JPS583069B2 - ゴム物品等の補強用スチ−ルコ−ド - Google Patents

ゴム物品等の補強用スチ−ルコ−ド

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JPS583069B2
JPS583069B2 JP52158145A JP15814577A JPS583069B2 JP S583069 B2 JPS583069 B2 JP S583069B2 JP 52158145 A JP52158145 A JP 52158145A JP 15814577 A JP15814577 A JP 15814577A JP S583069 B2 JPS583069 B2 JP S583069B2
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福井康憲
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  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、たとえばコンベヤベルト、タイヤ、およびホ
ースのようなゴム物品等のストランド型補強用スチール
コードに関するものである。
従来、この種のストランド型補強用スチールコードはそ
の中心ストランドとして中心素線の回りに、18本の素
線を平行撚りしたストランドを使用したり、あるいは中
心素線として3本の素線を前もって撚り合わせ、その周
囲に18本の素線を平行撚りしたストランドを使用して
いる。
このような中心ストランドの周囲には6本の側ストラン
ドが配置されるが、その側ストランドの構成としては、
1本の中心素線の周囲に6本の素線(第1側素線)を撚
ったもの(1×7または1±6と表記される)、1本の
中心素線の周囲に6本の第1側素線を配置し、さらにそ
の周囲に径の太い素線(第2側素線)と、径の細い素線
(第3側素線)を6本ずつ交互に配置し、これを同時に
平行撚りで撚り合わせたもの(1×W(19)または1
+6+( 6+6 )と表記される。
なお、Wはウオリントン型の意である)、あるいは1本
の中心素線の周囲に6本の第1側素線、その周囲に同径
の12本の第2側素線を配置したもの(I×19または
1+6+12と表記される)等、各種のものがあり、ゴ
ム物品等の被補強物品の使用条件に応じて使い分けられ
る。
そして、中心ストランドとして上記の如き構成を採用し
たストランド型のコードは一般に中心ウオリントン型コ
ードと総称されている。
そこで,この中心ウオリントン型コードの中心ストラン
ドの構成について詳しく説明するに、この型のコードは
第1図aとbに2つの例が示されて旧り、第1図aは3
本の中心素線の外接円の直径が第1側素線の直径の1.
1倍以下(たとえば11.08倍)の場合,同図bは3
本の中心素線の外接円の直径が第1側素線の直径の1.
1倍以上(たとえば1.25倍)の場合を示している。
まず第1図aにおいては、中心ストランドは、前もって
撚られた3本の中心素線do−o−o(したがって、そ
の中心線径は3本の中心素線の外接円の直径で表わす)
の周囲に第1側素線dO−1が6本配置され、各々の第
1側素線の間に入り込むように6本の第2側素線do−
2とそれより径の細い6本の第3側素線do−3とが交
互に撚り合わされている(この構成は一般に1+6+(
6+6)と表記される)。
そして、第3側素線do−3は特に細い線を使用し、ス
トランドの径が大きくならないように構成されている。
したがって、中心ウオリントン型のコードの中心ストラ
ンドは次のような特徴を持つ。
■ 中心ストランドの中心素線の回りに同時に18本の
側素線を撚る。
■ 側素線のすべてが同一の撚りピッチである。
■ 第3側素線としては細い線径のものを用いる。
それにより、側素線、間の空隙が少なくなって、有効断
面積が大きくなり、同径の他の型のコードに比べて強度
が増大する利点がある。
そして、第1図aの場合には、中心ストランドは一般の
ワイヤーロープと同様に、中心素線と側素線の絡みつき
を良好にするため、中心素線do−o−oは側素線do
−l, do− 2の直径に対して1.05〜1.1倍
に増径したワイヤが使用されている9この場合、中心素
線do−o−oと第1側素線dO−1のワイヤ径は、第
2側素線do−2および第3側素線do−3の線径に比
べて大差がないので、中心素線do−o−oと第1側素
線do−1に対する締付力が小さい。
そのため、コンベヤベルトの如きゴム物品等の使用中に
補強材であるスチールコードに繰返し曲げ応力が発生し
、中心素線do−o一oやこれに近い第1側素線do−
1が屈曲の度に僅かずつ押し出され、ついには飛び出し
てしまうという好ましくない現象が発生する。
一方、第1図bのように中心線d o−o−oの径を第
1側素線do−1および第2側素線do−2に対して1
.1倍以上に増径した場合、第2側素線dO−2および
第3側素線dO−3によって中心素線do−o−oおよ
び第1側素線do−iを締め付ける力が増大する。
また、中心素線が3本の細径の素線により形成されるウ
オリントン型ストランドの場合,その撚り長さが第1側
素線とは異なるように撚ってあるため、これらの両線の
間は点接触となっていて、その応力は中心素線と第1側
素線との間の点接触個所に集中する(第1側素線と第2
側素線との間は同じ撚り長さで線接触のため、応力は分
散する)特にコンベヤベルトのようなゴム物品等の使用
中にスチールコードに繰返し応力が発生した場合、その
点接触部に、応力が集中し、中心素線が疲労し、ついに
は破断してしまう。
すなわち、従来の中心ウオリントン型コードにおいては
、中心素線等のコード端末からの飛び出しを防止するた
めに中心素線等に対する締付力を増大させると、中心素
線の疲労破断頻度が増大し、逆に中心素線の疲労破断頻
度を激少させるために中心素線等への締付力を小さくす
ると、中心素線等がコード端末から飛び出してしまうと
いういわば相反する欠点を伴うのである。
そのため、従来の中心ウオリントン型コードにより補強
されたゴム物品等を一定時間使用するとスチールコード
の端部から中心素線または中心素線と側素線の一部が飛
び出し、ついにはその飛び出し部がゴム層を突き破って
その物品が使用不能となるか、あるいは使用中の繰返し
曲げ応力により中心素線が切断され、補強の役割を果た
すべきスチールコードの強力が低下し、それに伴なって
ゴム物品等の強度も低下して、やがて使用不能となって
しまう。
本発明は、上記従来技術の欠点を一挙に解消するために
なされたもので、補強用スチールコードにおける中心素
線または、それと一部の側素線とのコード端末からの飛
び出し、ならびに中心素線の切断現象を防止し、被補強
物品の寿命を延長させることを目的とするものである。
本発明の補強用スチールコードを適用しうる被補強物品
としては、コンベヤベルト、ホースおよびタイヤ等のゴ
ム物品の他に、繰返し曲げ応力のかかる状態で使用され
る同様な撚り構成のワイヤロープ等も含まれる。
従来の中心ウオリントン型コードにおける最大の課題は
、中心素線等の飛び出し防止と中心素線の疲労破断の防
止を両立できなかったことにあったわけであるが、本発
明によれば、この課題は、中心素線と第1側素線の最外
層素線による締付力を増大し、それと同時に中心素線と
第1側素線の接触方式を点接触から線接触に変え、応力
を広範囲かつ均一に拡散させることにより解消できたも
のである。
すなわち本発明は中心ストランドの周囲に6本の側スト
ランドを配置したゴム物品等の補強用スチールコードに
おいて、中心ストランドの中心素線を3本とし、この中
心素線の周囲に該中心素線の間に入り込むように3本の
第1側素線と、それよりも細い3本の第2側素線とを交
互に配置し、さらにその周囲に12本の第3側素線を配
置し、かつ上記中心素線、第1側素線および第2側素線
を同じ撚り長さで撚り合わせて該中心素線と、第1側素
線ならびに第2側素線とを線接触させたことを特徴とす
るものである。
この場合の中心ストランドの構成は数字では3+(3+
3 )+1 2と表記することができる。
そして、この構成によれば、■中心素線が第1および第
2側素線で強力に締め付けられているので繰返し曲げ応
力を受けても中心素線がコード端末から飛び出さない、
■中心素線と第1および第2素線が線接触しているので
、締付応力が広範囲に均一に分散され、中心素線の切断
が起らない、という効果が奏せられる。
また、第3側素線は細いほど良く、特に第3側素線径を
3本の中心素線、3本の第1側素線および3本の第2側
素線を撚り合わせたストランドの外接円の直径の0.3
2倍以下とし、第3側素線の間に小隙を形成するのが好
ましい。
このように第3側素線径を小さくするほど中心素線に対
する締付力が増大し、しかも締付応力が分散されている
ので、中心素線の切断は起こらない。
第2図aに示す本発明の中心ストランドの基本構成は数
式で表わせば3+( 3+3 )+12であって、3本
の中心素線do−o7oの周囲に3本の第1側素線do
−1とそれよりも細い径の3本の第2側素線do−2と
を交互に配置し、さらにその周囲に同じ径の12本の第
3側素線do 3を配置した構成である。
この基本構成において第1側素線dO−1および第2側
素線do−2と第3側素線do−3との間は点接触であ
る故、この間において締付力が弱ければ第1、第2側素
線のとび出しがまた締付力が強過ぎれば第1、第2側素
線の折れが起り得る。
しかし、締付力が多少強くとも、締付力は合せて6本の
第1、第2側素線に均等にかかるので、従来の中心素線
と第1側素線との間に生ずるこの種の問題にくらべて、
その可能性ははるかに少ないもので、実用上全く支障の
ないものである。
次に、第2図bに示す本発明の構成は同図aの基本構成
の応用構成で、第3側素線として6本の径の太いものd
o−3−1 と、6本の径の細いものd Q −3
−2 とを交互に配置した(6+6)こと以外は同図a
の場合と実質的に同一のものであり、この場合にも後記
の如く優れた効果が得られるものである。
以下、本発明の実癩例を図面に即してより具体的に説明
する。
第3図は、上記した本発明による中心ストランドを使用
した補強用スチールコードの各種実帷例を示すものであ
り、同図aは3 +( 3+3 )+12の構成の側ス
トランド2aを6本、中心ストランド1の周囲に配置し
た場合を示す。
第3図bは中心ストランド1の周囲にI×W(19)の
構成の側ストランド2bを配置した例、同図Cは側スト
ランドとして1×19の構成のもの20を使用した例、
同図dは1+6の構成の側ストランド2dを6本使用し
た例を示している。
この場合、側ストランドの本数は6本であるのが好まし
く、また他の構成の側ストランドを適宜使用することが
できる。
次に、本発明による実施例を従来技術とも比較しながら
さらに説明する。
実施例 1 本例は、中心ストランドとして第2図aに示す本発明品
、側ストランドとしてl −1− 6 +( 6+6)
のものを使用した場合である。
比較材は中心線が3本撚りのウオリントン型のものを中
心ストランドとし、側ストランドは上記と同様の撚り構
成を使用した。
A−1従来品の場合 本例は第1図aの従来技術の中心ストランドを使用した
場合である。
1)スチールコードの直径 5, Omm11)各スト
ランドの各素線の直径 3+6+<6+6) (第1図a)3+6+(6+6
)中心ストランド(φmm) 側ストランド(φmm
)中心素線 0.235 d ,−0 0.445
第1側素線do−1 0.470 d 1−1
0.420第2側素線do −2 0.500
d , − 2 0.460第3側素線do −a
O.380 d 1− 3 0.350中心
ストランドの中心素線(do−o−o を3本撚り合
した外接円)の直径は第1側素線径の1。
08倍である。中心線と第1側素線からなる部分をスチ
ールコードから引抜く力は7.5kg/cmと非常に低
い。
又、このスチールコードを補強材として使用したベルト
にて、実際使用条件を想定した走行試験を実施した場合
、約60万回の屈曲回数で、中心素線等の飛び出しが認
められる。
なお、中心素線と第1側素線からなる部分をスチールコ
ードから引抜く引抜き試験方法としては欠のような方法
を用いた。
すなわち、対象となるコードをゴムに埋込んで加硫した
試料より、引抜く部分(中心素線と第1側素線)を剥き
出して引張り試験機のツカミ具につかませる。
一方、ゴムに埋込んだ部分を5cmの長さに別のツカミ
具(支持具)につかんで支持し、引張る。
A−2従来品の場合 この例は第1図bの中心ストランドを使用したものであ
る。
l)スチールコードの直径 6.0mm 11)各ストランドの各素線の直径 3+6+(6+6) 中心ストランド(φmm) 側ストランド中心素
線do−o−o O.295 例A−1と同様第1側
素線d。
−1 0.495第2側素線do−20.515 第3側素線do−30.390 中心素線(doo−oを3本撚り合した外接円)の直径
は第1側素線径の1.25倍である。
中心素線と第1側素線からなる部分をコードから引き抜
く力は16kg/cmと上昇する。
しかしこのスチーコードを補強材としたベルトを走行試
験機に装着し、100万回屈曲走行した後、各構成素線
を観察した時、中心素線の切断が発見された。
中心素線の切断の為、本スチールコードは、走行前にく
らべ9.2%切断荷重が低下する。
ベルト走行条件 プーリー径:600mm 面圧: 37.2kg/1
走行速度:218m/分 B 本発明品の場合 1)スチールコードの直径 φ6.0mm1[)各スト
ランドの各素線の直径 中心ストランド(φmm) 側ストランド中心素線
do−o−o O.28O A−1と同じ第1側素線
do 1 0.400 第2側素線do−20.500 第3側素線do−30.435 中心素線と第1側素線及び第2側素線からなる部分をス
チールコードから引き抜く力は17kg/cm長である
このスチールコードを補強材としたベルトを走行試験機
に装着し屈曲走行させた場合、屈曲回数500万回後に
おいても、中心素線等は飛び出さず、又中心素線の切断
は発生しない。
(走行条件は上記A〜2と同様である) 実帷例 2 本実帷例は本発明による中心ストランドの第3側素線径
と、中心素線と第2および第2側素線からなる部分をス
チールコードから引き抜く力との関係を示す。
中心素線と第1側素線、第2側素線を撚り合わせたスト
ランド・・・・・・・・・・・・φ1.40mm第3側
素線・・・・−・・・・・・・各種コード径6mm 側ストランド A−1と同様 第3側素線の直径を、中心素線、第1側素線、第2側素
線を撚り合せたストランド外接円の直径の0.32倍以
下とした場合、500万回屈曲後においても中心素線等
の飛び出腰中心素線の切断は発見されない。
実施例 3 本実施例は第2図bに示すように本発明ストランド構成
( 3+(3+3 )+1 2 )の第3側素線として
、直径の異なる二種類の素線を6本交互に配置した場合
(6+6)であり、側ストランドは実施例A−1と同様
である。
1)スチールコードの直径 φ5, 5 mm11)各
ストランドの各素線の直径 中心ストランド(φ’mm ) 側ストランド中
心素線do−o−o O.28O A−1と同じ第
1側素線do−s0.400 第2側素線do−2 0 .500第3側素線1
d −3 −+ 0 .470第3側素線2 do
−s −2 0.345中心素線と第1側素線及び第
2側素線からなる部分をスチールコードから引き抜く力
は18kg/ 1 cm長である。
このスチールコードを補強材としたベルトを走行試験機
に装置し、屈曲走行させた場合屈曲回数500万回後に
おいて、中心素線は飛び出さず、又中心素線の切断は発
生しない。
(走行条件は上記A−2と同様である) 又本コードの切断荷重は実施例1.Bのスチールコード
にくらべ約2%上昇する。
以上説明したように、本発明によれば、被補強物品の繰
返し使用後にも中心素線またはそれと一部の側素線がコ
ード端末から飛び出すことがないばかりか、中心素線の
切断を起こすことのないゴム物品等の補強用スチールコ
ードが得られ、ゴム等の損傷やスチールコードの強度低
下によるゴム等とスチールコードとの複合材料としての
機能低下を防止し、寿命を十分に長くすることができる
また、本発明のゴム物品等の補強用スチールコードをベ
ルトの補強材として使用した場合は、ベルトの耐破断力
を顕著に向上できるとともに長期間使用後のベルト性能
の低下を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aとbはそれぞれ従来の中心ウオリントン型コー
ドの中心ストランドの拡大横断面図、第2図a′とbは
それぞれ本発明による中心ストランドの基本構成と応用
構成を示す拡大横断面図、第3図a = dは本発明に
よるゴム物品等の補強用スチールコードの各種実施例を
示す横断面図である。 1−−−−−・中心ストランド、2a,2b,2c,2
d・・・・・・側ストランド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 中心ストランドの周囲に6本の側ストランドを配置
    したゴム物品等の補強用スチールコードにおいて、中心
    ストランドの中心素線を3本とし、この中心素線の周囲
    に該中心素線の間に入り込むように3本の第1側素線と
    、該第1側素線よりも細い、3本の第2側素線とを交互
    に配置し、さらにその周囲に12本の第3側素線を配置
    し、かつ上記中心素線、第1側素線および第2側素線を
    同じ撚り長さで撚り合わせて該中心素線と、前記第1側
    素線ならびに前記第2側素線とを線接触させたことを特
    徴とするゴム物品等の補強用スチールコード。 2 第3側素線の直径を、中心素線、第1側素線および
    第2側素線を撚り合わせたストランドの外接円の直径の
    0.32倍以下とし、第3側素線の間に小隙を設けたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のゴム物品等
    の補強用スチールコード
JP52158145A 1977-12-30 1977-12-30 ゴム物品等の補強用スチ−ルコ−ド Expired JPS583069B2 (ja)

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