JPS5832099B2 - 食品用自動無菌充填兼包装方法及びこれを実施する装置 - Google Patents

食品用自動無菌充填兼包装方法及びこれを実施する装置

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JPS5832099B2
JPS5832099B2 JP50042734A JP4273475A JPS5832099B2 JP S5832099 B2 JPS5832099 B2 JP S5832099B2 JP 50042734 A JP50042734 A JP 50042734A JP 4273475 A JP4273475 A JP 4273475A JP S5832099 B2 JPS5832099 B2 JP S5832099B2
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packaging
discharge
irradiation
filling
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バツハマン ロ−ベルト
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BEE BEE TSUEE AG BURAUN BOBERI UNTO CO
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ARUMINIUMUBERUKE AG
BEE BEE TSUEE AG BURAUN BOBERI UNTO CO
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B55/00Preserving, protecting or purifying packages or package contents in association with packaging
    • B65B55/02Sterilising, e.g. of complete packages
    • B65B55/04Sterilising wrappers or receptacles prior to, or during, packaging
    • B65B55/08Sterilising wrappers or receptacles prior to, or during, packaging by irradiation

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  • Toxicology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Closing Of Containers (AREA)
  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は予め滅菌されて充填兼包装位置に送られる食品
を、自動的に無菌充填及び包装する方法であって、その
際包装材料を強力な照射紫外線によって滅菌する形式の
ものに関する。
食品の自動的な無菌充填兼包装に対する関心は次第に高
まりつつあり、殊に予め滅菌されたミルクをカートン製
容器に無菌パックする方法の今日までにおける普及率に
は著しいものが見られる。
これらのカートン・パックは概ね四面体又は六面体の形
状を有し、筒状の包装材料から横方向封鎖方式で形成さ
れ、包装材料自体はローラから繰出される帯材によって
形成される。
無菌包装とは、一般に、無菌の冷たい食料商品を無菌条
件下で、予め滅菌された容器に充填することに限定する
ことが出来、場合により矢張り子め滅菌されたカバーを
有するこの容器は気密のパックを形成するように無菌室
内で閉鎖される。
更に、例えば深絞りにより予め製作され、食品充填後に
精錬アルミニウム箔を用いて熱封されるカップで、所定
単位量の食品を自動的に無菌包装することも重要であり
、これは通常ヨーグルト、チーズ、コーヒー用クリーム
のバッキングに応用されている。
これらの公知技術において肝要であるのは、例えば連語
及び殺菌貯蔵技術で実施されているような閉鎖容器内容
物の加熱殺菌を行なわないということである。
これによって多くの時間を費す加熱工程は省かれ、しか
もその充填物における味覚及び栄養化の変化を甘受しな
ければならないということがなくなる。
更にその包装容器の素材として、高熱に弱いプラスチッ
クを用いることも出来る。
ところで、当該技術分野において批判の対象となる点は
、予め滅菌加工された充填物が腐敗の起因となるバクテ
リア、黴、酵母等に感染することを殆ど絶対的に避ける
べく、包装材料が滅菌されねばならないということに在
る。
この際留意しておかねばならないのは、例えば、無菌ミ
ルクの場合そのパック内にほんの数滴であれバクテリア
が混入していれば確実に腐敗が生ずるということである
なお、既に多数の包装材料殺菌法が提案され、実地にお
いてその装置が使用されており、例えば包装材料を強力
な紫外線照射によって滅菌する方法は後記参考文献中の
[Verpackungs−Rund−8chauI(
包装技術展望)に記載されている。
これによれば波長254 nmの紫外線は全ての主要微
生物に対し非常に有効であることが証明されている。
然し乍ら各種微生物の照射紫外線に対する感度は様々で
あり、存在する全ての菌を殆ど完全に殺滅するには極め
て大きな照射線量が必要である。
上掲書中第54頁には、測定された高い殺菌効率が極く
短い照射距離についてしか当嵌らないということ、及び
包装材料の殺菌を果して所望の範囲に亘り、かつ充分な
しかも充填機に同調させうる速度で実施しうるか否かは
不明であるということが指摘されている。
そこで本発明の課題とするところは、上述の如き問題を
解決した上で、充填兼包装装置における包装材料の紫外
線照射による滅菌を、産業上実施しうるようにする方法
を提供することである。
この課題は本発明により、IA/cr?tを上回る放電
流密度及び5X10−”〜5X10−’トルの水銀圧力
を有する水銀高電流低圧放電によって照射紫外線UVを
生ぜしめ、包装材料上における紫外線照射の253.7
nm線のスペクトル照射値を少なくとも0.05 W/
criYにセットし、かつこの包装材料には少なくとも
1秒間に亘り紫外線を照射することで解決された。
既に述べた水銀放電を行えば、主要な菌類を驚く程効果
的に殺滅する紫外線スペクトルが生ぜしめられる。
この場合、253.7nm線における照射値の制■が行
われたとしても、そのスペクトル内に多量の184.9
nm線及び194.2nm線が含まれていることが重要
である。
既述の最低照射値及び包装材料の照射紫外線内最低滞在
時間が維持されるならば、包装材料は吃驚に値する程の
滅菌効率で処理され従って従来の一般的な予想に反して
、この紫外線照射による滅菌法を実験室段階を越えた大
規模な産業に利用しうるようになった。
次に図示の実施例につき本発明を説明する。
第1図において、包装材料1は予成形された容器例えば
カップとしてそのマガジンから供給され、矢印M方向で
搬送される。
この包装材料1は先ず赤外線IRの照射を受け、次いで
ケーシングとして形成された反射器6,7.8内に導か
れた放電管4の放電ギャップ5から紫外線UVの照射を
受ける。
照射紫外線を含有する反射器ケーシングは紫外線照射通
路として表現することも出来る。
予め滅菌された充填物例えばヨーグルト乃至コーヒー用
クリームは、充填ステーションFの下で順次カップに充
たされる。
ローラR1から繰出され、例えば50〜100μmの厚
さを有するアルミニウム製封鎖箔としての包装材料2は
、包装材料1と同様に、先ず赤外線照射通路と紫外線照
射通路とを通過せしめられ、次いで偏向ローラを介して
打抜兼封鎖ステーション10に達する。
このステーション10ではカバーが封鎖箔から打抜かれ
、充填されたカップはこのカバーを用いて熱封により気
密閉鎖される。
このようにして出来上った所定単位量分パックは次いで
機械の右側から搬出される。
この装置を出来るだけ無菌状態に保っておくためには、
上方から滅菌された空気Stが吹きつけられるが、この
空気吹きつけを側方から水平方向で行うことも可能であ
る。
第2図においては、包装材料3、例えばプラスチックコ
ーティングされたアルミニウム箔で積層された紙から成
る合成包装材料が、ローラR2から矢印M方向で紫外線
照射通路内に導入されるが、この通路は包装材料3の両
側に配置され放電管4を有する2つの反射器ケーシング
6.7.8から成っている。
次いで、この包装材料3は図示されてない装置を介して
ホース乃至管T内で変形せしめられ、符号Qの位置で横
方向封鎖されて、完成したパックPとして機械外に押出
される。
この場合液状充填物の充填は充填ステーションFから包
装材料用のホース乃至管Tに導入されている管を介して
行われる。
この第2図の装置においても第1図の場合と同様に有利
には紫外線照射通路の手前に赤外線照射通路を設けるこ
とができる。
仮令包装材料1,2.3がどのような形状を呈するとし
ても、正しい照射値で本発明による波長スペクトルを包
装材料に照射するべく、複数の放電管4が設けられてお
り、これらの放電管は有利にはスイス国特許出願公告第
2994774号(ドイツ連邦共和国特許出願公告第P
2412997.3号)明細書に記載されているように
形成され、所望の照射紫外線は放電管4における放電ギ
ャップ5の部分から出される。
第3図においては、帯状の包装材料1 、2.3の上方
に蛇行する放電管4が示されており、この場合帯状包装
材料1,2.3の全幅に亘る放電管4の各部分がそれぞ
れ放電ギャップ5に相当するので、当該蛇行放電管4は
帯状包装材料L2,3の全幅に亘り互いに前後して配置
される4つの放電ギャップ5を有することになる。
紫外線照射による滅菌は次の形式で行われる:即ち、放
電管4は例えば水銀温度72℃、気圧的6×10−2ト
ル、電流密度10A/fflで作動され、これにより2
0%を上回る効率で波長253.7nmの強力な短波紫
外線が生せしめられ、この場合そのスペクトルは主要成
分として184.9nm線及び194.2nnn線をも
有している。
このような照射を受けると、後に詳述するように、バク
テリアは胞子を発生するものもしないものも全て数秒以
内に申し分のない滅菌率で処理されるが、黴殊にアスペ
ルギルス・ニゲル(Aspe−rgillus Nig
er)は著しい抵抗力を発揮する。
ところで、発生する黴の胞子を完全には滅さなくてもよ
い場合が屡々ある。
伺となれば、これらの黴類は有毒でもなければ病因性の
ものでもなく、更に例えば密封した牛乳容器(パック)
内では事実上増殖不能となるからである。
然しこのような黴の胞子をも殺す必要がある場合には、
本発明の一実施例によれば、包装材料1゜2.3が充填
兼包装装置における無菌部分で60°C以上の温度、例
えば80°C〜90’Cに加熱される。
なお、このような熱を加えれば黴類が数秒以内に剰す処
なく殺滅されることは周知である。
第1図による包装材料1,2の加熱は、これが照射紫外
線UV内に進入するに先立ち、赤外線IRを照射するこ
とによって実施される。
この場合の赤外線照射域は短いものにしておいてよい。
というのは、赤外線照射により生せしめられた温度が紫
外線照射通路内では紫外線損失出力つまりそのエネルギ
ー交換に基づく出力により維持されるか、或はむしろ二
、三度の上昇を見ることすらあり、これによって包装材
料は黴類を殺滅するために必要な温度に充分長く保たれ
るからである。
実地において試験された包装材料上の紫外線照射線量は
1.5Ws/fflであり、その場合測定は253.7
nm線に関してのみ行われた。
工学技術上妥当な包装材料送り速度を考慮すれば、その
照射値を0.3W/criに、その紫外線内滞在時間を
5秒にすると有利であることが判明した。
253.7nm線以外に184.9nm線及び194.
2nm線をも放射可能ならしめるためには、放電管4の
放電ギャップ5に前記の線を吸収しないような素材が用
いられ、この素材としては例えば高純度の石英、特に人
造石英が適当である。
このようにして、滅菌のために必要な紫外線スペクトル
が得られるばかりでなく、気中酸素からは相当量のオゾ
ン03が発生し、これは包装材料とその周辺との付加的
な滅菌に役立つ。
その形が容器状のものであれ、平らな帯材状のものであ
れ、包装材料が均等均質に照射を受けるということは特
に重要であり、これを遠戚するためには従来実地の上で
大きな難点があった。
然し本発明によればこの問題点も以下のようにして申し
分なく解決される。
先ず、矢印Mで示す包装材料1,2.3の運動方向に対
し垂直な方向での照射均質性は、放電管4の真直ぐな脚
部つまり放電ギャップ5が包装材料の全幅に亘って延在
し、かつ照射しようとする包装材料の平面と平行に、符
号Eで示す平面内で相前後して位置していることによっ
て保証され、更にこのような配置形式に基づく別の利点
として、場合により生じうる放電ギャップの不等老朽化
を、より効果的に回避することが出来るようになること
が挙げられる。
次に、限定区域における前記運動方向Mに沿った方向で
の照射均質性は、短波紫外線をよく反射し例えば超仕上
研磨され陽極処理されたアルミニウムから成る反射器に
よって保証される。
反射率が0.75より良好であるこの反射器は1つの上
位部分6とこれから有利には包装材料1,2.3に向っ
て鉛直に延びる2つの側位部分7,8とから戒り、一方
の側位部分7は包装材料L2,3が紫外線通路へ進入す
る箇所に、他方の側位部分8はその出口箇所に位置して
いる。
反射器を前記のように構成することにより、単に限定さ
れた照射区域が得られるだけではなく、意外にも包装材
料は極めて均質なしかも拡散した照射線で照射される。
この驚くべき結果の主たる原因は、本発明によるパラメ
ーターで行われる高電流低圧水銀放電が視覚でとらえら
れる程集中してはいけないということ、つまりその輻射
線が全放電室内に遍在ししかも吸収が行われないという
事実にある。
従ってこの反射器においては放射線の点源又は線源乃至
面源を光学的に制御する装置を用いなくてもよい。
放電ギャップ5と反射器6.7.8とが1つのケーシン
グ、殊に外部に対する開口が出来るだけ小さくされてい
るケーシング内に収められていると有利であり、この場
合包装材料1,2.3の出入口も出来るだけ密にシール
されているとよい。
このケーシングは照射紫外線が外部へ漏れないようにす
る遮蔽効果を発揮すると同時に、照射に伴い発生するオ
ゾン、特に充填ステーションF方向へのオゾンの拡散を
阻止する。
なお、反射器6゜7.8そのものをこのようなケーシン
グとして構成することも可能であり、その実施例は第1
図及び第2図に示されている。
このケーシング乃至反射器には、生成オゾン用の吸出装
置9を取付けることが可能であり、放電管4の電極室は
合目的的にはケーシング乃至反射器の外部で特別なラン
プハウス内に並列配置される。
ところで、包装材料上に照射される紫外線を申し分なく
均質にしかつ拡散させるためには、反射器の設計をそれ
相応に按排しなければならないが、この設計については
以下第4図に即して説明する:先ず包装材料1,2.3
に対する照射値■の変動を10%以内に、即ち△I/I
≦10%にしておくためには、反射率R≧0.75の反
射器を用いた場合、a/d≧0.5なる条件式が満され
ねばならない。
なおこの場合の値aは、放電ギャップ5の軸線から包装
材料L2,3までの垂直距離を表すO 上位の反射板6から放電ギャップの位置する平面Eまで
の垂直距離Cは、後から按排して調節することが出来る
が、然しこれを出来るだけ小さく、殊に2つの放電ギャ
ップの各軸線間の距離dより小さくしなければならない
こうすることにより周縁効果をより能率的に回避するこ
とが出来る。
更に周縁効果の減少を図るため、第4図においてeを出
来るだけ小さく、bを出来るだけ大きく設計する必要が
あり、この場合eは最外端放電ギャップ5′の軸線を隣
接側位部分7,8との最短距離をあられし、bは平面E
から包装材料に向う方向で測定した側位部分7,8の長
さを示す。
特に、e<1.5D(Dは放電ギャップ5の直径)及び
a −b = f (10mvtなる条件式が満される
ならば、入口としての側位部分7から出口としての側位
部分8までの全包装材料1,2.3に亘り△■/■≦1
0%が成立する。
既述のような均質拡散現象を生せしめる紫外線照射に際
しては、更に次に述べる利点が得られる:イ、予成形さ
れた容器の内部は、均等にしかも特に影を形成すること
なく照射され、深さ3crft幅6(mのカップ内部は
同じ放電管同じ反射器を用いたとしても、全ての箇所で
平らな帯材の場合と全く同じような迅速に滅菌が行われ
る。
口、必ずしも放電管4が一定の送り行程に合わせて調整
されねばならないということはない。
換言すれば、2つの送り行程間における予成形された容
器が、放電フィードルのどの位置で留められたとしても
、それは大した問題ではない。
第5図には微生物学的な滅菌試験の結果が示されており
、この試験に際してはIOA/iで6×1o−2トルの
水銀低圧高電流放電が行われ、実験対象上での照射値と
しては253.7nm線の0.3W/cutが採用され
た。
実験に供されたバクテリア及び黴の精製胞子培養物は、
所定の稀釈率で所定面上における−塗り当り1O?〜1
08の範囲で塗抹され乾燥され、次にこの培養物は種々
の時間で照射紫外線に曝され、更に洗い落された上で培
養された。
この菌減少度は次いで絶対的な滅菌性試験により確認さ
れた。
なお、実験の対象となった菌は下記の通りである: バチルス・スブテイリス(Bacillus 5uvt
ilis)の胞子、 バチルス・ステアロテルモフィルス(Bacillus
stearothermophi lus )の胞子、
エスケリキア・コリ(Escherichia Co1
1)、ムコル・ムチエト(M ucor mucedo
) 。
アスペルギルス・ニゲル(A spergil lus
Niger)、ペニシリウム・クリソゲヌム(Pen
icilliumchrysogenu m ) □ Escherichia Co11及びMucor m
ucedoは2〜3秒間に108を上回る殺菌効率にで
減少され、その他の菌に就でも第5図に示されたような
結果が得られた。
その総括的な結果によれば、スペクトル線波長253.
7 n m、照射値0.3W/iの場合、照射された全
ての短波紫外線は、(イ)5秒の照射時間内に胞子を形
成するバクテリアを殺菌効率K>106で殺菌し〔その
場合最も抵抗力が強いのはS ub−tillisとS
tearother mophi lusであり、菌
の単位面積(1−以下)当りの塗抹数は108までであ
った。
〕、(D)胞子を形成しないバクテリアを矢張り5秒の
照射時間内により高い殺菌効率で殺滅するが、(ハ)黴
の胞子を申し分のない殺菌効率で殺滅するためには、3
0秒迄の照射時間が必要とされ、この場合最も抵抗力が
強いのはAspergi llusNigerであった
このように黴を殺滅するため場合によっては長い照射時
間が必要とされるが、これを回避すべく本発明によれば
、既に述べたように赤外線と紫外線とを組合わせた照射
が行われる。
更に付言するならば、第1図における包装材料1及び2
の両面つまり食品の外側をも照射すると有効であり、こ
うすれば包装材料によって滅菌室が汚染されることは回
避される。
本発明による方法及びこれを実施する装置は、液状乃至
ペースト状の充填物を軟質又は半硬質のバッキング容器
に充填する場合、殊に予め滅菌されたミルクを筒状パッ
クに、或はヨーグルト、チーズ、コーヒー用クリーム等
を所定単位量分パックに充填する場合に好適である。
従来は主として水蒸気乃至過酸化水素H20□を用いた
滅菌が行われていたが、前者つまり水蒸気は高腐蝕性で
あるため、これを用いた滅菌には機械技術上で難点があ
り、過酸化水素によって滅菌を行う場合には、その方法
を合法的ならしめるため、該薬品即ちH2O2を確実に
食品から遠ざけておかねばならないという難点がある。
しかるに本発明による方法及び装置では上記のような欠
点が生ずることはない。
所定単位量分パックの場合は、そのカバー箔にラッカー
が塗布されかつ印刷され、しかも殊にこの箔は歪み易い
ので、このカバー箔に本発明による紫外線照射滅菌法を
施すことは極めて有意義である。
従ってさほどデリケートでない容器には旧来の例えば過
酸化水素滅菌法を施し、カバー用帯材にのみ紫外線を照
射するということも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は所定単位量充填物を無菌包装するための充填兼
包装装置の暗示図、第2図は予滅菌された液状充填物例
えば無菌ミルクを無菌包装する充填兼包装装置の暗示図
、第3図は包装材料上における蛇行放電管の配置形式を
示す図、第4図は包装材料上の反射器及びその中に配置
された放電管を示す図、第5図は各種の主要な微生物に
照射値0.3W/Cr?Lの紫外線を種々異なる時間単
位で照射した際のその照射時間tと殺菌効率にとの関係
を示すグラフである。 1.2.3・・・・・・包装材料、4・・・・・・放電
管、5・・・・・・放電ギャップ、6,7.8・・・・
・・反射器(ケーシング)、9・・・・・・吸出装置、
10・・・・・・打抜兼封鎖ステーション、F・・・・
・・充填ステーション、■R・・・・・・照射赤外線、
UV・・・・・・照射紫外線、R1、R2・・・・・・
管、St・・・・・・滅菌空気。 参考文献 ○ Tndustr、 alim、 agr、 + 1
956年、第635〜640頁、 ○ Food Technology、 1972年8
月、第70〜74頁(湿式及び加熱蒸気滅菌、所謂 J
a−mes−Dole法)、 ○ Food Technology 、 1973年
9月、第49頁(アルコール及び紫外線放射による滅菌
)、OTARA 271.1972年2月、第104頁
、 ○ Verpackungs −Rundschau
7 、1970年。 第51〜54頁、 ○ IMN 5031 Bestrahlung 、1970年8 月、第1葉第7項。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 予め滅菌されて充填兼包装位置に送られる食品を、
    自動的に無菌充填及び包装する方法であって、その際包
    装材料を強力な照射紫外線によって滅菌する形式のもの
    において、IA/(7を上回る放電流密度及び5×10
    −3〜5X10−1トルの水銀圧力を有する水銀高電流
    低圧放電によって照射紫外線UVを生ぜしめ、包装材料
    1. 2. 3上における紫外線照射の253.7nm
    線のスペクトル照射値を少なくとも0.05 W/cy
    rt、にセットし、かつこの包装材料1,2.3には少
    なくとも1秒間に亘り紫外線を照射することを特徴とす
    る食品用自動無菌充填兼包装方法。 2 少なくとも1本の放電管4を有し、放電ギャップ5
    を包囲する放電管素材が少なくとも184.9nm、
    194.2 nm及び253.7nmの波長範囲に対す
    る透過性を有していることを特徴とする、前記特許請求
    の範囲第1項記載の方法を実施する装置。
JP50042734A 1974-04-10 1975-04-08 食品用自動無菌充填兼包装方法及びこれを実施する装置 Expired JPS5832099B2 (ja)

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CH505074 1974-04-10
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DE (1) DE2425026C2 (ja)
DK (1) DK147156C (ja)
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FR (1) FR2267245B1 (ja)
GB (1) GB1460134A (ja)
IL (1) IL47044A (ja)
IT (1) IT1034928B (ja)
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