JPS5831352B2 - 新規なインド−ル誘導体、その製造方法及び医薬としての使用 - Google Patents
新規なインド−ル誘導体、その製造方法及び医薬としての使用Info
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- JPS5831352B2 JPS5831352B2 JP53119309A JP11930978A JPS5831352B2 JP S5831352 B2 JPS5831352 B2 JP S5831352B2 JP 53119309 A JP53119309 A JP 53119309A JP 11930978 A JP11930978 A JP 11930978A JP S5831352 B2 JPS5831352 B2 JP S5831352B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D471/00—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
- C07D471/02—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D471/04—Ortho-condensed systems
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
- A61P9/08—Vasodilators for multiple indications
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Veterinary Medicine (AREA)
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- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Indole Compounds (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式
(式中、Rはアルキル基を表わし、そしてZは水素原子
を表わす) の新規なインドール誘導体に関する。
を表わす) の新規なインドール誘導体に関する。
本発明は上記化合物の製造及び医薬としてのその使用に
も関する。
も関する。
化合物■はその塩基の形態又は有機酸もしくは無機酸と
の付加塩の形態で提供されてもよい。
の付加塩の形態で提供されてもよい。
それらは対応する塩基又は塩の光学異性体又はラセミ混
合物(racemic m1xtures )として
提供されてもよい。
合物(racemic m1xtures )として
提供されてもよい。
これらの形態はすべて本発明の範囲内にある。
化合物■は構造的にはアポビンカミンに類似しており、
それらの分子はアポビンカミンの5個の環のうち4個(
即ちA、B、C,E)を相互に結合させることによって
生成され、アポビンカミンは式 によって表わされる。
それらの分子はアポビンカミンの5個の環のうち4個(
即ちA、B、C,E)を相互に結合させることによって
生成され、アポビンカミンは式 によって表わされる。
それらはカッデスエチルアポビンカミン
(chanodesethyl apovincam
ines ) と名付けられる。
ines ) と名付けられる。
それらは本出願人のフランス特許第7625802号及
び第7716546号又は1977年8月22日に出願
された米国特許出願第826857号又は1977年8
月12日に出願された英国特許出願33838/77に
記載された式 の化合物と同じ骨格を有する。
び第7716546号又は1977年8月22日に出願
された米国特許出願第826857号又は1977年8
月12日に出願された英国特許出願33838/77に
記載された式 の化合物と同じ骨格を有する。
化合物■及び■と同様に、化合物Iは以後記載する興味
ある治療学的特性を有し、更にかかる特性を有する他の
化合物の合成のための価値ある中間体化合物でもある。
ある治療学的特性を有し、更にかかる特性を有する他の
化合物の合成のための価値ある中間体化合物でもある。
化合物Iは中でも2及びRが前記した意味を有する式■
のモノ置換トリブタンと式V (式V中、X及びYは各々酸素又は硫黄原子を表わし、 R1及びR2は各々1〜5個の炭素原子を有するアルキ
ル基を表わすか又は−緒になって2個又は3個の炭素原
子を有するアルキリデン鎖を形成するか又はフェニル基
を表わす) のアルデヒド−エステル(別名ニシントン、5ynth
on )と縮合させることによって製造される。
のモノ置換トリブタンと式V (式V中、X及びYは各々酸素又は硫黄原子を表わし、 R1及びR2は各々1〜5個の炭素原子を有するアルキ
ル基を表わすか又は−緒になって2個又は3個の炭素原
子を有するアルキリデン鎖を形成するか又はフェニル基
を表わす) のアルデヒド−エステル(別名ニシントン、5ynth
on )と縮合させることによって製造される。
本発明の一つの特徴に従えば、ピクテットースペングラ
ー(PICTE’r−8PENGLER)反応の条件下
に化合物■と化合物Vとを縮合せしめてテトラヒドロ−
β−カルボリン■を先ず生成せしめ、このものを第2段
階において酸加水分解に付して、この条件下に同時に環
化してカッデスエチルビンカミン■を与える化合物■を
生成せしめ、該カッデスエチルビンカミン■は脱水され
て、後記した本発明の化合物Iとなる。
ー(PICTE’r−8PENGLER)反応の条件下
に化合物■と化合物Vとを縮合せしめてテトラヒドロ−
β−カルボリン■を先ず生成せしめ、このものを第2段
階において酸加水分解に付して、この条件下に同時に環
化してカッデスエチルビンカミン■を与える化合物■を
生成せしめ、該カッデスエチルビンカミン■は脱水され
て、後記した本発明の化合物Iとなる。
本発明の特徴に従えば、シントン■は、2−ケトゲルタ
ール酸■を引き続いてジエステルX、誘導体XI(式M
中X、Y、R,及びR2は前記した意味を有スる)、モ
ノエステル■に転化され、モノエステル■を、所望によ
り、ジボランによってアルコール−エステル■に還元し
次いでアルコール基をピリジニウムクロロメートによっ
て酸化することを包含する方法によりアルデヒド−エス
テルVに転化することにより、2−ケトゲルタール酸■
から有利に製造することができる。
ール酸■を引き続いてジエステルX、誘導体XI(式M
中X、Y、R,及びR2は前記した意味を有スる)、モ
ノエステル■に転化され、モノエステル■を、所望によ
り、ジボランによってアルコール−エステル■に還元し
次いでアルコール基をピリジニウムクロロメートによっ
て酸化することを包含する方法によりアルデヒド−エス
テルVに転化することにより、2−ケトゲルタール酸■
から有利に製造することができる。
R−CH3、X、Y=0、R1、R2−CH3、Z=H
である場合の下記実施例は本発明の詳細な説明するがそ
の範囲を制限するものではない。
である場合の下記実施例は本発明の詳細な説明するがそ
の範囲を制限するものではない。
(1) ジエステル/yタールXI(X=Y=0.R
+ =R2= CH3)の製造 2−ケトゲルタール酸IX(26,2f−179m1)
をメタノール100rILl中に溶解し、濃硫酸2ml
を加える。
+ =R2= CH3)の製造 2−ケトゲルタール酸IX(26,2f−179m1)
をメタノール100rILl中に溶解し、濃硫酸2ml
を加える。
4時間の還流加熱後、メチルオルトホルメー)30ml
を加え、4時間還流加熱後反応混合物を水及びクロロホ
ルムで処理する。
を加え、4時間還流加熱後反応混合物を水及びクロロホ
ルムで処理する。
未だ少量のケトンを含有する残留物を無水メタノール5
0rfL11 メチルオルトホルメート25wLl及び
R2SO4,1mlで処理する。
0rfL11 メチルオルトホルメート25wLl及び
R2SO4,1mlで処理する。
8時間の還流加熱後、混合物をNa2CO3で飽和した
水500WLl中に注ぎ、2001rLlのCHCl3
、次いで2X100mlのCHCl3で抽出する。
水500WLl中に注ぎ、2001rLlのCHCl3
、次いで2X100mlのCHCl3で抽出する。
有機層を集め、Na2SO4上で乾燥し、沢過し、真空
下に蒸発させる。
下に蒸発させる。
残留物を真空下に再蒸留する。
化合物XI28.8S’が透明な液体として得られる。
沸点:100−115℃(約1m7ft)IRスペクト
ル:2810.1750.1430゜1100cIrL
’ NMRスペクトル(CDCI s ) :3.80 (
s ) 3 R3,75(s)3H: 3.25(s)
6H:2−25 (m : AABB’)4H (2)モノ酸■(X=Y=0.R,=R2=CH3)の
製造 ジエステルXI(28,4P−129ミリモル)をメタ
ノール1207711及びH2O501nlの混合物に
溶解する。
ル:2810.1750.1430゜1100cIrL
’ NMRスペクトル(CDCI s ) :3.80 (
s ) 3 R3,75(s)3H: 3.25(s)
6H:2−25 (m : AABB’)4H (2)モノ酸■(X=Y=0.R,=R2=CH3)の
製造 ジエステルXI(28,4P−129ミリモル)をメタ
ノール1207711及びH2O501nlの混合物に
溶解する。
H2O2Sm1中のNaOH5,16(129ミリモル
ー1当量)の溶液を加え、混合物を室温で44時間攪拌
する。
ー1当量)の溶液を加え、混合物を室温で44時間攪拌
する。
次いで混合物を氷酢酸7.78f(129ミ!Jモルー
1当量)により中和し、そして酢酸エチル3×1501
nlにより抽出する。
1当量)により中和し、そして酢酸エチル3×1501
nlにより抽出する。
有機相を集め、乾燥し、真空下に蒸発させる。
残留物を蒸留により精留する。
出発生成物■2.2r(沸点110℃/ 1 mm )
及び所望ノモノ酸■18.5P:(沸点140℃10.
2間)IRスペクトル:3300,2830.1750
.1700.1060cIIL ’ NMRスペクトル(CDC13):8.90(s)In
2.80(s)3H13,28(s)6H12,30(
m、 AA’BB’) 4H (3)エステル−アルコール■(X=Y=0.R,=R
2= CHa )の製造 酸■(3,64P−17,6ミリモル)を新たに蒸留し
た無水テトラヒドロフラン50m1に溶解する。
及び所望ノモノ酸■18.5P:(沸点140℃10.
2間)IRスペクトル:3300,2830.1750
.1700.1060cIIL ’ NMRスペクトル(CDC13):8.90(s)In
2.80(s)3H13,28(s)6H12,30(
m、 AA’BB’) 4H (3)エステル−アルコール■(X=Y=0.R,=R
2= CHa )の製造 酸■(3,64P−17,6ミリモル)を新たに蒸留し
た無水テトラヒドロフラン50m1に溶解する。
その溶液に細かく分割したNaBH41,50f(39
,6ミリモル)を速みやかに加え、5℃に冷却し、BF
3 エーテラート(6,5ml、7.49P、52.8
ミ!Jモル)を窒素被覆下に維持された溶液に1滴ずつ
加える。
,6ミリモル)を速みやかに加え、5℃に冷却し、BF
3 エーテラート(6,5ml、7.49P、52.8
ミ!Jモル)を窒素被覆下に維持された溶液に1滴ずつ
加える。
1時間攪拌後、過剰のB2H6を無水テトラヒドロフラ
ン中の氷酢酸溶液により分解する。
ン中の氷酢酸溶液により分解する。
反応混合物をブライン300m1中に注ぎ、2001r
Llのクロロホルム、次いで2×1001rLlのクロ
ロホルムで抽出する。
Llのクロロホルム、次いで2×1001rLlのクロ
ロホルムで抽出する。
抽出溶液をNa2CO3で飽和した溶液1501nlで
洗浄し、Na2 so4上で乾燥し、沢過し、p液を真
空下に蒸発させる。
洗浄し、Na2 so4上で乾燥し、沢過し、p液を真
空下に蒸発させる。
化合物■3.14fが無色の油状物として得られる。
IRスペクトル:3480.2830.1745.10
05CIrL ’ NMRスペクトル(CDCI 3) :3.80(s)
3H;3.60 iJ = 7H,Z、、2H7,,3
,30(s ) IH:3.25 (s ) 6H:
1.95及び1.504H複雑多重線。
05CIrL ’ NMRスペクトル(CDCI 3) :3.80(s)
3H;3.60 iJ = 7H,Z、、2H7,,3
,30(s ) IH:3.25 (s ) 6H:
1.95及び1.504H複雑多重線。
(4)アルデヒドケタール■(R1−R2−CH3、X
=Y=0)の製造 ピリジニウムクロロクロメート7r(32,6ミリモル
ー2当量)及び無水CH2Cl21001rLl中の酢
酸ナトリウム2.67 fl (32,6ミリモル)か
ら成る懸濁液を調製する。
=Y=0)の製造 ピリジニウムクロロクロメート7r(32,6ミリモル
ー2当量)及び無水CH2Cl21001rLl中の酢
酸ナトリウム2.67 fl (32,6ミリモル)か
ら成る懸濁液を調製する。
該懸濁液を0℃に冷却し、CH2Cl250TLl中に
溶解したアルコールXI[I (3,14f、 16.
3ミリモル)を1滴ずつ加える。
溶解したアルコールXI[I (3,14f、 16.
3ミリモル)を1滴ずつ加える。
0℃で2時間及び室温で24時間後、クロム塩を無水エ
ーテル250ritlによって沈殿させる。
ーテル250ritlによって沈殿させる。
溶液をフロリジル(Florisil ) 40 ?の
カラムにて濾過する。
カラムにて濾過する。
固体残留物を2×250m1の無水エーテルで洗浄し、
かくして得られた抽出物を上記フロリジルカラムで1過
する。
かくして得られた抽出物を上記フロリジルカラムで1過
する。
蒸発後、所望のアルデヒドv2.ioyが得られる。
IRスペクトル:2840,2740.1750゜17
20CIrL ’ NMRスペクトル(CDCI3):9.75(bt)I
H13,80(s)3H,3,25(s)6H。
20CIrL ’ NMRスペクトル(CDCI3):9.75(bt)I
H13,80(s)3H,3,25(s)6H。
2.10−2.50m 4H
(5) テトラヒドロカルボリンVI(Z=H,R=
CH3、R,= R2= CH3、X=Y=O)アルデ
ヒドケタールV(4,71’)及びNメチルトリプタミ
ン(式IV:Z=H,R−CH3)(435f?)を無
水ベンゼン501rLl中に溶解する。
CH3、R,= R2= CH3、X=Y=O)アルデ
ヒドケタールV(4,71’)及びNメチルトリプタミ
ン(式IV:Z=H,R−CH3)(435f?)を無
水ベンゼン501rLl中に溶解する。
氷酢酸5mlを加え、混合物を4時間還流加熱する。
通常の処理により残留物9.06rが得られ、このもの
をシリカのカラムで精製する。
をシリカのカラムで精製する。
溶出剤CHCl3−メタノール9515゜純粋r(テト
ラヒドロカルボリンVI 3.96 S’カ得られる。
ラヒドロカルボリンVI 3.96 S’カ得られる。
IRスペクトル:3280(NH)、2840(OMe
)、2800 (NMe )、1750.1460.
1200,1100.750CIfL−1HMRスペク
トル(CDCI3):8.20 1H17,0−7,6
0(m ) 4H,3,78(s ) 3H。
)、2800 (NMe )、1750.1460.
1200,1100.750CIfL−1HMRスペク
トル(CDCI3):8.20 1H17,0−7,6
0(m ) 4H,3,78(s ) 3H。
3.50(m)IH,3,25(s)3H13,20(
s ) 3H,2,80(m) 4H12,45(s)
3H,1,90(m)4H(6) カッデスエチルア
ポビンカミンI (R=CH3、Z−H)の製造 テトラヒドロカルボリンVl(4,5P)をトリフルオ
ロ酢酸2TLlを加えたクロロホルム51rll中に溶
解する。
s ) 3H,2,80(m) 4H12,45(s)
3H,1,90(m)4H(6) カッデスエチルア
ポビンカミンI (R=CH3、Z−H)の製造 テトラヒドロカルボリンVl(4,5P)をトリフルオ
ロ酢酸2TLlを加えたクロロホルム51rll中に溶
解する。
反応をNMRにより追跡する。55℃で16時間及び通
常の処理後、薄層クロマトグラフィーにより均質な極性
の小さい生成物として化合物13.2fが得られる。
常の処理後、薄層クロマトグラフィーにより均質な極性
の小さい生成物として化合物13.2fが得られる。
IRスペクトル:2960.2900.2840.28
00.1720.164011620゜1460.13
00S 1250,740CrrL ’NMRスペクト
ル(CDC13)ニ ア、60−7.00 (m )4H1 6,45(dd、J=7H2,3Hz)IH13,95
(s)3H12,50(s ) 3H0(7) カッ
デスエチルアポビンカミンI(R−CH2CH3、Z−
H)の製造 前記した方法により、Rがエチル基を表わす式Iの化合
物を製造する。
00.1720.164011620゜1460.13
00S 1250,740CrrL ’NMRスペクト
ル(CDC13)ニ ア、60−7.00 (m )4H1 6,45(dd、J=7H2,3Hz)IH13,95
(s)3H12,50(s ) 3H0(7) カッ
デスエチルアポビンカミンI(R−CH2CH3、Z−
H)の製造 前記した方法により、Rがエチル基を表わす式Iの化合
物を製造する。
それは下記の特性を有する:
融点:塩基 120−121℃
塩酸塩 194−195℃
質量スペクトル:Cl8H2oN202に対して計算さ
れた2 96M+(m/e ) IRスペクトル: 2960.2900.2840.2
800.1720.1640.162011440.1
300CIrL−1 NMRスペクトル(CDC13、δ)ニ ア、6−7.00 (m、 4H) : 6.45 (dd、J= 7H2,3Hz、IH)4.
0(s、3H)、1.66(t、3H)本発明は前記生
成物の工業的使用、中でも医薬としての使用に関するも
のである。
れた2 96M+(m/e ) IRスペクトル: 2960.2900.2840.2
800.1720.1640.162011440.1
300CIrL−1 NMRスペクトル(CDC13、δ)ニ ア、6−7.00 (m、 4H) : 6.45 (dd、J= 7H2,3Hz、IH)4.
0(s、3H)、1.66(t、3H)本発明は前記生
成物の工業的使用、中でも医薬としての使用に関するも
のである。
式Iの化合物は興味ある特性、更に特定的には低酸素症
防止性(anti −anoxic ) 、向精神性(
p3ychotropic )及び酸素飽和性(oxy
genating )を示す製薬学的試験に付した。
防止性(anti −anoxic ) 、向精神性(
p3ychotropic )及び酸素飽和性(oxy
genating )を示す製薬学的試験に付した。
急性毒性
本発明の化合物をチャールスリバー系統のマウスに胃内
又は静脈内経路により投与した。
又は静脈内経路により投与した。
50%に対する致死量(L D50 )をLichtf
ield及びW i l coxonの方法(J 、
P harmaco t 、E xp 。
ield及びW i l coxonの方法(J 、
P harmaco t 、E xp 。
Therap、1946.96.99)に従ってグラフ
により決定した。
により決定した。
マウスに対する低圧下酸素欠乏症試験
(Hypobaric anoxia test
)同じ性の約20±21の重量を有するチャールルリハ
ー系統のマウスを各10匹の三つの詳に配分する。
)同じ性の約20±21の重量を有するチャールルリハ
ー系統のマウスを各10匹の三つの詳に配分する。
群1及び2は処理動物、即ち試験すべき物質を受は入れ
た動物より成る。
た動物より成る。
第3の群は対照動物より戒る。
検査される化合物を実験の30分前に経口にて投与する
。
。
動物を約30秒間、部分真空(190mmHg、5.2
5%酸素に対応する)をつくり出すことにより酸素不足
になった大気中に入れる。
5%酸素に対応する)をつくり出すことにより酸素不足
になった大気中に入れる。
マウスの生存時間をクロノメーターで測定する。
この時間は組織の酸素飽和(oxygenation
) 、更に特定的には脳酸素飽和を高めることができる
薬剤によって増加する。
) 、更に特定的には脳酸素飽和を高めることができる
薬剤によって増加する。
前記した条件下に、動物の平均生存時間の50%増加を
与える投与量は50%有効投与量(E D50と略記)
として表わすことができる。
与える投与量は50%有効投与量(E D50と略記)
として表わすことができる。
Rがエチルを表わし、Zが水素原子を表わす場合の式I
の化合物に関して得られた結果を下記の表Iに示す。
の化合物に関して得られた結果を下記の表Iに示す。
更に、椎骨血流速度(vertebral flow
rate )の実質的増加がベンドパルビタール、ナ
トリウム(30■/kp静脈内)で前もって麻酔された
犬に関して観察された。
rate )の実質的増加がベンドパルビタール、ナ
トリウム(30■/kp静脈内)で前もって麻酔された
犬に関して観察された。
更に特定的には、N−エチルカッデスエチルアポビンカ
ミン5.5■/ky静脈内の投与量は椎骨流速の50〜
ioo%増加を引き起こす。
ミン5.5■/ky静脈内の投与量は椎骨流速の50〜
ioo%増加を引き起こす。
血流速度に対するこの効果は選択的であり、大腿血流速
度の増加は無視できる。
度の増加は無視できる。
それらの治療学的使用のため、本発明の化合物は塩基又
は製薬上許容し得る酸に対する付加塩の形態で与えられ
る。
は製薬上許容し得る酸に対する付加塩の形態で与えられ
る。
本発明化合物は、それらが有する低酸素症防止性、さら
に特定的には脳酸素飽和を高める性質からみて、脳循環
不全による老化障害の如き、不充分な脳酸素飽和に関係
のあるすべての障害(脳血管障害)の治療に使用するこ
とができ、脳への血液供給の減少は脳への酸素供給の低
減(低酸素症もしくは酸素欠乏症)に効果的に対応する
。
に特定的には脳酸素飽和を高める性質からみて、脳循環
不全による老化障害の如き、不充分な脳酸素飽和に関係
のあるすべての障害(脳血管障害)の治療に使用するこ
とができ、脳への血液供給の減少は脳への酸素供給の低
減(低酸素症もしくは酸素欠乏症)に効果的に対応する
。
斯くて、本発明は、脳血管損傷及び老人医学における脳
硬化症(brain 5clerosis ) に
起因する挙動障害の処理の如き脳酸素供給改善剤として
用いることができる。
硬化症(brain 5clerosis ) に
起因する挙動障害の処理の如き脳酸素供給改善剤として
用いることができる。
それらの治療学的使用のため、式Iの化合物はカプセル
剤、錠剤、ペレット剤、糖剤、カシュー(cachet
s )剤、溶液剤又は懸濁剤の形態にて消化経路により
、又は前もってもしくはその場で調製され、活性物質、
塩基又は塩が単位あたり0.5m9〜700m9の量に
て存在している緩衝化された無菌溶液の非経口的経路に
より投与することができる。
剤、錠剤、ペレット剤、糖剤、カシュー(cachet
s )剤、溶液剤又は懸濁剤の形態にて消化経路により
、又は前もってもしくはその場で調製され、活性物質、
塩基又は塩が単位あたり0.5m9〜700m9の量に
て存在している緩衝化された無菌溶液の非経口的経路に
より投与することができる。
毎日の投与量は疾患により成人1人当り1■乃至500
■間で変えることができる。
■間で変えることができる。
治療に使用するため、本発明の化合物は、場合により他
の活性物質及び製薬上普通に使用される補助剤、希釈剤
、ビヒクル又は担体及び染料、甘味料、保存剤、酸化防
止剤等との混合物として、少なくとも1種の本発明の化
合物を含有する医薬組成物として提供される。
の活性物質及び製薬上普通に使用される補助剤、希釈剤
、ビヒクル又は担体及び染料、甘味料、保存剤、酸化防
止剤等との混合物として、少なくとも1種の本発明の化
合物を含有する医薬組成物として提供される。
製薬組法又はガレニカル(galenical )組法
の調製は、実質的に、1種又はそれ以上の活性物質を、
使用する補助薬と配合することがら戒る通常の方法に従
ってなされる。
の調製は、実質的に、1種又はそれ以上の活性物質を、
使用する補助薬と配合することがら戒る通常の方法に従
ってなされる。
本発明の化合物をそれらの酸付加塩の形態で投与する場
合には、製薬上良く知られている製薬上許容し得る酸を
使用することが必要である。
合には、製薬上良く知られている製薬上許容し得る酸を
使用することが必要である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 塩基又は有機もしくは無機酸の塩及び所望の光学異
性体又はラセミ混合物の形態にある一般式(式中、Rは
低級アルキル基を表わし、そして2は水素原子を表わす
) のインドール誘導体。 2 式(I)においてRがメチル基を表わし、2が水素
原子を表わす特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3 式(I)においてRはエチル基を表わし、2は水素
原子を表わす特許請求の範囲第1項記載の化合物。 4 下記式(VI) (式中、X及びYは、各々、酸素又は硫黄原子を表わし
、 Zは水7素原子を表わし、 Rは低級アルキル基を表わし、 R,及びR2は、各々、1〜5個の炭素原子を有するア
ルキル基を表わすか又は−緒になって2個もしくは3個
の炭素原子を有するアルキリデン鎖を形成し、或いはフ
ェニル基を表わす) の化合物を酸加水分解に賦し、形成された下記式() (式中R及びZは前記した通りである) のカッデスエチルビンカミンを脱水することを特徴とす
る塩基又は有機もしくは無機酸の塩及び所望の光学異性
体又はラセミ混合物の形態にある下記式(I) (式中、R及び2は前記した通りである の化合物の製法。 5 下記式(I) ノ (式中、Rは低級アルキル基を表わし、そしてZは水素
原子を表わす) の少なくとも1種を塩基又は製薬上許容し得る酸付加塩
の形態にて、有効成分として含有することを特徴とする
脳酸素供給改善薬剤。 6 製薬上普通に使用される補助薬、希釈剤、ビヒクル
又は担体との混合物であってもよい、単位あたり活性物
質0.5■〜700m9を含有する錠剤、カプセル剤又
は注射可能な溶液剤の形態の特許請求の範囲第5項記載
の薬剤。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR7729574A FR2404639B1 (fr) | 1977-09-30 | 1977-09-30 | Composes indoliques nouveaux |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5488300A JPS5488300A (en) | 1979-07-13 |
JPS5831352B2 true JPS5831352B2 (ja) | 1983-07-05 |
Family
ID=9195992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53119309A Expired JPS5831352B2 (ja) | 1977-09-30 | 1978-09-29 | 新規なインド−ル誘導体、その製造方法及び医薬としての使用 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4200638A (ja) |
JP (1) | JPS5831352B2 (ja) |
BE (1) | BE870887A (ja) |
DE (1) | DE2842418C2 (ja) |
ES (1) | ES473834A1 (ja) |
GB (1) | GB2005267B (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
LU84664A1 (fr) * | 1983-02-25 | 1984-11-08 | Onmichem S A | Alkyl-4-indolonaphtyridines et leur application therapeutique |
ES8609317A1 (es) * | 1985-11-29 | 1986-09-01 | Covex Sa | Procedimiento para la preparacion del (+n-) 3-etil-2,3,3a,4-tetrahidro-1h-indolo (3,2,1-de)-(1,5)naftiridin-6-carboxila-to de metilo |
US4665183A (en) * | 1985-12-20 | 1987-05-12 | American Home Products Corp. | Process for preparing 6,7,8,9-tetrahydro-10-methylpyrido[1,2-a]indol-9-amines and derivatives thereof useful for the treatment of cognitive impairments |
US4624954A (en) * | 1985-12-20 | 1986-11-25 | American Home Products Corporation | 6,7,8,9-tetrahydro-10-methylpyrido[1,2-a]indol-9-amines and derivatives thereof, useful for the treatment of cognitive impairments |
EP0347980A1 (en) * | 1988-06-20 | 1989-12-27 | Duphar International Research B.V | 8,9-Annelated beta-carbolines and 8,9-anelated-3,4-dihydro-beta-carbolines |
-
1978
- 1978-09-27 GB GB7838281A patent/GB2005267B/en not_active Expired
- 1978-09-27 US US05/946,456 patent/US4200638A/en not_active Expired - Lifetime
- 1978-09-29 JP JP53119309A patent/JPS5831352B2/ja not_active Expired
- 1978-09-29 BE BE190805A patent/BE870887A/xx not_active IP Right Cessation
- 1978-09-29 DE DE2842418A patent/DE2842418C2/de not_active Expired
- 1978-09-29 ES ES473834A patent/ES473834A1/es not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5488300A (en) | 1979-07-13 |
BE870887A (fr) | 1979-01-15 |
GB2005267B (en) | 1982-05-19 |
ES473834A1 (es) | 1979-05-01 |
DE2842418A1 (de) | 1979-04-26 |
GB2005267A (en) | 1979-04-19 |
US4200638A (en) | 1980-04-29 |
DE2842418C2 (de) | 1986-07-17 |
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