JPS5828733Y2 - 細帯状金属片処理具 - Google Patents

細帯状金属片処理具

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Publication number
JPS5828733Y2
JPS5828733Y2 JP15156779U JP15156779U JPS5828733Y2 JP S5828733 Y2 JPS5828733 Y2 JP S5828733Y2 JP 15156779 U JP15156779 U JP 15156779U JP 15156779 U JP15156779 U JP 15156779U JP S5828733 Y2 JPS5828733 Y2 JP S5828733Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing tool
metal piece
thin strip
metal plate
cutter
Prior art date
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Expired
Application number
JP15156779U
Other languages
English (en)
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JPS5672619U (ja
Inventor
雅雄 宮田
Original Assignee
東洋製罐株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東洋製罐株式会社 filed Critical 東洋製罐株式会社
Priority to JP15156779U priority Critical patent/JPS5828733Y2/ja
Publication of JPS5672619U publication Critical patent/JPS5672619U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は細帯状金属片処理具に関する5%に、本考案は
製鑵工程初期段階での多数の罐成形用ブランクを一枚の
金属板から切り取る際に生じる不必要な細帯状の金属片
の処理具に関する。
製鑵工程の初期段階に釦いて多数の罐成形用ブランクは
比較的大きな一枚の金属板から切り取られる。
すなわち、一枚の金属板にはその表面に罐の周面模様、
文字記号等の標章に対応する標章がブランクの状態(罐
を展開した状態)で多数連続して印刷されている。
そのため、個々の罐成形用ブランクは、当該金属板上の
連続して配列印刷された所定数のブランクをカッター等
(この種の作業ではスリッターと称している)により切
り離すことによって形成される。
しかし、この金属板は、その表面に連続して配列印刷さ
れる所定数のブランクの全面積よりやや大きい面積のも
のが使用され、その結果、第1図に示すようにこの金属
板10の縁部に隣接するブランクを切り取る際、該ブラ
ンクの縁部と金属板の縁部との間に釦ける当該金属板の
残余部分が生じ、それが本考案によって処理しようとす
る不必要な細帯状金属片16である。
従来、この細事状金属片16は、切断作業をしている所
で所定量ごとに束ねられ、これを処理業者などに渡して
いた。
しかし、このような状態ではその搬送が極めて不便であ
り、しかもこの束ね作業、搬送作業、或いは蓄積作業の
際、細帯状金属片のR″′″、!(或−2・)はその先
端などにより作業者が負傷するなど不測の事故が発生す
る危険があり、その適切な処理が車重れていた。
従って、本考案の目的は、金属板を切断した際に生ずる
不必要な細帯状の金属片をその切断とほぼ同時にその後
の処理作業にとって安全且つ適切な形ちに処理する細帯
状金属片処理具を提供することにある。
以下、本考案の細帯状金属片処理具を添付図面に示され
た好適な実施例を参照して更に詳細に説明されよう。
第2図には、本考案に係る細帯状金属片処理具が示され
ている。
一般に、製鑵工程初期段階での多数の罐成形用ブランク
を一枚の金属板から切り取る際に使用されるカッター即
ちスリッターは、第1図1よび第2図に示されるような
金属板10の上下に配置されるスリッティングロール1
1゜12を用いる。
このようなスリッティングロールは通常上下ともに、切
り取るブランクと同間隔で一つの軸に所定数取り付けら
れているのであるが、ここでは金属板の切断によって細
帯状金属片を生ずる最も端に存する1組のスリッティン
グロールについてのみ示している。
このスリッティングロールにはその局面に切断刃と共に
金属片を送るための抑圧周面が形成され、これにより、
この−組のスリッティングロールlL12の回転に伴っ
て金属板10を進行させながら同時に切断する。
このスリッティングロール自体の構成は本考案の要旨と
あ1り関係がないため、これ以上の説明は省略する。
このようなスリッティングロールlL12の近傍であっ
て該スリッティングロールから切断された細帯状金属片
が出てくる側には、第2図に示されるように、その細帯
状金属片を螺線状に形成する処理具13が適当な支持構
造物によって支持されて配置されている。
この処理具13の先端には切断された細帯状金属片の端
部を受は入れる開口部14が形成され、且つ該開口部か
ら連続した湾曲内面15が形成されている。
この湾曲内面15はほぼ真円と同じ曲率で形成されるこ
とが好ましいが、しかしかならずしもこれに限定される
ものではない。
更に、この湾曲内面15は切断された細帯状金属片の前
記開口部14への進入方向に対して傾斜して形成されて
いる。
言い換えれば、第3間転よび第4図に示されるように、
処理具13は矩形状の板部材から戊り、その先端に釦い
て円形状にえぐり取られた部分が形成され、その内周面
が湾曲内面15に相当する。
この時、この内周面は板部材の横方向からその側壁に対
して直角にではなく斜めに孔をあけた際に形成されるよ
うな傾斜した内周面である。
すなわち、この内周面(湾曲内面15)が真円の部分的
内周面であるとすれば、その真円の中心軸線が板部材の
長手方向軸線に対して直交せず、傾斜しているというこ
とである。
これにより、スリッティングロールlL12によって切
断された不必要な細帯状の金属片16は、切断と同時に
金属板の進行に伴って処理具13の開口部14内に入り
込み、次いでその細帯状の金属片はスリッティングロー
ルの送り力により強制的lに湾曲内面15に沿って移動
する。
その結果、金属片は前記内面15と同様な湾曲状に形ち
付けられすなわち巻き取られる。
しかし、その湾曲内面15が金属片の進入方向に幻し′
C傾斜しているため、ピッチを形成して順次円形状に巻
かれること1から、第5図に示される如く螺線状即ちコ
イル状スクラップ片17になって処理具13から出てく
る。
このようなことから、本考案によれば、細帯状ノスクラ
ップ金属片を切断と同時にコイルスプリング状に形成す
ることができるため、その後のスクラップ材の搬送蓄積
或いは廃棄などの作業が非常に容易となり、しかもこれ
により作業者に不測の事故が生ずることもない。
また、このようなコイル状にしたことにより、スクラッ
プ材のエアーによる搬送も可能となり、その処理作業の
能率が一段と向上する。
なお、本考案に係る実施例は、前述した如く、製鑵工程
初期段階での金属板切断を例として説明したが、本考案
はこのようなスリッティングロールによる金属板の切断
に限定されることなく、般に使用される種々のカッター
による金属板切断に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はスリッティングロールによって金属板が切断さ
れた細帯状金属板の生ずる状態を示した斜視図、第2図
は本考案に係る細帯状金属片処理具をスリッティングロ
ール近傍に配置して示す概略的な斜視図、第3図は処理
具の側面図、第4図は処理具の平面図、第5図は処理具
によって細帯状金属片がコイル状に形成されて出てくる
状態を示す斜視図である。 10・・・金属板、11,12・・・スリッティングロ
ール、13・・・処理具、14・・・開口部、15・・
・湾曲内面、16・・・細帯状金属片、17・・・コイ
ル状スクラップ片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属板を切断するカッターの近傍であって金属板とカッ
    ターとを相対的にみたとき前記カッターから切断された
    金属板が出てくる側に配置された処理具であって、該処
    理具が前記カッターにより切断された細帯状金属片の端
    部を受は入れる開口部と該開口部から連続した湾曲内面
    とを有し、該湾曲内面が前記細帯状金属片の前記開口部
    への進入方向に対して傾斜して形成されていることを特
    徴とする細帯状金属片処理具。
JP15156779U 1979-11-02 1979-11-02 細帯状金属片処理具 Expired JPS5828733Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15156779U JPS5828733Y2 (ja) 1979-11-02 1979-11-02 細帯状金属片処理具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15156779U JPS5828733Y2 (ja) 1979-11-02 1979-11-02 細帯状金属片処理具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5672619U JPS5672619U (ja) 1981-06-15
JPS5828733Y2 true JPS5828733Y2 (ja) 1983-06-23

Family

ID=29382534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15156779U Expired JPS5828733Y2 (ja) 1979-11-02 1979-11-02 細帯状金属片処理具

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS5672619U (ja) 1981-06-15

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