JPS5833535Y2 - 渦流量計 - Google Patents
渦流量計Info
- Publication number
- JPS5833535Y2 JPS5833535Y2 JP6983878U JP6983878U JPS5833535Y2 JP S5833535 Y2 JPS5833535 Y2 JP S5833535Y2 JP 6983878 U JP6983878 U JP 6983878U JP 6983878 U JP6983878 U JP 6983878U JP S5833535 Y2 JPS5833535 Y2 JP S5833535Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vortex
- input terminal
- inverting input
- vortex generator
- operational amplifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、カルマン渦を利用して流体の流速または流量
を測定する渦流量計に関する。
を測定する渦流量計に関する。
流体中に物体を置(と、物体の雨後側面から交互にかつ
規則的に渦が発生し、下流に渦列となって流れることが
古くから知られている。
規則的に渦が発生し、下流に渦列となって流れることが
古くから知られている。
この渦列はカルマン渦列といわれ、単位時間当りの渦の
生成数(生成周波数)が流体の流速に比例している。
生成数(生成周波数)が流体の流速に比例している。
カルマン渦流量計は、測定流体を導く管路内に渦発生体
を配置し、渦発生体によって流速に比例した渦を発生さ
せ、渦の生成による流体振動を感熱素子や圧電素子等の
センサで検出した後信号変換して流体の流速や流量を測
定するものである。
を配置し、渦発生体によって流速に比例した渦を発生さ
せ、渦の生成による流体振動を感熱素子や圧電素子等の
センサで検出した後信号変換して流体の流速や流量を測
定するものである。
ところで圧電センサを用いて流体振動を検出する方式の
渦流量計においては、管路振動等のノイズ成分の影響を
受け、流体振動を良好なS/Nで検出することが困難で
あった。
渦流量計においては、管路振動等のノイズ成分の影響を
受け、流体振動を良好なS/Nで検出することが困難で
あった。
本考案は、2個の圧電センサを用い、その出力電圧が流
体振動に対しては互いに逆相に、管路振動等のノイズに
対しては同相になるように構成するとともに、2個の圧
電センサの出力電圧を演算増幅器を用いた処理回路を介
して差動的に取出すことによって、流体振動を良好なS
/Nで検出できる渦流量計を実現したいものである。
体振動に対しては互いに逆相に、管路振動等のノイズに
対しては同相になるように構成するとともに、2個の圧
電センサの出力電圧を演算増幅器を用いた処理回路を介
して差動的に取出すことによって、流体振動を良好なS
/Nで検出できる渦流量計を実現したいものである。
第1図は本考案の一実施例を示す構成説明図であり、第
2図は本考案の一実施例を示す電気的接続図である。
2図は本考案の一実施例を示す電気的接続図である。
両図において、1はff1l!9流体が流れる管路、2
は管路1に垂直に挿入された柱状の渦発生体で、その両
端は管路1に固定されている。
は管路1に垂直に挿入された柱状の渦発生体で、その両
端は管路1に固定されている。
渦発生体20本体2aはステレオス等の可撓変形しない
剛性の物質からなり、測定流体にカルマン渦列を生ぜし
めかつ流体振動を安定強化するような例えば台形等の断
面形状を有している。
剛性の物質からなり、測定流体にカルマン渦列を生ぜし
めかつ流体振動を安定強化するような例えば台形等の断
面形状を有している。
渦発生体2の頂部2bはステンレス等の可撓変形しない
剛性の物質からなり、凹部2. cを有し本体2aとは
溶接等により一体に形成されている。
剛性の物質からなり、凹部2. cを有し本体2aとは
溶接等により一体に形成されている。
3はニオブ酸リチウム(LiNb03)等の圧電素子で
、渦発生体2の凹部2cにガラス等の絶縁材4によって
封着され、渦発生体と一体に形成されている。
、渦発生体2の凹部2cにガラス等の絶縁材4によって
封着され、渦発生体と一体に形成されている。
また圧電素子3は円板状をなし、その中心が渦発生体2
の中立軸と一致するように配置されている。
の中立軸と一致するように配置されている。
さらに圧電素子3には、第3図に示すようにその表と裏
にそれぞれを左右に分割して対称的に電極5 a 、5
b t 5 c t 5 dが設けられ、電極5aと
5bで挾まれた部分で第1の圧電センサ6aを形成し、
電極5cと5dで挾まれた部分で第2の圧電センサ6b
を形成する。
にそれぞれを左右に分割して対称的に電極5 a 、5
b t 5 c t 5 dが設けられ、電極5aと
5bで挾まれた部分で第1の圧電センサ6aを形成し、
電極5cと5dで挾まれた部分で第2の圧電センサ6b
を形成する。
そして電極5at5bt5c、5dからそれぞれリード
線7 a 27 b )7ct7dが絶縁材4を貫通し
て外部に取り出されている。
線7 a 27 b )7ct7dが絶縁材4を貫通し
て外部に取り出されている。
8は演算増幅器で、その反転入力端子(ハ)に第1の圧
電センサ6aのリード線7aが接続され、非反転入力端
子(ホ)に第2の圧電センサ6bのリード線7cが接続
されている。
電センサ6aのリード線7aが接続され、非反転入力端
子(ホ)に第2の圧電センサ6bのリード線7cが接続
されている。
また演算増幅器8の出力電圧V。
が抵抗R1を介して反転入力端子(ハ)に帰還されてい
る。
る。
さらに演算増幅器8の非反転入力端子(ホ)には基準電
圧Vbが抵抗R2を介して加えられている。
圧Vbが抵抗R2を介して加えられている。
基準電圧Vbは演算増幅器8の駆動電源Ebを抵抗R3
,R,で分圧して得ている。
,R,で分圧して得ている。
なお、圧電センサ6 a t 6 bの基準側のリード
線7b 、7dは共通に電源Ebの基準側に接続されて
いる。
線7b 、7dは共通に電源Ebの基準側に接続されて
いる。
このような構成の本考案の渦流量計において、管路1内
に測定流体が流れると、渦発生体2はカルマン渦を発生
させるとともに、渦の生成に基づく流体振動による交番
力を受ける。
に測定流体が流れると、渦発生体2はカルマン渦を発生
させるとともに、渦の生成に基づく流体振動による交番
力を受ける。
渦発生体2は交番力を受けるとその内部に図示の如く中
立軸を挾んで逆方向の応力変化が発生する。
立軸を挾んで逆方向の応力変化が発生する。
この渦発生体2に生ずる応力変化は絶縁材4で渦発生体
2に一体に取付られた圧電素子3に伝達される。
2に一体に取付られた圧電素子3に伝達される。
したがって第1、第2の圧電センサ6a t 6bには
それぞれ流体振動に対応して互いに逆位相の電圧vi2
−vi2が生ずる。
それぞれ流体振動に対応して互いに逆位相の電圧vi2
−vi2が生ずる。
また管路振動等のノイズに対しては、渦発生体2が剛性
の物質で形成されているため、渦発生体2が管路1とと
もに振れ、圧電センサ6a > 6bには加速度として
表われ同相の電圧Vc1.vc2が生ずる。
の物質で形成されているため、渦発生体2が管路1とと
もに振れ、圧電センサ6a > 6bには加速度として
表われ同相の電圧Vc1.vc2が生ずる。
したがって、圧電センサ6a s 6bの内部抵抗をそ
れぞれR81゜Rg2とすると、演算増幅器8の出力電
圧VOは次式で与えられる。
れぞれR81゜Rg2とすると、演算増幅器8の出力電
圧VOは次式で与えられる。
ここで、圧電センサの内部抵抗R,1,Rg□は圧電素
子3としてニオブ酸リチウムを用いた場合には、数10
0MΩ以上あり、演算抵抗R1,R2の数MΩ〜10数
MΩに比して充分に大きいので、(1)式は(2)式の
如く近似できる。
子3としてニオブ酸リチウムを用いた場合には、数10
0MΩ以上あり、演算抵抗R1,R2の数MΩ〜10数
MΩに比して充分に大きいので、(1)式は(2)式の
如く近似できる。
を満足するように、演算抵抗R1,R2の比を選べば、
管路振動等による同相成分のノイズの影響を除去でき、
流体振動を良好なS/Nで検出できる。
管路振動等による同相成分のノイズの影響を除去でき、
流体振動を良好なS/Nで検出できる。
なお本実施例においては渦発生体2の両端が管路1に固
定されていると説明したが、固定端一自由端あるいは固
定端一支持端の組み合せであってモヨい。
定されていると説明したが、固定端一自由端あるいは固
定端一支持端の組み合せであってモヨい。
また圧電素子3としてニオブ酸リチウムを説明したが、
ニオブ酸リチウムや水晶等の圧電性結晶、あるいはジル
コン・チタン酸鉛(PZT)やチタン酸鉛等のセラミッ
ク系圧電磁器或は感圧素子でもよく、要するに力を電気
信号に変換するものであればよい。
ニオブ酸リチウムや水晶等の圧電性結晶、あるいはジル
コン・チタン酸鉛(PZT)やチタン酸鉛等のセラミッ
ク系圧電磁器或は感圧素子でもよく、要するに力を電気
信号に変換するものであればよい。
さらに絶縁材4としてはガラスに限らず、エポキシ系、
セラミック系、セメント系あるいはマイカ系等を用いる
ことができる。
セラミック系、セメント系あるいはマイカ系等を用いる
ことができる。
また上述では、渦発生体2の内部に圧電素子3を設ける
場合を例示したが、渦発生体2の下流側に渦発生体とは
別個に、流体振動による交番力を受ける受圧体を設け、
受圧体の内部に圧電素子3をガラス等の絶縁材4で封着
し受圧体に生ずる応力変化を検出してもよい。
場合を例示したが、渦発生体2の下流側に渦発生体とは
別個に、流体振動による交番力を受ける受圧体を設け、
受圧体の内部に圧電素子3をガラス等の絶縁材4で封着
し受圧体に生ずる応力変化を検出してもよい。
なお、上述では演算増幅器8を単一の直流電源Ebで駆
動する場合を例示したが、正、負の2個の直流電源で駆
動する場合には演算抵抗Rf2を介して演算増幅器8の
非反転入力端子(1)に加える基準電圧は零Vにできる
。
動する場合を例示したが、正、負の2個の直流電源で駆
動する場合には演算抵抗Rf2を介して演算増幅器8の
非反転入力端子(1)に加える基準電圧は零Vにできる
。
以上説明したように本考案によれば、2個の圧電センサ
を用い、その出力電圧が流体振動に対しては互いに逆相
に、管路振動に対しては同相になるように構成し、かつ
2個の圧電センサの出力電圧を演算増幅器を用いた処理
回路で差動的に取り出しているので、流体振動を良好な
S/Nで検出できる渦流量計が得られる。
を用い、その出力電圧が流体振動に対しては互いに逆相
に、管路振動に対しては同相になるように構成し、かつ
2個の圧電センサの出力電圧を演算増幅器を用いた処理
回路で差動的に取り出しているので、流体振動を良好な
S/Nで検出できる渦流量計が得られる。
第1図は本考案の一実施例を示す構成説明図、第2図は
本考案の一実施例を示す電気的接続図、第3図は本考案
に用いる圧電センサの一例を示す構成説明図である。 1・・・管路、2・・・渦発生体、3・・・圧電素子、
4・・・絶縁材、5a 、5b 、5c 、5d・・・
電極、6at6 b−・・圧電センサ、7a t 7b
、7c t 7d・”リード線、8・・・演算増幅器
、Rfl、R42・・・演算抵抗。
本考案の一実施例を示す電気的接続図、第3図は本考案
に用いる圧電センサの一例を示す構成説明図である。 1・・・管路、2・・・渦発生体、3・・・圧電素子、
4・・・絶縁材、5a 、5b 、5c 、5d・・・
電極、6at6 b−・・圧電センサ、7a t 7b
、7c t 7d・”リード線、8・・・演算増幅器
、Rfl、R42・・・演算抵抗。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 測定流体にその流速に比例したカルマン渦を生成させる
渦発生体と、渦発生体または受力体にその中立軸を挾ん
で配置され、かつ渦発生体または受圧体と一体となるよ
うに取付けられてカルマン渦の生成に伴う流体振動を互
いに逆相の電圧変化として検出する2個の圧電センサと
、2個の圧電センサの出力電圧が反転入力端子と非反転
入力端子に加えられている演算増幅器と、この演算増幅
器の出力電圧を前記反転入力端子に帰還する抵抗R1と
、基準電圧を前記演算増幅器の非反転入力端子に加える
抵抗R2とを有し、前記2個の圧電センサに生ずる同相
の電圧をV。 1.vc2とし、圧電センサの内部抵抗をそれぞれRg
l、Rg2ととしたとき を満足するように抵抗R1,R2の比を選んだことを特
徴とする渦流量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6983878U JPS5833535Y2 (ja) | 1978-05-24 | 1978-05-24 | 渦流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6983878U JPS5833535Y2 (ja) | 1978-05-24 | 1978-05-24 | 渦流量計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54171365U JPS54171365U (ja) | 1979-12-04 |
JPS5833535Y2 true JPS5833535Y2 (ja) | 1983-07-27 |
Family
ID=28979053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6983878U Expired JPS5833535Y2 (ja) | 1978-05-24 | 1978-05-24 | 渦流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5833535Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-24 JP JP6983878U patent/JPS5833535Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54171365U (ja) | 1979-12-04 |
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