JPS5831335B2 - ホゴサレタ p− アミノチカンキガンユウ m−トルイジンノセイホウ - Google Patents
ホゴサレタ p− アミノチカンキガンユウ m−トルイジンノセイホウInfo
- Publication number
- JPS5831335B2 JPS5831335B2 JP9005075A JP9005075A JPS5831335B2 JP S5831335 B2 JPS5831335 B2 JP S5831335B2 JP 9005075 A JP9005075 A JP 9005075A JP 9005075 A JP9005075 A JP 9005075A JP S5831335 B2 JPS5831335 B2 JP S5831335B2
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- JP
- Japan
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- toluidine
- group
- amino
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- producing
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- Expired
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は保護基により保護されたp−アミノ基を含有す
るm−トルイジンの製法に関し、更に詳しく言えば一般
式 (この式においてRは水素原子とアシル基または場合に
より置換されているスルホニル基とを表わすか、または
フタロイル基を表わす) で表わされる保護されたp−アミノ置換基含有mトルイ
ジンの製法に関する。
るm−トルイジンの製法に関し、更に詳しく言えば一般
式 (この式においてRは水素原子とアシル基または場合に
より置換されているスルホニル基とを表わすか、または
フタロイル基を表わす) で表わされる保護されたp−アミノ置換基含有mトルイ
ジンの製法に関する。
本発明の目的化合物である保護されたp−アミノ置換基
含有m−トルイジンは、各種染料の中間体またはカラー
写真発色現像主薬の中間体として重要な化合物である。
含有m−トルイジンは、各種染料の中間体またはカラー
写真発色現像主薬の中間体として重要な化合物である。
一般式(I)で表わされる化合物の従来の製法において
は0−トルイジンをニトロ化する工程を含んでいて、そ
の際に副反応を抑制するためには基Rの種類に大きな制
約を受ける。
は0−トルイジンをニトロ化する工程を含んでいて、そ
の際に副反応を抑制するためには基Rの種類に大きな制
約を受ける。
またニトロ化が〇−トルイジンの置換アミノ基のp−位
置にだけ選択的に行われないことから、一般に基Rとし
てはトルエンスルホニル基またはベンゼンスルホニル基
が用いられる。
置にだけ選択的に行われないことから、一般に基Rとし
てはトルエンスルホニル基またはベンゼンスルホニル基
が用いられる。
更にニトロ化工程では多量の酸、例えば硫酸および硝酸
、ならびに水を使用するので、ニトロ化工程で生成する
酸性廃水の処理に多大の労力および経費を要する。
、ならびに水を使用するので、ニトロ化工程で生成する
酸性廃水の処理に多大の労力および経費を要する。
本発明者等はこのような従来法における欠点を改良する
ために種々研究した結果、o−)ルイジン2モルを一カ
ップリングさせた後、公知の方法によりアミノ基を保護
し、そして還元することにより一般式(I)で表わされ
る化合物を有利に製造できることを見出した。
ために種々研究した結果、o−)ルイジン2モルを一カ
ップリングさせた後、公知の方法によりアミノ基を保護
し、そして還元することにより一般式(I)で表わされ
る化合物を有利に製造できることを見出した。
本発明方法によればニトロ化工程を含まないので異性体
の分離工程が全(不要であり、さらに副反応が少ないの
で還元反応終了後は水蒸気蒸留により1モルのo −)
ルイジンを回収すれば、目的**化合物(I)が結晶と
してそのままの状態でほとんど純粋に定量的に得られる
。
の分離工程が全(不要であり、さらに副反応が少ないの
で還元反応終了後は水蒸気蒸留により1モルのo −)
ルイジンを回収すれば、目的**化合物(I)が結晶と
してそのままの状態でほとんど純粋に定量的に得られる
。
そして回収した。−トルイジンは繰返して使用すること
ができる。
ができる。
さらに酸性廃水は生成せず、廃水及び廃溶剤は何れもほ
とんど排出されず工業的に有利な方法である。
とんど排出されず工業的に有利な方法である。
本発明方法の反応工程を化学式で示すと次の通りである
。
。
第1工程のジアゾカップリングは常法に従い濃塩酸中で
トルイジン2モルをカップリングさせることによって行
われる。
トルイジン2モルをカップリングさせることによって行
われる。
第2工程のアミノ基の保護には前記したもののうちアセ
チル化するのが最も一般的であるが、必要に応じて前記
の他の保護基を用いることもできる。
チル化するのが最も一般的であるが、必要に応じて前記
の他の保護基を用いることもできる。
第3工程の水素化は金属触媒の存在下で水素を常圧又は
5〜80kg/crrLの加圧下、40−100℃の反
応温度で容易に行われる。
5〜80kg/crrLの加圧下、40−100℃の反
応温度で容易に行われる。
又、ハイドロサルファイド等でも同様に水素化される。
水素化工程を経たo−)ルイジン及び一般式(I)で表
わされる化合物を含む生成物からは水蒸気蒸留によりo
−トルイジンのみを留出させ、残液を冷却するとほとん
ど純粋の化合kI)が得られる。
わされる化合物を含む生成物からは水蒸気蒸留によりo
−トルイジンのみを留出させ、残液を冷却するとほとん
ど純粋の化合kI)が得られる。
以下の実施例によって本発明を更に具体的に説明する。
実施例 1
5−アミノ−2−アセトアミノトルエンの製造200y
のo −トルイジンに濃塩酸117fを加え、次に40
%亜硝酸塩ソーダ水溶液■551を25〜27℃の範囲
で11時間を要して滴下した。
のo −トルイジンに濃塩酸117fを加え、次に40
%亜硝酸塩ソーダ水溶液■551を25〜27℃の範囲
で11時間を要して滴下した。
さらに35℃に昇温して20時間攪拌した。析出した結
晶を水洗して4′−アミノ−2・3′ジメチルアゾベン
ゼン200Pを得た。
晶を水洗して4′−アミノ−2・3′ジメチルアゾベン
ゼン200Pを得た。
収率96%;融点98〜100℃。
このようにして得た4′−アミノ−2・3′−ジメチル
アゾベンゼンを常法に従い無水酢酸でアセチル化し、こ
うして得た4′−アセトアミノ−2・3′−ジメチルア
ゾベンゼン331、水100m1及び展開したラネーニ
ッケル1.51をオートクレーブに入れ、水素を30k
g/cr/lで圧入し、攪拌下40〜70℃で反応させ
た。
アゾベンゼンを常法に従い無水酢酸でアセチル化し、こ
うして得た4′−アセトアミノ−2・3′−ジメチルア
ゾベンゼン331、水100m1及び展開したラネーニ
ッケル1.51をオートクレーブに入れ、水素を30k
g/cr/lで圧入し、攪拌下40〜70℃で反応させ
た。
温時ラネーニッケルを除き、水蒸気を送りo −)ルイ
ジンを除いた。
ジンを除いた。
残液を冷却すると5−アミノ−2−アセトアミノトルエ
ンが析出した。
ンが析出した。
得量:19.5P;収率:95%;融点:142〜14
3℃。
3℃。
元素分析結果 C(%) H(%) N(%)実測
値 65.4 7.5 17.2計算値 65
.83 7.37 17.06実施例 2 5−アミノ−2−N−(p−)ルエンスルホニル)アミ
ノトルエンの製造 例1で得た4′−アミノ−2・3′−ジメチルアゾベン
ゼンヲ常法ニ従いトルエンスルホニルフロラ(トチ保i
L t、= 4’−N −(p−)ルエンスルホニル)
アミノ−2・3′−ジメチルアゾベンゼン35グ、メタ
ノール100rrLl及び展開したラネーニッケル1.
5′?をオートクレーブに入れ、以下実施例1と同様に
処理し5−アミノ−2−N−(p−)ルエンスルホニル
)アミノトルエン24.2y(95%)を得た。
値 65.4 7.5 17.2計算値 65
.83 7.37 17.06実施例 2 5−アミノ−2−N−(p−)ルエンスルホニル)アミ
ノトルエンの製造 例1で得た4′−アミノ−2・3′−ジメチルアゾベン
ゼンヲ常法ニ従いトルエンスルホニルフロラ(トチ保i
L t、= 4’−N −(p−)ルエンスルホニル)
アミノ−2・3′−ジメチルアゾベンゼン35グ、メタ
ノール100rrLl及び展開したラネーニッケル1.
5′?をオートクレーブに入れ、以下実施例1と同様に
処理し5−アミノ−2−N−(p−)ルエンスルホニル
)アミノトルエン24.2y(95%)を得た。
融点:147〜148℃0元素分析結果 C(%)
H(%) N(%)実測値 60.5 5.9
10.4計算値 60.84 5.83 10
.13実施例 3 5−アミノ−2−フタルイミノトルエンの製造4′−ア
ミノ−2・3′−ジメチルアゾベンゼンを無水フタル酸
でアミノ基を保護した4′−フタルイミノ−2・3′−
ジメチルアゾベンゼン302を実施例1と同様に処理し
て5−アミノ−2−フタルイミノトルエン20.3P(
95,5%)を得た。
H(%) N(%)実測値 60.5 5.9
10.4計算値 60.84 5.83 10
.13実施例 3 5−アミノ−2−フタルイミノトルエンの製造4′−ア
ミノ−2・3′−ジメチルアゾベンゼンを無水フタル酸
でアミノ基を保護した4′−フタルイミノ−2・3′−
ジメチルアゾベンゼン302を実施例1と同様に処理し
て5−アミノ−2−フタルイミノトルエン20.3P(
95,5%)を得た。
融点:182〜182.5℃。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1一般式 (この式においてRは水素原子とアシル基または場合に
より置換されているスルホニル基とを表わすか、または
フタロイル基を表わす) で表わされる保護されたp−アミノ置換基含有mトルイ
ジンを製造するに当り、0−トルイジン2モルを常法に
よりカップリングした後、p−位置のアミノ基を保護基
により保護し、そして次に還元することを特徴とする保
護されたp−アミノ置換基含有m−)ルイジンの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9005075A JPS5831335B2 (ja) | 1975-07-25 | 1975-07-25 | ホゴサレタ p− アミノチカンキガンユウ m−トルイジンノセイホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9005075A JPS5831335B2 (ja) | 1975-07-25 | 1975-07-25 | ホゴサレタ p− アミノチカンキガンユウ m−トルイジンノセイホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5214730A JPS5214730A (en) | 1977-02-03 |
JPS5831335B2 true JPS5831335B2 (ja) | 1983-07-05 |
Family
ID=13987771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9005075A Expired JPS5831335B2 (ja) | 1975-07-25 | 1975-07-25 | ホゴサレタ p− アミノチカンキガンユウ m−トルイジンノセイホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5831335B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6073841A (ja) * | 1984-09-03 | 1985-04-26 | 鐘淵化学工業株式会社 | 金属箔張り積層体 |
CN103508904B (zh) * | 2013-10-24 | 2015-10-14 | 滨海白云化工有限公司 | 5-氯-2-甲基-1,4-苯二胺的制备方法 |
-
1975
- 1975-07-25 JP JP9005075A patent/JPS5831335B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5214730A (en) | 1977-02-03 |
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