、本発明によれば、加工液供給装置42を加工領域に接近するための工程を遂行される。
すなわち、NC装置76は、ワークWに対して砥石車Tが加工作用を実行する点位置(加工点と言う)と研削加工の進行方向(研削進行方向と言う)とを予め加工プログラムから求め、この加工点および研削進行方向のデータφが作業者によって入力されると、このデータφに基づいて加工液供給装置42における周回方向の移動手段74が有する駆動モータMbに指令を送出して該駆動モータMbを作動させる。この結果、ウォームギヤ68が回動し、外歯リングギヤ66との噛合によってブラケット50を介して液供給ノズル44を主軸頭10(従って、主軸12)の周囲に移動し、変位させて同液供給ノズル44の液噴出口44aを砥石車Tにおける加工領域に接近した最適の加工液供給位置へ設定する。
かくして加工液供給装置42の設定が終了すると、既述のごとく求めて機械制御装置40に暫時的に記憶されているワークWと主軸12の軸心との相対的な位置関係、砥石車Tの工具径Db等のデータから砥石車Tの動作方向と動作量とを機械制御装置40の演算部で演算することによって砥石車TをワークWに対する加工位置に移動させる。次いで、砥石車Tの加工位置への移動が終了すると、加工液供給装置42に対して機械制御装置40から供給開始指令が送られ、液供給ノズル44の液噴出口44aから加工液の噴出、供給を開始させる。そして、加工液の供給下でワークWに対する研削加工の工程が開始される。ここで、ワークに加工すべき所望形状に応じて、加工液供給装置42の液供給ノズル44に工具Tのラジアル方向および周回方向への移動制御を行わせるようにしてもよい。
ここで、砥石車Tの場合には、切削工具による切削加工に比較して加工作用部、つまり、砥石加工面の摩耗がはげしく速い。故に、例えば、一定量の研削量または研削作業時間等が経過した時点で砥石車T自体に摩耗が発生したものと判断する。そして、このような一定量の研削量または研削作業時間等が経過した時点で、なお、主軸12に装着した砥石車TによってワークWの研削加工を続行する場合には、一旦、砥石車Tの工具径Dbについて、再度、自動工具測定装置30を用いて工具径の再測定を行い、また、修整を要する場合には、修整装置26による修整処理後に工具径の測定を遂行することにより、新たな工具径に対して加工液供給装置42のラジアル方向および主軸頭10の周りの周回方向における設定を行い、研削加工工程を再開する。この場合にも、砥石車Tの新たな工具径に対して加工液供給装置42を移動手段54、74を駆使して簡単に再度の設定を遂行可能であり、故に、加工液の供給、噴出方向を加工領域に対して最適な状態に設定することが可能となる。
なお、上記した砥石車Tの摩耗量の判断に対しては、一定量の研削量または研削作業時間の経過から判断することに換えて、主軸12の駆動モータに係る駆動電流の変動から砥石車Tに掛かる研削負荷を検出し、このような負荷の変動が一定の閾値を越えたとき、砥石車Tの摩耗が進行していることを判断して、上述したような工具径の再測定や修整後の測定等を行うようにしても良い。
また、上述した実施例では、工具Tを研削用砥石車の例に基づいて説明したが、工具Tが側フライスや溝フライス等の外周面に切刃を有した切削工具の場合にも、上述と同様に主軸12にこれらの側フライス等の工具Tを装着した後に、ワークWと主軸12との相対的な位置関係を測定し、また工具Tの工具径を測定してから加工液供給装置42による加工液の供給位置を最適の加工液供給位置に設定してから、工具TをワークWに係合させて加工液の最適供給下で切削加工を遂行させることができることは言うまでもない。
上述した本発明による工作機械装置および加工方法によれば、工作機械の加工工具TによってワークWの機械加工を遂行する過程で、予め加工液供給装置の液供給ノズルから工具による加工領域に対して最も適正な位置、つまり、加工屑の排除、冷却効果を工具とワークとの両者に付与するという2つの観点から最も適正な位置から加工液を供給、噴出することが可能となるのである。
しかも本発明によれば、工具交換手段を用いた工具Tの交換を行うことにより、使用工具の工具径が変化した場合や、使用中の工具の工具径が摩耗によって径変化を来した場合にも、工具径を測定することによって、加工液供給装置の液供給ノズルの設定、位置決めを適正に調整移動させることにより、常時、最適な位置から工具の加工領域に加工液の供給を行うことが可能となるのである。
このように、工作機械の工具の加工領域に常に加工液の供給を最適な冷却と加工屑排除機能位置に設定できることにより、ワークWに対して工具Tにより遂行される加工作用においても加工精度、面粗度等の観点から著しい改善を望むことが可能となる。しかも、加工工具に対して常に適正な冷却効果を付与し、かつ加工屑を排除することから、工具自体の摩耗も減少して加工コストを低減させることが可能となる。
また、本発明によれば、加工液供給装置における液供給ノズルの設定、位置決めは主軸の軸心に対してラジアル方向と周回方向との2方向において夫々、サーボモータを駆動源とした駆動モータを用いる移動手段によって自動的に達成する構成を有するから、マシニングセンタ等の自動工作機械に適用することによって、自動的な加工液供給の最適化にも寄与することが可能となる。
また、ワークは回転テーブルに取付けられており、複雑形状のワークでも、回転位置を変えて最適位置から加工液を供給することができる。そして、加工液ノズルを工具のまわりの全周にわたって回転移動させることが可能に構成することによって、加工液供給の死角が皆無になる。

Claims (3)

  1. 工作機械の主軸に工具格納装置との間で交換可能に装着された研削砥石と前記工作機械のテーブル側に取付けられたワークとを相対移動させてワークに所望形状の加工を施す工作機械装置であって、
    前記主軸と前記テーブルとをX,Y,Z軸の3軸方向へ相対移動させる直動移動手段と、
    前記テーブルに前記主軸の軸線と平行なZ軸まわりの回転送り軸をもつ回転テーブルを設け、前記回転テーブルに取付けたワークに回転送りを与えるワーク回転手段と、
    前記テーブル上に設けられ、前記主軸に装着した研削砥石の外周部をツルーイングまたはドレッシングするモータにより回転駆動される工具修整手段と、
    前記テーブル上に設けられ、前記主軸に装着した研削砥石の工具径を測定可能な工具測定手段と、
    前記研削砥石とワークとが係合する加工領域に向けて加工液を噴射する加工液ノズルを備えると共に、加工液供給源に配管、接続された加工液供給手段と、
    前記主軸の外周域に配設され、前記加工液供給手段の加工液ノズルを移動可能に支持する支持手段と、
    前記工具測定手段により測定した前記研削砥石の工具径の測定データに従って加工液ノズルの噴出口を前記主軸の軸線に対してラジアル方向におけるいかなる位置に設定すべきかを指令する指令信号に応じて前記加工液供給手段の加工液ノズルを研削砥石のラジアル方向へ移動させて位置決めする第1の加工液ノズル移動手段と、
    前記加工液供給手段の加工液ノズルを研削砥石の周りの周回方法へ移動させることができ、かつ位置決めすることができる第2の加工液ノズル移動手段と、
    を具備することを特徴とした工作機械装置。
  2. 前記支持手段は、前記加工液供給手段の加工液ノズル44を研削砥石のラジアル方向へ直進移動可能に支持する支持桿48と、前記支持桿48に支持された前記加工液供給手段の加工液ノズル44を前記支持桿48と一体に研削砥石の周回方向へ移動可能に支持する円筒形のブラケット部材50とを有し、前記円筒形のブラケット部材50は、前記主軸の外周域に設けられた案内部材64により移動可能に案内されて成る請求項1に記載の工作機械装置。
  3. 前記第2の加工液ノズル移動手段は、前記加工液供給手段の加工液ノズルを前記研削砥石の周りに全周にわたって周回方向へ移動可能に構成した請求項1または2に記載の工作機械装置。
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