JPS62182658A - アセトアルデヒド−蛋白質縮合体のアセトアルデヒド含有決定基を認識する抗体 - Google Patents

アセトアルデヒド−蛋白質縮合体のアセトアルデヒド含有決定基を認識する抗体

Info

Publication number
JPS62182658A
JPS62182658A JP61236966A JP23696686A JPS62182658A JP S62182658 A JPS62182658 A JP S62182658A JP 61236966 A JP61236966 A JP 61236966A JP 23696686 A JP23696686 A JP 23696686A JP S62182658 A JPS62182658 A JP S62182658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protein
acetaldehyde
condensate
antibody
antigen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61236966A
Other languages
English (en)
Inventor
イエデイ イスラエル
ルース アーノン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Arukohorizumu & Doratsugu Adei
Arukohorizumu & Doratsugu Adeikushiyon Res Fuaundeishiyon
Original Assignee
Arukohorizumu & Doratsugu Adei
Arukohorizumu & Doratsugu Adeikushiyon Res Fuaundeishiyon
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Arukohorizumu & Doratsugu Adei, Arukohorizumu & Doratsugu Adeikushiyon Res Fuaundeishiyon filed Critical Arukohorizumu & Doratsugu Adei
Publication of JPS62182658A publication Critical patent/JPS62182658A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/98Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving alcohol, e.g. ethanol in breath
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/531Production of immunochemical test materials
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/68Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving proteins, peptides or amino acids
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/72Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving blood pigments, e.g. haemoglobin, bilirubin or other porphyrins; involving occult blood
    • G01N33/721Haemoglobin
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2800/00Detection or diagnosis of diseases
    • G01N2800/30Psychoses; Psychiatry
    • G01N2800/307Drug dependency, e.g. alcoholism

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アセトアルデヒド−蛋白質縮合体のアセトア
ルデヒド含有決定基を認識し更に流体および細胞中、ア
セトアルデヒド−蛋白質縮合体の検出および測定にを効
である抗体の調製に関する。
〔従来の技術〕
アルコール中毒については、その有毒な精神的、肉体的
および社会的影響は十分立証されている。
すなわち、過剰のアルコール消費について早期に検証す
ることは、社会に対し重要な目標である。
過剰の慢性的アルコール消費を診断する今日的方法は、
特異性もしくは感度のいずれか、または双方を欠いてい
る。例えば、表に現われないアルコールによる問題の認
識において助成する、事故による骨折および一般的外傷
は特異的でない。何故なら、これらは多くの条件および
環境において生起し得るからである。一方、今日の実験
室的試験、例えば赤血球の量並びに成る種の血清酵素レ
ベルは十分に特異性を有するが、感度は十分でない。何
故なら、アルコール中毒の治療を受ける一集団のほんの
一部の人においてもこれらの試験において値が変化する
からである(スキンナー等、Annals of In
ternal Mod、101 : 847−851(
1984)) −アセトアルデヒドはアルコール(エタ
ノール)の代謝産物であり、アルコール飲用後ヒトの血
液中に見出される。アセトアルデヒドはまた血液中の存
する蛋白質、すなわち血漿蛋白質および赤血球内の蛋白
質の双方に共有結合することが知られている。血液蛋白
質は、循環しながら種々の期間残存することが知られて
おり、血漿蛋白質については数日から数週間であり、更
に赤血球蛋白質については最大3力月である。
正常な人の血液中のアセトアルデヒドのレベルは無視す
ることができるが、20〜100μMのアセトアルデヒ
ドの血液レベルがアルコール中毒者に認められる。しか
し、この後者のレベルでも、少量のアセトアルデヒドの
みが蛋白質に結合し、その結果アセトアルデヒドと結合
した蛋白質の検出は、従来利用された技術では不可能で
ある。
血液中に長期間存続する蛋白質に対する、存在するアセ
トアルデヒド−蛋白質縮合体レベルを測定するための鋭
敏な方法により、アセトアルデヒド暴露の量と時間、従
って長期間にわたって飲酒されたアルコールの相対的量
を累積的に記録することが出来る。このような方法は、
今日利用でき、高放射性アセトアルデヒドを利用する(
スゲ−エンおよびペターソン、カーoc、 Soc、 
Ex 、 [■剥、・Med、、 177.226−2
33.1984 ; スチーブンス等、J、 Cl1n
、 Invest、  67.361−369.198
1 ;アイスラエル等、 rAIdehyde  Ad
ducts  in  Alcoholism’  。
31頁、1985年)。これらの方法は高価であり、手
軽に実施することが困難であり、特別な注意を必要とし
更にヒトに適用可能であるか否か明確でない。
〔発明の要約〕
本発明は、放射性同位体を用いることなく、ヒトの血液
溶解物の如き溶液中のアセトアルデヒド−蛋白質縮合体
を検出しかつ定量するための鋭敏且つ特異的方法を提供
する。この方法は、次の抗体を用いる。すなわち、抗原
に対して生産された抗体であって、該抗体は、第1アセ
トアルデヒド−蛋白質縮合体; 第2アセトアルデヒド−蛋白質縮合体;及び蛋白質; から成る群から選択された蛋白質又はアセトアルデヒド
−蛋白質縮合体と交差反応性であり、そして 前記第1縮合体は前記抗原の前記蛋白質成分に相当する
蛋白質成分を含有しており; 前記第2縮合体は前記抗原の前記蛋白質成分とは異る蛋
白質成分を含有しており;そして前記蛋白質は前記抗原
の前記蛋白質成分に相当する; ことを特徴とする抗体。
別(7>M様において、抗体が抗原に対し生産され、こ
の抗17セトアルデヒドー蛋白質縮合体に交差反応性で
あることを特徴とし、この縮合体は該抗原の蛋白質成分
に相当する蛋白質成分又はそれとは異なる蛋白質成分か
ら成る群から選ばれる蛋白質成分を含んでいる。
〔発明の説明〕
本発明による抗原および抗体の調製方法並びに流体中の
アセトアルデヒド−蛋白質縮合体を測定する際の後者(
抗体)の使用を添附図面を参照しつつ説明する。
アセトアルデヒド−ヒト赤血球蛋白縮合体は下記実施例
1に示すようにして調製した。
以下余白 実新l辻1 エチレンジアミン四酢酸ナトリウム(EDTA)を最終
濃度が5mMになるまでヒト血液に添加し、混合物を3
000Xgで20分間遠心分離した。血漿は除去し、保
存した。赤血球上のパフ様の皮膜を吸引除去し、廃棄し
た。赤血球を10倍容の0.9%NaC1で洗浄し、3
回再度遠心分離した。最終赤血球ペレットを溶解し、そ
して0.25倍容のトルエンを添加し、次いで20℃で
30分間攪拌し、遠心分離することによってメンブレン
を抽出した。
下層の水層(このヘモグロビンが主要蛋白成分であった
)2mlを、480mMアセトアルデヒド(メルク社)
を含むリン酸塩で緩衝させた食塩水(PBS)(p11
7.4)と20℃で混合し、60分間反応を続行させた
。水0.7 ml中のシアノ水素化ホウ素ナトリウム(
NaCNBIIs)2721Wを加え、30分間に反応
させて共存結合したアセトアルデヒドを還元し安定化せ
しめた。次に、この混合物を1m MNa)IzPO4
(pl+ 7.0 ) 21に対して90分間、新たな
1 m M Na1ltPOa、 2 Eに対して16
時間、そして最後に1 m M NaHzPOa 11
2に対して24時間透析させた。この処理によって、バ
イオ−ラッド(Bio−Rad)キット(Bio−Ra
d Bulletin#4237 。
1983年4月)によって測定したところ、96%のヘ
モクロビンが、固定(fast)ヘモグロビンに転化し
た。この操−作をアセトアルデヒドを省いて実施して対
照試料を得たが、このヘモグロビンを、クロマトグラフ
試験したところ、ヘモグロビンの6〜10%が固定ヘモ
グロビンであることを認めた。
この明細書の目的に対しては「固定ヘモグロビン」なる
用語は、バイオ−ラッドシステムにお゛けるクロマトグ
ラフがグルコースと接合したヘモグロビン様である接合
体ヘモグロビンを意味する。
前記実施例を3HラベルしたNaCNBIIsを用いて
繰り返した。アセトアルデヒドの組入れ量は蛋白質■当
り略々44nmo+ (即ち44 nmol / tr
g蛋白質)と想定した。
赤血球蛋白を240mMの代わりに1008Mのアセト
アルデヒドで処理した場合にはヘモグロビンの固定ヘモ
グロビンへの転化率は5%未満であった。
この明細書の目的に対して240mMアセトアルデヒド
で処理することによって調製した縮合体は高度に結合し
た縮合体と呼ぶことにする。
アセトアルデヒド−ヒト血漿蛋白縮合体は下記実施例2
に示すようにして調製した。
夫隻拠1 飽和硫酸アンモニウム(pH7、1)  27 mlを
ヒト血519 m ttに添加し、4℃で2時間混合し
た。
血漿蛋白を含む沈澱物を110000Xで20分間遠心
分離した。得られたベレットをPB318mj!に溶解
し、力価1/2のPBS 1 #に対して4℃で1時間
透析した。媒質を新たな力価1/2のPBSに変えて、
透析を更に18時間!l!続した。最終濃度を16可蛋
白7mlに調整した。上記蛋白溶液5mlをPBS中4
80mMアセトアルデヒド5mff1に加えた。反応を
20℃で60分間継続させ、その汲水2ml中のNaC
NBflz700mgを添加した。45分後に、得られ
た混合物を、PBSINに対して4℃で2時間、引続き
PBS5Aに対して4℃で18時間透析した。
上記実験を3HラヘルしたNaCNBII:+を用いて
繰り返した。組み入れられたアセトアルデヒドの量は7
26nmol /■蛋白と想定した。
アセトアルデヒドーキーホールリムベソ1−ヘモシアニ
ン縮合体は下記実施例3に示すようにして調製した。
大衡斑主 。
飽和硫酸アンモニウム中の濃度10■/mlのキーホー
ルリムペットヘモシアニン(KLH)(Calbioc
hem #374811 、 Bグレード)を5%Na
zCOi 41に対して4℃で4日間、そしてpH8,
7に調整したPBSに対して1日間透析した。5■/m
jl!KLH2mj+を480mMアセトアルデヒド2
mlと20℃で混合した。60分後、I+、、OO,5
mj2中のNaCNBIIz 63 ■を添加し、混合
物を3時間放置し、次にPBS (p)19.5) 0
.5に対して4℃で6時間、その後PBS (pH9,
5) 21に対して4℃で10時間透析した。
前述の如く、アルコール液中のアルデヒド濃度は20u
M〜100μMの範囲である。高度に結合したアルデヒ
ド−蛋白縮合体に応答して生成した抗体と生体内で認め
られるアセトアルデヒド濃度で生成した縮合体との交叉
反応性を求めるために、実施例4におけるようにして縮
合体を調製した。
実施健土 18■蛋白/mI!に希釈した赤血球溶解物を、アセト
アルデヒドを含まないもの又はアセトアルデヒドを20
 μM、  100/jM、 1.0mMもしくは10
mM含む、PBS中の10 mM NaCNrlH:+
 500m1lに対して、密閉フラスコ中20℃で6時
間透析した。この処理後の全固定ヘモグロビンは、対照
(アセトアルデヒド含まず) = 10.94%、20
u M = 12.09%、100 p M = 16
.22%、1mM=49.6%、10mM=74.0%
であった。
前記の如く、処理プロセスの最初からシアノ水素化ホウ
素を添加した場合にはアセトアルデヒドの蛋白中への組
入れが著しく起る。
多クローン抗体は以下のようにして調製した。
2ケ月令の雌マウス(BALB−CXSJLIF+株)
ニ対して、上で調製した蛋白−アセトアルデヒド縮合体
100μgを、蛋白4■/ m lを含む食塩水及び完
全フロインドアジュバントの1=1容@濁液で皮下注射
した。1週間隔で更に4回注射した。次いで被験動物を
出血により殺した。この血漿をEDT^に対し5mMと
して、そして蛋白結合アセトアルデヒドの検出及び測定
用試薬として使用した。
アセトアルデヒド−蛋白縮合体のアセトアルデヒド含有
エピトープとは良好に反応するが、縮合体中の他のエピ
トープとは反応しない免疫グロブリンを生産する細胞系
を選抜するための、実施例5のプロセスは以下の通りで
ある。
l施炎工 免疫感作された動物からのl111!臓細胞を、ニス°
バー (Eshhar)、バイオサイエンシズ・アンド
・メディシン((Biosciences and M
edicine) 、ティー。
スプリンガー(T、Springer) W、3〜41
頁、プレナムプレス社(Plenum Press) 
E 、ニューヨーク(1985年)に記載の方法に従っ
て悪性骨髄腫細胞とハイブリダイズせしめた。試験した
420のウェルの中から、アセトアルデヒド−ヒト赤血
球蛋白質縮合体と強く反応しそしてアセトアルデヒド−
ヒト血漿蛋白質縮合体とも反応する16個のクローンを
見い出した。さらに、これらの細胞の培養物は、アセト
アルデヒド−ヒト赤血球蛋白質縮合体中のアセトアルデ
ヒド含有エピトープに対して良好な親和性を存しそして
修飾されていない赤血球蛋白質と極めて弱ぐ反応するか
または全く反応しない免疫グロブリンをもたらした。
抗体と、アセトアルデヒド−蛋白質縮合体および蛋白質
との間の反応の測定は、非特異的部位をブロックするた
めにウシアルブミンよりむしろゼラチン0.2%を用い
たという相違点を除いて、アマージャム社(Amers
ham Co、)(英国)CatN−831に記載の如
(に、β−ガラクトシダーゼに結合したヒツジの抗マウ
ス免疫グロブリンを用いるエンザイムリントド第2抗体
イムノアブソーパントアッセイ CI’LISA )に
よって実施した。固体用を被覆するために用%sだ抗原
はtoo、rjg/mβの濃度で 100μlの容量で
あった。もちろん、抗原−抗体結合を検出し測定するた
めの他の技法を用いることができるということが理解さ
れよう。
例えば、ラジオイムノアッセイアフィニティークロマト
グラフィー技法、免疫電気泳動、螢光イムノアッセイ、
凝集反応アッセイおよび補体結合ア・7セイを用いるこ
とができる。
第1図かられかるように、アセトアルデヒド−ヒト赤血
球蛋白質縮合体を用いたマウスの免疫感作によって、ア
セトアルデヒドに結合していない血漿蛋白質とは反応す
ることなくアセトアルデヒド−ヒト血漿蛋白質縮合体と
強く反応する免疫グロブリンを含有する血漿が得られる
。従って、このような免疫グロブリン(抗体)は、血漿
蛋白質中の小さなエピトープのみに結合したアセトアル
デヒド基を認識するのに特異的な試薬を提供する。
第2図かられかるように、アセトアルデヒド−ヒト赤血
球蛋白質縮合体を用いて免疫感作した動物の血漿はアセ
トアルデヒド−KLH縮合体とも反応するが修飾されて
いないK L Hとは反応しない。このことは、抗体に
よるアセトアルデヒド残基の認識が小さなエピト−プに
向けられており蛋白質部分に特異的なものではないとい
うことを示している。
第3図および第4図に示されているように、アセトアル
デヒド−ヒト血漿蛋白質縮合体で免疫感作されたマウス
は、アセトアルデヒド−赤血球蛋白質縮合体およびアセ
トアルデヒド−K L H縮合体と強くかつ特異的に反
応するが修飾されていないその各蛋白質とは反応しない
免疫グロブリンを生じた。
第5図は、密に結合したアセトアルデヒド−血漿蛋白質
縮合体の注入後に生じた免疫グロブリンは、アルコール
中毒患者(alcoholic)の血中に見られる範囲
内のアセトアルデヒド濃度を用いて調製したアセトアル
デヒド−赤血球蛋白質縮合体とよく反応することを示し
ている。
第6図は、アセトアルデヒド−K L H縮合体を用い
た免疫感作により、アセトアルデヒド−血漿蛋白質縮合
体およびアセトアルデヒド−赤血球蛋白質縮合体の両方
に反応性であるがそれらの修飾されていない各蛋白質に
は反応しない免疫グロブリンが生ずることを示している
アセトアルデヒド−赤血球蛋白質縮合体を用いて免疫感
作された動物の血漿は、アセトアルデヒド−赤血球蛋白
質縮合体および修飾されていない赤血球蛋白質の両者と
反応するが、第7図に示されるように、縮合体に対して
は30〜40%だけ一層活性である。
第8図は、アルコール中毒患者の血中に見られ。
るアセトアルデヒド濃度において調製した赤血球蛋白質
縮合体が、約5000倍のアセトアルデヒド濃度におけ
る結合によって生成された密に結合したアセトアルデヒ
ド−赤血球蛋白質に対する反応と比較すると、良好な免
疫学的反応を惹起しないことを示している。
第9図は、16個の選ばれたハイブリドーマクローンの
免疫グロブリンの特異性比(アセトアルデヒド−赤血球
蛋白質縮合体に対する結合親和性/赤血球蛋白質に対す
る結合親和性)を示している。これらのハイブリドーマ
クローンの25%が高い特異性比を有する免疫グロブリ
ンを合成したことがわかる。
前述の記載より、試験管内的にアセトアルデヒドと密に
結合された蛋白質は、慢性的に動物体内に注射すると、
蛋白質に結合したアセトアルデヒド残基を特異的に認識
し定量することができる循環性の抗体を生じることが認
められる。後の蛋白質は最初の注射された蛋白質と相違
していることがある。
また、上記方法によって生じた抗体はアルコール中毒患
者の血中に存在する濃度のアセトアルデヒドと結合した
蛋白質と反応するに十分な程感受性であるので、アセト
アルデヒド−蛋白質縮合体濃度、および従って個体によ
るアルコールの相対的消費を測定することができるとい
うことも認識されよう。
さらに、アセトアルデヒド−蛋白質縮合体を用いて慢性
的に注射された動物から得られた免疫グロブリン生産性
肺臓細胞は、骨髄腫細胞とハイブリダイズされそして選
ばれることによって、蛋白質に結合したアセトアルデヒ
ド基を認識する特異性を増大させた免疫グロブリンを生
産する細胞をもたらす。
【図面の簡単な説明】
第1図は、アセトアルデヒド−ヒト赤血球蛋白質縮合体
に対して生産された抗体と、アセトアルデヒド−ヒト血
漿蛋白質縮合体(−0−)及びヒト血漿蛋白¥r (−
△−)との間の交差反応性を示すグラフである。 第2図は、アセトアルデヒド−ヒト赤血球蛋白質縮合体
に対して生産された抗体と、アセトアルデヒド−キーホ
ールリンペットヘモシアニン(KLH)縮合体(−・−
)及びキーホールリンペットヘモシアニン(KLH)(
−0〜)との間の交差反応性を示すグラフである。 第3図は、アセトアルデヒド−ヒト血漿蛋白質縮合体に
対して生産された抗体と、アセトアルデヒド−ヒト赤血
球蛋白質縮合体(−0−)及びヒト赤血球蛋白質(−へ
一)との間の交差反応性を示すグラフである。 第4図は、アセトアルデヒド−ヒト血醤蛋白質縮合体に
対して生産された抗体と、アセトアルデヒド−K L 
H縮合体(−・−)及びKLH(−0−)との間の交差
反応性を示すグラフである。 第5図は、アセトアルデヒド−ヒト血漿蛋白質縮合体に
対して生産された抗体と、種々のアセトアルデヒド濃度
において生成した多数のアセトアルデヒド−ヒト赤血球
蛋白質縮合体との間の交差反応性を示すグラフである。 第6図は、ア↓トアルデヒドーKLH縮合体に対して生
産された抗体と、種々のア七トアルデヒドー蛋白質縮合
体及びそれらの対応する蛋白質との間の交差反応性を示
すグラフであり、このグラフは、蛋白質縮合体中のアセ
トアルデヒド含有決定基が抗体により認識されること、
及び対応する蛋白質のみは認識されないことを示してい
る。 第7図は、アセトアルデヒド−ヒト赤血球蛋白質縮合体
に対して生産された抗体と、アセトアルデヒド−ヒト赤
血球蛋白質縮合体及びヒト赤血球蛋白質との間の交差反
応性を示すグラフであり、このグラフは、該抗体が、修
飾さていない赤血球蛋白質の認識に対してよりも縮合体
の認識に対して一層高い能力を有することを示すもので
ある。 第8図は、100μMアセトアルデヒドの濃度で調製さ
れたアセトアルデヒド−ヒト赤血球蛋白質縮合体に対し
て生産された第1抗体、及び240mMアセトアルデヒ
ドの濃度で調製されたアセトアルデヒド−ヒト赤血球蛋
白質縮合体に対して生産された第2抗体と、アセトアル
デヒド−ヒト血漿蛋白質縮合体及びヒト血漿蛋白質との
間の交差反応性を示すグラフである。 第9図は、アセトアルデヒド−ヒト赤血球蛋白質縮合体
及びヒト赤血球蛋白質に対する、多数の選択されたハイ
ブリドーマクローンからの抗体の相対的親和性を示すグ
ラフであり、そして非常に高い特異性比を有する免疫グ
ロブリンを合成するクローンの単離を示す。 以下ぷ白 図面の沙門(内容に変更なし) 蛋白質縮合体 マウス血漿(1/fll釈) 蛋白質縮合体 マワスm差C1/4状) 縮合体 マウス血漿(1/稀釈) 縮合体 マウス血漿(1/稀釈) IG−5− 免疫感作:アセトアノげヒト−ヒト血漿蛋白質縮合体 マウス血漿(1/稀釈) IG−6− 免疫感作ニア七トアルデヒドーキーホールリンイットヘ
モゾアニン マウス血漿(1/稀釈) U−年探獣卦懸駆 胃p躬牡l!l麺

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、抗原に対して生産された抗体であって、該抗体は、 第1アセトアルデヒド−蛋白質縮合体; 第2アセトアルデヒド−蛋白質縮合体;及び蛋白質; から成る群から選択された蛋白質又はアセトアルデヒド
    −蛋白質縮合体と交差反応性であり、そして 前記第1縮合体は前記抗原の蛋白質成分に相当する蛋白
    質成分を含有しており; 前記第2縮合体は前記抗原の前記蛋白質成分とは異る蛋
    白質成分を含有しており;そして 前記蛋白質は前記抗原の前記蛋白質成分に相当する; ことを特徴とする抗体。 2、抗原に対して生産された抗体であって、該抗体はア
    セトアルデヒド−蛋白質縮合体と交差反応性であり、該
    縮合体は前記抗原の蛋白質成分に相当する蛋白質成分又
    はこれとは巽る蛋白質成分から成る群から選択された蛋
    白質成分を含有している、ことを特徴とする抗体。 3、前記抗体と前記第1アセトアルデヒド−蛋白質縮合
    体との交差反応性が、前記抗体と前記蛋白質との交差反
    応性の50倍以上である、特許請求の範囲第1項記載の
    抗体。 4、選択された流体中のアセトアルデヒド−蛋白質縮合
    体の検出及び定量のための方法であって、抗原に対する
    抗体を製造する段階(この抗体は、第1アセトアルデヒ
    ド−蛋白質縮合体; 第2アセトアルデヒド−蛋白質縮合体;及び蛋白質; から成る群から選択された蛋白質又はアセトアルデヒド
    −蛋白質縮合体と交差反応性であり、そして 前記第1縮合体は前記抗原の蛋白質成分に相当する蛋白
    質成分を含有しており; 前記第2縮合体は前記抗原の前記蛋白質成分とは異る蛋
    白質成分を含有しており;そして 前記蛋白質は前記抗原の前記蛋白質成分に相当する; ことを特徴とする); 前記抗体を前記アセトアルデヒド−蛋白質縮合体と反応
    せしめることにより複合体を形成せしめる段階;及び、 前記アセトアルデヒド−蛋白質縮合体を測定する段階; を含んで成る方法。 5、前記複合体を、エンザイムリンクドー第2抗体イム
    ノアブゾルベント−アッセイ系とさらに反応せしめる、
    特許請求の範囲第4項記載の方法。 6、前記アセトアルデヒド−蛋白質縮合体を前記複合体
    から解離せしめ、そして測定する、特許請求の範囲第4
    項記載の方法。 7、前記選択された流体がヒト血液である、特許請求の
    範囲第4項第5項、又は第6項記載の方法。 8、選択された流体中のアセトアルデヒド−蛋白質縮合
    体の検出及び定量のための方法であって、抗原に対する
    抗体を製造する段階(この抗体はアセトアルデヒド−蛋
    白質縮合体と交差反応性であり、該縮合体は前記抗原の
    蛋白質成分に相当する蛋白質成分又はこれとは異る蛋白
    質成分から成る群から選択された蛋白質成分を含有して
    いることを特徴とする); 前記抗体を前記アセトアルデヒド−蛋白質縮合体と反応
    せしめることにより複合体を形成せしめる段階;及び 前記アセトアルデヒド−蛋白質縮合体を測定する段階; を含んで成る方法。 9、前記複合体を、エンザイムリンクドー第2抗体イム
    ノアブゾルベント−アッセイ系とさらに反応せしめる、
    特許請求の範囲第8項記載の方法。 10、前記アセトアルデヒド−蛋白質縮合体を前記複合
    体から解離せしめ、そして測定する、特許請求の範囲第
    8項記載の方法。 11、前記選択された流体がヒト血液である、特許請求
    の範囲第8項第9項、又は第10項記載の方法。 12、選択された流体中のアセトアルデヒド−蛋白質縮
    合体の検出及び定量のための方法であって、抗原に対す
    る抗体を製造する段階(この抗体は、第1アセトアルデ
    ヒド−蛋白質縮合体; 第2アセトアルデヒド−蛋白質縮合体;及び蛋白質; から成る群から選択された蛋白質又はアセトアルデヒド
    −蛋白質縮合体と交差反応性であり、そして 前記第1縮合体は前記抗原の蛋白質成分に相当する蛋白
    質成分を含有しており; 前記第2縮合体は前記抗原の前記蛋白質成分とは異る蛋
    白質成分を含有しており;そして 前記蛋白質は前記抗原の前記蛋白質成分に相当する; ことを特徴とし;ここで前記抗体と前記第1アセトアル
    デヒド−蛋白質縮合体との交差反応性が、前記抗体と前
    記蛋白質との交差反応性の50倍以上である); 前記抗体を前記アセトアルデヒド−蛋白質縮合体と反応
    せしめることにより複合体を形成せしめる段階;及び 前記アセトアルデヒド−蛋白質縮合体を測定する段階; を含んで成る方法。 13、前記複合体を、エンザイムリンクドー第2抗体イ
    ムノアブゾルベント−アッセイ系とさらに反応せしめる
    、特許請求の範囲第12項記載の方法。 14、前記アセトアルデヒド−蛋白質縮合体を前記複合
    体から解離せしめ、そして測定する、特許請求の範囲第
    12項記載の方法。 15、前記選択された流体がヒト血液である、特許請求
    の範囲第12項第13項、又は第14項記載の方法。 16、アセトアルデヒド−蛋白質縮合体と交差反応性の
    抗体の生産を実質上100μM又はこれより低い濃度に
    おいて刺激する抗原。 17、蛋白質とアセトアルデヒドとの縮合により生成し
    たアセトアルデヒド−蛋白質縮合体を150〜300m
    Mの範囲の濃度で含んで成る抗原。 18、50〜90%の接合したヘモグロビンを含んで成
    るヘモグロビン構成物を含有するアセトアルデヒド−蛋
    白質縮合体を含んで成る抗原。
JP61236966A 1985-10-04 1986-10-04 アセトアルデヒド−蛋白質縮合体のアセトアルデヒド含有決定基を認識する抗体 Pending JPS62182658A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CA492334 1985-10-04
CA000492334A CA1282690C (en) 1985-10-04 1985-10-04 Reagent for detection and measurement of acetaldehyde- protein condensatesin a fluid, together with its preparation and method of use

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62182658A true JPS62182658A (ja) 1987-08-11

Family

ID=4131548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61236966A Pending JPS62182658A (ja) 1985-10-04 1986-10-04 アセトアルデヒド−蛋白質縮合体のアセトアルデヒド含有決定基を認識する抗体

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4900664A (ja)
EP (1) EP0219279A3 (ja)
JP (1) JPS62182658A (ja)
CA (1) CA1282690C (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1988009798A1 (en) * 1987-06-09 1988-12-15 Peck Dana P Immunoassay for aromatic ring containing compounds
US5891657A (en) * 1994-05-19 1999-04-06 Strategic Diagnostics Inc. Immunoassay standards for volatile analytes with benzene rings
US9645134B1 (en) 2013-09-09 2017-05-09 Celerion, Inc. Isotopically-labeled solvents and the use of same in testing e-cigarettes
US9885702B1 (en) 2013-09-09 2018-02-06 Celerion, Inc. Isotopically-labeled solvents and the use of same in testing E-cigarettes

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4629692A (en) * 1982-12-06 1986-12-16 Miles Laboratories, Inc. Immunoassay for nonenzymatically glucosylated proteins and protein fragments an index of glycemia
US4658022A (en) * 1985-08-08 1987-04-14 Molecular Diagnostics, Inc. Binding of antibody reagents to denatured protein analytes

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
ARCH.BIOCHEM.BIOPHYS=1983 *
J.CLIN.INVEST=1981 *

Also Published As

Publication number Publication date
US4900664A (en) 1990-02-13
EP0219279A2 (en) 1987-04-22
EP0219279A3 (en) 1989-04-12
CA1282690C (en) 1991-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63126496A (ja) プロコラ−ゲン・ペプチド(3型)特異抗血清の製法
US20070166776A1 (en) Immunoassay and kit for an early and simultaneous detection of biochemical markers in a patient's sample
US5965378A (en) Antibody class-specific interference eliminating reagent
DE2952478A1 (de) Verfahren und mittel zur immunologischen bestimmung von enzymen
JP3055789B2 (ja) 骨由来アルカリホスファターゼの検定法
JPH02503714A (ja) IgA腎臓病の診断のための方法及びキツト
JP2002504994A (ja) 抗アロタイプモノクローナル抗体を使用するイムノアッセイ
JPS62182658A (ja) アセトアルデヒド−蛋白質縮合体のアセトアルデヒド含有決定基を認識する抗体
Aarli Myasthenia gravis: antibodies to an acid-soluble antigen in striated muscle
JPS6340858A (ja) 炎症の検出とその新しい抗体
JP4663831B2 (ja) モノクローナル抗体、細胞株及びn1,n12−ジアセチルスペルミンの測定法
JP2009508087A (ja) モノクローナル抗体試薬
JPH0611507A (ja) ヒトポドカリキシンの測定方法
Tsugawa et al. An enzyme-linked immunosorbent assay (ELISA) for adenosine 3′, 5′-cyclic monophosphate (cAMP) in human plasma and urine using monoclonal antibody
FI104219B (fi) Diagnostinen menetelmä ja testaustarvikesarja multippeliskleroosin määrittämiseksi
Sadriddinovna et al. ENZYME LINKED IMMUNOSORBENT ASSAY
JP2762058B2 (ja) カルボニル化合物− タンパク質複合体の定量法
JPH03187395A (ja) ヒトインターロイキン―4に対するモノクローナル抗体および該抗体の利用方法
JPH0792456B2 (ja) カテコ−ルアミン酸性代謝物の酵素標識体
JPS63503241A (ja) 特にhtlv3ウイルスによってひき起こされた感染の実験室的改良診断方法
JP4505800B2 (ja) 抗腎タイプivモノクロ−ナル抗体
JP2002523758A (ja) S100に対するモノクローナル抗体
JPH0459880B2 (ja)
JP4037586B2 (ja) ヒトメダラシンの免疫学的測定方法
JPH01297556A (ja) アルギニノコハク酸リアーゼの免疫学的定量法