JPS5830756Y2 - バツクミラ−の保持構造 - Google Patents
バツクミラ−の保持構造Info
- Publication number
- JPS5830756Y2 JPS5830756Y2 JP11267880U JP11267880U JPS5830756Y2 JP S5830756 Y2 JPS5830756 Y2 JP S5830756Y2 JP 11267880 U JP11267880 U JP 11267880U JP 11267880 U JP11267880 U JP 11267880U JP S5830756 Y2 JPS5830756 Y2 JP S5830756Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- mirror
- wall
- housing
- peripheral wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本名案は車両のフェンダ−、ドアその他に装着するバッ
クミラーに関するもので、リング内壁下端を内側にカー
リングさせてミラーの保持を良好に−rると共に、ハウ
ジングへのリングの被覆嵌合を確実にし、かつ構造を簡
単にして組立工数とコストの低減をはかったものである
。
クミラーに関するもので、リング内壁下端を内側にカー
リングさせてミラーの保持を良好に−rると共に、ハウ
ジングへのリングの被覆嵌合を確実にし、かつ構造を簡
単にして組立工数とコストの低減をはかったものである
。
通常のバックミラーは円形に限らず長方形、台形管種々
の形状のものか用いられている。
の形状のものか用いられている。
長方形、台形のバックミラーのカラス面中央部は回−の
彎曲塵を保っているが、周辺部は歪んで釦り、周辺端部
がなす平向は同一平面とならず、凹凸のバラツキが太き
い。
彎曲塵を保っているが、周辺部は歪んで釦り、周辺端部
がなす平向は同一平面とならず、凹凸のバラツキが太き
い。
このようなバラツキのあるミラーを保持するには、例え
ば、第5図に示すように・・ウジング15の周縁部内側
に設けた段部16にクッションテープのごときクッショ
ン材11を介置し、ミラーガラス周辺端部の凹凸を吸収
してミラー18を配置し、更に・・ウジング15の−L
縁に設けた凸起19の上にミラーガラスの周縁を押えた
状態で断面逆U字状のリング20を被覆したのち、超音
波又は高周波を適用して溶着することが行なわれている
。
ば、第5図に示すように・・ウジング15の周縁部内側
に設けた段部16にクッションテープのごときクッショ
ン材11を介置し、ミラーガラス周辺端部の凹凸を吸収
してミラー18を配置し、更に・・ウジング15の−L
縁に設けた凸起19の上にミラーガラスの周縁を押えた
状態で断面逆U字状のリング20を被覆したのち、超音
波又は高周波を適用して溶着することが行なわれている
。
このような場合には、溶着時の熱影響によりミラーの周
縁部が収縮し7亀裂をおこすことかあり、・・ウジング
の段部16にクッション材17を介置してミラー18を
配置するため工数を余計に必要とし、コス)・高となる
難点があった。
縁部が収縮し7亀裂をおこすことかあり、・・ウジング
の段部16にクッション材17を介置してミラー18を
配置するため工数を余計に必要とし、コス)・高となる
難点があった。
また別のミラー保持構造としては、熱可塑性材料の皿状
保持板の嵌合溝を・・ウジングの周壁に被覆嵌合し、■
■状保持板の全[角にミラーを装填したのち、保持板の
外周縁をカーリングさせてミラーを保持するようにした
ものも知られているか、ミラーの周辺と・・つ777周
縁とか直接押圧され応力か導入されるため、車両の走行
時の振動によりミラーか破損しやすい欠点があった。
保持板の嵌合溝を・・ウジングの周壁に被覆嵌合し、■
■状保持板の全[角にミラーを装填したのち、保持板の
外周縁をカーリングさせてミラーを保持するようにした
ものも知られているか、ミラーの周辺と・・つ777周
縁とか直接押圧され応力か導入されるため、車両の走行
時の振動によりミラーか破損しやすい欠点があった。
本考案は剛性のあるハウジングに嵌合するリングを可撓
性の材料で作り、・・ウジング周壁内向の数個所に膨出
部を設け、・・つ/ング周壁部へのリング嵌合溝への弾
力的嵌合によって組付けを容易にし、しかも嵌合時に、
リンク内壁ド端当接部をハウンンク周壁内面の膨出部に
当接させることにより内側に湾曲させ、リングの可撓性
を利用してカーリングさせながら被覆してミラーの保持
を良好にしたものである。
性の材料で作り、・・ウジング周壁内向の数個所に膨出
部を設け、・・つ/ング周壁部へのリング嵌合溝への弾
力的嵌合によって組付けを容易にし、しかも嵌合時に、
リンク内壁ド端当接部をハウンンク周壁内面の膨出部に
当接させることにより内側に湾曲させ、リングの可撓性
を利用してカーリングさせながら被覆してミラーの保持
を良好にしたものである。
なあ・、この場合にリング嵌合溝と・・ウジンク周壁部
とに相IIlに係合する突条を形成することにより、リ
ングとハウジングの嵌合状態を確保して脱落をなくし、
ミラーの保持構造を一層強国なものとすることかできろ
。
とに相IIlに係合する突条を形成することにより、リ
ングとハウジングの嵌合状態を確保して脱落をなくし、
ミラーの保持構造を一層強国なものとすることかできろ
。
次に図面について本考案を具体的に説明する。
第1図はバックミラーの斜視図、第2図は断面図であっ
て、図中1は硬質材料製で略皿形に成形されたハウジン
グ、2はポリプロピレン、ポリエチレンのごとき熱可塑
性プラスチック製のリングであって、開口部側内壁3と
内壁より高さの低い外壁4と、内壁3と外壁4との間に
形成された嵌合溝5とで断面略口形をなしている。
て、図中1は硬質材料製で略皿形に成形されたハウジン
グ、2はポリプロピレン、ポリエチレンのごとき熱可塑
性プラスチック製のリングであって、開口部側内壁3と
内壁より高さの低い外壁4と、内壁3と外壁4との間に
形成された嵌合溝5とで断面略口形をなしている。
6はリング2の開口部側内壁3に形成した段部、1は段
部6の位置でリングに挾持されたミラーである。
部6の位置でリングに挾持されたミラーである。
ハウジングのコーナ部を除く直線状部分における周壁部
8の内面数個所に縦方向に隆起し、かつ上部に傾斜部1
0を有する膨出部9が形成されて(いる。
8の内面数個所に縦方向に隆起し、かつ上部に傾斜部1
0を有する膨出部9が形成されて(いる。
これに対向してリング2の内壁3下端には、リング2を
ハウジング周壁部8に被覆嵌合する際、前記膨出部9に
当接してリング内壁下端を内側に湾曲させる当接部11
を形成している。
ハウジング周壁部8に被覆嵌合する際、前記膨出部9に
当接してリング内壁下端を内側に湾曲させる当接部11
を形成している。
この当接部11は、嵌合時に膨出部の斜面10にのり上
げるので、特に加工する必要はないが、例えば図示例(
第4図)のどとく嵌合初期の挿入を容易にするため僅か
に内方に向つ弧状面に形成してもよい。
げるので、特に加工する必要はないが、例えば図示例(
第4図)のどとく嵌合初期の挿入を容易にするため僅か
に内方に向つ弧状面に形成してもよい。
更にリング2の外壁4の内方に山形凹溝12を設け、こ
れに対応するハウジング周壁部8の外面に周壁部端面と
平行する山形突条13を形成させている。
れに対応するハウジング周壁部8の外面に周壁部端面と
平行する山形突条13を形成させている。
また、ハウジング1の周壁部内側には、リング2の内壁
3の下部と干渉しない高さと形状を有する複数個の補強
用リブ14が設けられ、このリプ14は後述するように
バックミラー組立て時に、ミラーTのハウジング内への
落込み防止を兼ね備えている。
3の下部と干渉しない高さと形状を有する複数個の補強
用リブ14が設けられ、このリプ14は後述するように
バックミラー組立て時に、ミラーTのハウジング内への
落込み防止を兼ね備えている。
なお、リング内壁下端がカーリングしやすいように、内
壁に適宜数のスリットを入れてもよい。
壁に適宜数のスリットを入れてもよい。
上記バックミラーを組立てるには、リング2の嵌合溝5
を押圧しながら、ハウジング1の周壁部8に嵌合する。
を押圧しながら、ハウジング1の周壁部8に嵌合する。
嵌合のはじめには、内壁3の当接部11によって周壁部
8の上縁にスムーズに挿合され、更に押圧することによ
り当接部11が周壁部8の傾斜部10にガイドされて第
3図のごとく内壁3の下端を内側にカーリングさせる。
8の上縁にスムーズに挿合され、更に押圧することによ
り当接部11が周壁部8の傾斜部10にガイドされて第
3図のごとく内壁3の下端を内側にカーリングさせる。
このカーリングによってリング内壁3をハウジング内周
壁8に弾力的に圧接させると同時に、外周壁の下端内側
に形成した凹溝12が、ハウジング周壁部8の外面に形
成した山形突条13と係合する。
壁8に弾力的に圧接させると同時に、外周壁の下端内側
に形成した凹溝12が、ハウジング周壁部8の外面に形
成した山形突条13と係合する。
この係合により組立の容易化と相俟ってミラー7の保持
を一層確実にすることができる。
を一層確実にすることができる。
な釦、このような組付のときに、ミラー7がリング2か
ら外れることがあっても、ハウジング内に落ち込むこと
なく内周壁に設けたリブ14,14に受止められ、ミラ
ーの破損を防止することが可能である。
ら外れることがあっても、ハウジング内に落ち込むこと
なく内周壁に設けたリブ14,14に受止められ、ミラ
ーの破損を防止することが可能である。
以上詳述したように、本考案によれば、剛性のあるハウ
ジングに対し、可撓性のあるリングを被覆嵌合してミラ
ーを保持したので、クッション性あるテープを用いてミ
ラーを配置したり、ハウジングとリングとを溶着したり
することなく、簡単にミラーを保持することができる。
ジングに対し、可撓性のあるリングを被覆嵌合してミラ
ーを保持したので、クッション性あるテープを用いてミ
ラーを配置したり、ハウジングとリングとを溶着したり
することなく、簡単にミラーを保持することができる。
またハウジング周壁部の内面数個所に設けた膨出部の傾
斜面によってリング内壁下端を内側に彎曲させ、リング
の可撓性を利用してカーリングさせながら被覆するので
、強固な嵌合状態とすることができ、周辺端部に形状上
のバラツキのあるミラーであっても組立の容易化と相俟
って、ミラーの保持を確実になし得る等の効果を有する
ものである。
斜面によってリング内壁下端を内側に彎曲させ、リング
の可撓性を利用してカーリングさせながら被覆するので
、強固な嵌合状態とすることができ、周辺端部に形状上
のバラツキのあるミラーであっても組立の容易化と相俟
って、ミラーの保持を確実になし得る等の効果を有する
ものである。
第1図は本考案バックミラーの斜視図、第2図は第1図
の■−■線における断面図、第3図はリングとハウジン
グの嵌合部分の拡大断面図、第4図は組付前の嵌合部分
の拡大断面図、第5図は従来のバックミラーの保持構造
の断面図である。 1・・・ハウジング、2・・・リング、3・・・内壁、
4・・・外壁、5・・・嵌合溝、6・・・段部、7・−
・ミラー、8・・・周壁部、9・・・膨出部、10・・
・傾斜部、11・・・当接部、12・・・凹溝、13・
・・山形突条、14・・・補強用リブ、15・・・ハウ
ジング、16・・・段部、17・・・クッション材、1
8・・・ミラー 19・・・凸起、20・・−リング。
の■−■線における断面図、第3図はリングとハウジン
グの嵌合部分の拡大断面図、第4図は組付前の嵌合部分
の拡大断面図、第5図は従来のバックミラーの保持構造
の断面図である。 1・・・ハウジング、2・・・リング、3・・・内壁、
4・・・外壁、5・・・嵌合溝、6・・・段部、7・−
・ミラー、8・・・周壁部、9・・・膨出部、10・・
・傾斜部、11・・・当接部、12・・・凹溝、13・
・・山形突条、14・・・補強用リブ、15・・・ハウ
ジング、16・・・段部、17・・・クッション材、1
8・・・ミラー 19・・・凸起、20・・−リング。
Claims (1)
- リング2の開口部内側に設けた段部6でミラ・−7を挾
持してリング2の嵌合溝5を・・ウジング1の周壁部8
に嵌合させたバックミラーにおいて、・・ウジングの周
壁部8における直線部内面に・・つ7ング内部に向って
僅かに傾斜する数個の膨出部9を形成シフ、リング内壁
3の下端にはリング2を・・ウジング周壁部8に被覆嵌
合する際、前記膨出部9に当接してリング内壁下部を内
側に湾曲させる当接部11を形成したことを特徴とすて
)バックミラーの保持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11267880U JPS5830756Y2 (ja) | 1980-08-11 | 1980-08-11 | バツクミラ−の保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11267880U JPS5830756Y2 (ja) | 1980-08-11 | 1980-08-11 | バツクミラ−の保持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5737039U JPS5737039U (ja) | 1982-02-26 |
JPS5830756Y2 true JPS5830756Y2 (ja) | 1983-07-07 |
Family
ID=29473721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11267880U Expired JPS5830756Y2 (ja) | 1980-08-11 | 1980-08-11 | バツクミラ−の保持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830756Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-08-11 JP JP11267880U patent/JPS5830756Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5737039U (ja) | 1982-02-26 |
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