JPH054477B2 - - Google Patents

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JPH054477B2
JPH054477B2 JP1064835A JP6483589A JPH054477B2 JP H054477 B2 JPH054477 B2 JP H054477B2 JP 1064835 A JP1064835 A JP 1064835A JP 6483589 A JP6483589 A JP 6483589A JP H054477 B2 JPH054477 B2 JP H054477B2
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    • D07B1/062Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動車タイヤやコンベアベルトな
どゴム構造物の補強用繊維、中でも、ラジアルタ
イヤのベルトを補強する場合により優れた効果を
発揮するスチールコードに関する。 〔従来の技術〕 車輌用ラジアルタイヤのベルト補強に用いられ
るスチールコードに対しての要求品質特性は、ゴ
ムとの接着性及び接着耐久性、耐水腐食性、コー
ドの各種機械的性能(切断荷重、剛性、疲労性、
柔軟性など)等である。このうち、耐水腐食性に
関しては、コード内部へのゴムの浸透性が大きく
影響する。コード内にゴムの未浸透空間がある
と、タイヤの使用中にゴムが傷付き、その傷が拡
がつてスチールコードに達したときに傷を伝つて
コード内に水分が浸入するため、コード内層から
の腐食が進行し、コードの切断荷重、耐疲労性が
低下する。 そこで、ゴムの浸透性を良くする目的で、1×
3、1×4或いは1×5の撚り構造のオープンコ
ードや2+2の撚り構造が提案されているが、前
者は、タイヤ製造時のコード引き揃えのためのカ
レンダー工程においてコードが低張力で伸び易い
ことから、フイラメントが互いに引寄せられてゴ
ムの浸入が不充分なクローズドコードになり易
く、また、引き揃え時のコード間隔も不均一にな
ると云つた欠点を有する。 一方、後者は、ゴム浸透性は良いが、コードの
横断面が、長手方向の各部において凹凸が大きく
円形でないため、耐疲労性の低下が著しい。 なお、周知技術の中には、ゴム浸透性を更に良
くするため、異径フイラメントを撚り合わせるも
のも出てきた。この種の異径コードとしては、例
えば、特開昭60−189604号、同61−63792号
(GB−8418509号)、同62−96104号の各公報に示
されるものがある。 また、最近ではスチールコードの付加特性とし
て、低コスト化のための撚り構成の簡素化、低燃
費につながる軽量タイヤ実現のためのコード重量
軽減などが一部で要求されていることから、これ
に応えるものも提案されている。その一例として
は、1×2HTコード(特開昭62−117893号→US
−798652号)などがあり、この構造はゴム浸透性
も良い。 〔発明が解決しようとする課題〕 上述した各種のスチールコードのうち、オープ
ンコードや2+2のコードは先に述べた問題点を
有している。 一方、従来の異径フイラメントの撚線は、コー
ド内部へのゴムの浸透性は良いようだが、特開昭
60−189604号公報でも述べているように、コード
表面の凹凸が多くなるため、ゴムの使用量が多く
なるのに加えてタイヤ製造時のカレンダー工程で
品質上のトラブルを発生する欠点がある。しか
も、当該撚線に関して先に挙げた3つの公知例は
いずれも太径フイラメントに対する細径フイラメ
ントの直径比に下限規制があり、その比率が0.60
〜0.75と比較的大きい。この比率が小さくなれば
コード内部へのゴム浸透度は更に向上するが、こ
の場合、製造が困難になる。これは異径フイラメ
ントを一緒に撚り合わせるため、両フイラメント
のうち細径フイラメントに撚り方向と逆向きのね
じり歪が残り、コード端を自由にしたとき、この
残留歪が解放されてコードから細径フイラメント
が大きくばらける現象が生じることによる。な
お、この残留ねじり歪に起因したばらけ現象は、
前記直径比が小さくなる程顕著になる。 次に、撚り構成を簡素化した1×2HTコード
は、切断荷重を確保するためにフイラメント径を
太くするか、フイラメントの引張り強さを大きく
しなければならない。ところが、フイラメント径
を太くするのは、疲労性低下を招くため自ずと限
界がある。従つて、後者の方法を採らざるを得な
いが、フイラメントの引張り強さを大きくすると
伸線速度制限、靭性劣化による撚線時断線が生じ
るため生産性が低下する。 この発明は、上述の諸問題を無くしたゴム補強
用スチールコードを提供することを課題としてい
る。 〔課題を解決するための手段〕 この発明は、上記の問題点を無くすため、表面
にブラスメツキした3本の鋼細線から成る撚線を
基本にして第1図に示すように3本の鋼細線1〜
3のうち、1と2の2本を同径にし、かつ、3よ
りも太くする。 また、細径細線3にはコード両端の切断時に開
放される内部応力を保有させ、この応力で両端が
切断して解放されるまでは第5図aに示すように
コード径(このときの径はDc1)が太径細線の2
本で構成されるストランドの直径Ds(外接円の
径)と同一(1.00倍)乃至1.15倍に保たれ、コー
ド両端を切断すると、この際のコード径Dc2(第5
図b)がDsと同一乃至Dsの1.45倍に拡大するよう
にしておく。 さらに、コード両端の切断後は内部応力の開放
により細径細線3の端部が太径細線1,2の端部
よりも内側に引込んでコード端末が第3図のよう
に2本の太径細線のみで構成されるようにしてお
く。 なお、かゝるコードにおいて、3本の鋼細線の
直径を0.10mm〜0.40mmとし、さらに、細径細線の
直径を太径細線の0.51〜0.67倍に設定しておき、
また、細径細線の直径方向型付率は太径細線より
も大きくしておくこと、或いは、負荷荷重2Kg
(0〜2Kgの荷重範囲)下におけるコードの伸度
(%)を0.08〜0.14の範囲にしておくことは後述
する理由から好ましいことである。 〔作 用〕 上述したこの発明のスチールコードは、撚線工
程からコードが製品としてリールに巻かれている
カレンダー工程までは、細径細線の内部応力が解
放されないので、横断面における円周方向の凹凸
が第1図及び第2図を見て判るようにさほど多く
ない。一方、コードがゴムとの複合構造物になつ
たとき(リールから解かれて両端を切断された状
態)には、細径細線に与えていた内部応力が解放
されてコード径が第2図及び第3図のように増径
し、外周に適度な凹凸が生じるため、ゴム浸透度
が良くなる。また、この際、細径細線の端部が他
の太径細線の端部より内側に引込み、コード端末
が不均一な状態になるため、コードの切断端を起
点としたコードとゴムとの分離現象も効果的に防
止される。 以下に、数値等の限定理由について述べる。 上述したように、カレンダー工程まではコード
外周の凹凸を極力少なくし、コード両端の切断後
にその凹凸を増加させるには、スチールコードを
構成する鋼細線のうち、一部の細線に予め内部応
力を保有させ、端末が自由になつたときにその応
力が開放されてコードが外側に拡がるようにして
おく必要がある。 発明者等はこの方法を模索した結果、一部の鋼
細線を、一緒に撚り合わせる他の鋼細線よりも細
くし、かつ、その細径細線に予め大きな型付けを
して撚り合わせると上の目的が達成されることを
見い出した。 次に、スチールコードを構成する鋼細線の本数
は少ない程低コスト撚線が望めるが、2本だと補
強材料の基本であるコード切断荷重(通常41Kgf
以上)の確保のために細径細線と対になる太径細
線の径を0.41mm以上としなければならず耐疲労性
の面で問題がある。また、他の手法として引張り
強さを高めると先に述べた生産性低下の問題が生
じる。従つて、コードを構成する鋼細線数は3本
とした。 また、その鋼細線の径について、0.10〜0.40mm
が好ましいとしたのは、上限は疲労性能の低下、
下限はコスト高を考慮したためである。この範囲
において太径細線は同径のものを2本とし、細径
細線は1本にするのが効率的である。 さらに、細径細線の1本と同一太径細線2本の
組合せ下において、上の線径内でそれ等の直径比
を種々変更し、コード両端切断後細径細線端が太
径細線端よりも内側に引込む条件を調べたとこ
ろ、細径細線の直径は太径細線のそれの0.51〜
0.67倍が最適であるとの結論に達した。その比率
が0.51未満では細径細線の存在価値が薄れ、2本
の鋼細線から成るストランドと等価な状態に近づ
くため好ましくない。また、その比率が0.67を越
えると、コード端の切断解放時に、細径細線が保
有する内部応力が不足して端末の引込み状態が悪
くなり、所期の目的達成が難しくなつてくる。 なお、異径鋼細線の撚り合わせに当つては、細
径細線に予め型付を施して両フイラメントの撚り
込み長さを揃えるか又は細径細線の撚り込み長さ
を太径細線のそれよりも若干長くしておく必要が
ある。でないと、コードに加わる張力が細径細線
に集中して細径細線が早期に断線する。 ところが、この際の細径細線の型付けが大き過
ぎると、コード外周の凹凸が大きくなつて、撚線
工程又はカレンダー工程で細径細線の表面が傷付
けられ、メツキ剥離によるゴム接着性の低下が生
じる。従つて、細径細線の型付け、即ち、スチー
ルコードの凹凸の大きさをコード径で規制する必
要がある。 そこで、スチールコードの引張り試験、撚り合
わせた鋼細線の損傷状況観察を行つた結果、コー
ド両端固定の状態(撚線工程からカレンダー工程
までに相当)でのコード径は、太径細線の2本か
ら成るストランドの外接円径Dsに対し、1〜1.15
倍の範囲が望ましかつた。 また、コード両端が自由状態(バイアスカツト
後に相当)になつたときのコード径は、予め内部
応力を保有している細径細線の応力が解放されて
その線がコード外側に拡がり、太径細線との〓間
が大きくなる結果、ゴム浸透度の良好な大きさに
なる。前記〓間が過大に拡がると、タイヤ成型時
の加圧加硫おいて2本の太径細線と細径細線が分
離し、1×3コードとしての役目を果し得なくな
る。このため、かゝる〓間も大きさを規制する必
要があり、実験結果を踏えて、これを検討したと
ころ、両端切断後のコード径は、上記Dsの1〜
1.45倍が望ましいことが判つた。 また、通常のカレンダー工程では、コードに加
わる張力は約2Kgであるのに対し、クローズドコ
ードの負荷荷重2Kg(0〜2Kgの荷重範囲)にお
ける伸度は0.2%以下であることが知られている。
従つて、負荷荷重2Kgにおける伸度が0.2%以下
であれば、カレンダー工程における初期伸度(低
荷重伸長)大に起因するトラブル、即ち、ゴムの
成型加硫中に加わる張力で鋼細線が引き寄せられ
る結果、鋼細線間の〓間が小さくなつてゴム浸透
度が不充分になつたり、引き揃え時のコード間隔
が不均一になると云つたトラブルが解消されるこ
とになる。 この発明のコードは、横断面(第4図参照)で
見ると、オープンコード状態を呈しているが、負
荷荷重の大半を受ける太径細線の2本が常に密着
した状態で撚り合わされていることから、負荷荷
重2Kgにおける伸度は第7図から判るように0.2
%以下の範囲(通常0.08〜0.14%)にあり、オー
プンコードの伸度(0.50〜0.90%)の約1/4以
下と極めて小さいため、カレンダー工程でのトラ
ブルも皆無となる。 また、第6図から判るように、使用時の伸び
も、タイヤベルトの補強に不足の無い特性が確保
されている。 〔実施例〕 第1表と第2表に示すスチールコード用ブラス
メツキスチールフイラメントをまず作成した。第
1表のスチールフイラメントは、第1図乃至第5
図の細径細線3として、一方、第2表のスチール
フイラメントは前記各図の太径細線1,2として
用いるものである。
【表】
【表】
【表】 次に、上記各表に示されるスチールフイラメン
トを組合わせて第3表に示すこの発明のスチール
コード(実施例1〜4)と比較コード(比較例1
〜8)を作つた。なお、その撚りピツチはいずれ
も14mmとした。 そして、これ等の試作コードの各々について、
コードのカツト長Lを500mmとし、そのLの長さ
での切断後に細径フイラメントがばらける長さ、
及びコード端から引込む距離と、ゴム浸透度を調
べた。その結果を第3表に併せて示す。同表から
判るように、実施例1〜4は評価項目のいずれに
も優れている。
〔効 果〕
以上説明したように、この発明のスチールコー
ドは、太径細線の2本と細径細線の1本を組合わ
せ、さらに、細径細線には、コードの両端切断時
に解放される内部応力を保有させ、その応力によ
り両端切断時までは少なく制えた外周の凹凸を両
端切断後に増加させると共に、細径細線の端部を
太径細線の端部よりも内側に引込ませるようにし
たものであるから、外周の凹凸に起因した撚線工
程又はカレンダー工程のパスラインでの損傷が無
くなつてメツキ剥離に起因したゴムとの接着性低
下が効果的に防止される。 また、ゴムとの複合時にクローズコードとなら
ず、コード内部へのゴム浸透性が不足無く確保さ
れるため、耐腐食性も大きく向上する。 さらに、切断後のコード端が太径細線の2本で
構成されて端末状態が不均一になるため、コード
端を起点とした剥離現象も効果的に防止される。 このほか、1×3の撚り構造であるため撚線が
容易なこと、また、カレンダー工程では切断によ
るばらけが少ないこと、低荷重域での伸びが小さ
く引き揃えが容易なことにより、撚線工程とカレ
ンダー工程の双方における作業性も大幅に向上す
ると云つた効果がある。なお、請求項の4に挙げ
た複合構造物は、上の効果が活かされて補強の安
定性、信頼性が高まる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るコードの非切断時の
側面図、第2図のa〜fは、第1図の同符号部に
対応した位置の横断面図、第3図は第1図のコー
ドの両端切断後の側面図、第4図のa〜fは第3
図の同符号部に対応した位置の横断面図、第5図
a,bは、コードの切断前後の径の変化を示す比
較図、第6図は荷重一伸び特性を示すグラフ、第
7図は低荷重域の伸度の比較グラフである。 1,2…太径鋼細線、3…細径鋼細線、d1…太
径細線の直径、d2…細径細線の直径、Ds…太径
細線の2本で構成されるストランドの直径、Dc1
…コード両端末切断時のコード径、Dc2…コード
両端切断後のコード径。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表面にブラスメツキした3本の鋼細線から成
    る撚線において、上記鋼細線のうち2本が同一径
    で他の1本よりも太く、さらに、1本の細径細線
    は、コード両端の切断時に開放される内部応力を
    有し、その応力によりコード直径がコード両端の
    切断前後において下式の関係を満たし、また、コ
    ード両端を切断後、細径細線の端部が2本の太径
    細線の端部よりも内側に引込んでコード端末が2
    本の太径細線の端部のみで構成されることを特徴
    とするゴム補強用スチールコード。 Ds≦Dc1≦1.15Ds …(a) Ds≦Dc2≦1.45Ds …(b) 但し、Ds:太径細線2本で構成されるストラ
    ンドの直径 Dc1:コード両端切断前のコード径 Dc2:コード両端切断後のコード径 2 3本の鋼細線の直径を0.10mm〜0.40mmとし、
    さらに、細径細線の直径を太径細線の0.51〜0.67
    倍に設定した請求項1記載のゴム補強用スチール
    コード。 3 1本の細径細線の直径方向型付率は他の2本
    の太径細線よりも大きくしてある請求項1又は2
    記載のゴム補強用スチールコード。 4 負荷荷重2Kg(0〜2Kgの荷重範囲)下にお
    けるコードの伸度ε(%)が、0.08≦ε≦0.14の
    関係を満たしている請求項1、2又は3記載のゴ
    ム補強用スチールコード。 5 請求項の1乃至4のいずれかのスチールコー
    ドを所定長さに切断し、この切断コードを細径細
    線の端部が他の2本の太径細線の端部よりも内側
    に引込んだ端末状態のまゝ補強材としてゴム中に
    埋没してあるゴムとコードの複合構造物。
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