JPS58177692A - 電気乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はドラムを回転駆動して衣類を乾燥させる電気乾
燥機に関するもので、詳しくは衣類の投入口を開閉する
蓋を、その開放状態にて不用意に閉成したりあるいはぐ
らついたりしないように、蓋の形状を改良するものであ
る。

以下、添付図面をもとに本発明の一実施例について説明
する。図において、１は乾燥機の外ケースを構成する箱
体で、側壁１′とその前面に設けた前板２より構成され
ている。３は箱体１内に配したドラムで、部分的に邪魔
板４を設けた胴板５の後部を、円板状で中央部に空気の
流通用の小孔６を多数設け、更にその中央部に軸受７を
固定した円形基板８で、且つ胴板６の前部を中央に７う
／ジ９を有する円形開口部をもった円板１０で挾持し、
その円形基板８と円板１ｏの外周部で胴板５を加締等に
より固定して構成している。そしてドラム３は、箱体１
の後面に箱体の対角を結ぶ様に設けた支持板１１のはソ
中央近（に固定の軸１２に、円形基板８の中心に固定さ
れた軸受７をもって軸支されているものである。

又、ドラム、３の前部の円板１ｏのフランジ部９の内面
には、摺動が可能な様に耐摩耗性がよ〈且つ摩擦係数の
小さい軸受材１４が貼付固定しである。この軸受材１４
の内径に摺動可能な外径をＭする前支持板１６が軸支さ
れている。前支持板１６は、前板２に、ブロック１６や
その内部にヒーター１７を固定支持したヒーター板１８
を介して固着されており、ドラム３は箱体１内で回転自
在に軸支されている。そして、胴部１′の底面に固定支
持されたモータ支持板１９に固定したモータ２０の軸２
１の一方に固定されたドラムブー９−２２と、胴板６の
外周とをテンションブー９２３を介して巻掛けしたベル
ト２４により、ドラム３は回転駆動されるものである０ ２６はファンであり、そのファンケース２６とファンケ
ース２７とで構成されたケージング内で、ファンケース
２６の軸受板２８に固定された軸受２９により、羽根車
３０の中央ボス部に貫通固着したファン軸３１を介して
羽根車３０を回転自在に軸支するものである。ファン軸
３１の他端には、プーリー３２を固着して前記モーター
２０の軸の他端に固着したモータープーリー３３との間
に巻掛けしたファンベルト３４で羽根車３ｏは回転駆動
するものである０ 前記箱体１は横方向に長手方向を設け、ドラム３を前板
２の前方より見て右方に片寄せて設直し、箱体１の他方
の上下隅において、下方にモータ２゜を上方にファン２
６をそれぞれ設ける様にしである０又、ファン２６のフ
ァンケース２６．２７の吐出口部３５が箱体１の天面の
穴より突出する様に設けである。吐出口部３６には山形
の外周リブを設けてあり、且つその吐出口部３５の上面
には細リプ３６を一体成形して、吐出口部３６より内部
へ異物が落下したり誤って指等が入って羽根車３ｏにふ
れるのを未然に防止する役目を有するものである。

ファンケース２６の吐出口部３６の近傍の内面には一体
成形したビン３７があり、ピ／３７にはフェルト３８を
挿入固着しである０このフェルト３８は、羽根車３０の
円板部３９の裏面が吐出口部３６の上面より見て見えな
いようにしである。

これは、軸受２９の内部に設けた含油フェル）４０内の
潤滑油が浸出して、羽根車３０の回転により円板部３９
の裏面を伝って遠心力により飛散した時、吐出口部３６
より外部へ飛出さない様、吸収する役目を果たすもので
ある。また、フェルト３８はビン３７の頭部を溶かして
つぶすことにより、その脱落を防止しであるものである
。７１ン２６の吐出口部３５には、爪部４１ａが吐出口
部３６の外周面に突設した突起３５ａに係合することで
排気口のダクト等の取付用の段付円筒４１が嵌着してい
るものである。

ファン２６の軸受２９は、ケース４２０両端にメタル４
３及びメタル４４を設け、その中間に含油フェルト４０
を設け、メタル４３．４４で羽根車３０とプーリー３２
を両端に固定した７ア／軸３１を軸支するものであるが
、ケース４２の中央部のつば４５でファンケース２６と
軸受板２８を介して固着されている。同時にケース４２
のプーリー３２側の胴部の外周を囲む筒体４６を固着し
ている０筒体４６とケース４２の胴部の空間には含油フ
ェルト４７を設けてあり、ケース４２の中央部に設けた
小孔４８内に挿入した連通フェルト４９により胴部内の
含油フェル）４０と相互に連接する様になっている。又
、筒体４６の一端は内側にクラ／シロ０があり、７ラン
ジ６ｏの開口部は、ケース４２のプーリー３２１１１１
１のメタル４３とプーリー３２のスラスト面の接合面よ
りプーリー３２側へ突出する様になっていて、接合面よ
り飛散する油を筒体４６の内部の含油フェルト４７に吸
収させる役目を果たしている。

前板２には、前支持板１６の中央に設けた角形窓６１と
嵌合する角形投入口６２を有し、角形窓６１と投入口５
２はバッキング６３ではソ気密となるよう接合しである
。

前板２には蝶番５４で回転開閉支持した蓋６５を設け、
蓋５６は前記投入口５２をおおうように閉めるものであ
り、閉めた時差６５に設けたリブ６６がバッキング５３
の中空部６７に圧接してドラム３の内部を気密するもの
である。バッキング６３の中空部６７は、投入口６２の
枠を形成するものであるが、第８図に示す様に投入口５
２の内側へ若干のふくらみ６８を有する形状とし、更に
ふくらみ５８側の肉厚ｔ１　を中空部の外側の肉厚ｔ２
より厚く成形することにより、角形投入口６２のコーナ
にバンキング６３を沿わす時生じる中空部の形の変形を
防止する効果を有するものである。

これはコーナーに沿って曲げる時内側が縮み外側が伸び
る作用のバランスをよくして変形を防止するものである
。

前板２に設けた上記投入口５２横に空気取入口６９を設
け、この取入口５９をおおうカバー６０にフィルター６
１を着脱自在に嵌着しである。更にフィルター６１を覆
ったフィルターカバー６２を開閉自在とするように、フ
ィルターカバー６２をカバー６０に蝶番を介して設けで
ある。取入口６９の後面には、前支持板１６との間に挾
持したヒーター板１８と、ヒーター板１８に固定したヒ
ーター１７があり、更に前支持板１６のヒーター１７に
相対する位置に多孔の小孔６３を設け、ヒーター１７を
介して外気とドラム３の内部が連通ずる様にしである。

また、ドラム３の円形基板８の中央附近の小孔６をおお
う様にフィルター６４及びフィルターカバー６６が、軸
受７に一体成形した円筒形嵌着部６６に嵌着されている
。このため、ドラム３の衣類から発生したほこりがフィ
ルター６４でろ過され、外へ放出されるのを防ぐ役目を
果すと共に、フィルターカバー６６はフィルター６４が
衣類によってこすられたりして破損するのを防止してい
る。

支持板１１の円形基板８の小孔６に相対する位置には、
空気流通孔６７が開口しており、更に支持板１１の空気
流通孔６７０周辺には円形座６８を成形して、摺動バッ
キングｅ９が一体固定されている。この摺動バッキング
６９は可撓性、耐摩耗性に優れた材料よりなり、その一
端は円形基板８の中央の小孔６を含む円形の座に当接す
るものである。

また、支持板８には空気流通孔６７を含む円形座６８よ
り一方向に箱形に成形した導路７ｏを成形し、且つその
導路７ｏを塞ぐ当て板７１により密閉した空気導路を形
成するものである。その導−路７０の端は、円筒間ロア
２とし、前述の７７ンケース２７に設けた吸入ロア３に
、バッキング７４により気密に連通ずるものである。

この様にフィルターカバー６２よりフィルター６１を介
して空気取入口５９よりヒーター１７に入り加熱された
空気は、ドラム３内に前支持板１６の小孔６３より吸入
され、ドラム３内の衣類の間を通り衣類より発生した水
蒸気と共にドラム３後面のフィルターカバー６５、フィ
ルター６４を介し、さらに小孔６．支持板１１の導路７
ｏを介してファン２６へと吸込まれるものであり、その
後、吐出口部３６より機外へと排出されることにより、
乾燥が行なわれるものである。

蓋６５には、その開閉を行なう蝶番５４の附近に設けた
蝶番６４の回転中心とはソ同心の円形部７６とこれに続
く切欠部７７を有するリプ７８を設け、そのリプ７８の
沿面に当接するスプリング７９を前板２に固着し、蓋６
６の閉止時には、リプ７８、円形部７６に当接し、開放
時には切欠部７７に当接するようにして、蓋６６の開放
時には、切欠部７７に当接するスプリング７９の押力に
より、ストッパーの役目を果させる様にしである。

このことにより、蓋６５を開放状態に保持することが出
来、蓋５６を手で押さえていなくても、ドラム３内に対
する衣類の出し入れを容易にするものである。

また、前より見てドラム３の左側にヒーター１７を設け
たことにより、ドラム３の回転方向は右回転にしである
。このことはドラム３の下にある衣類が回転と共に左側
のヒーター１７の方向へ回転移動し、ヒーター１７と相
対する小孔６３から吹出す熱風に当り、更に上へ持ち上
げられ落下する作用をなす。この落下が生じる際に、ド
ラム３の後部のフィルターカバー６６より吸出される空
気により、更に加熱される。このためドラム３が左回転
する場合と比べて加熱効率が大変よい。

以上のように本発明によれば、特に箱体前面の投入口を
蝶番を介し開閉自在とした蓋を設け、この蓋に、前記蝶
番の回転中心とほぼ同心の円形部とこれに続く切欠部を
有するリプを設け、前記リプの沿面に当接するスプリン
グを、箱体の前面を構成する前板に固着し、前記蓋の開
放時に、前記スプ゛リングが切欠部に当接するように構
成したことにより、蓋の開放状態において、衣類の投入
および取り出し時に不意に手が蓋にふれたとしても、蓋
が不本意に閉成してしまうといった恐れがなく、蓋を再
度間は直すとか、あるいは蓋が閉じないように手で持ち
ながら衣類を扱うといった面倒な操作が不要になる等、
使用勝手がきわめて良好となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す電気乾燥機の横断面図
、第２図は同縦断面図、第３図は内部構成を示す背面図
、第４図はファンの全体を示す断面図、第５図は同ファ
ンの吐出口の一部を示す断面斜視図、第６図は同ファン
の軸受部の断面図、第７図はフタの蝶番の断面図、第８
図は投入口のバッキングの断面斜視図、第９図は前面か
ら見た内部構成の正面図である。 １・・・・・・箱体、２・・・・・・前板、３・・・・
・・ドラム、８・・・・・・円形基板、１１・・・・−
・支持板、１２・・・・・・軸、６６・・・・・・蓋、
７６・・・・・・円形部、７７・・・・・・切欠部、７
８・・・・・・リプ、７９・・・・・・スプリング。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
！１ １８２図 第４図 第６図 ５

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 箱体内に回転支持されたドラムの後部の円形基板に設け
   た軸受を軸支する軸を、箱体後部に配した支持板に固定
   すると共に、この支持板にドラム内と導通ずる導路を設
   け、この導路とファンの吸入口を連接し、前記箱体前面
   の投入口を蝶番を介し開閉自在とした蓋を設け、この蓋
   に、前記蝶番の回転中心とほぼ同心の円形部とこれに続
   く切欠部を有するリプを設け、前記リプの沿面に当接す
   るスプリングを、前記箱体の前面を構成する前板に固着
   し、前記蓋の開放時に、前記スプリングが切欠部に当接
   するように構成した電気乾燥機。