JPS5811581B2 - コシヨウテンヒヨウテイソウチ - Google Patents

コシヨウテンヒヨウテイソウチ

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JPS5811581B2
JPS5811581B2 JP14254675A JP14254675A JPS5811581B2 JP S5811581 B2 JPS5811581 B2 JP S5811581B2 JP 14254675 A JP14254675 A JP 14254675A JP 14254675 A JP14254675 A JP 14254675A JP S5811581 B2 JPS5811581 B2 JP S5811581B2
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JP
Japan
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output
surge
circuit
level
differential circuit
Prior art date
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Application number
JP14254675A
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JPS5266308A (en
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桜井俊夫
色川敏夫
大塚富士夫
中村武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Tohoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Tohoku Electric Power Co Inc
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tohoku Electric Power Co Inc, Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tohoku Electric Power Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は故障点標定精度の向上を図るようにしたサージ
受信方式の故障点標定装置に関するものである。
従来、サージ受信方式の送電線故障点標定装置は、送電
線路の故障時に発生するサージを線路の両端の電気所で
捕え、そのサージの到着時間差から故障点までの距離を
標定できるようにしである。
したがって、この種の故障点標定装置においては故障(
せん絡)時点の同一サージを両端電気所で捕えることが
必要条件となる。
しかし線路のせん絡時のサージ波形は複雑な場合が多く
、特に雷によるせん絡時のサージ波形としては第1図に
示す如く高周波振動をともなって上昇した後、せん絡に
整向すると思われる波形が多数実測されている。
したがってこのようなサージが送電線路を伝播すると、
その過程でサージが減衰して電気所に到達するため、線
路の故障地点(せん終点)が異なれば、当然側電気所に
到達するサージのレベルも異なってくる。
このため、第2図に示す如く例えばA電気所では前駆サ
ージを、まだB電気所ではせん絡す一ゾを検出すること
になり、標定値としては図示tf2分の誤差を生じて故
障点標定精度が低下する欠点がある。
本発明は上記の欠点を除去するためになされたもので、
受信サージとこのサージを積分器により積分した積分出
力とを差動回路に与え、この差動回路に出力が得られた
場合には差動回路の出力を優先させ差動回路に出力が得
られない場合には直接サージ入力を出力することにより
、せん絡時の実故障サージの検出感度を高めて故障点標
定精度の向上を図ることができる故障点標定装置を提供
することを目的とする。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第3図はB形故障点標定装置の受信装置(親局)に本発
明を適用した回路例を示すものである。
即ち、第3図において、5UGADJはサージ入力が加
えられるとこれを適宜の大きさのレベルとするレベル設
定器で、このレベル設定器SURADJの出力を差動回
路DEFの一方の入力端子に加えると共に図示極性のダ
イオードRf1を並列接続した積分回路INに加え、そ
の出力を差動回路DEFの他方の入力端子に加える。
上記積分回路INはサージを積分して急峻な波形や緩や
かな波形に修正するものであり、また差動回路DEFは
レベル設定器5URADJの出力と積分回路INの出力
との差電圧を得るものである。
この差動回路DEFの出力をオア回路OR1を介してサ
ージ出力として取出すと共にノット回路N0T1を介し
てアンド回路AND1に加える。
このアンド回路AND1には前記レベル設定器5URA
DJの出力が加えられ、ノット回路N0T1を介して加
えられる差動回路DEFの出力とアンド条件が満たされ
るとその出力をサージ出力としてオア回路OR1を介し
て取出される。
次に上記のように構成されたサージ検出回路の作用を第
4図に示す動作タイミングチャートを参照しながら述べ
る。
今、レベル設定器5URADJに加えられるサージ入力
波形が第4図aに示す如、く急峻な波形の場合には、サ
ージ入力(1)はレベル設定器5URADJにより適宜
の大きさのレベルに設定された後、差動回路DEF、積
分回路IN。
ダイオードRf1に与えられる。
すると積分回路INではサージを積分して急峻な波形や
緩やかな波形に修正し、その出力が差動回路DEFに加
わる。
この差動回路DEFではレベル設定器5URADJの出
力(2)と積分回路INの出力(3)とにより、差電圧
(4)を得る。
この差動出力(4)で得られるサージ成分としては、サ
ージ入力(1)−積分回路出力(3)=差動回路出力(
4)となり、波形図からも明らかなように前駆サージの
直流重畳分のうち、直流上昇分が相殺される。
したがって、実質的には前駆サージのレベルを低減させ
たことと等価になり、これがサージ出力としてオア回路
OR1を介して取り出される。
この場合、差動回路DEFの出力(4)はノット回路N
0T1により反転されてアンド回路AND1に加わるの
で、このアンド回路AND1にレベル設定器5URAD
Jの出力が加わってもアンド条件は満たされず、出力は
送出2されない。
次にレベル設定器5URADJに入力されるサージ入力
波形が第4図すに示すように緩やかな場合について述べ
る。
この場合には差動回路DEFが積分回路INの応答時間
関数とサージの立上り時間関数との差を検出することに
なるので、せん絡サージの立上り波形が緩やかな程検出
レベルが低下し、極端な例を考えた場合、すなわち、積
分関数よりサージの立上り時間の遅れ(波頭なまり)に
対しては検出不能になり、差動回路DEFからは出力が
送出されない。
したがって、レベル設定器5URADJに上記のような
サージが入力されると、その出力(2)はアンド回路A
ND1に加わり、またこのとき差動回路DEFから出力
が送出されないので、ノット回路N0Tlより反転出力
がアンド回路AND1に加わる。
これにより、アンド回路AND1はアンド条件が成立し
、その出力(6)がオア回路OR1を介して直接線絡サ
ージを出力(7)として送出する。
このように本発明ではサージ入力の前駆サージのレベル
低減を積分差動検出により行ない、この積分差動検出不
能なサージ、即ち積分時定数より立上りの緩やかなサー
ジについては直接サージを出力するようにしたものであ
る。
したがって、急峻な立上りのサージ、特に雷事故サージ
入力に対しては主放電(せん略言)サージに移行する前
に重畳する先行放電(せん絡に至らない)、即ち前駆サ
ージを検出するようなことがなくなり、また緩やかな立
上りのサージ入力に対しては直接サージを送出させて前
駆サージのレベル低下による検出感度の低下を防止でき
る。
第5図は上記回路により検出されたサージをさらに2点
レベル検出直線補正を行なって、故障点標定精度の向上
を図るようにした他の実施例を示すものである。
即ち、オア回路OR1の出力を2段のレベル比較器CO
MP−L、COMP−Hに加え、それぞれレベル比較設
定電圧VL、VHと比較検出させる。
このレベル比較器COMP−L。COMP−Hの出力を
メモリ回路M1.M2に加え、その出力をアンド回路A
ND2.AND3に加える。
また一方のアンド回路AND2にはクロックパルス発振
器CP1の出力とノット回路N0T2を介して得た前記
メモリー回路M2の出力をそれぞれ加える。
他方のアンド回路AND3にはクロックパルス発振器C
P2の出力と返送信号を信号波増幅器SIGAMPによ
り増幅して加えられたメモリー回路M3よりノット回路
N0T3を介して得た出力をそれぞれ加える。
これらアンド回路AND2.AND3の出力をオア回路
OR1を介してカウンターC0UNに加える。
従って、上記構成において、オア回路OR1の出力がレ
ベル比較器COMP−L、COMP−Hに与えられると
、それぞれレベル比較設定電圧VL、VHと比較され、
レベル検出される。
この場合、レベル比較設定電圧VL、VHの関係はVL
=(VH)/2に設定しであるので、オア回路OR1の
出力に対しては最初にレベル検出器COMP−Lが検出
作動しその出力によりメモリー回路M1を動作させる。
このメモリー回路M1の出力はアンド回路アンド2にク
ロックパルス発生器CP1の出力とメモリー回路M2の
出力がノット回路N0T2により反転された出力と共に
加わる。
したがって、このアンド回路AND2はアンド条件が成
立するので、その出力はオア回路OR2を介してカウン
ターC0UNに送り込まれる。
次にレベル比較器COMP−Hが検出動作すると、その
出力がメモリー回路M2に与えられ、その動作出力がノ
ット回路N0T2により反転されてアンド回路AND2
に加わるので、このアンド回路AND2のアンド条件は
不成立になり、カウンターC0UNはパルス周波数f1
なるクロックパルスの計数を停止する。
これと同時にメモリー回路M2の出力がアンド回路AN
D3にノット回路N0T3の出力及びクロックパルス発
生器CP2の出力と共に加わるので、アンド回路AND
3のアンド条件が成立し、その出力がオア回路OR2を
介してカウンターC0UNに送り込まれる。
ここでカウンターC0UNの計数動作としては前記クロ
ックパルス発振器CP1とCF2のパルス周波数の関係
をf1=2f2としであるので、レベル比較器COMP
−Lが動作してから次段のレベル比較器COMP−Hが
動作するまでの間はレベル比較器COMP−Hの動作後
の計数動作に比べ2倍の速度となる。
したがって、レベル比較器COMP−LとCOMP−H
のレベル設定電圧の関係がVL=(VH)/2.クロッ
クパルス発生器CP1゜CF2の周波数の関係がf1=
2f2としであることから、レベル比較器COMP−L
が動作してからレベル比較器COMP−Hが動作するま
での期間、即ち、2点レベルの検出時間差から、せん絡
サージの立上り原点を検出することができる。
一方相手端送信装置から返送信号が送られてくると、こ
の信号は信号増幅器SIGAMPにより必要に応じた大
きさに増幅し、その出力によりメモリー回路M3を動作
させる。
したがって、メモリー回路M3の動作出力はノット回路
N0T3により反転された出力となってアンド回路AN
D3に加わるので、このアンド回路AND3のアンド条
件が不成立となり、カウンターC0UNの計数動作が停
止する。
上記構成とすれば、前駆サージのレベルを低減させたサ
ージ、又は直接サージを2点レベル検出してその検出時
間差からサージの立上り原点を検出するようにしたので
、故障点標定精度がより一層向上する。
以上述べたように本発明によれば、受信サージとこのサ
ージを積分器により積分した積分出力とを差動回路に与
え、この差動回路に出力が得られた場合には、差動回路
の出力を優先させ、差動回路に出力が得られない場合に
は直接サージ入力を出力することにより、せん絡時の実
故障サージの検出感度を高めて故障点標定精度を向上さ
せることができる故障点標定装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はせん終電サージの実測波形図、第2図は送電線
の両端電気所でのサージ検出例の説明図、第3図は本発
明の一実施例を示すブロック図、第4図a、bは同実施
例の各部のタイミングチャート、第5図は本発明の他の
実施例を示すブロック図である。 IN・・・積分回路、DEF・・・差動回路、N0T1
・・・ノット回路、ANDl・・・アンド回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 送電線路の故障時に発生するサージを線路端の電気
    所で捕え、そのサージの到着時間差から故障点までの距
    離を標定するようにしたサージ受信方式の故障点標定装
    置において、前記受信サージを積分器により積分してな
    る積分出力と、積分前の生サージ波形を差動回路に与え
    、この差動回路に出力が得られた場合には差動回路の出
    力を優先させ、また差動回路に出力が得られない場合、
    すなわちサージ入力波形の波頭立上り時間が前記積分時
    定数より遅いサージ入力に対しては直接サージ入力を出
    力するようにしたことを特徴とする故障点標定装置。
JP14254675A 1975-11-29 1975-11-29 コシヨウテンヒヨウテイソウチ Expired JPS5811581B2 (ja)

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JPS5266308A JPS5266308A (en) 1977-06-01
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