JPH0432840B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0432840B2
JPH0432840B2 JP17092683A JP17092683A JPH0432840B2 JP H0432840 B2 JPH0432840 B2 JP H0432840B2 JP 17092683 A JP17092683 A JP 17092683A JP 17092683 A JP17092683 A JP 17092683A JP H0432840 B2 JPH0432840 B2 JP H0432840B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sulfate
oxime
methyl
oxo
tri
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17092683A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6061597A (ja
Inventor
Toshio Nanbara
Kazutake Shimada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eiken Chemical Co Ltd
Original Assignee
Eiken Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eiken Chemical Co Ltd filed Critical Eiken Chemical Co Ltd
Priority to JP17092683A priority Critical patent/JPS6061597A/ja
Publication of JPS6061597A publication Critical patent/JPS6061597A/ja
Publication of JPH0432840B2 publication Critical patent/JPH0432840B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規ステロイド化合物、該化合物の製
造方法、及び該化合物からなる免疫化学的測定方
法によるエストリオール−3−サルフエート−
16α−グルクロナイド測定用抗原、すなわちエス
トリオール−3−サルフエート−16α−グルクロ
ナイドを免疫化学的測定方法によつて測定する際
に使用される抗体を得るための抗原に関するもの
である。 従来、体液中に存在する抱合型エストリオール
は、検体の中に含まれているグルクロン酸抱合型
エストリオールや硫酸抱合型エストリオールを、
塩酸加熱水解、またはβ−グルクロニダーゼある
いはスルフアターゼの如き酵素を用いて水解し、
遊離型エストリオールとしたのち、抽出後、コー
バー反応(Kober reaction)を利用した比色法、
蛍光法あるいは免疫測定法などを組合せて測定さ
れてきた。しかしながら、水解操作を必要とする
これらの方法は操作が煩雑であり、かつ前述の遊
離型、抱合型等の分画測定が不可能である等の欠
点を有している。 ところで、免疫化学的測定方法による体液中の
ホルモンの測定方法、すなわち、放射性物質で標
識したホルモンと非標識ホルモンがホルモン抗体
に競合して反応することを利用したラジオイムノ
アツセイ法、酵素で標識したホルモンと非標識ホ
ルモンがホルモン抗体に競合して反応することを
利用した酵素免疫測定法、感作担体に血球やラテ
ツクスを使用して凝集反応を利用する血球凝集反
応法やラテツクス凝集反応法等、免疫化学的測定
方法によるホルモンの測定方法は、生体試料の測
定方法として広く利用されている方法であるが、
これら免疫化学的測定方法によるホルモンの測定
方法においては、抗原抗体反応の平衡定数Kが大
なる程感度の優れた測定が可能となるので、その
抗体が親和性に優れていなければならなく、しか
も感作に用いる抗原の純度が低い場合にはその中
の夾雑物に対する抗体ができることとなるので、
純度の高い抗原から得られた抗体を使用しなけれ
ばならない。さらに、高純度の抗原で作つた抗体
でも、その抗原と類似構造を有する他の物質と反
応する所謂交叉反応(Cross−reaction)の問題
から、使用される抗体はその特異性においても優
れていることが必要である。 本発明者らは、胎児胎盤機能が健全であるか否
かを検知するのに十分に効果のある体液中のエス
トリオール−3−サルフエート−16α−グルクロ
ナイドの量の測定を前記免疫化学的測定方法で測
定し得るように、抗原として使用し得る各種化合
物を合成し、これらから得られた抗体を、エスト
リオール−3−サルフエート−16α−グルクロナ
イドを免疫化学的測定方法で測定する際の抗体と
して利用し、その交叉反応の程度を確認してみた
ところ、特許請求の範囲第1番目の発明の新規ス
テロイド化合物、即ち、6−オキソエストリオー
ル−3−サルフエート−16α−グルクロナイド−
6−(O−カルボキシメチル)オキシム−BSA結
合体からなる新規ステロイド化合物を抗原とする
抗体が、ラジオイムノアツセイ法、酵素抗体法、
血球凝集反応法、ラテツクス凝集反応法等の免疫
化学的測定方法により抱合型エストリオールを測
定する場合、即ちエストリオール−3−サルフエ
ート−16α−グルクロナイドを測定する場合に、
近縁ステロイドとの交叉反応を無視し得る程の極
めて高い特異性を有するものであることが確認さ
れ、本発明が完成されるに至つたものである。 特許請求の範囲第1番目の発明たる新規ステロ
イド化合物は、化学構造式 (式中、−NHBSAはウシ血清アルブミン残基
を、Gは式 で表示されるグルクロニル基を表わす。以下同
様)で表示される6−オキソエストリオール−3
−サルフエート−16α−グルクロナイド−6−
(O−カルボキシメチル)オキシム−BSA結合体
である。 前記化学構造式〔〕で表示される新規ステロ
イド化合物は、特許請求の範囲第2番目に記載し
た構成、即ち (イ) 化学構造式 (式中G′は、式 で表示されるグルクロニル(アセテート−メチル
エステル)基を表わす。以下同様)で表示される
公知の化合物である6−オキソエストリオール−
16α−グルクロナイド−アセテート−メチルエス
テル−3−ベンジルエーテルの水酸基を、アセチ
ル化剤を使用してアセチル化し、メチル(17β−
アセトキシ−3−ベンジルオキシ−6−オキソ−
1,3,5(10)−エストラトリエン−16α−イル
−2′,3′,4′−トリ−O−アセチル−β−D−グ
ルコピラノシツド)ウロネートを得る工程、 (ロ) 前記(イ)工程で得られた、化学構造式 で表示されるメチル(17β−アセトキシ−3−ベ
ンジルオキシ−6−オキソ−1,3,5(10)−エ
ストラトリエン−16α−イル−2′,3′,4′−トリ−
O−アセチル−β−D−グルコピラノシツド)ウ
ロネートを、例えば、メタノール中5%パラジウ
ム炭を用いる接触還元に付す等により還元し、メ
チル(17β−アセトキシ−3−ヒドロキシ−6−
オキソ−1,3,5(10)−エストラトリエン−
16α−イル−2′,3′,4′−トリ−O−アセチル−β
−D−グルコピラノシツド)ウロネートを得る工
程、 (ハ) 前記(ロ)工程で得られた化学構造式 で表示されるメチル(17β−アセトキシ−3−ヒ
ドロキシ−6−オキソ−1,3,5(10)−エスト
ラトリエン−16α−イル−2′,3′,4′−トリ−O−
アセチル−β−D−グルコピラノシツド)ウロネ
ートをカルボキシメトキシアミンと反応させ、メ
チル(17β−アセトキシ−3−ヒドロキシ−6−
オキソ−1,3,5(10)−エストラトリエン−
16α−イル−2′,3′,4′−トリ−O−アセチル−β
−D−グルコピラノシツド)ウロネート−6−
(O−カルボキシメチル)オキシムを得る工程、 (ニ) 前記(ハ)工程で得られた、化学構造式 で表示されるメチル(17β−アセトキシ−3−ヒ
ドロキシ−6−オキソ−1,3,5(10)−エスト
ラトリエン−16α−イル−2′,3′,4′−トリ−O−
アセチル−β−D−グルコピラノシツド)ウロネ
ート−6−(O−カルボキシメチル)オキシムを、
通常の硫酸化剤、例えば、クロロスルホン酸
(chloro−sulfonic acid)、サルフアミン酸(sul
−famic acid)、メチルクロロスルホネート
(methyl chlorosulfonate)、エチルクロロスルホ
ネート(ethyl chlorosulfonate)等のサルフア
ートリオキシド錯体(sulfur trioxide complex)
とピリジン(pyridine)、あるいは硫酸(sulfuric
acid)、またはピリジン−サルフアートリオキシ
ド(pyri−dine−sulfur trioxide)、トリメチル
アミン−サルフアートリオキシド(trimethyl−
amine−sulfur trioxide)、トリエチルアミン−
サルフアートリオキシド(triethyl−amine−
sulfur trioxide)等と反応させ、前記化合物を硫
酸化して、メチル(17β−アセトキシ−3−ヒド
ロキシ−6−オキソ−1,3,5(10)−エストラ
トリエン−16α−イル−2′,3′,4′−トリ−O−ア
セチル−β−D−グルコピラノシツド)ウロネー
ト−3−サルフエート−6−(O−カルボキシメ
チル)オキシムを得る工程、 (ホ) 前記(ニ)工程で得られた、化学構造式 で表示されるメチル(17β−アセトキシ−3−ヒ
ドロキシ−6−オキソ−1,3,5(10)−エスト
ラトリエン−16α−イル−2′,3′,4′−トリ−O−
アセチル−β−D−グルコピラノシツド)ウロネ
ート−3−サルフエート−6−(O−カルボキシ
メチル)オキシムと、p−ニトロフエノールとの
反応を、ジシクロヘキシルカルボジイミドの存在
下で遂行し、メチル(17β−アセトキシ−3−ヒ
ドロキシ−6−オキソ−1,3,5(10)−エスト
ラトリエン−16α−イル−2′,3′,4′−トリ−O−
アセチル−β−D−グルコピラノシツド)ウロネ
ート−3−サルフエート−6−〔O−(p−ニトロ
フエノキシ)カルボキシメチル〕オキシムを得る
工程、 (ヘ) 前記(ホ)工程で得られた、化学構造式 で表示されるメチル(17β−アセトキシ−3−ヒ
ドロキシ−6−オキソ−1,3,5(10)−エスト
ラトリエン−16α−イル−2′,3′,4′−トリ−O−
アセチル−β−D−グルコピラノシツド)ウロネ
ート−3−サルフエート−6−〔O−(p−ニトロ
フエノキシ)カルボニルメチル〕オキシムとウシ
血清アルブミンとを反応させ、6−オキソエスト
リオール−3−サルフエート−16α−グルクロナ
イド−アセテート−メチルエステル−6−(O−
カルボキシメチル)オキシム−BSA結合体を得
る工程、 (ト) 前記(ヘ)工程で得られた、化学構造式 で表示される6−オキソエストリオール−3−サ
ルフエート−16α−グルクロナイドアセテート−
メチルエステル−6−(O−カルボキシメチル)
オキシム−BSA結合体を部分加水分解し、化学
構造式 で表示される目的化合物たる6−オキソエストリ
オール−3−サルフエート−16α−グルクロナイ
ド−6−(O−カルボキシメチル)オキシム−
BSA結合体から成る新規ステロイド化合物を得
る工程から成るものである。 特許請求の範囲第3番目の発明は、前述の化学
構造式〔〕で表示される新規ステロイド化合物
たる6−オキソエストリオール−3−サルフエー
ト−16α−グルクロナイド−6−(O−カルボキ
シメチル)オキシム−BSA結合体が、該結合体
を抗原とする抗体を用いて免疫化学的測定方法に
よりエストリオール−3−サルフエート−16α−
グルクロナイドを測定する場合には、前記抗体の
特異性が高く、エストリオール−3−サルフエー
ト−16α−グルクロナイドを簡便、且つ正確に定
量することが出来るという前記新規ステロイド化
合物の性質を利用するものである。 以下、本発明の新規ステロイド化合物の具体的
な製造方法、製造工程途中で得られた化合物と最
終目的化合物との分析結果、ならびに最終目的化
合物たる新規ステロイド化合物を、エストリオー
ル−3−サルフエート−16α−グルクロナイドを
免疫化学的測定方法で測定する際の抗原として使
用する場合のその使用方法等について説明する。 実施例 1 前記化学構造式〔〕で表示される公知の化合
物、6−オキソエストリオール−16α−グルクロ
ナイド−アセテートメチルエステル−3−ベンジ
ルエーテル973mgをピリジン6mlに溶かした溶液
に、6mlの無水酢酸ピリジン6mlに溶かした溶液
を添加し、この混合物を70℃に1時間加温した。
次いで、反応混合物を氷冷されている水中に注い
だ後エチルアセテートで抽出し、有機層を5%
HC、水、5%NaHCO3、水の順で、洗滌して
から、無水Na2SO4で脱水し、最後に溶媒を真空
蒸発させた。この残渣物をシリカゲルを使用した
カラムクロマトグラフイーに付し、ヘキサン−エ
チルアセテート2:1の溶出物を状態ジクロロメ
タン−メタノールで再結晶し、前記化学構造式
〔〕で表示される化合物に相当するメチル
(17β−アセトキシ−3−ベンジルオキシ−6−
オキソ−1,3,5(10)−エストラトリエン−
16α−イル−2′,3′,4′−トリ−O−アセチル−β
−D−グルコピラノシツド)ウロネート450mgを
無色の針状結晶として得た。 前記再結晶化物の分析結果は次の通りである。 m.p. 160−164℃ 〔α〕20 D −35.1°(=0.10、CHC3) C40H46O14の計算値 C;63.99、H;6.17 実験値 C;64.00、H;6.38 N.m.r.(CDC3)δ: 0.78(3H,、18−CH3), 2.02、2.03、2.06、2.07(各3H、各、17β、
2−′、3−′、4′−OCOCH3), 3.78(3H,、18−COOCH3), 3.99(1H,、5′−H), 4.30(1H,、16β−H), 4.57(1H,、J=8Hz、1′−H), 4.90−5.40(3H,、2−′、3−′、4′−
H), 5.01(1H,、J=6Hz、17α−H), 5.13(2H,、3−OCH2C6H5), 7.00−7.70(8H,,amromaticH)。 前記工程で得られた化学構造式〔〕に相当す
る化合物メチル(17β−アセトキシ−3−ベンジ
ルオキシ−6−オキソ−1,3,5(10)−エスト
ラトリエン−16α−イル−2′,3′,4′−トリ−O−
アセチル−β−D−グルコピラノシツド)ウロネ
ート437mgをメタノール200mlに溶かした溶液を、
5%Pd/C527mgと共に、室温下H2気流中3.5時間
振とうした。次いで、セライトによる過操作で
触媒を除去した後、液物を真空蒸発操作に付
し、この残留物をヘキサン−エチルアセテート
(1:1)の混合溶媒を使用したシリカゲルのカ
ラムクラマトグラフイーに付した。引き続いて、
薄層クロマトグラフイーのスポツト(R0.34)
に相応する吸着剤の溶離物をジクロロメタン−メ
タノールの混合溶媒で再結晶化した結果、化学構
造式〔〕に相当する化合物、メチル(17β−ア
セトキシ−3−ヒドロキシ−6−オキソ−1,
3,5(10)−エストラトリエン−16α−イル−2′,
3′,4′−トリ−O−アセチル−β−D−グルコピ
ラノシツド)ウロネート185mgを、無色の針状結
晶として得た。 前記針状物の分析結果は次の通りである。 m.p. 207−210℃ 〔α〕20 D −160.9°(=0.09、CHC3) C33H40O14H2Oの計算値 C;58.41、H;6.24 実験値 C;58.49、H;6.20 N.m.r.(CDC3)δ: 0.78(3H,、18−CH3), 2.02、2.03、2.06、2.07(各3H、各、17β、
2−′、3−′、4′−OCOCH3), 3.77(3H,、18−COOCH3), 3.97(1H,、J=10Hz、5′−H), 4.55(1H,、J=7Hz、1′−H), 7.03(1H,dd、J=8,3Hz、2−H), 7.18(1H,、J=8Hz、1−H), 7.46(1H,、J=3Hz、4−H)。 MS m/z 660(M+) U.v.λEtOH naxnm:257,317 薄層クロマトグラフイーの別のスポツト
(R0.15)に相当する吸着剤の溶出物をジクロロ
メタン−メタノールの混合溶媒で再結晶した結
果、6ζ−ヒドロキシ化合物40mgを無色針状結晶と
して得た。 前記針状物の分析結果は次の通りである。 m.p. 230−235℃ 〔α〕20 D −106.3°(=0.09、CHC3) C33H42O14・H2Oの計算値 C;58.23、H;6.51 実験値 C;58.61、H;6.41 N.m.r.(CDC3)δ: 0.78(3H,、18−CH3), 2.02、2.03、and2.06(3H、3Hand6H、各
17β、2−′、3−′、4′−OCOCH3), 3.77(3H,、18−COOCH3), 3.97(1H,,J=10Hz、5′−H), 4.55(1H,,J=7Hz、1′−H), 6.72(1H,dd,J=9,3Hz、2−H), 7.00−7.55(2H,,1−,4−H)。 MS m/z 644(M−H2O)+ U.v.λEtOH naxnm:283,290(shoulder) 前記工程で得られた化学構造式〔〕に相当す
る化合物、メチル(17β−アセトキシ−3−ヒド
ロキシ−6−オキソ−1,3,5(10)−エストラ
トリエン−16α−イル−2′,3′,4′−トリ−O−ア
セチル−β−D−グルコピラノシツド)ウロネー
ト202mgとカルボキシメトキシルアミン塩酸塩482
mgとをメタノール32mlに溶かした溶液中に、酢酸
ナトリウム485mgを水4ml中に溶かした溶液を添
加し、この混合物を35℃で1晩攪拌し続けた。次
いで、メタノールを蒸発、除去した後の溶液を水
で希釈し、エチルアセテートで抽出後、有機層を
水で洗滌し、無水Na2SO4上で乾燥し真空下溶媒
を留去した。この乾燥物をシリカゲルを使用した
カラムクロマトグラフイーにかけ、クロロホル
ム/メタノール/水(80:20:2.5)の混合溶媒
の溶出物として化学構造式〔〕に相応する化合
物、メチル(17β−アセトキシ−3−ヒドロキシ
−6−オキソ−1,3,5(10)−エストラトリエ
ン−16α−イル−2′,3′,4′−トリ−O−アセチル
−β−D−グルコピラノシツド)ウロネート−6
−(O−カルボキシメチル)オキシム267mgを無色
の油状物質として得た。 前記油状物質の分析結果は次の通りである。 N.m.r.(CDC3)δ: 0.67(3H,、18−CH3), 2.02、2.05and2.08(6H、3Hand3H、各
17β、2′−、3−′、4′−OCOCH3), 3.74(3H,、18−COOCH3), 3.97(1H,,J=9Hz、5′−H), 4.60(3H,m,1′−H,=NOCH2−), 6.73(1H,,J=8Hz、2−H), 6.79(1H,,J=8Hz、1−H), 7.23(1H,,4−H)。 前記工程で得られた化学構造式〔〕に相当す
る化合物、メチル(17β−アセトキシ−3−ヒド
ロキシ−6−オキソ−1,3,5(10)−エストラ
トリエン−16α−イル−2′,3′,4′−トリ−O−ア
セチル−β−D−グルコピラノシツド)ウロネー
ト−6−(O−カルボキシメチル)オキシム242mg
をピリジン3mlに溶かした溶液に、氷冷されてい
るピリジン(1.0ml)−クロロスルホン酸(0.5ml)
複合体を添加し、この混合物を室温下に1晩攪拌
した。次いで、得られた反応混合物を5%
NaHCO350ml中に注ぎ、30分間攪拌後、この混
合溶液をアンバーライトXAD−4カラム(11cm
×1cm内径)に吸着させた。更にそのカラムを水
洗後、1滴の濃アンモニアを含んでいるメタノー
ルで溶離させた。しかる後に、溶出物を、シリカ
ゲルを使用したカラムクロマトグラフイーにか
け、更に、クロロホルム/メタノール/水(80:
20:2.5)の混合溶媒で溶離させ、化学構造式
〔〕に相応する化合物、メチル(17β−アセト
キシ−3−ヒドロキシ−6−オキソ−1,3,5
(10)−エストラトリエン−16α−イル−2′,3′,
4′−トリ−O−アセチル−β−D−グルコピラノ
シツド)ウロネート−3−サルフエート−6−
(O−カルボキシメチル)オキシム87mgを無色の
無定形物質として得た。 前記無定形物質の分析結果は次の通りである。 N.m.r.(CDC3)δ: 0.78(3H,、18−CH3), 1.97,1.98and2.04(3H、3Hand6H、各
17β、2′−、3−′、4′−OCOCH3), 3.70(3H,、−COOCH3), 3.22(1H,,J=9Hz、1′−H), 4.77(2H,,=NOCH2−), 7.10−7.80(3H,,aromaticH)。 IRνKBr naxcm-1: 1735(C=O), 1240(−OCOCH3), 1040(−OSO3H)。 前記工程で得られた化学構造式〔〕に相当す
る化合物、メチル(17β−アセトキシ−3−ヒド
ロキシ−6−オキソ−1,3,5(10)−エストラ
トリエン−16α−イル−2′,3′,4′−トリ−O−ア
セチル−β−D−グルコピラノシツド)ウロネー
ト−3−サルフエート−6−(O−カルボキシメ
チル)オキシム42mgをアセトニトリル4mlに溶か
した溶液に、ジシクロヘキシルカルボジイミド65
mgとp−ニトロフエノール100mgとを添加し、こ
の混合物を室温で遮光下21.5時間攪拌した。次い
で、窒素ガス気流中で溶媒を蒸発後、残渣物をエ
チルアセテートを展開溶媒とする分取用薄層クロ
マトグラフイーにかけ、スポツト(R0.4)に相
応する吸着剤をアセトニトリルで抽出した結果、
化学構造式〔〕に相当する化合物、メチル
(17β−アセトキシ−3−ヒドロキシ−6−オキ
ソ−1,3,5(10)−エストラトリエン−16α−
イル−2′,3′,4′−トリ−O−アセチル−β−D
−グルコピラノシツド)ウロネート−3−サルフ
エート−6−〔O−(p−ニトロフエノキシ)カル
ボニルメチル〕オキシム23mgを無色の油状物質と
して得た。 前記油状物質の分析結果は次の通りである。 N.m.r.(CD3OD)δ: 0.80(3H,、18−CH3), 1.99、2.06(各6H、各17β、2′−、3′−、
4′−OCOCH3), 3.71(3H,、18−COOCH3), 6.86(2H,,J=9Hz、
【式】), 7.20−7.80(3H,、1−,2−4−H), 8.09(2H,,J=9Hz、
【式】)。 0.1M燐酸塩緩衝液(PH7.4)1.2mlにウシ血清ア
ルブミン(BSA)27mgを溶かした溶液に、前記
工程で得られた化学構造式〔〕に相当する化合
物、メチル(17β−アセトキシ−3−ヒドロキシ
−6−オキソ−1,3,5(10)−エストラトリエ
ン−16α−イル−2′,3′,4′−トリ−O−アセチル
−β−D−グルコピラノシツド)ウロネート−3
−サルフエート−6−〔O−(p−ニトロフエノキ
シ)カルボニルメチル〕オキシム23mgをピリジン
0.5mlに溶かした溶液を加え、この混合物を室温
にて16時間攪拌した。次いで得られた反応液を、
4℃にて水で7時間、次いで0.05M NaHCO3
1晩透析した後、これを真空凍結乾燥し、化学構
造式〔〕に相応する化合物、6−オキソエスト
リオール−3−サルフエート−16α−グルクロナ
イドアセテート−メチルエステル−6−(O−カ
ルボキシメチル)オキシム−BSA結合体を得た。 引き続いて、前記工程で得られた6−オキソエ
ストリオール−3−サルフエート−16α−グルク
ロナイド−アセテート−メチルエステル−6−
(O−カルボキシメチル)オキシム−BSA結合体
を水50mlに溶かした溶液に5N NaOH0.08mlを加
えてPH12に調製し、室温にて26.5時間攪拌した。
次いで、反応液を冷流水で1晩透析した後、真空
冷凍乾燥した結果、化学構造式〔〕に相応する
目的化合物たる6−オキソエストリオール−3−
サルフエート−16α−グルクロナイド−6−(O
−カルボキシメチル)オキシム−BSA結合体33
mgを得た。 得られた前記結合体におけるステロイド:
BSAのモル比率は、濃硫酸による呈色反応を利
用した600nmにおける吸光度測定の結果、14:1
であることが確認された。 尚、以上の実施例における分取用薄層クロマト
グラフイーにはシリカゲル60HF254を、またカラ
ムクロマトグラフイーにはシリカゲル60(70−
230mesh)またはシリカゲルG(Type60)を使用
した。 実施例 2 抗体の作製(ウサギの免疫) 3匹の白色雄ウサギを、前記実施例1で得られ
た6−オキソエストリオール−3−サルフエート
−16α−グルクロナイド−6−(O−カルボキシ
メチル)オキシム−BSA結合体からなる抗原で
以下のごとく免疫した。 即ち、抗原0.5−1mgを殺菌処理されている等
張食塩水0.5mlに溶解し、これをFreundコンプリ
ートアジユバンド0.5mlでエマルジヨンにし、こ
のエマルジヨンをウサギの背中と足蹠とに数箇所
皮下注射した。この操作を1ケ月に1度の割で8
ケ月間繰り返し、最終注射の10日後に採血した。 前記採血した血液を、3000回転/分で15分間遠
心分離し、得られた抗血清を、0.004%のBSAを
含んでいる0.05Mホウ酸緩衝液(PH7.4)(以下、
アツセイバツハーと略す)で希釈して測定に使用
した。 アツセイ操作 標準曲線を、以下の操作で作製した。即ち、10
ml用遠心管に、アツセイバツハー0.1ml中に0,
50,100,250,500,700,1000,2000,5000pg
の非標識エストリオール−3−サルフエート−
16α−グルクロナイドを含む溶液0.1mlとアツセイ
バツハー0.1ml中に3H−標識エストリオール−3
−サルフエート−16α−グルクロナイド80pg
(8000d.p.m.)を含有している溶液0.1mlとを加え
た。各点の測定は二重測定法により行つた。 次いで、アツセイバツハーを添加することによ
り全量を0.3mlにした後、1:800,1:2000,
1:1800に希釈されている抗血清0.1mlを添加し
た。その混合物を4℃にて一夜〓置し、更にデキ
ストラン炭末を含有しているアツセイバツハー
0.4mlを添加した。この混合物を3000rpmで15分
間遠心分離し、上清液0.6mlをとり、放射活性を
計測し、標準曲線を作製した。 交叉反応について 6−オキソエストリオール−3−サルフエート
−16α−グルクロナイド−6−(O−カルボキシ
メチル)オキシム−BSA結合体で免疫した前述
のウサギから得られた抗血清について、17種類の
近縁ステロイドとの交叉反応性を試験した結果を
第1表に示す。 尚、第1表の交叉反応の欄における数値は、非
標識エストリオール−3−サルフエート−16α−
グルクロナイドの50%阻止量を100とし、これに
対する各種ステロイドの読みの比率の逆数を百分
率で表示したものである。
【表】
【表】 第1表の結果より明らかなように、本発明の新
規ステロイド化合物たる6−オキソエストリオー
ル−3−サルフエート−16α−グルクロナイド−
6−(O−カルボキシメチル)オキシム−BSA結
合体を抗原とする抗血清は、エストリオール−3
−サルフエート−16α−グルクロナイドに対する
特異性が極めて高く、近縁ステロイドとの交叉反
応性が低く抑えられているので、前記本発明の新
規ステロイド化合物が、免疫化学的測定方法によ
りエストリオール−3−サルフエート−16α−グ
ルクロナイドを定量する際の抗原として極めて有
用な物質であることが明確である。 尚、本発明の新規ステロイド化合物を抗原とし
て利用し、免疫化学的測定方法によりエストリオ
ール−3−サルフエート−16α−グルクロナイド
を測定する前記ステロイド化合物の使用方法を、
以上、ラジオイムノアツセイ法で測定する場合に
基いて説明したが、同様にして酵素免疫測定法、
血球凝集反応法、ラテツクス凝集反応法等の免疫
化学的測定方法でエストリオール−3−サルフエ
ート−16α−グルクロナイドを測定する場合に
も、抗原として使用し得るものであることは勿論
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 化学構造式 (式中、−NHBSAはウシ血清アルブミン残基
    を、Gは式 で表示されるグルクロニル基を表わす。以下同
    様)で表示される6−オキソエストリオール−3
    −サルフエート−16α−グルクロナイド−6−
    (O−カルボキシメチル)オキシム−BSA結合体
    からなる新規ステロイド化合物。 2(イ) 公知化合物である化学構造式 (式中、G′は式 で表示されるグルクロニル(アセテート−メチル
    エステル)基を表わす。以下同様)で表示される
    6−オキソエストリオール−16α−グルクロナイ
    ド−アセテート−メチルエステル−3−ベンジル
    エーテルの水酸基をアセチル化して、メチル
    (17β−アセトキシ−3−ベンジルオキシ−6−
    オキソ−1,3,5(10)−エストラトリエン−
    16α−イル−2′,3′,4′−トリ−O−アセチル−β
    −D−グルコピラノシツド)ウロネート−を得る
    工程、 (ロ) 化学構造式 で表示されるメチル(17β−アセトキシ−3−ベ
    ンジルオキシ−6−オキソ−1,3,5(10)−エ
    ストラトリエン−16α−イル−2′,3′,4′−トリ−
    O−アセチル−β−D−グルコピラノシツド)ウ
    ロネートを還元し、メチル(17β−アセトキシ−
    3−ヒドロキシ−6−オキソ−1,3,5(10)−
    エストラトリエン−16α−イル−2′,3′,4′−トリ
    −O−アセチル−β−D−グルコピラノシツド)
    ウロネートを得る工程、 (ハ) 化学構造式 で表示されるメチル(17β−アセトキシ−3−ヒ
    ドロキシ−6−オキソ−1,3,5(10)−エスト
    ラトリエン−16α−イル−2′,3′,4′−トリ−O−
    アセチル−β−D−グルコピラノシツド)ウロネ
    ートをカルボキシメトキシルアミンと反応させて
    メチル(17β−アセトキシ−3−ヒドロキシ−6
    −オキソ−1,3,5(10)−エストラトリエン−
    16α−イル−2′,3′,4′−トリ−O−アセチル−β
    −D−グルコピラノシツド)ウロネート−6−
    (O−カルボキシメチル)オキシムを得る工程、 (ニ) 化学構造式 で表示されるメチル(17β−アセトキシ−3−ヒ
    ドロキシ−6−オキソ−1,3,5(10)−エスト
    ラトリエン−16α−イル−2′,3′,4′−トリ−O−
    アセチル−β−D−グルコピラノシツド)ウロネ
    ート−6−(O−カルボキシメチル)オキシムを
    硫酸化してメチル(17β−アセトキシ−3−ヒド
    ロキシ−6−オキソ−1,3,5(10)−エストラ
    トリエン−16α−イル−2′,3′,4′−トリ−O−ア
    セチル−β−D−グルコピラノシツド)ウロネー
    ト−3−サルフエート−6−(O−カルボキシメ
    チル)オキシムを得る工程、 (ホ) 化学構造式 で表示されるメチル(17β−アセトキシ−3−ヒ
    ドロキシ−6−オキソ−1,3,5(10)−エスト
    ラトリエン−16α−イル−2′,3′,4′−トリ−O−
    アセチル−β−D−グルコピラノシツド)ウロネ
    ート−3−サルフエート−6−(O−カルボキシ
    メチル)オキシムに、ジシクロヘキシルカルボジ
    イミドの存在下において、p−ニトロフエノール
    を反応させ、メチル(17β−アセトキシ−3−ヒ
    ドロキシ−6−オキソ−1,3,5(10)−エスト
    ラトリエン−16α−イル−2′,3′,4′−トリ−O−
    アセチル−β−D−グルコピラノシツド)ウロネ
    ート−3−サルフエート−6−〔O−(p−ニトロ
    フエノキシ)カルボニルメチル〕オキシムを得る
    工程、 (ヘ) 化学構造式 で表示されるメチル(17β−アセトキシ−3−ヒ
    ドロキシ−6−オキソ−1,3,5(10)−エスト
    ラトリエン−16α−イル−2′,3′,4′−トリ−O−
    アセチル−β−D−グルコピラノシツド)ウロネ
    ート−3−サルフエート−6−〔O−(p−ニトロ
    フエノキシ)カルボニルメチル〕オキシムをウシ
    血清アルブミンと反応させ、6−オキソエストリ
    オール−3−サルフエート−16α−グルクロナイ
    ド−アセテート−メチルエステル−6−(O−カ
    ルボキシメチル)オキシム−BSA結合体を得る
    工程、 (ト) 化学構造式 で表示される6−オキソエストリオール−3−サ
    ルフエート−16α−グルクロナイド−アセテート
    −メチルエステル−6−(O−カルボキシメチル)
    オキシム−BSA結合体を部分加水分解し、化学
    構造式 で表示される6−オキソエストリオール−3−サ
    ルフエート−16α−グルクロナイド−−6−(O
    −カルボキシメチル)オキシム−BSA結合体と
    することを特徴とする新規ステロイド化合物の製
    造方法。 3 化学構造式 で表示される6−オキソエストリオール−3−サ
    ルフエート−16α−グルクロナイド−−6−(O
    −カルボキシメチル)オキシム−BSA結合体か
    らなることを特徴とする免疫化学的測定方法によ
    るエストリオール−3−サルフエート−16α−グ
    ルクロナイド測定用抗原。
JP17092683A 1983-09-16 1983-09-16 新規ステロイド化合物,その製造方法,及びその化合物からなる免疫化学的測定方法によるエストリオ−ル−3−サルフエ−ト−16α−グルクロナイド測定用抗原 Granted JPS6061597A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17092683A JPS6061597A (ja) 1983-09-16 1983-09-16 新規ステロイド化合物,その製造方法,及びその化合物からなる免疫化学的測定方法によるエストリオ−ル−3−サルフエ−ト−16α−グルクロナイド測定用抗原

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17092683A JPS6061597A (ja) 1983-09-16 1983-09-16 新規ステロイド化合物,その製造方法,及びその化合物からなる免疫化学的測定方法によるエストリオ−ル−3−サルフエ−ト−16α−グルクロナイド測定用抗原

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6061597A JPS6061597A (ja) 1985-04-09
JPH0432840B2 true JPH0432840B2 (ja) 1992-06-01

Family

ID=15913917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17092683A Granted JPS6061597A (ja) 1983-09-16 1983-09-16 新規ステロイド化合物,その製造方法,及びその化合物からなる免疫化学的測定方法によるエストリオ−ル−3−サルフエ−ト−16α−グルクロナイド測定用抗原

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6061597A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61132867A (ja) * 1984-11-30 1986-06-20 Akiko Kubodera エストリオ−ル3−サルフエ−トのイムノアツセイ
JP5329994B2 (ja) * 2009-01-22 2013-10-30 栄研化学株式会社 試料中のエクオールの免疫測定法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6061597A (ja) 1985-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5559210A (en) Reagents and methods for the detection and quantification of testosterone in fluid samples
JPH0432840B2 (ja)
JPH0720985B2 (ja) ハプテン―蛋白質―接合体及び免疫検定法
US4740476A (en) Immunoassay for estriol-3-sulfate
JPH08333398A (ja) コルチゾールについてのイムノアッセイ方法及びそれに使用する試薬
Kellie The radioimmunoassay of steroid conjugates
EP0094251B1 (en) 4- or 6-substituted aldosterones, their production and use in immunoassay
JPH0432839B2 (ja)
JPS6254318B2 (ja)
JPS6224744B2 (ja)
JPS6028987A (ja) 新規ジゴキシン誘導体
JPS6224742B2 (ja)
Toshio et al. Preparation of specific antisera to estrone-3-glucuronide and estriol-3-glucuronide
Shimada et al. Preparation of specific antisera to digoxin using hapten-[C-17]-and [C-12]-bovine serum albumin conjugates
KR930000056B1 (ko) 에스트리올-3-설페이트의 면역분석
Nambara et al. A direct radioimmunoassay of estradiol 3-glucuronide using specific antiserum
JPS6224743B2 (ja)
IKEGAWA et al. Preparation of specific antisera to 3β-hydroxy-5-cholenoic acid by immunization with conjugates attached to protein through the C-3 position
JPS6223821B2 (ja)
Nakagomi et al. Preparation of specific antisera to 15α-hydroxyestrogen 15-N-acetylglucosaminides
US5525526A (en) Immunoassay for inositols
EP0629292A1 (en) Method for making a preconjugate
IKEGAWA et al. Preparation and comparative properties of antisera against glyco-3β, 12α-dihydroxy-5-cholen-24-oic acid linked to bovine serum albumin at the C-3, C-15α, and C-24 positions
JPH05294990A (ja) ジゴキシンの新規誘導体およびそれを用いて調製した抗ジゴキシン抗体
JPH01116450A (ja) 新規ステロイド化合物、該化合物の製造方法、および該化合物の使用方法