JPS5833162A - エストリオ−ル−16α−グルクロナイド測定用抗原およびその製造法 - Google Patents

エストリオ−ル−16α−グルクロナイド測定用抗原およびその製造法

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JPS5833162A
JPS5833162A JP56130180A JP13018081A JPS5833162A JP S5833162 A JPS5833162 A JP S5833162A JP 56130180 A JP56130180 A JP 56130180A JP 13018081 A JP13018081 A JP 13018081A JP S5833162 A JPS5833162 A JP S5833162A
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南原 利夫
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    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/74Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving hormones or other non-cytokine intercellular protein regulatory factors such as growth factors, including receptors to hormones and growth factors
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエストリオール−16α−グルクロナイドの免
疫学的測定用抗原およびその製造法に関するものである
。さらに詳しくはエストリオール−16αグルクロナイ
ドの特異抗血清を得るだめの蛋白ハプテン結合抗原の新
規合成法に関する。
エストリオールは卵胞ホルモンであるエストロゲンの一
種であり為遊離型(free)、蛋白結合型(prot
ein協ml)および結合型(魚彫圃)が知られている
。このうち遊離型は血中には存在するが、尿中には通常
出限せず、結合型、すなわち主としてグルクロン酸抱合
型として排せつされる。
近時1エストリオールグルクロナイドの生理的意義が注
目されるようになり1血中および尿中のエストリオール
−16α−グルクロナイドの簡便にして1かつ正確な免
疫学的測定法の出現が望まれている。
従来1体液中のエストリオールは検体の中に含まれる結
合型ニス) IJオールを塩酸加熱水解、またはβ−グ
ルクロニダーゼあるいはスルファターゼの如き・酵素を
用いて水解しA遊離型エストリオールとしたのち1抽出
後1コ一バー反応(Kober reac。
)を利用した比色法あるいは蛍光法あるいは免疫測定法
などを組合せて測定されてきた。
しかしながら1水解操作を必要とするこれらの方法は操
作が煩雑であり島かつ前述の遊離型、結合型等の分画測
定が不可能である等の欠点を有している。
一方体液中の微量成分の測定法として注目されつつある
ラジオイムノアッセイは放射性核種で標識したホルモ/
と、そのホルモンに対する抗体の結合比が反応液中に加
えられた抗原、すなわち非標識ホルモンの量によって変
化することを利用した方法であり1感度が高く1多数検
体の測定が可能であることから臨床検査向きの方法とし
て受けとめられ、各種ホルモンはもとより1各種薬剤の
血中)尿中濃度を測定する方法として賞用されるに至っ
ている。
このようにラジオイムノアッセイは1特に体液中のホル
モンの定量法として脚光をあびているがその特異性につ
いては、議論の多いところである。
すなわち為一般に体液中には測定対象物質と類似の構造
を有する物質が多数共存しているので1測定に用いる抗
体は測定対象物質とのみ反応するもの1すなわち交叉反
応性のない特異性の高いものが要求される。特定の測定
対象物質との結合定数が犬でAかつ特異性の高い抗体を
用意することが出来れば、その特定物質を測定するため
のラジオイムノアッセイは、はぼ完成されたことになる
前述の如く1体液中のニス) IJオールを従来法で測
定する場合A一般的には氷解操作が必要になるが、ラジ
オイムノアッセイにおいては1エストリオールグルクロ
ナイドと特異的に結合する抗体が用意されれば、氷解操
作が不要となり、簡便にして)かつ高感度、特異的な測
定法が誕生することになるので一今日ではエストリオー
ルグルクロナイド を水解せずに免疫学的に測定するだめの特異抗体の製造
法1すなわち特異抗体を製造するだめの抗原としてどの
ような物質を選択使用するがという点に免疫学的測定法
を完成させるための努力が傾注されている。その一つの
例として一エストリオールグルクロナイドのグルクロン
酸部分のカルボキンル基にBSAを結合させた、いわゆ
る蛋白−ハブテン結合抗原が合成され、該抗原を用いて
作成された抗体を用いて、エストリオールグルクロナイ
ドを測定する方法が報告されているが、該抗体は特異性
が低く、遊離エストロゲンおよびエストラジオールD環
グルクロナイドに対して交叉反応性を示すので満足出来
る結果を与えていない(p。
Samarajeetu 、 et al : Bio
chanical J−耐1 5 1 、 3 6 9
 〜376、 1975年)。
またλカルボキシフェニルアゾエストリオール−16−
グルクロナイドのC,位まだは04位にBSAを結合さ
せた蛋白−ハブテン結合抗原の場合)該抗原を用いて作
製された抗体は、遊離エストロゲンに対し2.2%以下
という比較的低い交叉反応性を示し、改良された特異性
を示したが、なお不充分であり、この不充分な特異性は
ベンゾイル基にBSAを結合させる際に1同時にグルク
ロン酸部分のカルボン酸にもBSAが結合するためであ
ると推定されている(J、R,議xet al : F
EBS Iztt、 61.263〜266、1976
年)。
このような観点から、担体蛋白BSAをステロイドD環
グルクロナイドのグルクロン酸部分のカルボキ/ル基に
結合させないようにすると同時に、担体蛋白BSAをス
テロイドのD環から離れた位置にあるステロイドのA環
に結合きせた報告がある(T、恥−ユet al : 
J、玉石、Dyn、 1.55〜61.1978年)。
すなわち)ステロイドグルクロナイドの”環のC嘗また
は04位にBSAを結合させるために02−アミノエス
トリオール−16−グルクロナイドとBSAをゲルター
ルアルデヒドで架橋させる方法1リエストリオール−1
6−グルクロナイドとBSAをホルマリンの存在下λア
ルカリ性で反応させて、いわゆるマンニッヒ反応により
ハプテン−BSA結合体を合成する方法および(Dp−
アミノ安息香酸−BSAをジメチルホルムアミド中でジ
アゾ化した後、エストリオール−16−グルクロナイド
を反応させてハプテン−BSA結合体を合成する方法が
報告されている。
本発明において1発明者らはすでに公知となっているエ
ストリオール−16−グルクロナイド−BSA結合体を
用いて作製された抗体よりもさらに特異性の高い抗体を
作製するためのハプテン−BSA結合体を鋭意検索した
結果、本発明を完成するに至ったものである。
本発明はエストリオール−16−グルクロナイドのD環
グルクロン酸部分にBSAが結合しないようにしなから
1エストリオールグルクロナイドのB環のC6位にBS
Aを結合させたハプテン−担体蛋白結合体の合成法に関
する。
本発明に基づいて合成された特許請求の範囲第1項に記
載されている物質、すなわち6−オキソエストリオール
−16−グルクロナイド−6−(0−カルボキンメチル
)オキツム−BSA結合体を用いて作製された抗体は\
すでに公知の方法で得られたエストリオール−16−グ
ルクロナイド−BSA結合体を用いて作製された抗体に
比較して1ステロイドのA環、D環の認識性が優れてお
υ1特異性においても、さらに向上することが明りよう
となり1本発明を完成するに至ったものである。
本発明に基づいて作製された抗体はニス) IJオール
−16a−グルクロナイドのラジオイムノアッセイ用と
して特に好適であるが、ラジオイムノアッセイに限らず
)羊赤崩球またはラテックスを担体とする凝集反応およ
び凝集阻止反応に用いることも可能である。
本発明は1特許請求の範囲第2項イ)〜へ)に記載した
工程に基づいて16−オキノエス) IJオール=16
−グルクロナイド−6−(0−カルボキンメチル)オキ
ー/ムーBSA結合体を合成する方法に関するものであ
り\本発明のさらに加わった特徴の一つとしてエストリ
オールグルクロナイドのグルクロア酸部分の保護基を脱
離させる工程、すなわち特許請求の範囲第2項へ)にお
いて、エストリオール骨格のC,位における〇−カルボ
キンメチルオキ/ムとBSAの結合の解離が極めて低く
抑えられた形でグルクロナイドアセテートメチルエステ
ルの加水分解を完全に進行させることが可能であること
飄およびグルクロナイド部分の保護基を特許請求の範囲
第2項へ)に記載した合成工程の最終段階で脱離させる
ところにある。
本発明に基づく新規ステロイド化合物は下記の構成Aす
なわちイ)化学構造式 0 で示される6−オキソエストリオールを無水炭酸カリウ
ムの存在下1塩化ベンジルと反応させ6−オキソエスト
リオール−3−ベンジルエーテル(■)とする工程、 で示される6−オキツエヌトリオールー3−ベンジルエ
ーテルとメチル−1−フロモー1−デオキシ−213,
4−)ソー0−アセチルーα−D−グルコピラノウロネ
ートを反応させ6−オキソエストリオール−3−ベンジ
ルエーテル−16−グルクロナイドアセテートメチルエ
ステルOV)とするコニ程\ハ)化学構造式   、っ (式中G′は 000CH。
で示されるグルクロニル基を表わす)で示される6−オ
キソエストリオール−3−ベンジルエーテル−16−グ
ルクロナイドアセテートメチルエステルを還元して6−
オキソエストリオール−16−グルクロナイドアセテー
トメチルエステル(V)とする工程) 二)化学構造式 で示される6−オキソエストリオール−16−グルクロ
ナイドアセテートメチルエステルを酢酸ナトリウムの存
在下λ0−カルボキ゛/メテルヒドロキンルアミン塩酸
塩と反応させ、6−オキソエストリオール−16−グル
クロナイドアセテートメチルエステル−6−(0−カル
ホキ/メチル)オキシム(VI)とする工程、で示され
る6−オキソエストリオール−16−グルクロナイドア
セテートメチルエステル−6−(0−カルボキシメチル
)オキシムをBSAと反応させ6−オキソエストリオー
ル−16−ゲルクロナイドブセテートメテルエステルー
6−(0−カルボキシメチル)オキンムーBSA結合体
(〜11)とする工程為 へ) 化学構造式 %式% で示される6−オキソエストリオール−16−グルクロ
ナイドアセテートメチルエステル−6−(0−力ルボキ
/メチル)オキンムーBSA結合体を部分的に加水分解
する工程、以上のイ)、口)\・・)、二)1ホ)、へ
)の各工程を組み合せることによって製造されるもので
ある。
次に本発明−の実施例を示す。
実施例1゜ 化学構造式(n)で示される市販の化合物、6−オキソ
エストリオール812mgを無水エタノール40m1に
溶解し1これに無水炭酸カリウム1.8gおよび塩化ベ
ンジル1.6mlを加え4時間加熱還流後、反応液を口
過し、0液を減圧濃縮後、残留物を酢酸エチルより再結
晶すると、化合物([])866■が白色針状結晶とし
て得られた。
白色針状結晶性化合物(m)の分析値 m、p、  187〜189℃ 元素分析値 C: 76.45 、 H: 7.25化学式c、IH
I IO2に対する計算値C:  76.50  、H
:  7.19NMR(CDOs) [81(3H,S、l8−CH,) 3;60  (IH,α、J−6七、17α−H)4.
10  (IH,m、16β−H)5.09  (2H
,S、3−0(4,C,H,)7.0〜7.7  (8
H,m、噴究1cH)白色針状結晶性化合物(III)
 1.79をベノゼン76m1に溶解し、炭酸銀1.6
gを加え脱水後・メチル−1−プロモー1−デオキノー
2.3.4−)ソー0−アセチルーα−D−グルコピラ
ノウロネート29を加えて4.5時間還流後、触媒を0
去し、0液を濃縮後、残留物を7リカゲルのカラムクロ
マトグラフィーに(tl、\ベンモノ/エーテル(1:
1)で溶出後、塩化メチレン/メタノールより再結晶す
ると化合物(■) 180■が無色針状結晶として得ら
れた。
無色針状結晶性化合物(IV)の分析値m、p、  2
66〜268℃ [a]′D′−13,0”(C=0.12.CHQI)
元素分析値 C: 64.38 、 H: 6.10化学式C1@H
44011に対する計算値C: 64.40 、 H:
 6.26NMR(CDOs) 0.81  (3H,S、l8−CH,)2.02  
 (3H,S、2’−,3’−,4−OCOCH,)2
.05   (3H,S、2’、3’−,4’−0CO
CH,)2.06  (3H,S、2’、3′−,4’
−0COCH,)3.77  (3H,S、7COOC
R,)4.10  (IH,m、5’−H) 4 、58  (IH,d、 J= 7Hz、 1’−
H)4.9〜5.40  (3H,m、 2’−、3’
−、4’H)5.08  (2H,S、3−OCH,C
,H,)7、0 −−7.7  (8H,m、 ar’
CnatiQH)無色針状結晶性化合物(■) 110
■をメタノール60m1に溶解し、596パラジウム炭
200■を加えて水素ガス気流中)常温で4時開攪拌後
、触媒を0去し0液を濃縮後1塩化メチレン/メタノー
ルから再結晶すると化合物(V)77■が無色針状結晶
として得られた。
無色針状結晶性化合物(V)の分析値 m、P、    240  ℃ 元素分析値 C、59,91、H: 6.11 化学式CIIHIIO11に対する計算値C: 60.
19 、 H: 6.19NMR(CD(is) 0.81  (3H,S、18−Cl、 )2.03 
 (3H,S、2’−,3’−,4’−0COCH,)
2.05   (3H,S、2’−,3’−,4’−0
COCR,)2.07  (3H,S、2−.3−.4
’−0COCR,)3.77  (3H,S、−COO
CH,)4.09  (IH,d、J=10七、 5’
−H)4.58  (IH,d、J=7七、 1’−H
)4.90 −5.30  (3H,m、2’+、3’
+、4−H)7.04  (IH,dd、J=8.3七
、 2−H)7.30  (IH,d、J=8豫、 1
−H)7.48  (IH,d、J:3七、4−H)無
色針状結晶性化合物(V)51■をメタノール8m1!
に溶解し、0−力ルポキシメチルヒドロキー7ルアミン
塩酸塩122■および12%酢酸ナトリウム1.0ml
を加え35℃にて3.5時間攪拌後)反応液に水を加え
酢酸エチルで抽出後A溶媒を留去し、油状物として残↓
(VI)を得る。
油状物質(VI)のN M R(CD、CD −CDC
l5 )0.77  (3H,S、IILCH,)2.
03   (3H,S、2’−,3’−,4’−0CO
CI(、)2、05  (3H,S 、 2’L、 3
’L、 4’LOGOCR,)2、09  (3H,S
、 2’−、3’−、4’−0COCR,)J3.67
  (IH,d、J==5七、17α−H)3.77 
 (3)1.S、−Co○CH,)4.10  (IH
,d、J=10凱♂−H)4、65  (1B、 d、
 J=7池、 1’−H)4+68  (2H,S、=
NOCH,−)4、90−5.50  (3H,rn、
 2’−、3’−、4’−H)6.82  (IH,d
d、J=8.2Hz、2−H)7.15  (IH,d
、J=8七、 1−H)7.34  (IH,d、J=
=2七、 4−H)油状物質(Vl)50■をジメチル
ホルムアミド1.5mlに溶解し水冷下、トリーn−ブ
チルアミン50μおよびインブチルクロロフォルメート
12.5μを加えてから30分後1氷冷下にてBSA 
12S■の含水ジメチルホルムアミドのアルカリ溶1(
HtO:DMF :INNaOH=3mJ:2.25m
1:0,125m1)に加え、pH7,0〜7.5で一
夜攪拌し、得られた反応液を冷水にて24時間透析後、
凍結乾燥に付し・・グテンBSA結合体(■)164■
を得た。
該ハプテンBSA結合体(■)163■を水24m1に
溶解し、5N−NaOt((0,08m/りを加えpH
12,3〜12.5に調整した液を25℃で12時間攪
拌する。
次に0.05M−阻HCO,で24時間、水で24時間
透析後、凍結乾燥し、化合物(1)124mgを得た。
化合物(I)、すなわち6−オキソエストリオール−1
6α−グルクロナイド−6−(0−カルホ゛キノメチル
)オキ/ムーBSA結合体のBSA 1モルあたりのハ
ブテン結合モル数をUV法により求めたところ16モル
であった。
実施例2゜ 抗体の作製 体重2.5〜3.OKgの存来種白色雄ウサギ3羽に6
−オキソエストリオール−16α−グルクロナイド6−
(〇−力ルボキ/メチル)オキ/ムーBSA 結合体を
抗原とすることによシ1以下の如く免疫した。
す危わち抗原2■を滅菌等張食塩溶液0.5mlに溶解
させ、これをフロイント・コンプリート・アジュバント
0.5mlにてエマルジョンにし)このエマルジョンを
ウサギの肩甲部および足V数ケ所に皮下投与した。以後
2ケ月にわたって2週間毎に同様の投与を繰返し\さら
に1ケ月の間隔を置いて同様の投与を行った。
最後の投与(第5回目の投与)から1週間後にこのウサ
ギの耳静脈から10m1を採取し)これを3000回転
、10分間の遠ノし・分離にかけ1得られた抗血清を一
20℃にて保存した。
使用時においては、上記抗血清を解凍し、BSAO10
6%牛−1−グロブリフ0.0596を含む0.05M
ホウ酸緩衝液(pH8,0)で1.3000の希釈率で
希釈し標準曲線を作製した。
測定操作 エストリオール−16α−グルクロナイドを含む試料に
エストリオール−16α−グルクロナイド−6,7゜−
aH(約7500 dpm )および抗血清0.25m
1を添加し、4℃で1時間装置する。次いで50%硫酸
アンモニア溶液0.25+++lを添加し、4℃に20
分間放置後、 3000回転で15分間遠心し1得られ
た上澄液0.2mlをと91放射活性を測定する。
交叉反応性について 6−オキソエストリオール−16α−グルクロナイド6
−(0−カルボキンメチル)オキー/ムーBSA結合体
で免疫したウサギから得られた前述の抗血清の特異性を
32種のステロイドを用いて1その交叉反IE、性ヲ為
 エストリオール−16α−グルクロナイド−IBの本
抗血清への結合量を半減させるのにl・要な各!重ヌテ
ロイドの量を標準曲線より求めることによって調べた結
果を第1表に示す。
第1衣の交叉反応の欄における数値は、1ト標識エスト
リオール−16α−グルクロナイドの50%阻1L量を
100といこれに71する各種ステロイドの読みの比率
の逆数を百分率で表示したものである。
抗エストリオールー16α−グルクロナイド血清と特定
ステロイドとの交叉反応百分率 ステロイド       交叉反応百分率(%)匝tr
1o1−16−glucurani市       1
°OEstradiol−17−gl蔭箭de    
    < O、OOIEst7□岬、anide  
       (Q 、 G OIFgtraMol−
3−帥−セde        < 0 、0012=
1%rogestradiol−2−帥ケ髄de   
   O−3602−H%roxyea岱社o1−17
−−苅dde     < 0 、001飴を凶o1−
17−glucuz−市−3−祇Δ艶   〈0・00
1助tradiol−3−卵τ皿市       (0
,001馳trio1−17−吠mm論       
 3.266Estriol−16−gJucuran
ide−3−5ulfate      O・094T
estosterane−17−帥ニdde     
  < 0 、0 OL晟庇坊直4−帥医m1de  
     < 0・001h卯油o1−3−帥す−de
        (0、001胎を藺o1−3−虹血艶
        (0,001Est藺o1−17−証
血彷        く0・0012−−westra
ciiol−3−sulfate      < 0 
、001FBtriol−3−sulfate    
      < O、OO1噛声−肺頂加コ■亡a馳 
    (0,001Estrone        
      (0、OO12−取欲可est蔭    
      (0,0012−Methoxyestr
aMol          < 0 、001Bst
raMol              (0、001
2−取世万田を翻o1           (0,0
012−Methoxyestradiol     
            (0、001Estriol
                         
  O、06516−Epiestriol     
                 0 、052Te
ststsrcrg                
       < 0 、001雇庶切mre    
         (0、001雇庶(2)ediol
            < 0.001)篩dη生拍
丘bI彷rone              (0、
00116α−M工ψ匈韻耳郷凪艶直    (0,0
01Progpsterana           
         (0、001Corti801  
            < 0 、001第1表の結
果より\本発明の新規化合物を利用した抗原による抗体
を使用したもののエストロゲンに対する特異性が他のも
のに比較してきわめて高く1交叉反応が低く抑えられて
いることが明りようである。
特許出願人 栄研化学株式会社」 手続補正書(自発) 昭和56年10月13日 特許庁長官  島1)春樹 殿 1、事件の表示 昭和56年特許出願第130180号 2、発明の名称 ノクテイヨウコウケノ エストリオールー16α−グルクロナイド測定用抗原3
、補正をする者 事件との関係 本人 ブ/豹つホ/コウ 住所 東京都文京区本郷1丁目33番8号エイケンカカ
ク 氏名 栄研化学株式会社 明細書中「特許請求の範囲」λおよび[発明の(2) 
 明細書箱7頁1行目の1(戸馳1n−光)  −・、
」をj (protein−積立)  −・−jと補正
する。
(3)  明細書第7頁3行目の「・・・出限せず・・
・」を「・・・出現せず・・・」と補正する。
(4)  明細書箱8頁13行目の1に去っている。」
を「に至っている。」と補正する。
(5)  明細書第10頁10行目の1・・・D環・・
・」を「・・・−17−・・・」と補正する。
(6)  明細書第10頁15行目の「−16−グルク
ロナイド・・・」を「−16α−グルクロナイド・・・
」と補正する。
(7)、明細書11頁1行目の1・・・交叉反応性・・
・」を「・・・交叉反応性・・・」と補正する。
(8)  明細書第11頁9行目の[ドC環グルクロナ
イド・・・]を[ドD環グルクロナイド・・・」と補正
する。
(9)  明細書簡11頁13行目の「σ、 Kwl:
ara et al。
・・・」を「σ1回−工et牡・・・」と補正する。
(10)明細書第11頁16行目の「・・・−16−グ
ルクロナイド・・・」を「・・・−16α−グルクロナ
イド・・・」と補正する。
(11)明細書第12頁1行目の「・・・−16−グル
クロナイド・・・」を「・・・−16α−グルクロナイ
ド・・・」と補正する。
(12)明細書第12頁6行目の1・・・−16−グル
クロナイド・・・」を「・・・−16α−グルクロナイ
ド・・・」と補正する。
(13)明細書第12頁10行目の「・・・−16−グ
ルクロナイド・・・」を「・・・−16α−グルクロナ
イド・・・」と補正する。
(14)明細書第12頁13行目の「・・・するに去」
を「・・・するに至」と補正する。
(15)明細書第12頁15行目の「・・・−16−グ
ルクロナイド・・・」を「・・・−16α−グルクロナ
イド・・・」と補正する。
(16)明細書箱13頁5行目の「・・・−16−グル
クイド・・・・」と補正する。
(17)明細書第13頁8行目の「・・・−16−グル
クロナイド・・・」を「・・・−16α−グルクロナイ
ド・・・」と補正する。
(18)明細書第13頁12行目の「明を発明するに去
った・・・」を「明を完成するに至った・・・十と補正
する。
(19)明細書第14頁4行目の「−16−グルクロナ
イド・・・」を「−16α−グルクロナイド・・・」と
補正する。
(20)明細書第15頁13行目の「・・・−16−グ
ルクロナイド・・・」を「・・・−16α−グルクロナ
イド・・・」と補正する。
(21)明細書第16頁8行目の「16−グルクロナイ
ド・・・」を[16α−グルクロナイド・・・]と補正
する。
(22)明細書第16頁9行目の「・・・−16−グル
クロ」を「・・・−16α−グルクロ」と補正する。
(23)明細書第17頁2行目の「・・・−16−グル
クロ」を「・・・−16二−グルクロ」と補正する。
(24)明細書第17頁5行目の「・・・−16」を「
°°・−16α 」と補正する。
(25)明細書第17頁10行目の「・・・−16−グ
ルクロ」ヲ「・・・−16α−グルクロ」と補正する(
26)明細書第17頁13行目の「・・・−16−グル
クロナイド・・・」を「・・・・−16α−グルクロナ
イド・・・」と補正する。
(27)明細書第18頁5行目の1・・・−16−グル
クロ」を[・・・−16α−グルクロ」と補正する。
−)明細書第19頁13行目の[0,81(3H,S。
00.]を「0.81  (3)1.s、  ・・・」
と補正する。
(29)明細書第19頁14行目の「3.60  (3
H,α。
・・・」を「3.60  (3H,d、  ・・・」と
補正する。
(30)明細書部19頁16行目のl”5.09  (
2H,S。
・・・」を「5.09  (2H,s、  ・・・」と
補正する。
(31)明細書第21頁1行目の[0,81(3H,S
、・・′・」を「0.81  (3H,s、  ・・・
」と補正する。
(32)明細書第21頁2行目の「2.02  (3H
,S、  ・・・」を「2.02  (3H,s、  
・・・」と補正する。
(33)明細書第21頁3行目の「2.05  (3H
,S、  ・・・」を[2,05(3H,8,−−・j
と補正する。
(34)明細書筒21頁4行目の12.06  (3H
,S、  ・・・」を「2.06  (3H1s、  
・・・」と補正する。
(35)明細書第21頁5行目のl’−3,77(3H
,S、  ・・・」を「3.77  (3H,s、  
・・・」と補正する。
(36)明細書第21頁9行目のl’−5,08(2H
,S、  ・9.」を[5,08(2H,s、  ・・
・」と補正する。
(3?)  sJ]、mil第22Jj8行目ノrO,
81(3H,S、  。
・・」をl’−0,81(3H,s、  ・・・Jと補
正する。
(38)  明細ti22頁9行[or2.03  (
3)(、s、・−・J ヲ[2,03(3H,s、  
・・・J 色補正する。
(30)明細書記22頁10行目の[2,05(3H,
S、・、・]を[2,05(3H,s、  ・・・]と
補正する。
(40)明細書第22頁11行目の12.07  (3
H,S、・・・」を「2.07  (3H,s、  ・
・・」と補正する。
(41)明細書第22頁12行目の「3.77  (3
H,S、・・・」を「3.77  (3H,s、  ・
・・」と補正する。
(42)明細書筒23頁9行目の「0.77  (3H
,S、  ・・・」を「0.77  (3H,s、  
・・・」と補正する。
(43)明細書筒23頁10行目の「2.03  (3
H,S、・・・」を「2.03  (3H,s、  ・
・・」と補正する。
(44)  明細書第23頁11行目のl’−2,05
(3H,S、・る。
(45)明細書箱23頁12行目のi2.09  (3
H,S。
・・・」を「2.09  (3H,s、  ・・・」と
補正する。
(46)明細書第23頁14行目のl’−3,77(3
H,S。
・・・」を「3.77  (3)(、s、  ・・・」
と補正する。
(47)明細書筒23頁17行目の「4.68  (2
H,S。
・・・」を[4,68(2H,s、  ・・・]と補正
する。
(4B)明細書箱24頁15行目の「・・・pH12・
3」を「・・・pH12,OJと補正する。
(4g)明細書第24頁17行目の「次に0.05M−
Ki、HCO。
・・・」を「次に0.05M阻HCO1・・・」と補正
する。
(50)明細書第25頁4行目の「・・・のBSA I
 Mあたシの・・・」を「・・・のBSA 1モルあた
りの・・・」と補正する。
(51)明細書第25頁5行目の「ン結合M数をUV法
により求めたところ16Mであ」を[ン結合モル数をU
V法により求めたところ16モルでお」と補正する。
(52)明細書第25頁9行目の「・・・の在来種・・
・」を「・・・の在来種・・・」と補正する。
(53)明細書26頁8行目の10.06%牛ゴーグロ
ブリン・・・」を10.06%、牛−γ−グロブリン・
・・」と補正する。
(54)明細書27頁1行目の「・・・を測定する。
」を「・・・を計測する。」と補正する。
(55) 、明細書箱28頁14行目の「FBtrio
l−16−glucuranide−3−一切」を「艶
triol−16−g1回咥曇3−凪迂負、馳」と補正
する。
(56)明細書画28頁15行目の「T田訪切1−17
−μ(2)■雇、d8Jヲr’I’部剪紮ルー17−4
屏π論」と補正する。
(57)明細書第28頁17行目の「ト迎mlOコ、−
3−以心耀市」を「h苧葺己01−3−鼻双ddejと
補正する。
(58)明細書第28頁25行目cr) 「2−Me危
qe!3tradiol jを「2−Me拍−歇藷」と
補正する。
(59)明細書第26頁6行目の[Te5tsterc
ne Jを「Te5t■如ワ」と補正する。
以上 2、特許請求の範囲 で示される6−オキツユスト1ノオールー16α−グル
クロナイド−6−(〇−カルボキシメチル)オキシム−
BSA結合体(式中−N H−B S Aは牛血清アル
ブミン残基を表わし1Gは 1 − + C00鬼 で示されるグルクロニル基を表わす、以下同様)力)ら
成るエストリオール−16α−グルクロニル)’ ml
l定用抗原O 「別紙2」 で示される6−オキソエストリオールを無水炭酸カリウ
ムの在存下、塩化ベンジルと反応させ6−オキソエスト
リオール−3−ベンジルエーテル(III) トfる工
程1 で示される6−オキソエストリオール−3−ベンジルエ
ーテルとメチル−1−プロモー1−デオキシ−2,3,
4−トリー〇−アセチルーα−D−グルコピラノウロネ
ートを5一応させ6−オキソエストリオール−3−ベン
ジルエーテル−16σ−グルクロナイドアセテートメチ
ルエ「別紙3j ステル(IV)とする工程、 (式中G′は C00CI(s で示されるグルクロニル基を表わす)以下同様)で示さ
れる6−オキソエストリオール−3−ベンジルエーテル
−16α−グルクロナイドアセテートメチルエステルヲ
還元して、6−オキソエストリオール−16α−グルク
ロナイドアセテートメチルエステル(■)とする工程、 ニ)化学構造式 で示される6−オキソエストリオール−16α−グルク
ロナイドアセテートメチルエステルを酢酸ナトリウムの
存在下)〇−カルボキシメチルヒドロキ/ルアミン塩酸
塩と反応させ6−オキソエストリオール−16α−グル
クロナイドアセテートメチルエステル−6−(〇−カル
ボキシメチル)オキシム(Vl)とする工程1で示され
る6−オキソエストリオール−16α−グルクロナイド
アセテートメチルエステル−6−(0−カルボキシメチ
ル)オキシムを牛血清アルブミン(以下1、、、τ賎 
1)」 BSAと略称す)と反応させ6−オキソエストリオール
−16α−グルクロナイドアセテートメチルエステル−
6−(0−カルボキンメチル)オキシム−BSA結合体
(■)とする工程、 で示される6−オキソエストリオール−16α−グルク
ロナイドアセテートメチルエステル−6−(0−カルボ
キシメチル)オキシム−BSA結合体を部分的に加水分
解することを特徴とする化学構造式で示される6−オキ
ソエストリオール−16α−クルクロナイド−6−(0
−カルボキシメチル)オキシム−B「別紙6」 SA結合体の製造法。
で示される化合物から成ることを特徴とするエストリオ
ール−16α−グルクロナイドの免疫学的測定に使用す
る抗体作成用抗原。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)化学構造式 %式% で示される6−オキソエストリオール−16α−グルク
    ロナイド−6−(〇−力ルボキシメチル)オキツム−B
    Sj結合体(式中−NH−BSAは牛血清アルブミン残
    基を表わし、Gは 1− + Coo  Na で示されるグルクロニル基を表e成るエストリオール−
    16α−グルクロナイド測定用抗原。
  2. (2)イ)化学構造式 。H で示きれる6−オキンエストリオ〜ルを無水炭酸カリウ
    ムの存在下1塩化ペノジルと反応させ6−オキ(m) ノエストリオールー3−ペンジルエーテπする工程1 \ で示される6−オキソエストリオール−3−ベンジルエ
    ーテルとメチル−1−ブロモ−1−デオキシ−2,3,
    4−トリー〇−アセチル−α−D−グルコビラノウロネ
    ートを反応させ6−オキソエストリオール−3−ベンジ
    ルエーテル−16〜グルクロナイドアセテートメチルエ
    ステ÷4L九−る工程、 (式中G′は COOCH。 と互↓且見 で示されるグルクロニル基を表わす)で示される6−オ
    キソエストリオール−3−ベンジルエーテル−16−グ
    ルクロナイドアセテートメチルエステルを還元して、6
    −オキソエストリオール−16−グルクロナイー人y」 ドアセテートメチルエスアルとする工程、で示される6
    −オキソエストリオール−16−グルクロナイドアセテ
    ートメチルエステルを酢酸ナトリウムの存在下、〇−カ
    ルぎキシメチルヒドロキンルアミン塩酸塩と反応させ6
    −オキシエストリオール−16−グルクロナイドアセテ
    ートメチルエステル−6−(O−カルホキ/メチル)オ
    キ/÷¥→る工程1N OCH,COOH で示される6−オキソエストリオール−16−グルクロ
    ナイドアセテートメチルエステル−6−(0−カルホキ
    /メチル)オキシムを牛血清アルブミン(以下。 BSAと略称す)と反応させ6−オキソエストリオール
    −16−グルクロナイドアセテートメチルニス結合体と
    する工程、 N0CH,C0NH−BSA で示される6−オキソエストリオール−16−グルクロ
    ナイドアセテートメチルエステル−6−(0−カルボキ
    シメチル)オキシム−BSA結合体を部分的に加水分解
    することを特徴とする化学構造式で示される6−オキソ
    エストリオール−16−グルクロナイド−6−(0−力
    ルボキシメチル)オキシム−BSA結合体の製造法。 N OCH,CON HB S A で示される化合物から成ることを特徴とするエストリオ
    ール−16α−グルクロナイドの免疫学的測定に使用す
    る抗体作成用抗原。
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