JP2003117722A - 金属トリム屑のチョッパ装置 - Google Patents
金属トリム屑のチョッパ装置Info
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- JP2003117722A JP2003117722A JP2001308356A JP2001308356A JP2003117722A JP 2003117722 A JP2003117722 A JP 2003117722A JP 2001308356 A JP2001308356 A JP 2001308356A JP 2001308356 A JP2001308356 A JP 2001308356A JP 2003117722 A JP2003117722 A JP 2003117722A
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- Japan
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- trim
- guide
- chopper
- chopper device
- maximum
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 チョッパ装置の剪断刃へ安定的にトリム屑を
送出できる案内ガイドを設けたチョッパ装置を提供す
る。 【解決手段】 金属帯（１１）の側端部をサイドトリマ
ー装置（１５）で所定寸法に裁断し発生するトリム屑
（１２）を所定長さのチョッパ屑（１３）に剪断して屑
処理するチョッパ装置（１０）において、前記チョッパ
装置（１０）の剪断刃直前にトリム屑案内ガイド７を設
け、該案内ガイド（７）の内部上面がトリム屑（１２）
の進行方向に向って滑らかな凸形状である。更に、案内
ガイド（７）の形状は、断面矩形で、巾（Ｗ）は少なく
とも最大スリット巾以上で、底面は滑らかな平面若しく
は若干の凸形状で、最大高さ（Ｈ）がチョッパー裁断中
にトリム屑（１２）が送り込まれる最大長さの１／２を
越えないものである。
送出できる案内ガイドを設けたチョッパ装置を提供す
る。 【解決手段】 金属帯（１１）の側端部をサイドトリマ
ー装置（１５）で所定寸法に裁断し発生するトリム屑
（１２）を所定長さのチョッパ屑（１３）に剪断して屑
処理するチョッパ装置（１０）において、前記チョッパ
装置（１０）の剪断刃直前にトリム屑案内ガイド７を設
け、該案内ガイド（７）の内部上面がトリム屑（１２）
の進行方向に向って滑らかな凸形状である。更に、案内
ガイド（７）の形状は、断面矩形で、巾（Ｗ）は少なく
とも最大スリット巾以上で、底面は滑らかな平面若しく
は若干の凸形状で、最大高さ（Ｈ）がチョッパー裁断中
にトリム屑（１２）が送り込まれる最大長さの１／２を
越えないものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は金属帯をサイドトリ
ーミングして発生するトリム屑を所定長さに剪断する金
属トリム屑のチョッパ装置に関し、特にトリム屑の案内
ガイド内においてトリム屑が座屈しにくく安定して剪断
できる金属トリム屑のチョッパ装置に関する。
ーミングして発生するトリム屑を所定長さに剪断する金
属トリム屑のチョッパ装置に関し、特にトリム屑の案内
ガイド内においてトリム屑が座屈しにくく安定して剪断
できる金属トリム屑のチョッパ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、サイドトリマー装置１５で裁
断されたトリム屑１２は、薄板はスクラップボーラ装置
で巻取り、厚板は巻取りが困難なためチョッパ装置で短
く剪断して屑処理されることが一般的である。しかしな
がら、スクラップボーラ装置はトリム屑１２を巻取り機
に巻付けるためのハンドリングに困難性があり、一方、
チョッパ装置は剪断時の騒音が大きくなる欠点があっ
た。
断されたトリム屑１２は、薄板はスクラップボーラ装置
で巻取り、厚板は巻取りが困難なためチョッパ装置で短
く剪断して屑処理されることが一般的である。しかしな
がら、スクラップボーラ装置はトリム屑１２を巻取り機
に巻付けるためのハンドリングに困難性があり、一方、
チョッパ装置は剪断時の騒音が大きくなる欠点があっ
た。
【０００３】特開平８−９０３２９号公報には、トリム
屑を小片に切味良くかつ比較的静粛に行うことができる
チョッパ装置が提案されている。ここで提案された従来
技術は、図３に示すように、機台１に設けた回転体２の
正面に回転体２と同心円上に円形剪断刃物３を遊動軸４
により遊支し、該回転体２の下部に上記刃物３に対応す
る上向凹弧状固定剪断刃５を設け、同固定剪断刃５の曲
率が上記回転体２の中心を中心としてなる曲率と等しく
した鋏タイプのスクラップ切断装置であり、スクラップ
供給案内ガイド７を設け、同ガイド内部において接する
ピンチロール６で、トリム屑１２の供給を間歇駆動制御
するようになっている。
屑を小片に切味良くかつ比較的静粛に行うことができる
チョッパ装置が提案されている。ここで提案された従来
技術は、図３に示すように、機台１に設けた回転体２の
正面に回転体２と同心円上に円形剪断刃物３を遊動軸４
により遊支し、該回転体２の下部に上記刃物３に対応す
る上向凹弧状固定剪断刃５を設け、同固定剪断刃５の曲
率が上記回転体２の中心を中心としてなる曲率と等しく
した鋏タイプのスクラップ切断装置であり、スクラップ
供給案内ガイド７を設け、同ガイド内部において接する
ピンチロール６で、トリム屑１２の供給を間歇駆動制御
するようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
８−９０３２９号公報で紹介される従来のチョッパ装置
は、ピンチロールによるトリム屑の送出をスクラップ剪
断時に停止するようサーボモータ制御していても、特に
板厚１ｍｍ程度以下の薄物金属帯にあっては、ピンチロ
ールでのトリム屑のスリップや間歇運転制御と円形剪断
丸刃との同期化が難しくスクラップ案内ガイド内でトリ
ム屑が座屈し、トリム屑の送出が困難となることがあ
り、更なるチョッパ装置の安定稼動が課題となってい
た。そこで本発明は、チョッパ装置の剪断刃へ安定的に
トリム屑を送出できる案内ガイドを設けたチョッパ装置
を提供せんとするものである。
８−９０３２９号公報で紹介される従来のチョッパ装置
は、ピンチロールによるトリム屑の送出をスクラップ剪
断時に停止するようサーボモータ制御していても、特に
板厚１ｍｍ程度以下の薄物金属帯にあっては、ピンチロ
ールでのトリム屑のスリップや間歇運転制御と円形剪断
丸刃との同期化が難しくスクラップ案内ガイド内でトリ
ム屑が座屈し、トリム屑の送出が困難となることがあ
り、更なるチョッパ装置の安定稼動が課題となってい
た。そこで本発明は、チョッパ装置の剪断刃へ安定的に
トリム屑を送出できる案内ガイドを設けたチョッパ装置
を提供せんとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は金属帯の側端部をサイドトリマー装置で
所定寸法に裁断し発生するトリム屑を所定長さのチョッ
パ屑に剪断して屑処理するチョッパ装置において、前記
チョッパ装置の剪断刃直前にトリム屑案内ガイドを設
け、該案内ガイドの内部上面がトリム屑の進行方向に向
って滑らかな凸形状としたものである。
めに、本発明は金属帯の側端部をサイドトリマー装置で
所定寸法に裁断し発生するトリム屑を所定長さのチョッ
パ屑に剪断して屑処理するチョッパ装置において、前記
チョッパ装置の剪断刃直前にトリム屑案内ガイドを設
け、該案内ガイドの内部上面がトリム屑の進行方向に向
って滑らかな凸形状としたものである。
【０００６】本発明に従えば、トリム屑を小片に裁断す
るときに、引き続きトリム屑が送出されてきても、案内
ガイドの湾曲天井面に沿って送出長さを溜め込むことが
でき、トリム屑が座屈せず剪断完了時には、湾曲時の反
発力で剪断刃内に瞬時にトリム屑先端が送出でき、チョ
ッパ装置の安定稼動を可能とすることができる。
るときに、引き続きトリム屑が送出されてきても、案内
ガイドの湾曲天井面に沿って送出長さを溜め込むことが
でき、トリム屑が座屈せず剪断完了時には、湾曲時の反
発力で剪断刃内に瞬時にトリム屑先端が送出でき、チョ
ッパ装置の安定稼動を可能とすることができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施の形態につい
て、以下説明する。図１は、本発明であるチョッパ装置
の正面図であり、図２は図１の案内ガイドの拡大斜視図
である。符号は、説明を簡単にするため、従来技術と同
じ部位には同一符号を付す。
て、以下説明する。図１は、本発明であるチョッパ装置
の正面図であり、図２は図１の案内ガイドの拡大斜視図
である。符号は、説明を簡単にするため、従来技術と同
じ部位には同一符号を付す。
【０００８】本発明は、図１ないし図２に示す如く、金
属帯１１の側端部をサイドトリマー装置で所定巾寸法に
裁断仕上して発生するトリム屑１２を所定小片長さのチ
ョッパ屑１３に剪断するチョッパ装置である。チョッパ
装置１０には、トリム屑１２を剪断刃に案内するための
案内ガイド７が設けられ、サイドトリマー装置１５から
送出されるトリム屑１２をピンチロール６で供給制御し
て、トリム屑１２は固定剪断刃５上に送り込まれる。ト
リム屑１２は、固定剪断刃５と公転する回転体２に設置
された複数台の自転回転剪断刃３によって挟み込まれて
小片に切断される。
属帯１１の側端部をサイドトリマー装置で所定巾寸法に
裁断仕上して発生するトリム屑１２を所定小片長さのチ
ョッパ屑１３に剪断するチョッパ装置である。チョッパ
装置１０には、トリム屑１２を剪断刃に案内するための
案内ガイド７が設けられ、サイドトリマー装置１５から
送出されるトリム屑１２をピンチロール６で供給制御し
て、トリム屑１２は固定剪断刃５上に送り込まれる。ト
リム屑１２は、固定剪断刃５と公転する回転体２に設置
された複数台の自転回転剪断刃３によって挟み込まれて
小片に切断される。
【０００９】本発明は、図1、及び図2に示すごとく、チ
ョッパ装置１０の剪断刃直前にトリム屑１２案内ガイド
７を設け、該案内ガイド７の内部上面がトリム屑１２の
進行方向に向って滑らかな凸形状であり、更には、案内
ガイド７の形状は、断面矩形で、巾Ｗは少なくとも最大
スリット巾以上で、底面は滑らかな平面若しくは若干の
凸形状で、最大高さＨがチョッパ裁断中にトリム屑１２
が送り込まれる最大長さの１／２を越えないようになっ
ている。
ョッパ装置１０の剪断刃直前にトリム屑１２案内ガイド
７を設け、該案内ガイド７の内部上面がトリム屑１２の
進行方向に向って滑らかな凸形状であり、更には、案内
ガイド７の形状は、断面矩形で、巾Ｗは少なくとも最大
スリット巾以上で、底面は滑らかな平面若しくは若干の
凸形状で、最大高さＨがチョッパ裁断中にトリム屑１２
が送り込まれる最大長さの１／２を越えないようになっ
ている。
【００１０】切断中はトリム屑１２の送出が剪断刃３で
塞き止められるためピンチロール６の回転を停止する
が、同期ずれやピンチロール６でのスリップで幾らかは
剪断刃３側に送り込まれる。送り込まれたトリム屑１２
は、案内ガイド７内の天井湾曲面に沿って貯えられ、回
転剪断刃３が固定剪断刃５上から去り剪断が完了する
と、トリム屑１２先端が解放されるため瞬時に溜め込ま
れたトリム屑１２が剪断刃３内に送出されるとともにピ
ンチロール６が回転し更にトリム屑１２が送出され、次
の回転剪断刃３が公転して来ることによって所定小片長
さのチョッパ屑１３に剪断される。
塞き止められるためピンチロール６の回転を停止する
が、同期ずれやピンチロール６でのスリップで幾らかは
剪断刃３側に送り込まれる。送り込まれたトリム屑１２
は、案内ガイド７内の天井湾曲面に沿って貯えられ、回
転剪断刃３が固定剪断刃５上から去り剪断が完了する
と、トリム屑１２先端が解放されるため瞬時に溜め込ま
れたトリム屑１２が剪断刃３内に送出されるとともにピ
ンチロール６が回転し更にトリム屑１２が送出され、次
の回転剪断刃３が公転して来ることによって所定小片長
さのチョッパ屑１３に剪断される。
【００１１】
【発明の効果】この発明にかかる金属トリム屑のチョッ
パ装置は、以上説明した如き内容のものなので、チョッ
パ剪断時の騒音が小さく、且つ連続送出されるトリム屑
が案内ガイド内で座屈せず安定して連続稼動するという
の効果がある。特に１ｍｍ以下の薄板にあっては、案内
ガイドの底面が若干上に凸となっているため、必ず上方
向にトリム屑が案内され座屈を防止する。
パ装置は、以上説明した如き内容のものなので、チョッ
パ剪断時の騒音が小さく、且つ連続送出されるトリム屑
が案内ガイド内で座屈せず安定して連続稼動するという
の効果がある。特に１ｍｍ以下の薄板にあっては、案内
ガイドの底面が若干上に凸となっているため、必ず上方
向にトリム屑が案内され座屈を防止する。
【図１】 本発明であるチョッパ装置の正面図。
【図２】 図１の案内ガイドの拡大斜視図。
【図３】 従来のチョッパ装置の正面図。
１ 機台
２ 回転体
３ 円形剪断刃物（剪断刃）
４ 遊動軸
５ 固定剪断刃
６ ピンチロール
７ 案内ガイド
８ モータ
１０ チョッパ装置
１１ 金属帯
１２ トリム屑
１３ チョッパ屑
１５ サイドトリマー装置
Claims (2)
- 【請求項１】 金属帯（１１）の側端部をサイドトリマ
ー装置（１５）で所定寸法に裁断し発生するトリム屑
（１２）を所定長さのチョッパ屑（１３）に剪断して屑
処理するチョッパ装置（１０）において、前記チョッパ
装置（１０）の剪断刃直前にトリム屑案内ガイド７を設
け、該案内ガイド（７）の内部上面がトリム屑（１２）
の進行方向に向って滑らかな凸形状であることを特徴と
する金属トリム屑のチョッパ装置。 - 【請求項２】前記案内ガイド（７）の形状は、断面矩形
で、巾（Ｗ）は少なくとも最大スリット巾以上で、底面
は滑らかな平面若しくは若干の凸形状で、最大高さ
（Ｈ）がチョッパー裁断中にトリム屑（１２）が送り込
まれる最大長さの１／２を越えないことを特徴とする請
求項１に記載の金属トリム屑のチョッパ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001308356A JP2003117722A (ja) | 2001-10-04 | 2001-10-04 | 金属トリム屑のチョッパ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001308356A JP2003117722A (ja) | 2001-10-04 | 2001-10-04 | 金属トリム屑のチョッパ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003117722A true JP2003117722A (ja) | 2003-04-23 |
Family
ID=19127685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001308356A Withdrawn JP2003117722A (ja) | 2001-10-04 | 2001-10-04 | 金属トリム屑のチョッパ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003117722A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108772597A (zh) * | 2018-05-24 | 2018-11-09 | 武汉市海平乐器制造有限公司 | 大规格高温铜锣半自动剪边机及其剪边方法 |
| CN111822791A (zh) * | 2020-07-26 | 2020-10-27 | 谢国华 | 一种机械制造设计用切割设备 |
| KR102638846B1 (ko) * | 2023-10-24 | 2024-02-20 | 박정호 | 전단기 |
-
2001
- 2001-10-04 JP JP2001308356A patent/JP2003117722A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108772597A (zh) * | 2018-05-24 | 2018-11-09 | 武汉市海平乐器制造有限公司 | 大规格高温铜锣半自动剪边机及其剪边方法 |
| CN111822791A (zh) * | 2020-07-26 | 2020-10-27 | 谢国华 | 一种机械制造设计用切割设备 |
| CN111822791B (zh) * | 2020-07-26 | 2021-08-24 | 峡江县绿创科技有限公司 | 一种机械制造设计用切割设备 |
| KR102638846B1 (ko) * | 2023-10-24 | 2024-02-20 | 박정호 | 전단기 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |