JP3523909B2 - エラストマー製物品補強用のスチールコード - Google Patents

エラストマー製物品補強用のスチールコード

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JP3523909B2
JP3523909B2 JP14089394A JP14089394A JP3523909B2 JP 3523909 B2 JP3523909 B2 JP 3523909B2 JP 14089394 A JP14089394 A JP 14089394A JP 14089394 A JP14089394 A JP 14089394A JP 3523909 B2 JP3523909 B2 JP 3523909B2
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filament
reinforcing
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  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Communication Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気入りラジアルタイ
ヤのカーカスプライ及びブレーカプライや、コンベヤベ
ルトや、ホースや、タイミングベルトといったエラスト
マー製物品の補強に適合したスチールコードに関する。
【0002】
【従来の技術】エラストマー製物品を補強するのにスチ
ールコードを使用する技術分野では、1回の撚り工程で
製造されることが可能で、且つ、できるだけ少ない本数
のスチールフィラメントから成る、更に単純なスチール
コード構造を求める一般的な傾向が認められる。最近
は、トラック用タイヤの補強技術において、非ラッピン
グ型の層状スチールコード構造(non-wrapped layered s
teel cord construction)の使用に向かう傾向がある。
【0003】ラッピングフィラメント(wrapping filame
nt) を層状スチールコード構造に装備することが、スチ
ールコード構造の特性と挙動とに、特にそのスチフネス
と弾性とに影響を与えることが知られている。スチール
コードを構成するその他のスチールフィラメントの特性
を改良することなしに、非ラッピング型構造に対する要
求を満たすために単純にラッピングフィラメントを省く
ことは、加工性に関する数多くの問題点を生じさせ得
る。特に、非ラッピング型層状スチールコード構造相互
間の間隔の不規則さが、エラストマー製プライで発見さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術の前記問題点を低減させることである。本発明の別
の目的は、良好な加工性を有する非ラッピング型スチー
ルコードを提供することである。本発明の更に別の目的
は、エラストマー製プライにおいてスチールコード相互
間の間隔の不規則さを生じさせない非ラッピング型スチ
ールコードを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によって、エラス
トマー製物品補強用のスチールコードが提供される。こ
のスチールコードは、1ないし5本の中心フィラメント
から成る中心構造と、外側層フィラメントから成り前記
中心構造を囲む1つの外側層と、前記中心構造と前記外
側層との間の、中間層フィラメントから成る1つの中間
層とを備え、前記中心フィラメントの全てと、前記中間
層フィラメントの全てと、前記外側層フィラメントの全
てとが、同一の撚り方向と同一のツイストピッチとを有
し、前記外側層フィラメントが前記スチールコードのス
リービングが防止される大きさの、半径方向内向きに向
けられた力を発揮するように、100%未満の予成形比
を有し、前記予成形比は解きほぐされた外側層フィラメ
ントのヘリコイドの直径をスチールコード内の外側層フ
ィラメントのヘリコイドの直径で割り、100を掛けた
ものと定義される。また、このスチールコードは、1な
いし5本の中心フィラメントから成る中心構造と、外側
層フィラメントから成り前記中心構造を囲む1つの外側
層とを備え、前記中心フィラメントの全てと、前記外側
層フィラメントの全てとが、同一の撚り方向と同一のツ
イストピッチとを有し、前記外側層フィラメントが前記
スチールコードのスリービングが防止される大きさの、
半径方向内向きに向けられた力を発揮するように、10
0%未満の予成形比を有し、前記予成形比は解きほぐさ
れた外側層フィラメントのヘリコイドの直径をスチール
コード内の外側層フィラメントのヘリコイドの直径で割
り、100を掛けたものと定義される。前記中心フィラ
メントの全てと前記層フィラメントの全てとが、同一の
撚り方向(twist hand)と同一のツイストピッチ(twist p
itch) とを有する。前記外側層フィラメントは、前記ス
チールコードのスリービング(sleeving)が防止される大
きさの、半径方向内向きに向けられた力を発揮する。
【0006】「エラストマー製物品補強用の」スチール
コードとは、エラストマー製物品を補強するために必要
な特徴をそのスチールコードが有するということを意味
する。これは、 (1) そのスチールコードが0.05mmから0.8
0mmまでの範囲内の、好ましくは0.05mmから
0.45mmまでの範囲内の直径を有するスチールフィ
ラメントで構成されていること、 (2) そのスチールフィラメントが、エラストマーに
対する付着性を促進する層で被覆されていること。ゴム
エラストマー(rubber elastmer) の場合には、0.15
μmから0.35μmまでの厚さを有する、黄銅(低銅
含量63.5%Cu又は高銅含量67.5%Cuのどち
らか)のような銅合金被覆、又は複合黄銅被覆(Ni+
黄銅、黄銅+Co...)が特に適している。 (3) そのスチールフィラメントが、0.70%から
0.98%までの炭素含量と、0.10%から1.10
%までのマンガン含量と、0.10%から0.90%ま
でのケイ素含量と、0.15%まで、好ましくは0.0
10%までに抑えられた硫黄含量及びリン含量という概
要に沿った組成を有すること。更に、クロム(上限0.
20%から0.40%まで)と銅(上限0.20%ま
で)とバナジウム(上限0.30%まで)のような追加
の元素が加えられてもよい。 のいずれか1つ又はこれらの組み合わせを意味してい
る。
【0007】中心フィラメントの全てと層フィラメント
の全てとが同一の撚り方向と同一のツイストピッチとを
有する層状スチールコード構造は、「コンパクトコード
構造(compact cord construction) 」と呼ばれている。
本発明の発明者達は、エラストマー製プライ内の非ラッ
ピング型スチールコードの間隔に関する問題点は、外側
層フィラメントの長さが過剰であること又は外側層フィ
ラメントの引張が不十分であることを原因としており、
当該スチールコードと直径が等しい穴を通して引っ張ら
れた時には、もはやスチールコード中のフィラメントは
互いに接触しないということを発見した(スリービング
については、添付図面を参照して後で更に詳細に説明す
る)。ラッピング型コンパクトコード構造(wrapped com
pact cord construction) のラッピングフィラメント
が、コードのその他の部分における数多くの問題点の埋
め合わせをするということは事実である。ラッピングフ
ィラメントは、十分な引張力下にある場合に、スチール
コードをしっかりと一体的に保持する。容易な加工を可
能にし、かつスリービングを防止するのに十分なだけ固
定され締まっている非ラッピング型スチールコードは、
スチールコードの中心に向けて半径方向内向きに方向付
けられた力を発揮する外側層フィラメントを備えること
によって得られる。言い換えれば、従来はラッピングフ
ィラメントによって及ぼされる力によって与えられてい
た、スチールコードを固定状態に保持する働きが、外側
層フィラメントによって及ぼされる力によってもたらさ
れる。
【0008】半径方向内向きに方向付けられた力を外側
層フィラメントに発揮させることは、3つの主要な方法
によって、又は、これら3つの方法のいずれかの組み合
わせによって、実現される。
【0009】半径方向内向きに方向付けられた力を及ぼ
す第1の方法は、スチールコードを締める傾向を持つ残
留ねじれ(residual torsions) を、外側層フィラメント
に持たせることである。ここで、「残留ねじれの数」と
は、特定の長さのコード又はフィラメントの一端を固定
し、他端が自由回転することが許される場合の該回転の
数として定義される。他の種類の、加工性の問題を回避
するために外側層フィラメントの残留ねじれの度合いは
限定されるが、スチールコードのスリービングを避ける
ために、スチールコードを締める方向への外側層フィラ
メントの残留ねじれの度合いは、できるだけ大きくされ
る。
【0010】スチールコードを締める方向は、スチール
コードの前以ての撚り方向と同一の方向に外側層フィラ
メントを回すことによって得られる。スチールコードに
ねじれのバランスを得るために、外側層フィラメントを
除く、一部又は全部のフィラメントが、スチールコード
の撚りを解き開く傾向を持つ残留ねじれを有する。
【0011】半径方向に内向きに方向付けられた力を及
ぼす第2の方法は、外側層フィラメントが、100%以
下の、下記定義の通りの予成形比(preforming ratio)を
有するように、外側層フィラメントを予め成形しておく
ことである。ここで、個々のフィラメントの「予成形
比」とは、次のように定義される。
【0012】
【数1】
【0013】スチールコードのスリービングを回避する
ために、外側層フィラメントの予成形比は可能な限り低
く保たれる。しかし、外側層フィラメントの前記予成形
比は、フレア(flare) 、即ち、スチールコード切断後の
フィラメント端部の拡開(spreading) を避けるために、
下限を持たなければならない。
【0014】半径方向に内向きに方向付けられた力を及
ぼす第3の方法は、スチールコード内の外側層フィラメ
ントを引張力の下に置くことである。
【0015】外側層フィラメントを慎重にほぐした後
で、そのほぐされた外側層フィラメントのツイストピッ
チがスチールコードのツイストピッチよりも小さいなら
ば、外側層フィラメントがスチールコード内で引張力を
受けていたことになる。スチールコード内での引張りの
バランスを得るために、外側層フィラメント以外の一部
又は全部のフィラメントは、スチールコード内で圧縮力
の下に置かれる。
【0016】狭い開口の中をより一層容易に滑動するた
めに、且つ、スリービングを起こす傾向がより一層低い
スチールコードを得るために、フィラメント表面の少な
くとも一部分に潤滑剤が付与されることが好ましい。こ
の潤滑剤はエラストマーへの付着を妨げない種類の潤滑
剤でなければならず、エラストマーへのスチールコード
の付着を促進する種類の潤滑剤であることが好ましい。
【0017】スチールコードの加工性を更に向上させる
ために、スチールコード全体としては、残留ねじれが無
く、且つフレアが無いことが好ましい。
【0018】本発明の第1の実施例では、中心構造と1
つの(外側)層とをスチールコードが有する。この第1
の実施例の一例では、その中心構造は、3本の中心フィ
ラメントから構成され、その外側層は9本の層フィラメ
ントから構成される。別の例では、中心構造は1本の中
心フィラメントだけから構成され、外側層は6本の層フ
ィラメントから構成される。
【0019】上記の両方の例では、中心フィラメントの
直径は、層フィラメントの直径より大きくてもよい。
0.02mmから0.10mmまでの、例えば0.02
mmから0.06mmまでの直径差が一般的である。
【0020】本発明の第2の実施例では、スチールコー
ドが、中心構造と中間層と外側層とを有する。この第2
の実施例の一例では、中心構造が1本の中心フィラメン
トから構成され、中間層が6本の中間層フィラメントか
ら構成され、外側層が12本の外側層フィラメントから
構成される。別の例では、中心構造が3本の中心フィラ
メントから構成され、中間層が9本の中間層フィラメン
トから構成され、外側層が15本の外側層フィラメント
から構成される。上記の両方の例では、中心フィラメン
ト直径は、中間層フィラメント直径及び外側層フィラメ
ント直径よりも大きくてよい。0.02mmから0.1
0mmまでの直径差が一般的である。
【0021】いずれの中心フィラメントの部分負荷伸び
(part load elongation)も、いずれの上記外側層フィラ
メントの部分負荷伸びよりも小さいことが好ましい。術
語「部分負荷伸び」は、本明細書では、0ニュートンか
ら2.5ニュートンまでの初期引張力と、初期引張力か
ら50ニュートンまでの引張力(通常は、20ニュート
ンから50ニュートンまでの別の予め決められた引張
力)とにおける、標点距離の増大長さとして定義され
る。個々のスチールフィラメントの部分負荷伸びは、ス
チールコードを撚った後で、慎重に(即ち、塑性変形を
与えずに)スチールコードからスチールフィラメントを
解きほぐした後に、個々のスチールフィラメントに関し
て測定される。第2の実施例の場合には、いずれの中間
層フィラメントの部分負荷伸びも、いずれの外側層フィ
ラメントの部分負荷伸びよりも小さいことが好ましい。
【0022】外側層フィラメントの部分負荷伸びに関し
て、次の2つの副次的実施例が実現可能である。 (1)どの外側層フィラメントの部分負荷伸びも狭い範
囲内にある場合、又は、(2)2本の中間層フィラメン
トに接触するいずれの外側層フィラメントの部分負荷伸
びも、中間層フィラメントには1本だけに接触するいず
れの外側層フィラメントの部分負荷伸びより小さい場
合。
【0023】以下では、本発明が、添付図面を参照して
更に詳細に説明される。
【0024】
【実施例】図1は、スリービングの現象を概略的に示し
ている。スチールコード10は、小さな開口から引き抜
かれて、その密集性(compactness) を失っている。即
ち、その中心フィラメントが既に中間層フィラメントと
接触しておらず、及び/又は、中間層フィラメントが既
に外側層フィラメントと接触していない。この現象は、
コンパクトコード(compact cord)の場合には回避されな
ければならず、特に、ラジアルタイヤのエラストマー製
プライ(特にカーカスプライ)内にコンパクトコードが
互いに非常に近接して配置される場合に、又は、特に、
押し出し工程におけるエラストマー製プライ内へのコン
パクトコードの埋め込みプロセスの場合には、回避され
なければならない。
【0025】本発明においては、スチールコード10の
直径に等しい開口を有するダイ14を通して、(個々の
フィラメントが互いに対して長手方向に移動することを
防止するために)両端部をそれぞれ焼き固めて、そのス
チールコード10を6mの長さに亙って引き出した後
で、そのスチールコードがコンパクトコードの状態のま
まである場合に、即ち、外側フィラメント12が内側フ
ィラメントに半径方向に接触している場合には、そのコ
ンパクトスチールコードは、スリービングを起こさない
スチールコードであると見なされる。このスリービング
現象は累積的効果を有する。即ち、スリービングが生じ
ると、スチールコード10の直径は、ダイ14に入る前
に、そのスチールコードの全長に亙って次第に増大し、
所謂「膨れ(blister) 」を形成する。フィラメント配置
の変化がスチールコードの長さの範囲内に生じる場合に
は、フィラメント配置の変化箇所が上記ダイの中を通過
する時に、スリービングが一時的に止められる、即ち、
膨れは消滅する。しかし、スリービングを起こす傾向が
あるスチールコードは、フィラメント配置の変化箇所が
上記ダイの中を通過し終わった後に、再び膨れを形成し
始める。
【0026】図2の(a)は、本発明の第1の実施例、
即ち、3本の中心フィラメント16から成る中心構造
と、9本の外側層フィラメント12、13から成る1つ
だけの(外側)層とを有するスチールコード10の断面
図を示す。このスチールコードの一例は次の通りであ
る。すべてのフィラメントが、同一の撚り方向と、同一
のツイストピッチとを有するスチールコードにおいて、
左から右へ中心構造/外側層のそれぞれについて、構成
スチールフィラメントの本数と、同フィラメントの直径
(mm)とを示す。 3×0.25/9×0.23 矢印18は、スチールコード10の撚り方向(例えばZ
方向)を示す。スチールコード10の撚り方向と同一方
向の残留ねじれを外側層フィラメント12、13に与え
ることによって、スリービングを起こさないことが実現
されている。こうした残留ねじれの方向は矢印20で示
される。
【0027】図2の(b)は、スリービングを起こさな
いスチールコードを実現するための別の方法を示してい
る。ほぐされた外側層フィラメント12のヘリコイド
は、撚られたスチールコード10内の外側層フィラメン
ト12のヘリコイドの直径Doよりも小さい直径Dを有
する(参照符号22は、撚られたスチールコードの周囲
の仮想円筒を表す)。言い換えれば、外側層フィラメン
トの予成形比は100%より小さい。
【0028】図3の(a)は、本発明によるスチールコ
ード10の第2の実施例の断面図を示す。スチールコー
ド10は、単一の中心フィラメント16から構成される
中心構造と、6本の中間層フィラメント24から構成さ
れる中間層と、12本の外側層フィラメント12、13
から構成される外側層とを有する。外側層フィラメント
12は、中間層フィラメント24には1本だけと接触
し、外側層フィラメント13は2本の中間層フィラメン
ト24と接触する。このスチールコードの一例は次の通
りである。すべてのフィラメントが、同一の撚り方向
と、同一のツイストピッチとを有するスチールコードに
おいて、左から右へ、中心構造/中間層/外側層のそれ
ぞれについて構成フィラメントの本数と、同フィラメン
トの直径(mm)とを示す。 1×0.22/6×0.20/12×0.20 このスチールコードの撚り方向は、矢印18によって示
されている(例えばZ方向)。外側層フィラメントは、
そのスチールコードを締める傾向がある、Z方向(矢印
20を参照)の残留ねじれを有する。ねじれのバランス
と、全体としては残留ねじれの無いスチールコードとを
実現するために、中間層フィラメント24は、S方向の
残留ねじれ、即ち、そのスチールコードの撚りを解き開
く傾向がある残留ねじれを有する。
【0029】図3の(b)は、スリービングを起こさな
いスチールコードを実現するための別の方法を示す。外
側層フィラメント12、13の予成形比(D/DO )×
100は100%より小さい。図3の(c)に示されて
いるように、中間層フィラメント24の予成形比(D/
O )×100は、100%より大きくできる。
【0030】図4と図5とは、本発明によるスチールコ
ードの(スチールコード全体のではなくて)個々の解き
ほぐされたスチールフィラメントの部分負荷伸び(PL
E)を示す。横座標は長さの増加、すなわち伸びであ
り、Y座標は、個々の解きほぐされたスチールフィラメ
ントに及ぼされる引張力(2.5Nないし50N)であ
る。
【0031】図4は、スチールコードを締める外側層フ
ィラメントの残留ねじれによって、「スリービングが発
生しないこと」が実現されている実施例に対応する。中
間層フィラメント24のPLE値は、狭い範囲内に全て
が存在する曲線28によって表される。2本の中間層フ
ィラメント24に接触する外側層フィラメント13のP
LE値は、同様に狭い範囲内に存在する曲線30によっ
て表される。最後に、中間層フィラメント24には1本
だけに接触する外側層フィラメント12のPLE値は、
同様に狭い範囲内に存在する曲線32によって表され
る。図5は、100%より小さい外側層フィラメントの
予成形比によって、「スリービングが発生しないこと」
が実現されている実施例に対応する。この場合も同様
に、中間層フィラメント24のPLE値は、狭い範囲内
に全てが存在する曲線28によって表される。全ての外
側層フィラメント12、13のPLE値も、同じ狭い範
囲内にあり、曲線34によって表される。
【0032】本発明によってスチールコードを製造する
方法が図6に示されている。図6の左側から始まり、個
々のスチールフィラメント12、13、16、24が供
給スプール36から引き出され、分配ディスク38を経
由して撚りダイ(twisting die)40に案内される。スチ
ールフィラメントが撚りダイ40の中に入る時に、潤滑
剤がスチールフィラメントに付加され得る。これらのフ
ィラメントは案内プーリ42へと向けられ、案内プーリ
42において、フライヤ(flyer) 44の各回転毎に最初
の撚りを受ける。この(部分的に)撚られたコードはフ
ライヤ44を経て逆転プーリ(reversing pulley)46に
案内され、この逆転プーリ46において、フライヤ44
の各回転毎に第2の撚りを受ける。これに続いて、撚ら
れたコード10は、スチールコード全体から残留ねじれ
を当業で一般に知られているように除ける回転式仮より
装置(rotating false twister)48に送られる。キャプ
スタン50が、上流側の全工程を通してスチールコード
を引っ張る。更に、スチールコードは、くせ取り装置(s
traightener)52に送られ、案内プーリ54を経てスプ
ール56上に巻き取られる。
【0033】撚り工程中に外側層フィラメントとスチー
ルコードとに対して与えられるねじれとは反対の方向
に、これらのねじれの数よりも少ない数のねじれを外側
層フィラメント12、13に与えることによって、スチ
ールコード10を締める傾向がある残留ねじれを有する
外側層フィラメント12、13の具体例が実現され得
る。仮より装置48の回転速度を調整することによっ
て、スチールコード全体から残留ねじれが除かれること
が可能であり、一方、外側層フィラメント12、13は
スチールコード10を締める傾向があり、中間層フィラ
メント24はスチールコード10の撚りを解き開く傾向
がある。分配ディスク38内の外側層フィラメント用案
内穴を適正に位置決めすることと、分配ディスク38と
撚りダイ40との間の距離を適切に調整することとによ
って、100%より小さい予成形比を有する外側層フィ
ラメント12、13の具体例が実現できる。撚りダイ4
0に接近する時に外側層フィラメント12、13と中心
フィラメント16とによって作られる角度が大きくなれ
ばなるほど、予成形の度合いは大きくなる。
【0034】僅かに不十分であり、従って最終的に撚ら
れたスチールコードに実際に必要とされる長さよりも短
い長さだけ、供給スプール36から外側層フィラメント
12、13を引き出すことによって、スチールコード内
で外側層フィラメントが引張力下にある実施例は実現で
きる。これは、スチールコードと各フィラメントとに付
与される撚りが、逆転プーリ46から案内プーリ42へ
と上流側に進むことを防止することによって得られる。
【0035】前述の通り、本発明の第1の実施例は3×
0.25/9×0.23で示され、同第2の実施例は1
×0.22/6×0.20/12×0.20で示される
が、他に、次のように示される、いろいろな実施例があ
る。何れの実施例においても、何れのフィラメントも同
一の撚り方向と、同一のツイストピッチとを有する。
【0036】
【数2】2×0.38/8×0.35 2×0.25/8×0.22/14×0.20 3×0.22/9×0.20 3×0.22/9×0.20/15×0.20 3×0.22/9×0.20/15×0.20/21×
0.20 4×0.22/10×0.20 4×0.22/10×0.20/16×0.175 5×0.22/11×0.20 5×0.20/11×0.175/17×0.15
【図面の簡単な説明】
【図1】スリービングの現象を概略的に示す説明図であ
る。
【図2】(a)は、本発明による第1の実施例における
コードの断面図である。(b)は、本発明による第1の
実施例におけるコードから取り出された外側層フィラメ
ントの説明図である。
【図3】(a)は、本発明による第2の実施例における
コードの断面図である。(b)は、本発明による第2の
実施例におけるコードから取り出された外側層フィラメ
ントの説明図である。(c)は、本発明による第2の実
施例におけるコードから取り出された中間層フィラメン
トの説明図である。
【図4】本発明による第2の実施例におけるコードから
取り出されたフィラメントの部分負荷伸びのグラフであ
る。
【図5】本発明による第2の実施例におけるコードから
取り出されたフィラメントの部分負荷伸びのグラフであ
る。
【図6】本発明によるスチールコードの製造方法を概略
的に示す説明図である。
【符号の説明】
10 スチールコード 12、13 外側層フィラメント 14 ダイ 16 中心フィラメント 24 中間層フィラメント 36 供給スプール 38 分配ディスク 40 撚りダイ 42、54 案内プーリ 44 フライヤ 46 逆転プーリ 48 回転式仮より装置 50 キャプスタン 52 くせ取り装置 56 スプール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピエール・クリンゲレールス ベルギー国、ベー 3630 マースメヘレ ン、プローステルボスストラート 73 (72)発明者 フラン・ヴァン・ギール ベルギー国、ベー 8560 グレゲム、ネ ッカープラース 20 (56)参考文献 特開 昭60−59188(JP,A) 特開 平4−5105(JP,A) 実開 平1−161291(JP,U) 実開 平3−74699(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D07B 1/00 - 9/00 EUROPAT(QUESTEL) WPI/L(QUESTEL)

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1ないし5本の中心フィラメントから成
    る中心構造と、外側層フィラメントから成り前記中心構
    造を囲む1つの外側層と、前記中心構造と前記外側層と
    の間の、中間層フィラメントから成る1つの中間層とを
    備え、前記中心フィラメントの全てと、前記中間層フィ
    ラメントの全てと、前記外側層フィラメントの全てと
    が、同一の撚り方向と同一のツイストピッチとを有し、
    前記外側層フィラメントが前記スチールコードのスリー
    ビングが防止される大きさの、半径方向内向きに向けら
    れた力を発揮するように、100%未満の予成形比を有
    し、前記予成形比は解きほぐされた外側層フィラメント
    のヘリコイドの直径をスチールコード内の外側層フィラ
    メントのヘリコイドの直径で割り、100を掛けたもの
    と定義されることを特徴とするエラストマー製物品補強
    用のスチールコード。
  2. 【請求項2】 1ないし5本の中心フィラメントから成
    る中心構造と、外側層フィラメントから成り前記中心構
    造を囲む1つの外側層とを備え、前記中心フィラメント
    の全てと、前記外側層フィラメントの全てとが、同一の
    撚り方向と同一のツイストピッチとを有し、前記外側層
    フィラメントが前記スチールコードのスリービングが防
    止される大きさの、半径方向内向きに向けられた力を発
    揮するように、100%未満の予成形比を有し、前記予
    成形比は解きほぐされた外側層フィラメントのヘリコイ
    ドの直径をスチールコード内の外側層フィラメントのヘ
    リコイドの直径で割り、100を掛けたものと定義され
    ることを特徴とするエラストマー製物品補強用のスチー
    ルコード。
  3. 【請求項3】 ラッピングフィラメントを備えていな
    いことを特徴とする請求項1または2に記載のエラスト
    マー製物品補強用のスチールコード。
  4. 【請求項4】 前記フィラメントの表面の少なくとも
    一部分に潤滑剤が付与されていることを特徴とする請求
    1ないし3のいずれか1項に記載のエラストマー製物
    品補強用のスチールコード。
  5. 【請求項5】 前記中心構造が、3本の中心フィラメン
    トから成ることを特徴とする請求項2に記載のエラスト
    マー製物品補強用のスチールコード。
  6. 【請求項6】 前記外側層が9本の層フィラメントか
    ら成ることを特徴とする請求項5に記載のエラストマー
    製物品補強用のスチールコード。
  7. 【請求項7】 前記中心構造が1本の中心フィラメン
    トから成ることを特徴とする請求項2に記載のエラスト
    マー製物品補強用のスチールコード。
  8. 【請求項8】 前記外側層が6本の層フィラメントか
    ら成ることを特徴とする請求項2又は7に記載のエラス
    トマー製物品補強用のスチールコード。
  9. 【請求項9】 前記中心フィラメントの全てが同一の直
    径を有し、前記外側層フィラメントの全てが同一の直径
    を有し、前記中心フィラメントの直径が前記外側層フィ
    ラメントの直径よりも大きいことを特徴とする請求項2
    ないし8のいずれか1項に記載のエラストマー製物品補
    強用のスチールコード。
  10. 【請求項10】 中間層フィラメントから成る1つの中
    間層と、前記外側層フィラメントから成る1つの外側層
    を有することを特徴とする請求項1または3または4
    のいずれか1項に記載のエラストマー製物品補強用のス
    チールコード。
  11. 【請求項11】 前記中心フィラメントの全てが同一の
    直径を有し、前記中間層フィラメントの全てが同一の直
    径を有し、前記外側層フィラメントの全てが同一の直径
    を有し、前記中心フィラメントの直径が前記中間層フィ
    ラメントの直径よりも大きいことを特徴とする請求項1
    0に記載のエラストマー製物品補強用のスチールコー
    ド。
  12. 【請求項12】 前記中心フィラメントの数が1本であ
    り、前記中間層フィラメントの数が6本であり、且つ前
    記外側層フィラメントの数が12本であることを特徴と
    する請求項10又は11に記載のエラストマー製物品補
    強用のスチールコード。
  13. 【請求項13】 前記中心フィラメントの数が3本であ
    り、前記中間層フィラメントの数が9本であり、且つ前
    記外側層フィラメントの数が15本であることを特徴と
    する請求項10又は11に記載のエラストマー製物品補
    強用のスチールコード。
  14. 【請求項14】 前記スチールコードを締める残留ね
    じれを前記外側層フィラメントが有することを特徴とす
    る請求項1ないし13のいずれか1項に記載のエラスト
    マー製物品補強用のスチールコード。
  15. 【請求項15】 前記スチールコードの撚りを解き開
    残留ねじれを前記中間層フィラメントが有することを
    特徴とする請求項10ないし14のいずれか1項に記載
    のエラストマー製物品補強用のスチールコード。
  16. 【請求項16】 前記スチールコードの撚りを解き開
    残留ねじれを前記中心フィラメントが有することを特
    徴とする請求項1ないし15のいずれか1項に記載のエ
    ラストマー製物品補強用のスチールコード。
  17. 【請求項17】 前記外側層フィラメントが前記スチ
    ールコード内で引張力下にあることを特徴とする請求項
    1ないし16のいずれか1項に記載のエラストマー製物
    品補強用のスチールコード。
  18. 【請求項18】 前記中間層フィラメントが前記スチ
    ールコード内で圧縮力下にあることを特徴とする請求項
    10ないし17のいずれか1項に記載のエラストマー製
    物品補強用のスチールコード。
  19. 【請求項19】 いずれの前記中心フィラメントの部
    分負荷伸びは、いずれの前記外側層フィラメントの部分
    負荷伸びよりも小さいことを特徴とする請求項1ないし
    18のいずれか1項に記載のエラストマー製物品補強用
    のスチールコード。
  20. 【請求項20】 いずれの前記中間層フィラメントの
    部分負荷伸びは、いずれの前記外側層フィラメントの部
    分負荷伸びよりも小さいことを特徴とする請求項10な
    いし19のいずれか1項に記載のエラストマー製物品補
    強用のスチールコード。
  21. 【請求項21】 前記中間層フィラメント2本に接触
    するいずれの前記外側層フィラメントの部分負荷伸び
    は、前記中間層フィラメント1本だけに接触するいずれ
    の前記外側層フィラメントの部分負荷伸びよりも小さい
    ことを特徴とする請求項10ないし20のいずれか1項
    に記載のエラストマー製物品補強用のスチールコード。
  22. 【請求項22】 前記スチールコード全体としては残
    留ねじれがないことを特徴とする請求項1ないし21の
    いずれか1項に記載のエラストマー製物品補強用のスチ
    ールコード。
  23. 【請求項23】 前記スチールコード切断後の前記フィ
    ラメントの拡開がないことを特徴とする請求項1ないし
    22のいずれか1項に記載のエラストマー製物品補強用
    のスチールコード。
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