JPS583245Y2 - 配線用しや断器 - Google Patents
配線用しや断器Info
- Publication number
- JPS583245Y2 JPS583245Y2 JP2354078U JP2354078U JPS583245Y2 JP S583245 Y2 JPS583245 Y2 JP S583245Y2 JP 2354078 U JP2354078 U JP 2354078U JP 2354078 U JP2354078 U JP 2354078U JP S583245 Y2 JPS583245 Y2 JP S583245Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- movable
- conductor
- fixed
- bridging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Breakers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は可動橋絡接触子を備えた大容量の配線用しゃ断
器に関する。
器に関する。
可動接触子と負荷側固定導体とが可撓導体により接続さ
れた配線用しゃ断器では、大容量化に伴い上記可撓導体
の断面積が大きくなりがちで、その収納スペースが大き
くなると共に可撓導体の重量増大により可動接触子の開
閉動作、接点圧力付与に悪影響を及ぼす。
れた配線用しゃ断器では、大容量化に伴い上記可撓導体
の断面積が大きくなりがちで、その収納スペースが大き
くなると共に可撓導体の重量増大により可動接触子の開
閉動作、接点圧力付与に悪影響を及ぼす。
これをなくすため従来可動接触子を電源側、負荷側固定
導体間にまたがる可動橋絡接触子として構成したものが
ある。
導体間にまたがる可動橋絡接触子として構成したものが
ある。
従来この可動橋絡接触子は電源側に主可動接点を有し負
荷側に円弧状の接触部を有し、この円弧状接触部がばね
力によって負荷側固定導体の受部に直接圧接し、しゃ断
器開閉時の接触子の回動に伴い上記受部上を滑動するよ
うに構成されていた。
荷側に円弧状の接触部を有し、この円弧状接触部がばね
力によって負荷側固定導体の受部に直接圧接し、しゃ断
器開閉時の接触子の回動に伴い上記受部上を滑動するよ
うに構成されていた。
しかしながら可動橋絡接触子の回動によりその円弧状接
触部が圧接方向に上下動すると、この接触部と負荷側固
定導体の受部との接触圧が変り、これら両者間のまさつ
抵抗が変化して接触子の円滑を妨げる。
触部が圧接方向に上下動すると、この接触部と負荷側固
定導体の受部との接触圧が変り、これら両者間のまさつ
抵抗が変化して接触子の円滑を妨げる。
本考案は上記欠点をなくシ、可動橋絡接触子の開閉動作
を円滑にした配線用しゃ断器を提供するものである。
を円滑にした配線用しゃ断器を提供するものである。
実施例について説明すれば、第1図〜第3図において、
1はしゃ断器のベース、2はカバー、3は引外し装置、
4は操作ハンドル、5は引外し装置と操作ハンドルに連
結されたしゃ所用ばね5aを含むしゃ断器操作機構、6
は消弧装置、7はベース1に固定された電源側の第1固
定導体で、固定主接点7aと固定アーク接点7bとを有
する。
1はしゃ断器のベース、2はカバー、3は引外し装置、
4は操作ハンドル、5は引外し装置と操作ハンドルに連
結されたしゃ所用ばね5aを含むしゃ断器操作機構、6
は消弧装置、7はベース1に固定された電源側の第1固
定導体で、固定主接点7aと固定アーク接点7bとを有
する。
8は複数個並列にして構成した可動橋絡接触子であり、
一端に可動主接点8aを固着し、他端には円弧状の接触
部8bを形成したものである。
一端に可動主接点8aを固着し、他端には円弧状の接触
部8bを形成したものである。
9は可動橋絡接触子8と並んでその中央に位置した可動
アーク接触子であり、自由端側に固定アーク接点7bど
接離する可動アーク接点9aを有し、固定端側の基部9
Cには支軸9bが挿通されている。
アーク接触子であり、自由端側に固定アーク接点7bど
接離する可動アーク接点9aを有し、固定端側の基部9
Cには支軸9bが挿通されている。
10は操作機構5に連結しベー ス1に固定された固定
軸10 aを中心に回動する樋状に形成された可動アー
ムであり、その両側部の間に固定されたピン11.11
’によって可動橋絡接触子8を上下方向に可動的に支持
する。
軸10 aを中心に回動する樋状に形成された可動アー
ムであり、その両側部の間に固定されたピン11.11
’によって可動橋絡接触子8を上下方向に可動的に支持
する。
また可動アーム10の先端の腕10dには可動アーク接
触子9に固定されたワイプ軸12が挿通されて可動アー
ク接触子9を−L下方向に可動的に支持する。
触子9に固定されたワイプ軸12が挿通されて可動アー
ク接触子9を−L下方向に可動的に支持する。
ピン11.11’が嵌まる両液触子8,9の穴は」−下
方向に長い楕円形をしている。
方向に長い楕円形をしている。
10 b 、10 Cは可動橋絡接触子8と可動アーム
10の間に介在させた押ばねであり、接触子8を下方に
付勢して押ばね10 bは主接点7a、Baの間に接触
圧力を与え、押ばね10 Cは円弧状接触部8bと後述
の可動導体15との間に接触圧力を与える。
10の間に介在させた押ばねであり、接触子8を下方に
付勢して押ばね10 bは主接点7a、Baの間に接触
圧力を与え、押ばね10 Cは円弧状接触部8bと後述
の可動導体15との間に接触圧力を与える。
13はワイプ軸12に巻装して可動アーク接触子9と可
動アーム10の自由端との間に介在させた押ばわであり
、可動アーク接触子9を下方に付勢して、アーク接点7
b、9aの間に接触圧力を与えるものである。
動アーム10の自由端との間に介在させた押ばわであり
、可動アーク接触子9を下方に付勢して、アーク接点7
b、9aの間に接触圧力を与えるものである。
14は第1固定導体7と離してベース1上に取付けられ
た負荷側の第2固定導体であり、先端に突起導体14a
を有し、上方に支持板14bを有する。
た負荷側の第2固定導体であり、先端に突起導体14a
を有し、上方に支持板14bを有する。
支持板14bは支軸9bの嵌入穴を備えており、可動ア
ーク接触子9を枢支してその基部9cと支軸9bを取巻
く側面部において摺動接触する。
ーク接触子9を枢支してその基部9cと支軸9bを取巻
く側面部において摺動接触する。
この基部9Cと支持板14bの間の接触圧力は支軸9b
に巻装された押ばね9dによって付与され、押ばね9d
の両端は基部9Cと支軸9bの先端に螺合したナラ1〜
に係止している。
に巻装された押ばね9dによって付与され、押ばね9d
の両端は基部9Cと支軸9bの先端に螺合したナラ1〜
に係止している。
15は中央下面に凹部を有する可動導体であり、この凹
部が上記突起導体14aに嵌合して揺動自在に支持され
る。
部が上記突起導体14aに嵌合して揺動自在に支持され
る。
15 aは支持板14 bの下面と可動導体15の一端
側15bの間に張設された押ばねであり、可動導体15
を時計方向に付勢しその他端側15Cの一ヒ面を摺動接
触面として可動橋絡接触子の円弧状接触部8bに押し付
けるように作用する。
側15bの間に張設された押ばねであり、可動導体15
を時計方向に付勢しその他端側15Cの一ヒ面を摺動接
触面として可動橋絡接触子の円弧状接触部8bに押し付
けるように作用する。
この押ばね15aによって可動導体15に与えられる時
計方向の回転モーメントは可動橋絡接触子8を介して押
ばjplOcにより可動導体15に!j−えられる反時
計方向の回転モーメントと鉤合ってしゃ断器の閉路時に
は可動導体5をほは゛水平位置に保つ。
計方向の回転モーメントは可動橋絡接触子8を介して押
ばjplOcにより可動導体15に!j−えられる反時
計方向の回転モーメントと鉤合ってしゃ断器の閉路時に
は可動導体5をほは゛水平位置に保つ。
また可動導体15と突起導体15aとの間には押ばわ1
0 Cと15 aの加算されたばね圧が加わるため、こ
の部分の接触圧力は十分に大きく、安定した導電通路を
構成する。
0 Cと15 aの加算されたばね圧が加わるため、こ
の部分の接触圧力は十分に大きく、安定した導電通路を
構成する。
以上のように構成された本考案の一実施例について動作
を説明する。
を説明する。
しゃ断器の閉路状態では可動橋絡接触子8および可動ア
ーク接触子9は第2図に示すような位置におかれている
。
ーク接触子9は第2図に示すような位置におかれている
。
このとき可動橋絡接触子8は主接点7a、8aを介して
第1−固定導体7に接続され、可動導体15と突起導体
14 aを介して第2固定導体14に接続される。
第1−固定導体7に接続され、可動導体15と突起導体
14 aを介して第2固定導体14に接続される。
また可動アーク接触子9はアーク接点7b、9aを介し
て第1固定導体7に接続され、基部9Cと支持板14b
の摺動接触部を介して第2固定導体14に接続される。
て第1固定導体7に接続され、基部9Cと支持板14b
の摺動接触部を介して第2固定導体14に接続される。
この状態では第1固定導体7から第2固定導体14へ流
れる電流のうち、大部分が可動橋絡接触子8を流れ、残
りの部分が可動アーク接触子9を流れる。
れる電流のうち、大部分が可動橋絡接触子8を流れ、残
りの部分が可動アーク接触子9を流れる。
過電流通電による引外七装置3の作動あるいはハンドル
4の操作により、しゃ断器が開路するときは、開閉機構
5と共に可動アーム10が時計方向に回動し、これに伴
ってまず可動橋絡接触子8が回動して主接点7a、ga
が開離し、続いて可動アーク接触子9が回動してアーク
接点7b、9aが開離する(第1図参照)。
4の操作により、しゃ断器が開路するときは、開閉機構
5と共に可動アーム10が時計方向に回動し、これに伴
ってまず可動橋絡接触子8が回動して主接点7a、ga
が開離し、続いて可動アーク接触子9が回動してアーク
接点7b、9aが開離する(第1図参照)。
可動橋絡接触子8の上記回動により円弧状接触部8bは
第2固定導体14から遠ざかる方向に移動するが、ばね
15 aで押圧された可動導体15はこの接触部8bの
動きに追随して突起導体14 aを支点として揺動する
。
第2固定導体14から遠ざかる方向に移動するが、ばね
15 aで押圧された可動導体15はこの接触部8bの
動きに追随して突起導体14 aを支点として揺動する
。
そしてこの両者の運動範囲内では押ばね10 C,15
aが共に弾性限界内にあるので接触部8bと可動導体1
5との接触圧力はほとんど変化せず、従ってこれら両者
の接触面の摩擦抵抗の変化が少なく、接触部8bが可動
導体15上でスムーズに滑動することができる。
aが共に弾性限界内にあるので接触部8bと可動導体1
5との接触圧力はほとんど変化せず、従ってこれら両者
の接触面の摩擦抵抗の変化が少なく、接触部8bが可動
導体15上でスムーズに滑動することができる。
可動橋絡接触子8がしゃ断器閉成時に第1図の位置がら
第2図の位置に向って回動する場合も上記と同じ理由に
より接触子8の回動は円滑に行なわれる。
第2図の位置に向って回動する場合も上記と同じ理由に
より接触子8の回動は円滑に行なわれる。
また可動橋絡接触子8の接触部8bの寸法誤差があって
も、上記理由によりこの接触子の円滑な回動と安定な接
触がそこなわれることがない。
も、上記理由によりこの接触子の円滑な回動と安定な接
触がそこなわれることがない。
しゃ断器開放時、主接点7a、8aが離間した直後アー
ク接点7b、9aが接触しているほんのわづかの間、全
電流は可動アーク接触子9を流れる。
ク接点7b、9aが接触しているほんのわづかの間、全
電流は可動アーク接触子9を流れる。
そしてしゃ断器開放時のアークはこの後続いて離間する
アーク接点7b、93間に発生し悄弧装置6によってす
みやかに消去される。
アーク接点7b、93間に発生し悄弧装置6によってす
みやかに消去される。
このときのアーク電流は可動アーク接触子9に集中して
流れ、その基部9Cから支持板14bを介して第2固定
導体14に流れる。
流れ、その基部9Cから支持板14bを介して第2固定
導体14に流れる。
以上の説明から明らかなように本考案によれば、可動橋
絡接触子の回動が従来のものより円滑に行なわれるので
、その回動に要する操作力が小さくですみ、従って操作
機構を小形化できるというすぐれた効果が得られる。
絡接触子の回動が従来のものより円滑に行なわれるので
、その回動に要する操作力が小さくですみ、従って操作
機構を小形化できるというすぐれた効果が得られる。
第1図は本考案実施例の開路状態を示す横断面図、第2
図は同じく閉路状態を示す要部の側面図、第3図は同じ
く可動アームを取除いて示す要部の平面図である。 5:操作機構、7:第1固定導体、7a:固定主接点、
7b:固定アーク接点、8:可動橋絡接触子、8a:可
動主接点、8b:円弧状接触部、9:可動アーク接触子
、9a:可動アーク接点、10:可動アーム、10a:
固定軸、10 b、10 C:押ばわ、14:第2固定
導体、14a:突起導体、15:可動導体。
図は同じく閉路状態を示す要部の側面図、第3図は同じ
く可動アームを取除いて示す要部の平面図である。 5:操作機構、7:第1固定導体、7a:固定主接点、
7b:固定アーク接点、8:可動橋絡接触子、8a:可
動主接点、8b:円弧状接触部、9:可動アーク接触子
、9a:可動アーク接点、10:可動アーム、10a:
固定軸、10 b、10 C:押ばわ、14:第2固定
導体、14a:突起導体、15:可動導体。
Claims (1)
- 固定主接点を有する第1固定導体、第1固定導体と離れ
て位置する第2固定導体、上記固定主接点に接離する可
動主接点を一端に有し他端に円弧状接触部を有する可動
橋絡接触子、上記可動橋絡接触子を支持し操作機構に連
動して回動するように固定軸に支持された可動アーム、
前記第2固定導体に突設した突起導体、上記突起導体を
支点として揺動自在に支持されその一端側に上記可動橋
絡接触子の円弧状接触部に対する摺動接触面をもつ可動
導体、上記可動橋絡接触子と可動アームとの間に介在し
上記可動主接点の固定主接点に対する接触圧力および上
記円弧状接触部の可動導体に対する接触圧力を与える押
ばね、−上記押ばねによって可動導体の一端側に加えら
れる接触圧力と鉤合う力を上記可動導体の他端側に与え
る押ばねを備え、上記第1固定導体から固定主接点、可
動主接点、可動橋絡接触子、可動導体および突起導体を
経て第2固定導体に至る導電路を形成したことを特徴と
する配線用しゃ断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2354078U JPS583245Y2 (ja) | 1978-02-27 | 1978-02-27 | 配線用しや断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2354078U JPS583245Y2 (ja) | 1978-02-27 | 1978-02-27 | 配線用しや断器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54127164U JPS54127164U (ja) | 1979-09-05 |
JPS583245Y2 true JPS583245Y2 (ja) | 1983-01-20 |
Family
ID=28860338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2354078U Expired JPS583245Y2 (ja) | 1978-02-27 | 1978-02-27 | 配線用しや断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS583245Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-02-27 JP JP2354078U patent/JPS583245Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54127164U (ja) | 1979-09-05 |
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