JPS5827596A

JPS5827596A - ドラム式衣類乾燥機

Info

Publication number: JPS5827596A
Application number: JP12409181A
Authority: JP
Inventors: 小畑　征夫; 均小笠原; 篠崎　利也
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1981-08-10
Filing date: 1981-08-10
Publication date: 1983-02-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はドラム式衣類乾燥機に係り、特にドラム容積の
増大を志向したドラム式衣類乾燥機に関するものである
。

洗濯物を収容したドラムを水平に軸受けして外枠内に収
納し、前記ドラム内へ、外気をヒータで加熱した熱風を
供給し、洗濯物中の水分を蒸発させ、そして蒸発した水
分を含んだ湿シ窒気をファンによって機外へ排出するよ
うに構成した、従来のドラム式衣類乾燥機は、後で詳述
するが、ドラムの前側板の前方に、ヒータを収めた熱風
ダクト。

ドラム軸受部、熱風をドラムへ導くための熱風吹出口な
どを、ドラムの後側板の後方に、排気のためのファン、
ファンプーリ、７ア／用のケーシングなどを、それぞれ
配してなるものである。

したがって、ドラム式衣類乾燥機の奥行き寸法（ドラム
の回転軸方向の寸法）は、ドラムの長さに、前記した熱
風ダクト、ドラム軸受部、さらにファンとファンプーリ
などの長さを加えた長きに、概略なっている。

ところで、ドラム式衣類乾燥機においては、乾燥時間の
短縮、大形の衣類の乾燥、乾燥時において発生する洗濯
物のしわを防ぐために、ドラムの容積を増すことが効果
的であるが、前述したように、熱風ダクト、ドラム軸受
部、ファン、７アンプーリなどがドラムの長さ方向に配
設されているので、ドラムの容積を増すとそれにともな
い機体がますます大形化し、広い据え付は面積が必要に
なるという欠点がめった。

本発明は、上記した従来技術の欠点を除去して、奥行き
方向の空間を有効に利用することにょシ、トリムの長さ
を外枠の実行き寸法へ概略近づけ、前記ドラムの容積を
増大したドラム式衣類乾燥機の提供を、その目的とする
ものである。

本発明の特徴は、外装部分である外枠内に、乾燥容器で
あるドラムを水平に軸受けして収納し、このドラム内へ
熱Ｘｔ−送って、その内部に投入されている洗濯物を乾
燥するようにしたドラム式衣類乾燥機に訃いて、前記ド
ラムを、外枠の前板に固設された、円板部と筒体部とか
らなるドラム前円筒板と、前記外枠の後板に固設された
、円板部と筒体部とからなるドラム後円筒板と、両端で
前記ドラム前円筒板、ドラム後円筒板の筒体部端によっ
て回転自在に支持され九ドラム胴体とから構成したドラ
ム式衣類乾燥機にある。

さらに詳しくは、ドラムを、ドラム胴体、ドラム前円筒
板、ドラム後円筒板に分割し、前り己ドラム前円筒板を
外枠の前板に、前記ドラム後円筒板を外枠の後板にそれ
ぞれ固設し、前記内円面板の筒体部の端部で、前記ドラ
ム胴体の端部を回転自在に軸受けするとともに、前記ド
ラム後日関板に乾燥熱源であるヒータを装着し、且つ前
記ドラム前円筒板の筒体部の一部分に複数個の小穴を穿
設して排気口としたドラム式衣類乾燥機である。

以下本発明を各図を参照して説明する。

まず、従来例を第１図によって、さらに詳細に説明する
。

第１図は、従来のドラム式衣類乾燥機の縦断面図である
。この第１図において、１は、外装部分である外枠で、
その前面中央部に洗濯物の取入出口２が設けである。３
は、前記洗濯物の取入出口２部分に蝶設された蓋であり
、第１図に示すように、蓋３が閉じているときは概略気
密性を保持するように、を人出口２の外縁部と蓋内縁部
４が密接している。５は、外枠１内に、水平に軸受けし
て収められたドラムで、洗濯物６を収容する乾燥容器に
なるものである。５ａは前記ドラム５の前側板、５ｂは
、前側板５ａの中央に設けられ、ドラム５の軸部、洗濯
物６のドラム５への投入口。

熱風の吹き込み口部となるドラム軸部である。

５Ｃはドラム５の後側板、５ｄは、後側板５Ｃに設けら
れた、洗濯物６から蒸発した水分を含んだ湿シ空気の排
気口である。７は、洗濯物６をドラム５０自転時にかく
拌するりフタで、このリフタ７は、ドラム５の内周面に
３〜４個が等間隔に固設されている。８は、外枠１の内
側前面に固設され、熱風をドラム５内へ導く熱風ダクト
で、前ダクト板９．後ダクト板１０からなシ、この熱風
ダクト８の下端に開口した空気の吸込み口１０Ｍに、後
述するヒータ２７が収納されている。１０ｂは、後ダク
ト板１０に一体的に形成されたドラム軸受部でラフ、こ
のドラム軸受部１０ｂの内面に固着された軸受材１０Ｃ
（たとえば、フェルトやポリアセタール樹脂製の輪状部
材）Ｋより、ドラム５のドラム軸部５ｂｌ軸受けするも
のである。１１は、洗濯物の取入出口２の外側に沿って
開口する熱風吹出口である。

１之は、外枠１の後側に締結された軸受板、１３は、軸
受板１２に固設されたファン用のケーシングである。こ
のケーシング１３の中央部に軸受筒部１４があシ、この
軸受筒部１４の外周部には、ドラム５からの童気を吸い
込む吸込み口１５が開口している。１６は、ドラム５の
後側板５ｃの中央部にドラムフランジ１７と一体的に固
設されたドラム軸で、このドラム軸１６は軸受筒部１４
に圧入された軸受１８により回転自在に軸受けされ、ド
ラム５を支持している。１９は、ドラム５内部に突出し
たドラム軸１６に、着脱自在に装着されている洗濯物６
の保護カバーで、その全面が格子状になっている。２０
は、保護カバー１９に着脱できるように装着され、乾燥
運転中に洗濯物６から発生する布ぐずをとらえるための
網状のフィルタである。２１は、ケーシング１３に固層
され、他端部がドラム５の後側板５Ｃに圧接せる気密保
持用のフェルトリングでめる。２２は、軸受筒部１４に
圧入固設されたファン軸であシ、このファン軸２２の周
りに、ファン２３が回転自在にＪ４１）付けられている
。２４は、ファン２３と一体的に成形されたファンプー
リ、２５は、７７ン２３のボス部に圧入固設された軸受
である。

２６は排気口である。２７は乾燥用の熱源になるヒータ
、２８は、ドラム５およびファン２３を駆動させる駆動
用モータであり、この駆動用モータ２８の軸端には、そ
れぞれ、ドラム５の駆動用のプーリ２９，７アン２３の
駆動用のプーリ３０が締結されている。３１はドラム駆
動用ベルト、３２はファン駆動用ベルトである。３３は
巖蓋、３３ｍは、裏蓋３３の下部に多数個穿設された、
外気を吸い込む吸気口でおる。

このように構成した従来のドラム式衣類乾燥機の乾燥動
作について説明する。

洗濯物６の乾燥にあたって、まず、ドラム５の中に洗濯
物６を投入し、蓋３を閉じて、駆動用モータ２８とヒー
タ２７に通電する。ドラム５は低速回転して洗濯物６を
かく拌し、一方７アン２３も回転する。７７ン２３０回
転により、裏＊ａａの吸気口３３ａから外気が外枠１内
に導かれ、吸込み口１０ａから熱風ダクト８内へ入り、
ヒータ２７で加熱されて熱風になる。その熱風は、熱風
吹出口５１１からドラム５へと吸い込まれ、ドラム５内
では洗濯物６の乾燥を行ない、洗濯物６から蒸発した水
分を含んで湿り空気圧なシ、その湿り空気はファン２３
によって排気口２６から外枠１外へ排出される。以上の
動作によって、洗濯物６の乾燥が行なわれる。

以上説明した、従来のドラム式衣類乾燥機においては、
ドラム５の前側板５ａの前方に、ヒータ２７を収め九熱
風ダクト８．ドラム軸受部１０　ｂ。

熱風吹出口１１などが、またドラム５の後側板５Ｃの後
方に、ファン２３，７アンプーリ２４゜ファン用のケー
シング１３などが位置している。

そのために１機体の奥行き長さとして、Ｌｏ　＋２ｇ　
＋ｔｖが最小限必要になる。

ただし、ｔＩ１１ニドラム５の長さｔｎ：熱風ダクト８の前ダクト板９とドラム５のＡｉｌ側板５ａとの間の距離Ｌｒニドラム５の後側板５Ｃから７アンプーリ２４の端面までの距離である。

このため、前述したように、ドラム５の容積を増すと、
それにともない機体がますます大形化し、広い据付は面
積が必要になるという欠点があつ九。

したがって、熱風ダクト８．ドラム軸受部１０ｂ。

熱風吹出口１１，７アン２３．ファンプーリ２４゜ファ
ン用のケーシング１３を、ドラム５の長さ方向に重なら
ない位置に配設すれば、機体の奥行き寸法が同じでも、
ドラム５の長さｔｆＩを、さらに（ｔｗ　＋ｔｙ　）だ
け伸ばすことができ、ドラムの容積を増すことができる
。

本発明は、上記し九解明に基づいてなされたもので、以
下その実施例を示す。

第２図は、本発明の一実施例に係るドラム式衣類乾燥機
の縦断面図でおる。この第２図において、３４は１、外
装部分である外枠で、３４ａ、３４ｂは、それぞれ外枠
３４の前板、後板である。そして、前板３４＆の中央部
に洗濯物４０の取入出口３５が設けである。３６は、洗
濯物の取入出口３５部分に蝶設された蓋であり、第２図
に示すように蓋３６が閉じてｂるときは概略気密性を保
持するように、取入出口３５の外縁部と蓋内縁部３６Ｊ
ｌが密接している。

乾燥容器であるドラムは、外枠３４の前板３４麿に固設
され九、円板部３８ａと筒体部３８ｂとからなるドラム
前円筒板３８（詳細後述ンと、外枠３４の後板３４ｂに
固設された、円板部３９ａと筒体部３９ｂとからなるド
ラム後円筒板３９（詳細後述）と、その両端に係る軸受
部３７Ｍで、軸受４１（フェルトまたは自己潤滑性を有
するプラスチック材料からなる軸受）を介して、前記ド
ラム前円筒板３８．ドラム後円筒板３９０間体部３８ｂ
、３９ｂの端部によりて回転自在に支持され九ドラム胴
体３７（詳細後述）とから構成されている。

前記ドラム前円筒板３８は、その円板部３８ａの中央部
に、洗濯物の取入出口３５に沿つ九開口部が設けられ、
また、その筒体部３８ｂの下部に複数個の小穴からなる
、空気の排気口３８Ｃが穿設されている。排気口３８Ｃ
を面体部３８ｂに穿設して空気を下方へ排出するように
したので、奥行き方向の空間に無駄がない。

前記ドラム後円筒板３９の円板部３９ａには、凹状のピ
ータ収納部３９Ｃが形成されておシ、このヒータ収納部
３９Ｃの中央部には複数個の小穴からなる熱風吹出口３
９ｄが穿設されている。

４２は、ハニカムまたは格子状の正抵抗温度特性素子４
２１と、この素子４２８を挾持する電極板４２ｂとから
なる、乾燥熱源となるヒータで、１、このヒータ４２は
、絶縁性を有する輪状のヒータ取付ベース４３を介して
、ドラム後円筒板３９のヒータ収納部３９Ｃに固設され
ている。

前記ドラム胴体３７の内周面には、このドラム胴体３７
０回転時に洗濯物４０をかく拌する、複数個のりフタ３
７ｂが設けられている。

５２は、外枠３４の後板３４ｂに締結された裏蓋で、こ
の裏蓋５２の、ヒータ４２と対向する位置に、吸気口５
２ａが穿設されている。

４４は、外枠３４の底部に配役され、ドラム胴体３７お
よび後述するファンｋｍ動する駆動用モータ、４５は、
この駆動用モータ４４の一万〇軸端に固設されたドラム
駆動用プーリ、４６は、ドラム駆動用プーリ４５とドラ
ム胴体３７の外周に掛けられたドラム駆動用ベルト、４
７は、駆動用モータ４４のもう一万の軸端に固設された
ファン、４８は、ファン４７用のケーシング、４８ａは
、ケーシング４８の排気吸込み口、４９は、ケーシング
４８の吐出口に接続された排気ダクｌ”、４９ａは、そ
の排出口である。

５０は、ドラム前円筒板３８の筒体部３８ｂに設けられ
た排気口３８Ｃとケーシング４８の排気吸込み口４８ａ
との間を連通ずる吸込みダクトで、この吸込みダクト５
０には、フィルタ取入出口５０ａと、復ａ−の小穴から
なる吐出口５０ｂが開口している。５１は、排気中に含
まれている洗濯物４０から生じた布くずや糸くずをとら
えるための網状の排気フィルタであり、この排気フィル
タ５１は堆人出具部５１ｍと一体になっておシ、第２図
に示すように、排気フィルタ５１が吸込みダクト５０の
吐出口５０ｂに対向して装着された状態では、取入用具
５１１が吸込みダクト５０のフィルタ取入出口５０ａを
密閉している。

このように構成した本実施例の乾燥動作について説明す
る。

洗、濯物４０の乾燥にあたって、まずドラム胴体３７内
へ洗濯物４０を投入し、蓋３６を閉じて、駆動用モータ
４４およびヒータ４２に通電する。

ドラム胴体３７は低速回転（回転速度４０〜５０ｒｐｍ
）ｌ、、洗濯物４０をかく拌し、一方フアン４７も回転
して、裏蓋５２の吸気口５２暑から外気が吸われ、ヒー
タ４２で加熱されて熱風となシ、この熱風は熱風吹出口
３９ｄからドラム胴体３７内へ吹込まれる。前記の熱風
は、ドラム胴体３７内で昨濯物４０の乾燥を行ない、水
分を討んだ湿り空気となって、ファン４７：こよって吸
引され、排気口３８Ｃ９吸込みダクト５０．吐出Ｃ１５
０ｂ。

ケーシング４８．排気ダクト４９を通り、排出口４９ａ
から機外へ排出される。以上の動作と、空気の流れによ
って洗濯物４０の乾燥が行なわれる。

以上説明した本実施例のドラム式衣類乾燥機は、ドラム
を、ドラム胴体３７．ドラム前円筒板３８゜ドラム後円
筒板３９に分割し、ドラム前円筒板３８を外枠３４の前
板３４５１に、ドラム後円筒板３９を外枠３４の後板３
４ｂにそれぞれ固設し、両回筒板３８．３９の筒体部３
８ｂ、３９ｂの端部で、ドラム胴体３７の端部を回転自
在に軸受けするとともに、ドラム後円筒板３９のヒータ
収納部３９Ｃに乾燥熱源であるヒータ４２を固設し、且
つドラム前円筒板３８の筒体部３８ｂの一部分に複数圏
の小穴を穿設して排気口３８Ｃとするようにしたので、
乾燥容器のドラム容積として、ドラム胴体３７の内容積
に、さらに外枠３４の前板３４ａ、後板３４ｂに固設し
たドラム前円筒板３８、ドラム後円筒板３９の内容積を
付加することができ、外枠３４の奥行き方向の空間を有
効に乾燥容器に活用しうる。−例として、機体の奥行き
寸法を同一にした、第１図に係る従来のドラム式衣類乾
燥機と、第２に係る本実施例のドラム式衣類乾燥機のド
ラム容積を比較すると、本実施例の方が従来形より５０
％はど容積を増すことができる。逆に、ドラム内容積を
同一にすれば、機体の奥行き寸法を３５％はど縮小でき
る。

なお、本実施例においては、ドラム胴体３７゜ドラム前
円筒板３８の筒体部３８ｂ、ドラム後円筒板３９の筒体
部３９ｂの各直径が概略等しい場合について記述したが
、上記の３直径は、必ずしも、すべて同一でなくてもよ
いことは言うまでもない。

以上詳細に説明したように本発明によれば、外装部分で
ある外枠内に、乾燥容器であるドラムを水平に軸受けし
て収納し、このドラム内へ熱風を送って、その内部に投
入されている洗濯物を乾燥するようにしたドラム式衣類
乾燥機において、前記ドラムを、外枠の前板に固設され
た、円板部と筒体部とからなるドラム前円筒板と、前記
外枠の後板に固設された、円板部と筒体部とからなるド
ラム後円筒板と、両端で前記ドラム前円周板、ドラム後
円筒板の筒体部端によって回転自在に支持されたドラム
胴体とから構成するようにしたので、奥行き方向の空間
を有効に利用することにより、ドラムの長さを外枠の奥
行き寸法へ概略近づけ、前記ドラムの容積を増大したド
ラム式衣類乾燥機を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来のドラム式衣類乾燥機の縦断面図、第２
図は、本発明の一実施例に係るドラム式衣類乾燥機の縦
断面図である。３４・・・外枠、３４ａ・・・前板、３４ｂ・・・後板
、３７・・・ドラム胴体、３８・・・ドラム前円筒板、
３８ａ・・・円板部、３８ｂ・・・筒体部、３８Ｃ・・
・排気口、３９・・・ドラム後円筒板、３９ａ・・・円
筒部、３９ｂ・・・筒体部。代理人　弁理士　福田幸作第　１　図第　２　口

Claims

【特許請求の範囲】１、外装部分である外枠内に、乾燥容器でらるドラムを
水平に鴨受けして収納し、このドラム内＼熱風を送って
、その内部に投入されている洗濯物を乾燥するようにし
九ドツム式衣類乾燥機において、前記ドラムを、外枠の
前板に固設された、円板部と筒体部とからなるドラム前
円筒板と、前記外枠の後板に固設された、円板部と筒体
部とからなるドラ人後円筒板と、両端で前記ドラム前円
筒板、ドラム後円筒板の筒体部燗によって回転自在に支
持されたドラム胴体とから構成したことを特徴とするド
ラム式衣類乾燥機。２、ドラム前円筒板の筒体部に、望気の排気口を穿役し
九ものである特許請求の範囲第１項記載のドラム式衣類
乾燥機。