JP3678871B2 - ゴム補強用スチールコードおよびそれを使用した重荷重用ラジアルタイヤ - Google Patents
ゴム補強用スチールコードおよびそれを使用した重荷重用ラジアルタイヤ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3678871B2 JP3678871B2 JP08663297A JP8663297A JP3678871B2 JP 3678871 B2 JP3678871 B2 JP 3678871B2 JP 08663297 A JP08663297 A JP 08663297A JP 8663297 A JP8663297 A JP 8663297A JP 3678871 B2 JP3678871 B2 JP 3678871B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filament
- sheath
- cord
- filaments
- steel cord
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 title claims description 35
- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims description 35
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 title claims description 6
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 15
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 13
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 7
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 229910001294 Reinforcing steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
- 230000002028 premature Effects 0.000 description 1
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/062—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
- D07B1/0633—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration having a multiple-layer configuration
Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
- Tires In General (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はゴム補強用スチールコードおよびそれを使用した重荷重用ラジアルタイヤに関し、特に耐疲労性および強力保持性を向上させたゴム補強用スチールコード、およびそれを特にカーカスプライに適用し耐久性を向上させた、トラック・バス及びライトトラック用の扁平重荷重用ラジアルタイヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、トラック・バスやライトトラック用の重荷重用ラジアルタイヤの補強用に用いられるスチールコードとしては、例えば、3本のコアフィラメントと、その周囲に配列した9本のシースフィラメントと、さらにその周囲にスパイラルのラップフィラメントが存在する、いわゆる3+9+1構造などの層撚り構造のものがよく知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来一般的に、タイヤ走行中、タイヤ補強用スチールコードはコード内のフィラメント同士のフレッティング摩耗により、フィラメント断面積が減少し、コード強力が低下していく。そのとき、コード内の一部のフィラメントだけがフレッティング摩耗による断面積の減少が激しければ、そのフィラメントは衝撃引張り、繰り返し曲げに対して破断を起こしやすくなる。一旦一部のフィラメントが破断すると、他のフィラメントの引張り応力が増大し、コードの疲労破壊が促進されるという問題があった。
【0004】
このようなコードの耐久性を増すためには、コード内の一部のフィラメントが先行的に早期破断することを避ける必要があり、そのためにはコード内のフィラメント強力低下をできるだけ一様とする必要がある。
【0005】
そこで本発明の目的は、例えばタイヤ補強用として用いた場合に、コード本来の諸特性を損なうことなく、走行によるコード内フィラメントの強力低下がこれまで以上に一様となるようにして、耐疲労性および強力保持性を向上させたゴム補強用スチールコード、およびそれを使用した重荷重用ラジアルタイヤを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者はタイヤ走行によるカーカスプライ用のスチールコード内のフィランメントの強力低下を、層撚り構造を持ちスパイラルのラップフィラメントでコードをラッピングし安定化したコードにつき調査した結果、最外層同軸層のフィラメントの強力低下が極端に大きいこと、また強力低下の主要因がスパイラルのラップフィラメントとのフレッティング摩耗であることを見いだした。
【0007】
そこで強力低下の主要因であるスパイラルのラップフィラメントを除去し、これによるフレッティングが発生しないようにした2層撚りコードにつき更に調査した結果、かかるコードではスパイラルのラップフィラメントによるフレッティングは無くなり、最外層同軸層のフィラメントの強力低下は少なくなったが、ラップフィラメントが無くなったためにコードの拘束性が悪くなり、コードを極端に曲げるとフィラメントがバラバラとなって、一部のフィラメントに異常入力が入り、フィラメントが破断する現象が見られた。この場合、コードの破断寿命がスパイラルのラップフィラメントでコードをラッピングし安定化したコードに比べ、大幅に低下した。この現象により、極端な曲げ入力によるコード寿命の低下を防止するために、フィラメントがなんらかの形で拘束されている必要があることが明らかになった。
【0008】
本発明者は、上記のように層撚り構造のカーカスプライ用スチールコードにおいて、フィラメントの拘束を維持し、コード大曲げ入力時のフィラメントへの異常入力を抑制しつつ、スパイラルのラップフィラメントと最外層同軸層のフィラメント間のフレッティング摩耗を軽減し、最外層同軸層フィラメントの強力低下を防止すべく更に鋭意検討した結果、スチールコードを下記の構成とすることにより、フィラメント拘束を維持しつつ、最外層同軸層とスパイラルとの間のフレッティングによる強力低下を抑制し、上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】
即ち、本発明のゴム補強用スチールコードは、1本のスチールフィラメントからなる中心基本構造のコアと、このコアのまわりに配列した5本のスチールフィラメントからなる同軸層の第1シースと、さらにこの第1シースの外接円上に配置され得るだけの数より1ないし2本少ない本数の、第1シースと同一線径のフィラメントからなる最外層同軸層の第2シースとを有する3層撚りで、かつスパイラルのラップフィラメントが存在しないスチールコードであって、第1シースと第2シースのフィラメントの撚り方向が同一方向撚りになるように撚り合わされ、さらにコアのフィラメント径Dc(mm)と第1および第2シースのフィラメント径Ds(mm)とが次式、
15<360−10×Arc sin{Ds/(Dc +Ds )}<45 (1)
Dc<Ds≦0.20 (2)
で表される関係を満足し、かつ第1シースの撚りピッチP1(mm)と第2シースの撚りピッチP2(mm)とが次式、
1.5×P1<P2≦4×P1 (3)
で表される関係を満足することを特徴とするものである。
【0010】
また、本発明は、前記ゴム補強用スチールコードが扁平率75%以下のラジアルタイヤのカーカスプライに適用されていることを特徴とする扁平重荷重用ラジアルタイヤに関する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を詳細に説明する。
層撚り構造のスチールコードのフィラメント強力低下の不均一性、特にタイヤに適用した場合の該タイヤ走行中の最外層同軸層フィラメントの極度の強力低下は、スパイラルのラップフィラメントが最外層同軸層フィラメントの撚り方向と異方向に撚られていることによるものである。即ち、この場合には最外層同軸層フィラメントとスパイラルのラップフィラメントとの接触面積が小さいので単位面積当たりの接触圧が大きくなるためである。
【0012】
また、タイヤ転動時、タイヤの接地部のカーカスプライコードには、コード長手方向に対して捻れ入力が生じる。仮に最外層同軸層の撚りがほぐれる方向に捻れ入力が生じた場合、スパイラルのラップフィラメントが最外層同軸層フィラメントの撚り方向と異方向に撚られていると、スパイラルのラップフィラメントは撚りが締まる方向に捻れ入力が生じ、両フィラメントの間で相対的な移動が起こる。接触圧が大きい上に大きな相対移動が起こると、スパイラルのラップフィラメントによって最外層同軸層フィラメントの断面積減少が進行し、その結果、最外層同軸層フィラメントの、より大きな強力低下が生じる。
【0013】
同様にコードの同軸層間に異方向撚りがあると、その部分の層間のフィラメント同士の接触圧が高くなり、フィラメント断面積の減少が進行し、その結果、同軸層フィラメントの強力低下が生じる。
【0014】
また、断面積が減少した部分(フレッティング部)は、フィラメントの表面処理(メッキ)が露出して、フィラメントが腐食しやすくなり、コードの耐腐食疲労性にも悪影響を与える。
【0015】
上記のような現象は、特に、かかるスチールコードを扁平率が75%以下の扁平重荷重用ラジアルタイヤのカーカスプライに適用した場合において顕著に現れる。これは、扁平率が75%以下の扁平重荷重用ラジアルタイヤのサイド部のカーカスプライコードの曲率半径が、扁平率80%以上の重荷重用ラジアルタイヤに比べて小さくなるためである。
【0016】
ところで、全ての同軸層が同方向撚りの層撚りコードのラップフィラメントを除去した、所謂ノンスパイラル構造のスチールコードでは、フレッティングによるフィラメントの強力低下は生じにくいが、各層のフィラメントが最密に配置されていると、先に述べたように大曲げ入力が生じた際にフィラメントがバラバラになり、一部のフィラメントに異常入力が生じてフィラメントが破断し、コードの破断寿命が低下するという問題を生ずる。
【0017】
そこで本発明のスチールコードにおいては、最外層の第2シースのフィラメント数が、その1層内側の第1シースの外接円上に配置され得るフィラメント数より1本ないし2本少なくしてある。これにより、第2シースのフィラメント間にコーティングゴムを浸入させることができ、最外層の第2シースのフィラメントが拘束されて、スパイラルフィラメントを有する場合と同等に近い効果が得られ、フレッティングによるフィラメントの強力低下が抑制されることに加え、大曲げ入力時のコード破断寿命の低下をも抑えることができる。
【0018】
また、中心基本構造のコアが1本のフィラメントでその周りに5本のシースフィラメントを撚って配置する場合、第1シースのフィラメント間に若干の隙間が存在しないと、コアの周りに配置した第1シースのフィラメント間の接触圧が高まり、第1シースのフィラメントの耐疲労性が低下する。一方、第1シースのフィラメント間の隙間が大きすぎると、コードが同方向撚りのため、コード製造時に第1シース間に第2シースが落ち込み、撚り不良が発生するので、好ましくない。
【0019】
本発明のスチールコードにおいては、コアのフィラメント径Dc(mm)と第1および第2シースのフィラメント径Ds(mm)とが次式、
15<360−10×Arc sin{Ds/(Dc+Ds)}<45 (1)
Dc<Ds≦0.20 (2)
で表される関係を満足し、かつ第1シースの撚りピッチP1(mm)と第2シースの撚りピッチP2(mm)とが次式、
1.5×P1<P2≦4×P1 (3)
で表される関係を満足することで、コアと第1シースのフィラメントの耐疲労性の低下を防止し、かつコード製造時に撚り不良が出ないようにすることができる。
【0020】
前記(1)式について、図1に示すように1本のコアフィラメント1のまわりに5本のシースフィラメント2が配置されている場合を例にとり、具体的に説明する。この例の場合、コアフィラメント1の直径Dcとシースフィラメント2の直径Dsとの間は次式、
で表わされる関係があり、この式は次式、
θ= Arc sin{Ds/(Dc+Ds)}
で表わされる。
よって、コアフィラメントに接するシースフィラメントの円周に対して、コアフィラメントの中心から引いた接線のなす角度は2θとなり、シースフィラメント5本で10θとなる。換言すれば、前記(1)式中の「360−10×Arc sin{Ds/(Dc+Ds)}」は「360−10θ」となる。よって、(1)式の範囲は、コアのまわりに5本の第1シースがすき間をもって配置され、かつ第2シースが落ち込まない範囲を表わす。
【0021】
一般に、スチールコードにおいては、フィラメント径が太くなると、コードに極端な曲げ入力が入ったとき、フィラメントの破断が発生する。それを回避する為には、フィラメントの表面歪みを低減することが有効である。一般にフィラメントの歪みεは、ε=D/2R(D:フィラメント径,R:コードを曲げたときの曲率半径)で近似される。つまり、一定の曲げ入力Rの下で、フィラメントの表面歪みεを低減する為には、フィラメント径Dをできるだけ細くすることが有効である。
【0022】
ここで、重荷重用ラジアルタイヤのカーカスプライ、特に扁平率が75%以下の扁平重荷重用ラジアルタイヤに極端な曲げ入力が入ったとき、カーカスプライ補強用スチールコードのフィラメントが破断しないフィラメント径は、上記の効果を加味したコードにおいて、本発明において規定するように0.20mm以下であることが必要であり、このことは実験によって確認されている。すなわち、スチールコードのフィラメント径は0.20mmより大きいと表面歪みが大きくなり、好ましくない。
【0023】
また、できるだけフィラメントの線径を細くして、必要なコード強力を確保する為には、中心基本構造のコアの周りに2層以上の同軸層を有することが必要であり、さらにはフィラメントの単位断面積当たりの強力(抗張力)を330Kg/cm2にした、いわゆる高強力鋼材を用いることが好ましい。
【0024】
なお、本発明のスチールコードと撚り構造が類似する既知のスチールコードとして、実開昭64−10098号公報記載のものがあるが、この公報記載のスチールコードは、以下の▲1▼〜▲3▼に示すような点から、扁平率75%以下の扁平率を有する重荷重用ラジアルタイヤのカーカスプライに適用するには適当でない。
▲1▼フィラメント径が0.20mm以上と太い為、極端な曲げ入力が入ったときにコードが破断する。
▲2▼コアと第1シースのフィラメント径の差が0.04mm以上と大きいため、第1シースがコアの周りで動きやすくなり、コアのフレッティング摩耗が増えて、コアの耐疲労性が低下する。
▲3▼第1シースと第2シースの撚り方向の関係として、逆撚りを好ましいとしているが、逆撚りの場合、その部分の層間のフィラメント同士の接触圧が高くなり、フィラメント断面積の減少が進行し、その結果同軸層フィラメントの耐疲労性の低下が生じる。
【0025】
本発明の重荷重用ラジアルタイヤは、上述した本発明のスチールコードがカーカスプライに適用されており、かかるタイヤの扁平率が75%以下であるということ以外は特に制限されるべきものではなく、従来より重荷重用ラジアルタイヤについて知られている構造等を採用することができる。
【0026】
【実施例】
以下に実施例および比較例により本発明を更に具体的に説明する。
下記の表1に示すコード構造を有するスチールコードをカーカスプライに打込み数22.0本/5cmにて適用して、タイヤサイズ11/70R22.5 14PRのトラック・バス用扁平ラジアルタイヤ(扁平率:70%)を各種試作した。
【0027】
下記の表1において、実施例1は図2に示す3層同方向撚りノンスパイラルゴム浸透性コード(1+5+10構造)である。また、比較例1(コントロール)は図3に示す3層撚りスパイラルつきコード(1+5+11+1構造)、比較例2は3層撚りノンスパイラルコード(1+5+11構造)、さらに比較例3、比較例4および比較例5はぞれぞれコアとシースのフィラメント径が本発明の関係を満たさないコード(1+5+10構造)である。なお、図2および図3中、1はコアフィラメント、2は第1シースフィラメント、3は第2シースフィラメント、4はスパイラルのラップフィラメントである。
【0028】
かかる試作タイヤに用いたスチールコードの新品時の強力を100とする指数表示により表す各コードの通常走行後のコード強力保持率、フレッティング深さおよひ大曲げ入力時のフィラメント破断率を下記のようにして評価した。なお、これら評価に用いたドラム走行条件は下記の通りである。
【0029】
[ドラム走行条件]
速度:60km/h
走行距離:10万km(通常時)
走行距離:10000km(大曲げ入力時)
内圧:8kgf/cm2(通常時)
内圧:1kgf/cm2(大曲げ入力時)
荷重:JIS 100% 荷重(通常時)
荷重:JIS 40% 荷重(大曲げ入力時)
【0030】
(1)コード強力保持率
コード強力保持率は、上記通常条件のドラム走行タイヤより取り出したカーカスコード10本をインストロン式引っ張り試験機にて破断強力を測定し、その平均値を、新品タイヤより引き抜いたコード10本の破断強力の平均値で除したものをコード強力保持率とした。
【0031】
(2)フレッティング深さ
上記通常条件のドラム走行タイヤより取り出したカーカスコード1本の各層のフィラメントを2本づつ取り出し、タイヤの中心から両側に14.5cm±2cmの範囲のフレッティング摩耗によるフィラメント径の減少Dfを測定し(図4)、その最大値を比較した。
【0032】
(3)大曲げ入力時のフィラメント破断率
上記大曲げ入力条件のドラム走行タイヤのカーカスコード10本分を取り出して、破断したフィラメントの本数を数え、コード10本分のフィラメント総数で除したものを百分率表示したものをフィラメント破断率とした。フィラメント破断率は低い方が良い。
得られた結果を下記の表1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】
*1:(1)式:360−10×Arc sin{Ds /(Dc +Ds )}
*2:15<(1)式の値<45を満たす場合○、満たさない場合×
*3:フレッティング深さの( )内はmax値を出したフィラメントを示す
*4:コード製造時の作業性,○…問題無し,×…問題あり
*5:コード製造時第2シースフィラメントが第1シース間に落ち込んだため落ち込んだ第2シースのフレッティングが増大
【0035】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明のスチールコードによれば、最外層同軸層フィラメントのスパイラルのラップフィラメントによるフレッティング摩耗が低減され、かつコード内フィラメントの強力低下が抑制されるため、コードの寿命が向上する。またそれを使用した重荷重用ラジアルタイヤも、タイヤの耐久性が向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 スチールコードの断面図である。
【図2】 本発明の実施例である1+5+10構造の層撚りコードの断面図である。
【図3】本発明の比較例である1+5+11+1構造の層撚りコードの断面図である。
【図4】フレッティング深さを表す断面図である。
【符号の説明】
1 コアフィラメント
2 第1シースフィラメント
3 第2シースフィラメント
4 スパイラルのラップフィラメント
Df フェレッティング深さ
【発明の属する技術分野】
本発明はゴム補強用スチールコードおよびそれを使用した重荷重用ラジアルタイヤに関し、特に耐疲労性および強力保持性を向上させたゴム補強用スチールコード、およびそれを特にカーカスプライに適用し耐久性を向上させた、トラック・バス及びライトトラック用の扁平重荷重用ラジアルタイヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、トラック・バスやライトトラック用の重荷重用ラジアルタイヤの補強用に用いられるスチールコードとしては、例えば、3本のコアフィラメントと、その周囲に配列した9本のシースフィラメントと、さらにその周囲にスパイラルのラップフィラメントが存在する、いわゆる3+9+1構造などの層撚り構造のものがよく知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来一般的に、タイヤ走行中、タイヤ補強用スチールコードはコード内のフィラメント同士のフレッティング摩耗により、フィラメント断面積が減少し、コード強力が低下していく。そのとき、コード内の一部のフィラメントだけがフレッティング摩耗による断面積の減少が激しければ、そのフィラメントは衝撃引張り、繰り返し曲げに対して破断を起こしやすくなる。一旦一部のフィラメントが破断すると、他のフィラメントの引張り応力が増大し、コードの疲労破壊が促進されるという問題があった。
【0004】
このようなコードの耐久性を増すためには、コード内の一部のフィラメントが先行的に早期破断することを避ける必要があり、そのためにはコード内のフィラメント強力低下をできるだけ一様とする必要がある。
【0005】
そこで本発明の目的は、例えばタイヤ補強用として用いた場合に、コード本来の諸特性を損なうことなく、走行によるコード内フィラメントの強力低下がこれまで以上に一様となるようにして、耐疲労性および強力保持性を向上させたゴム補強用スチールコード、およびそれを使用した重荷重用ラジアルタイヤを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者はタイヤ走行によるカーカスプライ用のスチールコード内のフィランメントの強力低下を、層撚り構造を持ちスパイラルのラップフィラメントでコードをラッピングし安定化したコードにつき調査した結果、最外層同軸層のフィラメントの強力低下が極端に大きいこと、また強力低下の主要因がスパイラルのラップフィラメントとのフレッティング摩耗であることを見いだした。
【0007】
そこで強力低下の主要因であるスパイラルのラップフィラメントを除去し、これによるフレッティングが発生しないようにした2層撚りコードにつき更に調査した結果、かかるコードではスパイラルのラップフィラメントによるフレッティングは無くなり、最外層同軸層のフィラメントの強力低下は少なくなったが、ラップフィラメントが無くなったためにコードの拘束性が悪くなり、コードを極端に曲げるとフィラメントがバラバラとなって、一部のフィラメントに異常入力が入り、フィラメントが破断する現象が見られた。この場合、コードの破断寿命がスパイラルのラップフィラメントでコードをラッピングし安定化したコードに比べ、大幅に低下した。この現象により、極端な曲げ入力によるコード寿命の低下を防止するために、フィラメントがなんらかの形で拘束されている必要があることが明らかになった。
【0008】
本発明者は、上記のように層撚り構造のカーカスプライ用スチールコードにおいて、フィラメントの拘束を維持し、コード大曲げ入力時のフィラメントへの異常入力を抑制しつつ、スパイラルのラップフィラメントと最外層同軸層のフィラメント間のフレッティング摩耗を軽減し、最外層同軸層フィラメントの強力低下を防止すべく更に鋭意検討した結果、スチールコードを下記の構成とすることにより、フィラメント拘束を維持しつつ、最外層同軸層とスパイラルとの間のフレッティングによる強力低下を抑制し、上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】
即ち、本発明のゴム補強用スチールコードは、1本のスチールフィラメントからなる中心基本構造のコアと、このコアのまわりに配列した5本のスチールフィラメントからなる同軸層の第1シースと、さらにこの第1シースの外接円上に配置され得るだけの数より1ないし2本少ない本数の、第1シースと同一線径のフィラメントからなる最外層同軸層の第2シースとを有する3層撚りで、かつスパイラルのラップフィラメントが存在しないスチールコードであって、第1シースと第2シースのフィラメントの撚り方向が同一方向撚りになるように撚り合わされ、さらにコアのフィラメント径Dc(mm)と第1および第2シースのフィラメント径Ds(mm)とが次式、
15<360−10×Arc sin{Ds/(Dc +Ds )}<45 (1)
Dc<Ds≦0.20 (2)
で表される関係を満足し、かつ第1シースの撚りピッチP1(mm)と第2シースの撚りピッチP2(mm)とが次式、
1.5×P1<P2≦4×P1 (3)
で表される関係を満足することを特徴とするものである。
【0010】
また、本発明は、前記ゴム補強用スチールコードが扁平率75%以下のラジアルタイヤのカーカスプライに適用されていることを特徴とする扁平重荷重用ラジアルタイヤに関する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を詳細に説明する。
層撚り構造のスチールコードのフィラメント強力低下の不均一性、特にタイヤに適用した場合の該タイヤ走行中の最外層同軸層フィラメントの極度の強力低下は、スパイラルのラップフィラメントが最外層同軸層フィラメントの撚り方向と異方向に撚られていることによるものである。即ち、この場合には最外層同軸層フィラメントとスパイラルのラップフィラメントとの接触面積が小さいので単位面積当たりの接触圧が大きくなるためである。
【0012】
また、タイヤ転動時、タイヤの接地部のカーカスプライコードには、コード長手方向に対して捻れ入力が生じる。仮に最外層同軸層の撚りがほぐれる方向に捻れ入力が生じた場合、スパイラルのラップフィラメントが最外層同軸層フィラメントの撚り方向と異方向に撚られていると、スパイラルのラップフィラメントは撚りが締まる方向に捻れ入力が生じ、両フィラメントの間で相対的な移動が起こる。接触圧が大きい上に大きな相対移動が起こると、スパイラルのラップフィラメントによって最外層同軸層フィラメントの断面積減少が進行し、その結果、最外層同軸層フィラメントの、より大きな強力低下が生じる。
【0013】
同様にコードの同軸層間に異方向撚りがあると、その部分の層間のフィラメント同士の接触圧が高くなり、フィラメント断面積の減少が進行し、その結果、同軸層フィラメントの強力低下が生じる。
【0014】
また、断面積が減少した部分(フレッティング部)は、フィラメントの表面処理(メッキ)が露出して、フィラメントが腐食しやすくなり、コードの耐腐食疲労性にも悪影響を与える。
【0015】
上記のような現象は、特に、かかるスチールコードを扁平率が75%以下の扁平重荷重用ラジアルタイヤのカーカスプライに適用した場合において顕著に現れる。これは、扁平率が75%以下の扁平重荷重用ラジアルタイヤのサイド部のカーカスプライコードの曲率半径が、扁平率80%以上の重荷重用ラジアルタイヤに比べて小さくなるためである。
【0016】
ところで、全ての同軸層が同方向撚りの層撚りコードのラップフィラメントを除去した、所謂ノンスパイラル構造のスチールコードでは、フレッティングによるフィラメントの強力低下は生じにくいが、各層のフィラメントが最密に配置されていると、先に述べたように大曲げ入力が生じた際にフィラメントがバラバラになり、一部のフィラメントに異常入力が生じてフィラメントが破断し、コードの破断寿命が低下するという問題を生ずる。
【0017】
そこで本発明のスチールコードにおいては、最外層の第2シースのフィラメント数が、その1層内側の第1シースの外接円上に配置され得るフィラメント数より1本ないし2本少なくしてある。これにより、第2シースのフィラメント間にコーティングゴムを浸入させることができ、最外層の第2シースのフィラメントが拘束されて、スパイラルフィラメントを有する場合と同等に近い効果が得られ、フレッティングによるフィラメントの強力低下が抑制されることに加え、大曲げ入力時のコード破断寿命の低下をも抑えることができる。
【0018】
また、中心基本構造のコアが1本のフィラメントでその周りに5本のシースフィラメントを撚って配置する場合、第1シースのフィラメント間に若干の隙間が存在しないと、コアの周りに配置した第1シースのフィラメント間の接触圧が高まり、第1シースのフィラメントの耐疲労性が低下する。一方、第1シースのフィラメント間の隙間が大きすぎると、コードが同方向撚りのため、コード製造時に第1シース間に第2シースが落ち込み、撚り不良が発生するので、好ましくない。
【0019】
本発明のスチールコードにおいては、コアのフィラメント径Dc(mm)と第1および第2シースのフィラメント径Ds(mm)とが次式、
15<360−10×Arc sin{Ds/(Dc+Ds)}<45 (1)
Dc<Ds≦0.20 (2)
で表される関係を満足し、かつ第1シースの撚りピッチP1(mm)と第2シースの撚りピッチP2(mm)とが次式、
1.5×P1<P2≦4×P1 (3)
で表される関係を満足することで、コアと第1シースのフィラメントの耐疲労性の低下を防止し、かつコード製造時に撚り不良が出ないようにすることができる。
【0020】
前記(1)式について、図1に示すように1本のコアフィラメント1のまわりに5本のシースフィラメント2が配置されている場合を例にとり、具体的に説明する。この例の場合、コアフィラメント1の直径Dcとシースフィラメント2の直径Dsとの間は次式、
で表わされる関係があり、この式は次式、
θ= Arc sin{Ds/(Dc+Ds)}
で表わされる。
よって、コアフィラメントに接するシースフィラメントの円周に対して、コアフィラメントの中心から引いた接線のなす角度は2θとなり、シースフィラメント5本で10θとなる。換言すれば、前記(1)式中の「360−10×Arc sin{Ds/(Dc+Ds)}」は「360−10θ」となる。よって、(1)式の範囲は、コアのまわりに5本の第1シースがすき間をもって配置され、かつ第2シースが落ち込まない範囲を表わす。
【0021】
一般に、スチールコードにおいては、フィラメント径が太くなると、コードに極端な曲げ入力が入ったとき、フィラメントの破断が発生する。それを回避する為には、フィラメントの表面歪みを低減することが有効である。一般にフィラメントの歪みεは、ε=D/2R(D:フィラメント径,R:コードを曲げたときの曲率半径)で近似される。つまり、一定の曲げ入力Rの下で、フィラメントの表面歪みεを低減する為には、フィラメント径Dをできるだけ細くすることが有効である。
【0022】
ここで、重荷重用ラジアルタイヤのカーカスプライ、特に扁平率が75%以下の扁平重荷重用ラジアルタイヤに極端な曲げ入力が入ったとき、カーカスプライ補強用スチールコードのフィラメントが破断しないフィラメント径は、上記の効果を加味したコードにおいて、本発明において規定するように0.20mm以下であることが必要であり、このことは実験によって確認されている。すなわち、スチールコードのフィラメント径は0.20mmより大きいと表面歪みが大きくなり、好ましくない。
【0023】
また、できるだけフィラメントの線径を細くして、必要なコード強力を確保する為には、中心基本構造のコアの周りに2層以上の同軸層を有することが必要であり、さらにはフィラメントの単位断面積当たりの強力(抗張力)を330Kg/cm2にした、いわゆる高強力鋼材を用いることが好ましい。
【0024】
なお、本発明のスチールコードと撚り構造が類似する既知のスチールコードとして、実開昭64−10098号公報記載のものがあるが、この公報記載のスチールコードは、以下の▲1▼〜▲3▼に示すような点から、扁平率75%以下の扁平率を有する重荷重用ラジアルタイヤのカーカスプライに適用するには適当でない。
▲1▼フィラメント径が0.20mm以上と太い為、極端な曲げ入力が入ったときにコードが破断する。
▲2▼コアと第1シースのフィラメント径の差が0.04mm以上と大きいため、第1シースがコアの周りで動きやすくなり、コアのフレッティング摩耗が増えて、コアの耐疲労性が低下する。
▲3▼第1シースと第2シースの撚り方向の関係として、逆撚りを好ましいとしているが、逆撚りの場合、その部分の層間のフィラメント同士の接触圧が高くなり、フィラメント断面積の減少が進行し、その結果同軸層フィラメントの耐疲労性の低下が生じる。
【0025】
本発明の重荷重用ラジアルタイヤは、上述した本発明のスチールコードがカーカスプライに適用されており、かかるタイヤの扁平率が75%以下であるということ以外は特に制限されるべきものではなく、従来より重荷重用ラジアルタイヤについて知られている構造等を採用することができる。
【0026】
【実施例】
以下に実施例および比較例により本発明を更に具体的に説明する。
下記の表1に示すコード構造を有するスチールコードをカーカスプライに打込み数22.0本/5cmにて適用して、タイヤサイズ11/70R22.5 14PRのトラック・バス用扁平ラジアルタイヤ(扁平率:70%)を各種試作した。
【0027】
下記の表1において、実施例1は図2に示す3層同方向撚りノンスパイラルゴム浸透性コード(1+5+10構造)である。また、比較例1(コントロール)は図3に示す3層撚りスパイラルつきコード(1+5+11+1構造)、比較例2は3層撚りノンスパイラルコード(1+5+11構造)、さらに比較例3、比較例4および比較例5はぞれぞれコアとシースのフィラメント径が本発明の関係を満たさないコード(1+5+10構造)である。なお、図2および図3中、1はコアフィラメント、2は第1シースフィラメント、3は第2シースフィラメント、4はスパイラルのラップフィラメントである。
【0028】
かかる試作タイヤに用いたスチールコードの新品時の強力を100とする指数表示により表す各コードの通常走行後のコード強力保持率、フレッティング深さおよひ大曲げ入力時のフィラメント破断率を下記のようにして評価した。なお、これら評価に用いたドラム走行条件は下記の通りである。
【0029】
[ドラム走行条件]
速度:60km/h
走行距離:10万km(通常時)
走行距離:10000km(大曲げ入力時)
内圧:8kgf/cm2(通常時)
内圧:1kgf/cm2(大曲げ入力時)
荷重:JIS 100% 荷重(通常時)
荷重:JIS 40% 荷重(大曲げ入力時)
【0030】
(1)コード強力保持率
コード強力保持率は、上記通常条件のドラム走行タイヤより取り出したカーカスコード10本をインストロン式引っ張り試験機にて破断強力を測定し、その平均値を、新品タイヤより引き抜いたコード10本の破断強力の平均値で除したものをコード強力保持率とした。
【0031】
(2)フレッティング深さ
上記通常条件のドラム走行タイヤより取り出したカーカスコード1本の各層のフィラメントを2本づつ取り出し、タイヤの中心から両側に14.5cm±2cmの範囲のフレッティング摩耗によるフィラメント径の減少Dfを測定し(図4)、その最大値を比較した。
【0032】
(3)大曲げ入力時のフィラメント破断率
上記大曲げ入力条件のドラム走行タイヤのカーカスコード10本分を取り出して、破断したフィラメントの本数を数え、コード10本分のフィラメント総数で除したものを百分率表示したものをフィラメント破断率とした。フィラメント破断率は低い方が良い。
得られた結果を下記の表1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】
*1:(1)式:360−10×Arc sin{Ds /(Dc +Ds )}
*2:15<(1)式の値<45を満たす場合○、満たさない場合×
*3:フレッティング深さの( )内はmax値を出したフィラメントを示す
*4:コード製造時の作業性,○…問題無し,×…問題あり
*5:コード製造時第2シースフィラメントが第1シース間に落ち込んだため落ち込んだ第2シースのフレッティングが増大
【0035】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明のスチールコードによれば、最外層同軸層フィラメントのスパイラルのラップフィラメントによるフレッティング摩耗が低減され、かつコード内フィラメントの強力低下が抑制されるため、コードの寿命が向上する。またそれを使用した重荷重用ラジアルタイヤも、タイヤの耐久性が向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 スチールコードの断面図である。
【図2】 本発明の実施例である1+5+10構造の層撚りコードの断面図である。
【図3】本発明の比較例である1+5+11+1構造の層撚りコードの断面図である。
【図4】フレッティング深さを表す断面図である。
【符号の説明】
1 コアフィラメント
2 第1シースフィラメント
3 第2シースフィラメント
4 スパイラルのラップフィラメント
Df フェレッティング深さ
Claims (2)
- 1本のスチールフィラメントからなる中心基本構造のコアと、このコアのまわりに配列した5本のスチールフィラメントからなる同軸層の第1シースと、さらにこの第1シースの外接円上に配置され得るだけの数より1ないし2本少ない本数の、第1シースと同一線径のフィラメントからなる最外層同軸層の第2シースとを有する3層撚りで、かつスパイラルのラップフィラメントが存在しないスチールコードであって、第1シースと第2シースのフィラメントの撚り方向が同一方向撚りになるように撚り合わされ、さらにコアのフィラメント径Dc(mm)と第1および第2シースのフィラメント径Ds(mm)とが次式、
15<360−10×Arc sin{Ds /(Dc +Ds )}<45 (1)
Dc <Ds≦0.20 (2)
で表される関係を満足し、かつ第1シースの撚りピッチP1(mm)と第2シースの撚りピッチP2(mm)とが次式、
1.5×P1<P2≦4×P1 (3)
で表される関係を満足することを特徴とするゴム補強用スチールコード。 - 請求項1記載のゴム補強用スチールコードが扁平率75%以下のラジアルタイヤのカーカスプライに適用されていることを特徴とする扁平重荷重用ラジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08663297A JP3678871B2 (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | ゴム補強用スチールコードおよびそれを使用した重荷重用ラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08663297A JP3678871B2 (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | ゴム補強用スチールコードおよびそれを使用した重荷重用ラジアルタイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10280288A JPH10280288A (ja) | 1998-10-20 |
| JP3678871B2 true JP3678871B2 (ja) | 2005-08-03 |
Family
ID=13892410
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08663297A Expired - Fee Related JP3678871B2 (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | ゴム補強用スチールコードおよびそれを使用した重荷重用ラジアルタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3678871B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2395899A1 (fr) * | 1999-12-30 | 2001-07-12 | Michelin Recherche Et Technique S.A. | Cable d'acier multicouches pour carcasse de pneumatique |
| KR100483499B1 (ko) * | 2002-11-20 | 2005-04-15 | 한국타이어 주식회사 | 타이어 스틸 코드 |
| JP2006274527A (ja) * | 2005-03-04 | 2006-10-12 | Bridgestone Corp | ゴム物品補強用スチールコードおよびそれを使用した空気入りラジアルタイヤ |
| JP4340314B2 (ja) * | 2007-11-27 | 2009-10-07 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
| CN112359624A (zh) * | 2020-11-18 | 2021-02-12 | 江苏兴达钢帘线股份有限公司 | 一种n层密集型增强钢丝帘线 |
-
1997
- 1997-04-04 JP JP08663297A patent/JP3678871B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10280288A (ja) | 1998-10-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3455352B2 (ja) | ゴム補強用スチールコード及びそれを使用したラジアルタイヤ | |
| CN101855400B (zh) | 使用钢帘线的充气轮胎 | |
| JP3643123B2 (ja) | ゴム物品補強用スチールコード及び空気入りタイヤ | |
| JP3606972B2 (ja) | タイヤ補強用スチ−ルコ−ド及びそれを用いた空気入りタイヤ | |
| JPH04202869A (ja) | ゴム物品補強用スチールコード及び空気入りラジアルタイヤ | |
| JP3678871B2 (ja) | ゴム補強用スチールコードおよびそれを使用した重荷重用ラジアルタイヤ | |
| JPH06173179A (ja) | ゴム物品補強用スチールコード | |
| JP3708678B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
| JP3816567B2 (ja) | ゴム補強用スチールコード及びそれを使用したラジアルタイヤ | |
| JP4633517B2 (ja) | スチールコードおよびタイヤ | |
| JP4351114B2 (ja) | スチールコード及び空気入りラジアルタイヤ | |
| JPH07109684A (ja) | ゴム物品補強用スチールコード及び空気入りラジアルタイヤ | |
| JP2000008282A (ja) | ゴム物品補強用スチールコード | |
| JP4060759B2 (ja) | タイヤ用の金属コード、及びそれを用いた空気入りタイヤ | |
| JP2702495B2 (ja) | 重荷重用ラジアルタイヤ | |
| JP3187601B2 (ja) | ゴム物品補強用スチールコードおよび空気入りラジアルタイヤ | |
| JP2525218Y2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JPH0811873B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
| JP2510292Y2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JPH08176977A (ja) | ゴム補強用スチールコード及びそれを使用したラジアルタイヤ | |
| JP2009084727A (ja) | ゴム−スチールコード複合体、その製造方法およびそれを用いた空気入りタイヤ | |
| JPH10131065A (ja) | ゴム物品補強用スチールコードおよびそれを使用した重荷重用ラジアルタイヤ | |
| JP4014959B2 (ja) | タイヤ補強用スチールコード | |
| JPH0410238Y2 (ja) | ||
| JPS6342160Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040323 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050427 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050510 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050511 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |
