JPS5831546B2 - コシヨウテンヒヨウテイソウチ - Google Patents

コシヨウテンヒヨウテイソウチ

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JPS5831546B2
JPS5831546B2 JP50142545A JP14254575A JPS5831546B2 JP S5831546 B2 JPS5831546 B2 JP S5831546B2 JP 50142545 A JP50142545 A JP 50142545A JP 14254575 A JP14254575 A JP 14254575A JP S5831546 B2 JPS5831546 B2 JP S5831546B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surge
circuit
output
locating device
point locating
Prior art date
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Expired
Application number
JP50142545A
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English (en)
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JPS5266307A (en
Inventor
俊夫 桜井
敏夫 色川
富士夫 大塚
武 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Tohoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Tohoku Electric Power Co Inc
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tohoku Electric Power Co Inc, Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tohoku Electric Power Co Inc
Priority to JP50142545A priority Critical patent/JPS5831546B2/ja
Publication of JPS5266307A publication Critical patent/JPS5266307A/ja
Publication of JPS5831546B2 publication Critical patent/JPS5831546B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は故障点標定精度の向上を図るようにしたサージ
受信方式の故障点標定装置に関するものである。
従来、サージ受信方式の送電線故障点標定装置は、送電
線路の故障時に発生するサージを線路の両端の電気所で
捕え、そのサージの到着時間差から故障点までの距離を
標定できるようにしである。
したがって、この種の故障点標定装置においては故障(
せん絡)時点の同一サージを両端電気所で捕えることが
必要条件となる。
しかし線路のせん絡時のサージ波形は複雑な場合が多く
、特に雷によるせん絡時のサージ波形としては第1図に
示す如く高周波振動をともなって上昇した後、せん絡に
整向すると思われる波形が多数実測されている。
したがって、このようなサージが送電線路を伝播すると
その過程でサージが減衰して電気所に到達するため、線
路の故障地点(せん終点)が異なれば、当然両電気所に
到達するサージのレベルも異なってくる。
このため、第2図に示す如く、例えばA電気所では前駆
サージを、またB電気所ではせん絡サージを検出するこ
とになり、標定値としては図示tf2の誤差を生じて故
障点標定精度が低いのが欠点とされている。
本発明の上記の欠点を除去するためになされたもので、
送電線路のせん絡時の前駆サージのレベルを低減させて
せん絡時点のサージを検出し、さらにこの検出したサー
ジについて立上り原点を検出することにより、故障点標
定精度の向上を図ることができる故障点標定装置を提供
することを目的とする。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第3図はB形故障点標定装置の受信装置(親局)に本発
明を適用した回路例を示すものである。
即ち、第3図において、5URADJはサージ入力が加
えられるレベル設定器で、このレベル設定器5URAD
Jの出力を差動回路DEFの一方の入力端子に加えると
共に図示極性のダイオードRf1を並列接続した積分回
路INに加え、その出力を差動回路DEFの他方の入力
端子に加える。
上記積分回路INはサージを積分して急使な波形を緩や
かな波形に修正するものであり、また差動回路DEFは
レベル設定器5URADJの出力と積分回路INの出力
との差電圧を得るものである。
この差動回路DEFの出力を2段のレベル比較器COM
P−L、COMP−Hに加え、それぞれレベル比較設定
電圧VL、VHとそれぞれ比較検出する。
レベル比較器COMP−L、COMP−Hの出力をメモ
リ回路Ml、M2に加え、その出力をアンド回路AND
1 、AND2に加える。
また一方ノアンド回路ANDIにはクロックパルス発生
器CP1の出力と、ノット回路N0TIを介して得た前
記メモリー回路M2の出力をそれぞれ加える。
他方のアンド回路AND2にはクロックパルス発振器C
P2の出力と、返送信号を信号波増巾器SIGAMPに
より増幅して加えられたメモリー回路M3よりノット・
回路N0T2を介して得られた出力をそれぞれ加える。
これらアンド回路ANDI 、AND2の出力をオア回
路ORIを介してカウンタ←C0UNに加える。
次に上記のように構成された受信装置の作用を第4図に
示す各部の動作タイミングチャートを参照しながら述べ
る。
先ず、サージ人力■がレベル設定器5URADJに加わ
ると、このサージ人力■はレベル設定器5URADJに
よりレベルが設定された後、その出力■は差動回路DE
F、積分回路IN1ダイオードRf1に与えられる。
すると積分回路INでは第4図aに示すようにサージを
積分して急使た波形や緩やかた波形に修正し、その出力
■が差動回路DEFに加わる。
この差動回路DEFではレベル設定器5URADJの出
力■と積分回路INの出力■とにより、出力■として第
4図すに示すような差電圧を得る。
したがって、この差動出力■で得られるサージ成分とし
てはサージ人力■−積分回路出力■ 一差動回路出力■ となり、第4図すからも明らかな如く前駆サージの直流
重畳外のうち、直流上昇分が相殺される。
コノことにより、実質的には前駆サージのレベルを低減
させたことと等価になり、次段のレベル比ン 較器CO
MP−L 、COMP−Hにおいて、せん終点のサージ
検出が可能となる。
今、レベル比較器COMP−L、COMP−Hのレベル
比較設定電圧VL■、VH■の関係が第4図Cに示す如
くH −VL=−に設定しであるものとする。
従って差動回路DEFの出力@が前駆サージ期間tfの
ものであれば、この時の差動出力はレベル比較器COM
P−Lのレベル設定電圧VLよりも小さいので、このレ
ベル比較器COMP−Lからは出力が送出されない。
また差動回路DEFよりせん絡サージに対応する出力が
時点t。
より現われ上昇して行くが、その上昇期間t1はパル比
較器COMP−Lのレベル設定電圧VLよりも小さいの
で、この上昇期間t1に対してもレベル比較器COMP
−Lからは出力が送出されない。
差動回路DEFの出力が上昇期間t1を過ぎてレベル設
定電圧VLより大きくなると、レベル検出器COMP−
Lが検出動作し、その出力■(第4図d参照)によりメ
モリ回路M1を動作させる。
そしてこのメモリー回路M1の出力■はアンド回路AN
DIにクロックパルス発生器CPIの出力とメモリー回
路M2の出力[相]をノット回路N0T1により反転し
て得られた出力0と共に加えられる。
したがって、このアンド回路AND1はアンド条件が成
立するのでその出力@はオア回路ORIを介してカウン
ターC0UNに送り込まれる。
やがて差動回路DEFの出力がレベル設定電圧VLを越
えて次段のレベル設定電圧VHに至る期間t2を経過す
ると、レベル比較器COMP−Hがその時の差動回路D
EFの出力により動作し、その出力■がメモリー回路M
2に与えられる。
するとこのメモリー回路M2は動作し、その動作出力[
相]がノット回路N0T1により反転されてアンド回路
AND1に加わるので、このアンド回路AND1のアン
ド条件は不成立になり、カウンターC0UNは計数動作
を停止する。
これと同時にメモリー回路M2の出力[相]がアンド回
路AND2にノット回路N0T2の出力@及びクロック
パルス発生器CP2の出力と共に加わるので、アンド回
路AND2のアンド条件が成立し、その出力0がオア回
路OR1を介してカウンターC0UNに送り込まれる。
ここで、カウンターC0UNの計数動作としては前記ク
ロックパルス発振器CP1とCF2のパルス周波数の関
係をf1=2f2としであるので、レベル比較器COM
P−Lが動作してから次段のレベル比較器COMP−H
が動作するまでの期間t2は、レベル比較器COMP−
Hの動作後の計数動作に比べ2倍の速度となる。
したがって、レベル比較器COMP−LとCOMP−H
のレベル設H 定電圧VL 、VHの関係がVL=−としであることか
ら、上記期間t1とt2は等しくなり、また期間t2に
おけるカウンターC0UNの計数動作はレベル比較器C
OMP−Hの動作後の計数動作に比べ2倍の速度にしで
あるので、結果的には差動回路DEFよりせん絡サージ
に対応する出力が現われる時点t。
力ろ期間1=11+12をクロックパルス発生器CP2
のパルス周波数f2で計数したのと等価になる。
したがって、レベル比較器COMP−Lが動作してから
レベル比較器COMP−Hが動作するまでの期間t2、
すなわち2点レベルの検出時間差からせん絡サージの立
上り時点t。
を検出することができる。一方相手端送信装置から返信
信号[相]が送られてくると、この信号[相](第4図
e参照)は信号波増幅器S I GAMPにより必要に
応じた大きさに増幅し、その出力[相]によりメモリー
回路M3を動作させる。
したがって、このメモリー回路M3の動作出力■はノッ
ト回路N0T2により反転された出力[相]となってア
ンド回路AND2に加わるので、このアンド回路AND
2のアンド条件が不成立となり、カウンターC0UNの
計数動作が停止する。
なお、上記実施例で述べたB形故障点標定装置のシステ
ムとしては当然のことたがら相手端に送信装置が設置さ
れているが、ここでは相手端送信装置の説明を省略する
以上述べたように本発明によれば、サージ入力を積分器
により積分し、この積分器の出力とサージ入力との差を
小さくして送電線路のせん絡時の前駆サージのレベル低
下を図るようにしたので、それだけせん絡サージの検出
精度が向上し、さらにせん絡サージを2点レベル検出し
てその2点の検出時間差からサージの立上り原点を検出
するようにしたので、さらにその精度の向上を図ること
ができる故障点標定装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はせん緒言サージの実測波形図、第2図は送電線
の両端電気所でのサージ検出例の説明図、第3図は本発
明による送電線故障点標定装置の一実施例を示すブロッ
ク図、第4図a −eは同実施例の各部の動作タイミン
グチャートを示すものである。 IN・・・・・・積分回路、DEF・・・・・・差動回
路、COMP−L、COMP−H・・・・・・レベル比
較器、M1〜M3・・・・・・メモリー回路、ANDl
、AND2・・・・・・アンド回路、NOT 1 、
NOT 2・・・・・ラット回路、CPI 、CF2・
・・・・・クロックパルス発生器、C0UN・・・・・
・カウンター。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 送電線路の故障時に発生するサージを線路端の電気
    所で捕え、そのサージの到着時間差から故障点までの距
    離を標定するようにしたサージ受信方式の故障点標定装
    置において、サージ受信入力部に、前駆サージ及び閃絡
    サージを積分する積分回路と、この積分回路より得られ
    るサージ入力に対する積分出力と直接受信波形との差を
    取出して標定器に起動入力として与える差動回路とを設
    けるようにしたことを特徴とする故障点標定装置。 2 送電線路の故障時に発生するサージを線路端の電気
    所で捕え、そのサージの到着時間差から故障点までの距
    離を標定するようにした故障点標定装置において、サー
    ジ受信入力部に、前駆サージ及び閃絡サージを積分する
    積分回路と、この積分回路より得られるサージ人力/1
    ζ対する積分出力と直接受信波形との差を取出す差動回
    路と、この差動回路の差動出力を2点レベル検出してそ
    の2点の検出時間差からサージの立上り原点を検出する
    回路とを設けるようにしたことを特徴とする故障点標定
    装置。
JP50142545A 1975-11-29 1975-11-29 コシヨウテンヒヨウテイソウチ Expired JPS5831546B2 (ja)

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JP50142545A JPS5831546B2 (ja) 1975-11-29 1975-11-29 コシヨウテンヒヨウテイソウチ

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JPS5266307A JPS5266307A (en) 1977-06-01
JPS5831546B2 true JPS5831546B2 (ja) 1983-07-06

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JP50142545A Expired JPS5831546B2 (ja) 1975-11-29 1975-11-29 コシヨウテンヒヨウテイソウチ

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JPS53121141A (en) * 1977-03-30 1978-10-23 Fujitsu Ltd Transmission line fault point locating method

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JPS5266307A (en) 1977-06-01

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