JPS59149194A - 衣類乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般の家庭で使用される衣類乾燥機に関する
ものである。

従来例の構成とその問題点 従来のこの種の衣類乾燥機は第１図に示すように構成さ
れていた。すなわち本体１ａと前板１ｂによ多構成され
た箱体１内にドラム２を収納し、かつこのドラム２は、
部分的に邪魔板３を設けた胴体４の前部を、中央に７ラ
ンジ６を有し、かつ円形開口部を有する円板６と、円板
状でかつ中央部に軸受７を固定した円形基板８とにより
挾持し、そして円板６と円形基板８の外周部で胴板４を
加締めて固定することによ多構成している。またドラム
２の後部には、前記軸受７に軸支された軸１０を固定し
たファンケースＡ１１と、このファンケースＡ１１と加
締めにより接合したファンケースＢ１２とでファンケー
ス１３を形成し、このファンケース１３の内部に７７ン
１４を収納している。

またファンケース１３０一部は開放しておシ、この開放
部に排気筒１６が接続され、そしてこの排気筒１５を介
して箱体１外へ風が排出される。前記ファンケースＢ１
２にはファンシャ７）１７を軸支する軸受１６を固定し
、かつファンシャフト１７には７アンプーリ１８を固定
している。１９は箱体１の底面にブラケッ）２０を介し
て取り付けられたモータで、このモータ１９の回転は、
モ−タ軸２１に固定されたドラムブー９２２およびテン
ションプーリ２３を介して巻掛けし冬ベルト２４により
ドラム２に伝達される。またそれと同時に、モータ軸２
１に固定されたモータプーリ２６と、前記ファンプーリ
１８との間に巻掛けしたファンベルト２６により、ファ
ン１４へ回転が伝達される。

一方、ドラム９の前部を構成する円板６に設けた７ラン
ク部６の内面には、摺動可能となるように耐摩耗性がよ
く、かつ摩擦係数の小さい軸受材２７が貼付けにより固
定されている。この軸受材２７の内径に摺動可能な外径
を有する前支持板２８によりドラム２の前部が軸支され
ている。また前支持板２８は前記前板１ｂに、ブロック
２９や、その内部にヒータ３ｏを固定支持したヒータ板
３１を介して固着されており、ドラム２は箱体１内で回
転自在に軸支されている。また前記前板１ｂには、前支
持板２８の中央に設けた窓３２と嵌合する投入口部３３
を有し、かつこの窓３２と投入口部３３はバッキング３
４により気密となるように接合している。３５は前板１
ｂに蝶番（図示せず）、によって回転開閉自在に支持さ
れた蓋で、この蓋３５は前記投入口部３３を覆うように
閉められ、かつこの閉めによって、蓋３５に設けたリプ
３６がバッキング３４に当接してドラム２を気密にする
。更に蓋３５の一部には空気取入口３６が設けられてお
り、かつ前板１ｂには空気取入口３６と相対する位置に
吸入口３７が設けられている。この吸入口３７の後部に
は、前板２と前支持板２８との間に挾持したヒータ板３
１と、このヒータ板３１に固定したヒータ３０があり、
かつ前支持板２８のヒータ３ｏに相対する位置には多数
の小孔３８を設け、この小孔３８よりヒータ３ｏを介し
て入ってきた外気をドラム２の内部へ導入させるように
している。

以上のような従来の構成において、ドラム２を回転させ
ることにより、空気取入口３６から入った外気はヒータ
３０により熱せられてドラム２内に入り、布と熱交換し
ながらドラム２を構成する円形基板８に着脱自在に取付
けられたフィルターカバー３９およびフィルターカバー
３９に着脱自在に取付けられたフィルター４０を通シ、
円形基板８に設けられた多数の小孔４１およびファンケ
ース−Ａ１１に設けた穴４２を通り、そしてファンケー
ス１３内および排気筒１６を通って外へ空気が排出され
ることにより布の乾燥が行なわれる。

しかしながら、上記従来の構成においては、前支持板２
８に、ヒータ３ｏを固定支持したヒータ板３１を固着し
ているため、この前支持板２８は乾燥時あるいは乾燥終
了時においても熱い状態となっており、しだがって衣類
の出し入れの際に手。

腕等が前支持板２８の投入口部３３の内周面に触れて、
低温やけどを起こすおそれがあった。

発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消するもので、前板支持板
と前板との間を密封するバッキングを改良することによ
り、安全性の向上がはがれ、かつ組立工数の削減もはか
れてコスト的にも有利な衣類乾燥機を提供することを目
的とするものである。

発明の構成 上記目的を達成するために本発明は、前板の投入口部に
取付けたバッキングの蓋側に可撓性を有するリップ部を
一体に形成し、かつ前板と前支持板との端部間にも可撓
性を有するシール部を一体に形成し、さらにバッキング
を前支持板の投入口部の内周面端近傍まで延設してカバ
一部を一体に形成したもので、この構成によれば、カバ
一部を形成したことにより、衣類の出し入れの際に、手
あるいは腕がヒータで発生する熱によって熱くなってい
る前支持板に直接触れるというおそれはなくなるため、
使用者の安全性の向上を図ることができ、また蓋と当接
するリップ部と、前板と前支持板との端部間をシールす
るシール部をも一体に形成しているため、組立工数の削
減がはかれるとともに、コスト的にも安価に提供するこ
とができるものである。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例を第２図にもとづいて説明する
。なお、この第２図においては、従来例で示した第１図
と同一部品については同一番号を付しており、しだがっ
て従来例と異なる点のみを説明する。すなわち、本発明
の一実施例においては、前支持板２８と前板１ｂとの間
を密封するバッキング３４を改良したもので、つまり、
第２図に示すように、前板１ｂの投入口部３３に取付け
たバッキング３４の蓋３５側に可撓性を有するリップ部
４３を一体に形成しており、このリップ部４３に、蓋３
６を閉じたときにリブ３６が当接してドラム２内を気密
にする。また前板１ｂの端部と前支持板２８の端部間に
も可撓性を有するシール部４４玄バツキング３４と一体
に形成しており、このシール部４４が前支持板２８の端
部に当接して気密にしている。さらにこのシール部４４
から前支持板２８０投入口部３３の内周面端近傍までバ
ッキング３４を延設させて、前支持板２８の内周面を覆
うようにカバ一部４５を一体に形成しており、かつこの
カバ一部４６の根元となる前板１ｂの端部に位置する部
分には他部分よシ肉薄としたくびれ部４６を形成してい
る。

上記構成におけるバッキング３４は蓋３６と前板１ｂと
の気密シール機能および前板１ｂと前支持板２８との気
密シール機能を有してドラム２内の気密を保つとともに
、前支持板２８の投入口３３の内周面端近傍まで延設し
たカバ一部４５により、ヒータ３１で発生する熱で熱く
なる前支持板２８における投入口部３３の内周部をカバ
ーしているため、衣類の出し入れの際に、使用者の手あ
るいは腕が直接前支持板２８に触れるのを防止すること
ができるものである。またくびれ部４６を設けたことに
より、前板１ｂに取付けたバッキング３４に前支持板２
８を取付けて１字状のシール部４４を押し込んで気密シ
ールした際に、このくびれ部４６でバッキング３４０力
バ一部４５が前支持板２８の内周面方向へ変形して前記
前支持板２８の内周面に沿う形状となるため、衣類の出
し入れの際に、カバ一部４６の先端に衣類が引掛って、
カバ一部４６がめくれるのも防止することができる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、前板の投入口部に取付け
たバッキングの蓋側に可撓性を有するリップ部を一体に
形成し、かつ前板と前支持板との端部間にも可撓性を有
するシール部を一体に形成し、さらにバッキングを前支
持板の投入口部の内周面端近傍まで延設してカバ一部を
一体に形成しているため、このカバ一部により、衣類の
出し入れの際に、手あるいは腕がヒータで発生する熱に
よって熱くなっている前支持板に直接触れるというおそ
れはなくなシ、その結果、使用者の安全性の向上を図る
ことができ、また蓋と当接するリップ部と、前板と前支
持板との端部間をシールするシール部をも一体に形成し
ているため、組立工数の削減がはかれるとともに、コス
ト的にも安価に提供することができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例を示す衣類乾燥機の側断面図、第２図は
本発明の一実施例における衣類乾燥機のバッキング部の
拡大断面図である。 １ｂ・・・・・・前板、２８・・・・・・前支持板、３
３・・・・・・投入口部、３４・・・・・・バッキング
、３６・・・・・・蓋、４３・・・・・・リップ部、４
４・・・・・・シール部、４５・・印・カバ一部、４６
・・・・・・くびれ部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 一（１）前板の投入口部に取付けたバッキングの蓋側に
   可撓性を有するリップ部を一体に形成し、かつ前記前板
   と前支持板との端部間にも可撓性を有するシール部を一
   体に形成し、さらに前記バッキングを前支持板の投入口
   部の内周面端近傍まで延設してカバ一部を一体に形成し
   た衣類乾燥機。 （２）前記バッキングの延設カバ一部は、根元の内周面
   に肉薄としたくびれ部を設けた特許請求の範囲第１項記
   載の衣類乾燥機。