JPS583370B2 - 電解コンデンサの製造方法 - Google Patents

電解コンデンサの製造方法

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JPS583370B2
JPS583370B2 JP49032029A JP3202974A JPS583370B2 JP S583370 B2 JPS583370 B2 JP S583370B2 JP 49032029 A JP49032029 A JP 49032029A JP 3202974 A JP3202974 A JP 3202974A JP S583370 B2 JPS583370 B2 JP S583370B2
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JP
Japan
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foil
electrolytic capacitor
flag
anode
separator
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Expired
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JP49032029A
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English (en)
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JPS50124156A (ja
Inventor
村中孝義
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は積層式と巻回式電解コンデンサの長所を取入れ
た電解コンデンサの製造方法に関するものである。
一般に低圧大容量の電解コンデンサでは、長い陽極箔お
よび長い陰極箔を使っているので、昨今のように高周波
を扱う電気機器用としては不適当であると指摘され、そ
の改良要望が日増しに高くなっている。
特に、スイッチングレギュレータのように、低周波から
高周波のスイッチングノイズまでフィルターできる大容
量低圧電解コンデンサの開発が要望されているのである
高周波で使用できる電解コンデンサであるためには、ま
ず低周波において流れる大きなリプル電流による電力損
失を低くし発熱を低く抑えるような低い等価直列抵抗が
必要であり、高周波におにてはフィルター効果を十分に
だせる低インダクタンスが必要である。
本発明の目的は、抵抗値およびインダクタンスの低い電
解コンデンサを経済的かつ容易に提供することにある。
本発明の電解コンデンサは、陽極箔,セパレータ,陰極
箔を重ね合わせて巻取る従来の工法を採用し、積層形に
ある電極間隔の不安定さ,作業性の低下を除去し、積層
形の長所である引出し部の多数化からくる低等価直列抵
抗値を活かすために、第1図に示すように陽極箔1を短
く旗状に切断しそして引出し部2をそろえて次々と巻取
って陽極引出し部分を積層化し、陰極箔3は幅を幾分広
くして巻取り、第2図に示すようにコンデンサ素子化し
た後、第3図に示すように不必要部分をカットし、陰極
引出し部4とする構造にしたのである。
これによって、抵抗値は低く抑えられ、耐リプル電流値
は大きく拡大した。
さらに、本発明の特徴は、両極の引出し部2,4を平板
状とし、外部端子5,6に接続される部分も平板化した
これにより、十分リプル電流に耐えるようになる。
さらには、その高周波領域(数十kHz〜数MHz)で
のインダクタンスの低減を図るためにできるだけ平板面
積を広げるとともに、両極を短絡のないように考慮した
上で最も薄い絶縁紙7によって密着させている。
これにより、高周波領域(数十Hz〜数MHz)でのイ
ンダクタンスの低減を図ることができる。
また、この素子は、ケース8に封口板9で封口した構造
となっている。
この構造と外部端子5,6を入力側と出力側端子として
分割する4端子法の採用によりそのインダクタンスは激
減し、広い周波数において低インピーダンスが保証され
た電解コンデンサを提供することができる。
すなわち、高周波での特性を改良するためには、外部端
子5,6を分割し、第6図に示すようにできるだけ電解
コンデンサ素子近くまで入力,出力端子5,5’(第6
図の入力,出力端子5,5′の対面に分離された入力,
出力端子6,6´がある)を分離した構造にすべきであ
るが、若干作業性が落ちるので、その必要性を考慮した
設計にすべきであろう。
次に、実施例につき詳細に述べる。
定格・容量 16〜50000μF まず、陽極1および陰極箔3は高純度アルミニウムであ
る。
従来の電解コンデンサ製造方法と同じように、陽極箔1
は所定電圧に化成し皮膜を形成させる。
(また陰極箔3についても同様化成を施こし無極性とす
る場合もある)その厚みは0.02〜0.1mmのオー
ダーである。
次に、セパレータ10は厚みが0.02〜O.1mmの
オーダのクラフト紙またはマニラ紙などであり、電解コ
ンデンサに一般に使われているものである。
まず、陽極箔1として、80mm×15cmの旗状(第
1図では縦長になっているが、このような旗状の陽極を
何枚も巻取るということを説明するための一例として示
している。
)に切ったものを30枚用意し、これを86mm幅のフ
ープ状のセパレータ10を2枚と105mm幅のフープ
状陰極箔3を1枚とで第1図のように巻回式の多素子形
と同様の巻取方法によって巻取っていき、第2図のよう
に構成する。
このような巻取りの場合、巻芯部に引出し部分があると
、引出し部分が湾曲してしまうので、1枚目の電極は第
1図のように左端から巻始めたとして、右端に引出し部
分がくるようにし、その後は順次、引出し部分を積層し
やすいように引出し部分より巻取りを行うのがよい。
次に、露出した陰極箔3の不必要部分を切り取り第3図
のように引出し部4とする。
これをあらかじめ製作しておいだ第4図に示す外部端子
5,6も兼ねた平板のアルミ板にリベット11を■めあ
るいは電気容接によって接続し、両極の引出し部2およ
び4をできるだけ密着させた状態で封口板9に固定する
以上によって作られた電解コンデンサと従来からの巻回
式コンデンサと比較すると以下の表に示すような特性差
となって現われ、インピーダンス特性も第7図のように
なり、本発明による効果は大なるものがあり、低圧大電
流の直流電源、例えばスイッチング レギュレータのよ
うに、高周波成分の数多く含まれるリプルのフィルター
として大きく役立つものである。
このように本発明の電解コンデンサは多くの利点をもち
、工業的価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電解コンデンサにおける一実施例のコ
ンデンサ素子の展開図、第2図は同巻取素子を示す斜視
図、第3図は同巻取素子の加工後を示す斜視図、第4図
は本発明の電解コンデンサの一実施例を示す断面図、第
5図は同側断面図、第6図は他の実施例の断面図、第7
図は本発明と従来の電解コンデンサのインピーダンス特
性比較図である。 1・・・・・・陽極箔、2・・・・・・引出し部、3・
・・・・・陰極箔、4・・・・・・引出し部、5,6・
・・・・・外部端子、8・・・・・・ケース、9・・・
・・・封口板、10・・・・・・セパレータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 陽極箔,陰極箔および両者間の電気的短絡防止,電
    解液保持のためのセパレータの3者を重ねて巻いた巻回
    形のコンデンサ素子を用いる電解コンデンサの製造方法
    において、陽極箔をセパレータ幅に対してやや短い幅で
    外部端子に接続可能な引出し部分を設けた旗形とし、こ
    の旗形の陽極箔を引出し部分が重なり合うようにその引
    出し部分と陽極箔との総合した幅と同程度の幅を持った
    陰極箔とともに巻取ってコンデンサ素子を構成した後、
    このコンデンサ素子の露出した陰極箔を必要量だけ残し
    て切断し、その後積層形の陽極および陰極とし外部端子
    に接続するとともに、このコンデンサ素子を封入外被し
    たことを特徴とする電解コンデンサの製造方法。
JP49032029A 1974-03-20 1974-03-20 電解コンデンサの製造方法 Expired JPS583370B2 (ja)

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JPS50124156A JPS50124156A (ja) 1975-09-30
JPS583370B2 true JPS583370B2 (ja) 1983-01-21

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4841967U (ja) * 1971-09-23 1973-05-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4841967U (ja) * 1971-09-23 1973-05-29

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JPS50124156A (ja) 1975-09-30

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