JPS6411421B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6411421B2
JPS6411421B2 JP7995079A JP7995079A JPS6411421B2 JP S6411421 B2 JPS6411421 B2 JP S6411421B2 JP 7995079 A JP7995079 A JP 7995079A JP 7995079 A JP7995079 A JP 7995079A JP S6411421 B2 JPS6411421 B2 JP S6411421B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
grinding wheel
workpiece
corner
path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7995079A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS563168A (en
Inventor
Masami Takita
Koji Asano
Katsumi Sugiura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
Priority to JP7995079A priority Critical patent/JPS563168A/ja
Publication of JPS563168A publication Critical patent/JPS563168A/ja
Publication of JPS6411421B2 publication Critical patent/JPS6411421B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、工作物軸線に平行な研削面と工作物
軸線に直交する研削面との間に円弧状の頂部を有
する砥石車によつて工作物円筒部とこれに隣接す
る肩部との間に形成された円弧状の隅部を加工す
る方法、詳しくは隅部の円弧半径が砥石車頂部よ
りも大きい場合における円弧状隅部および円筒部
の研削方法に関する。 従来においては、砥石車を工作物の隅部円弧の
端部で切込んだ後、砥石車の頂部が隅部円弧に沿
つて移動するように砥石台と工作物テーブルの動
きを制御して砥石車の頂部よりも半径の大きな隅
部の研削加工を行うようにしていたが、このよう
な方法では、砥石車頂部の進行側の砥粒のみしか
砥削に関与しないため、あまり大きな切削能力を
得ることはできず、1回当りの切込量を大きくで
きないだけでなく移動速度もあまり早くすること
ができなかつた。このため、隅部の研削代が大き
い場合には、隅部の研削に非常に長い時間がかか
り、工作物加工のサイクルタイムを短くすること
が困難であつた。 本発明はこのような従来の欠点に鑑み、円弧状
隅部を高い研削能力が得られるプランジ研削で加
工して隅部を短時間で研削加工できるようにした
もので、以下その実施例を図面に基づいて説明す
る。 第1図は本発明にかかる方法で工作物の円弧隅
部を加工するアンギユラ研削盤の概略構成を示す
もので、21はアンギユラ形の砥石車Gを軸架す
る砥石台で、この砥石台21はベツド20上に形
成された案内面22,23に沿つてX軸方向へ摺
動可能に案内されており、ナツト24を介して、
パルスモータ25に連結された送りねじ26に螺
合している。 一方、27は、ベツド20上の前面に形成され
た案内面28,29に沿つてY軸方向へ摺動可能
に案内されたワークテーブルで、このワークテー
ブル27はパルスモータ30によつて駆動される
送りねじ31に螺合している。ワークテーブル2
7上には主軸台32と心押台33が載置され、こ
の主軸台32と心押台33のセンタによつて、円
筒部Waとこれに隣接する肩部Wbとの間に円弧
状の隅部Wcが形成された工作物Wが回転可能に
支持されている。なお、この工作物Wの軸線Ow
はワークテーブル27の案内面と平行で、砥石車
Gの行路38と鋭角度θをなしている。 さらに、ベツド20上には、工作物Wが後述す
るY軸方向の基準位置へ割出されたことを検出す
る位置検出回路39へ、工作物Wの基準端面Ws
の位置を表わす信号を送出する端面位置測定ヘツ
ド40が載置されている。 前記砥石車Gの外周面には、第2図に示すよう
に、工作物軸線Owと平行な第1研削面Gaと、こ
の第1研削面Gaと直交する第2研削面Gbとが形
成され、これらの研削面Ga,Gbとの間には中心
OPが前記行路38を通る半径rの円弧状頂部Gp
が形成されている。 なお、この砥石車Gの行路38は工作物軸線と
鋭角度θをなしているため、第2図に示すように
砥石車Gを工作物半径方向へ所定量lだけ移動さ
せるためには砥石車Gを行路38に沿つてl/
sinθだけ移動させる必要がある。 次に上記構成のアンギユラ研削盤によつて工作
物加工を行うための制御装置について説明する。 41はマイクロコンピユータ等から成る演算処
理装置(以下CPUと呼ぶ)で、このCPU41に
は工作物加工に必要なデータを設定する複数のデ
ジタルスイツチDS0〜DS9と、パルスモータ2
5,30を駆動するドライブユニツトDU1,
DU2とが接続されている。 CPU41は内部メモリに記憶された制御プロ
グラムを実行して第3図に示す研削サイクルの実
行に必要な演算と制御を行う。本実施例では、工
作物Wの隅部Wcと円筒部Wbをプランジで加工
して粗研削を行い、この後、砥石車Gを所定の精
研削切込量Vfだけ切込んで、円筒部Waと隅部
Wcをトラバース研削するようになつており、工
作物Wの肩部Wbの端面は隅部Wcの研削と同時
に行うようにしている。このため、CPU41は
隅部Wcの研削と同時に肩部Wbの端面を研削す
るための位置決め制御に必要な演算処理と、円弧
隅部Wcをプランジ研削する時のワークテーブル
27のシフト量および各シフト位置における砥石
車Gの切込量を求める演算処理とを行う機能を有
している。 隅部Wcの粗研削加工と並行して肩部Wbの端
面も粗研削加工するには、第4図に示すように、
砥石車Gの行路38が、粗研削完了時における円
弧隅部Wc表面Wc′の肩部Wb端面側の終点P0か
ら砥石車Gの頂部GPの半径rだけ肩部Wb端面か
ら遠ざかつた点P1を通る位置に工作物Wを位置
決めして隅部Wcの加工を開始する必要がある。
このためには、工作物Wを第5図の2点鎖線で示
す基準位置からL1+r−(D1/2+R)/tamθ
…(1)だけY軸方向へ移動させて隅部Wcの加工
を開始する必要があり、CPU41は工作物Wを
基準位置に割出す機能と上記(1)式の演算を行つて
工作物Wを加工開始位置に割出す機能を有してい
る。なお、(1)式において、L1は基準面Wsと肩
部Wb端面の粗研完了時における距離を示し、D
1は円筒部Waの粗研完了寸法を示し、Rは隅部
Wcの円弧半径を示し、rは砥石車G頂部の半径
を示す。 また、隅部Wcのプランジ研削時におけるワー
クテーブル27のシフト量LSと、各シフト位置
における砥石車Gの送り込み量Vcnは次のように
して求められる。ワークテーブル27の1回当り
のシフト量LSは隅部Wcを何回に分割して加工す
るかによつて決定される。隅部Wcの加工時にお
いて砥石車Gの頂部中心OPは第6図に示すよう
に工作物軸線方向に(R−r)(1+1/tanθ)
だけ移動させる必要があることから、分割数をM
とすると、1回当りのワークテーブル27のシフ
ト量LSは次式で求ることができる。なお、分割
数Mは隅部Wcのプランジ研削後における切残し
量が、精研削工程で除去できる量よりも小さくな
るように設定される。 LS={(R−r)(1+1/tanθ)}/M…(2) 一方、n番目のシフト位置における砥石車Gの
切込量Vcnは、第7図に示すよう、n番目のシフ
ト位置における砥石車Gの行路38nと隅部Wc
の円弧中心OCを通り行路38と直交する垂線A
との交点P3と、円弧中心OCとの間の長さが
{(R−r)−LS×n}sinθで表われ、前記交点P
3と、円弧中心OCを通る工作物軸線Owと平行
な線分Bと行路38nとの交点P4との間の長さ
が{(R−r)−LS×n}cosθで表わされること
から、次式によつて求めることができる。 Vcn=√(−)2−〔{(−)−×}
2−{(R−r)−LS×n}cosθ…(3) 次にCPU41の具体的な動作を第8図,第9
図に示すフローチヤートに基づいて説明する。
今、工作物Wが装着されたワークテーブルが第1
図に示す位置にある状態で図略の起動スイツチが
押圧されると、CPU41は第8図のステツプ5
0のプログラムにより、位置検出回路39から位
置決め完了信号PESが送出されるまでY軸にパ
ルスを送出して工作物Wを基準位置に割出す。こ
の後、CPU41はステツプ51へ移行してL1+
r(D1/2+R)/tanθを演算し、ステツプ52
によつて、演算された数のパルスをY軸に分配
してワークテーブル27を左進させ、工作物Wを
第5図に実線で示す加工開始位置に割出す。 工作物Wの割出しが完了すると、CPU41は
ステツプ52から53へ移行し、砥石車Gの早送
り量Voを、デジタルスイツチDS0に設定されて
いる砥石車頂部中心OPの工作物半径方向原位置
SzのデータからデジタルスイツチDS1に設定さ
れている砥石車Gの頂部中心OPの早送り前進端
の位置Saのデータを減算し、これをsinθで割るこ
とによつて求める。そして、ステツプ54へ移動
して、演算された早送り量Voに応じた数のパ
ルスをX軸へ分配し砥石車Gを早送り前進させ
る。 続いてステツプ55になると、早送り前進端の
位置Saと、隅部Wcの半径R、円筒部Waの直径
D1、砥石車頂部GPの半径rのデータによつて
{Sa−(D1/2+R)}/sinθの演算を行つて砥石
車Gの切込量Vaを演算し、ステツプ56になる
と、演算された切込量Vaに応じたパルスを切
込み速度でX軸に分配する。これにより、砥石車
Gは行路38に沿つて{Sa−(D1/2+R)}
sinθだけ送り込まれ、砥石車Gの頂部GPは第4
図に示す位置に位置決めされる。これにより、肩
部Waの端面は砥石車Gの第2研削面Gbによつて
粗研完了の寸法まで研削され、砥石車Gの頂部
GPによつて隅部Wcの一部が研削される。
【表】 …

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 工作物の工作物軸線方向に延びる円筒部とこ
    れに隣接する肩部との境界に形成された円弧状の
    隅部を、この隅部よりも半径の小さい円弧状の頂
    部を形成したアンギユラ形砥石車を工作物軸線と
    斜めに交差する行路に沿つて送り込み研削加工す
    る方法であつて、前記砥石車の前記行路と前記円
    弧状の隅部と交差する範囲内で前記工作物と前記
    砥石車を相対移動させ次の切込み開始位置に割出
    す割出し工程と、前記砥石車を前記切込み開始位
    置から前記頂部の中心が前記隅部の仕上げ面から
    頂部の半径だけ手前の位置に位置するまで工作物
    軸線と斜めに交差する行路に沿つて送り込み量を
    前記切込み開始位置に応じて変化させる送り込み
    工程と、前記行路に沿つて前記砥石車を前記送り
    込み量後退させる後退工程と、前記各工程を順に
    繰返し粗研削を行う粗研削工程と、前記砥石車を
    前記隅部および前記円筒部の仕上げ面に沿つてト
    ラバースさせ精研削を行う精研削工程とからなる
    円弧状隅部および円筒部が形成された工作物の研
    削方法。
JP7995079A 1979-06-25 1979-06-25 Cutting process for arcular corner Granted JPS563168A (en)

Priority Applications (1)

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JP7995079A JPS563168A (en) 1979-06-25 1979-06-25 Cutting process for arcular corner

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JP7995079A JPS563168A (en) 1979-06-25 1979-06-25 Cutting process for arcular corner

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Publication Number Publication Date
JPS563168A JPS563168A (en) 1981-01-13
JPS6411421B2 true JPS6411421B2 (ja) 1989-02-23

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ID=13704579

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JP7995079A Granted JPS563168A (en) 1979-06-25 1979-06-25 Cutting process for arcular corner

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JP (1) JPS563168A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4443975A (en) * 1981-01-26 1984-04-24 The Warner & Swasey Company Dual wheel cylindrical grinding center
JPS5840257A (ja) * 1981-08-28 1983-03-09 Toyoda Mach Works Ltd 円弧状隅部の研削方法
JPS60197355A (ja) * 1984-03-19 1985-10-05 Toyoda Mach Works Ltd 工作物の研削方法
JPH03103728U (ja) * 1990-02-13 1991-10-28

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5131550A (en) * 1974-09-09 1976-03-17 Fuezaa Kogyo Kk Anzenkamisorinokaebayoki

Also Published As

Publication number Publication date
JPS563168A (en) 1981-01-13

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