JPS6035518Y2 - 衣類乾燥機の扉 - Google Patents

衣類乾燥機の扉

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Publication number
JPS6035518Y2
JPS6035518Y2 JP13939180U JP13939180U JPS6035518Y2 JP S6035518 Y2 JPS6035518 Y2 JP S6035518Y2 JP 13939180 U JP13939180 U JP 13939180U JP 13939180 U JP13939180 U JP 13939180U JP S6035518 Y2 JPS6035518 Y2 JP S6035518Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
backing
fitting hole
rib
drum
Prior art date
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Expired
Application number
JP13939180U
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English (en)
Other versions
JPS5763586U (ja
Inventor
喬資 小山
暢 園田
昇 高木
Original Assignee
日本建鐵株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本建鐵株式会社 filed Critical 日本建鐵株式会社
Priority to JP13939180U priority Critical patent/JPS6035518Y2/ja
Publication of JPS5763586U publication Critical patent/JPS5763586U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、所謂ドラム回転式の乾燥機の箱体に取付ける
扉に関するものである。
この種の扉は乾燥機の外箱前面に枢着され、中央部に内
部を覗き用の透明窓を有し、扉と回転ドラム開口部のカ
バーである保護板との間にバッキングを介在して外気の
流入を防いでいる。
上記バッキングの扉への従来の取付は方は、扉枠体また
は透明窓を形成する透明板に接着剤を用いて固定するも
のである。
しかし、かかる従来の構成では、扉の開閉頻度が増すに
つれ接着効果が減少する恐れや、取付の際の接着剤のは
み出しなどによる汚れを生じたり、加熱時に材料の熱膨
張率の相違による接着部分の変形、剥離などを生じる恐
れがある。
本考案の目的は、上記不都合を解消し、接着剤を使用す
ることなくシール用気密バッキングを固定できる衣類乾
燥機の扉を提供するものである。
この目的は、本考案によれば、箱内に設けた回転ドラム
内に、熱気を供給して衣類の乾燥を行ない、箱体に透明
窓を有する扉を取付けた乾燥機において、上記透明窓に
用いる透明板にフランジ部を突設し、該フランジ部と同
方向に突出するリブを扉本体に設け、前記フランジ部に
肉厚片で形成する嵌合孔部と該嵌合孔部の先端からテー
パー状に突出した肉薄片で形成したリップ部とからなる
バッキングの前記嵌合孔部を嵌合してフランジ部とリブ
とでバッキングの外周端部を挾むことにより遠戚される
以下、図面について実施例を詳細に説明する。
まず、第1図について乾燥機の全体構造を説明すると、
1は乾燥機の外箱で、外箱1の正面に被乾燥衣類を出し
入れするための扉2を枢着し、扉2の中央部に乾燥機内
を覗き見るための透明窓3を形成する。
図中4は、バッキングで扉2と回転ドラム6の開口部カ
バーである保護板5との間から外気が流込むことを防止
するものである。
外箱1の開口部と上記回転ドラム6との間に気密保持の
ための環状前面フェルト7を介在し、ドラム6を外箱1
の開口部に取付けたドラム受け8で回転自在に支承する
外箱1の正面に吸気口9を形成し、吸気口9に、内部に
ヒーター10を有するヒーターケース11を臨ませる。
12は、外箱1内における前記ドラム6の後部に設けた
ケーシングで、ケーシング12内に吸込みファン13を
設置し、上面には排気孔16を形成し、前面にリントフ
ィルター15を内蔵したフィルタカバー14を設ける。
ドラム6の後面中央に球面軸受からなるドラム受け17
を取付け、上記ドラム6の前面のドラム受け8と対とす
る。
また、ドラム6の後面周囲とケーシング12間に後面気
密フィルタ18を介在し、ファン13の軸に設けたプー
リーと、箱体1の底面に設置したドラム6の駆動用モー
ター19の軸に設けたプーリーとを、ベルト20で連結
する。
ドラム6とモーター19の軸とをベルト21で連結し、
ベルト21には、たるみ防止のために、引張バネ22で
押付は力を付けたアイドラプーリー23を介在させる。
この様にして、モーター19の動きにより、ドラム6と
ファン13が同時に回転し、吸気口9より取込まれた空
気がヒーター10で熱せられ、ドラム6内の被乾燥衣類
を乾燥させて排気孔16より排出される。
次に、本考案の要部を第2図及び第3図について説明す
ると、気密バッキング4は、肉厚片で形成された嵌合孔
4Aと嵌合孔4Aの先端から嵌合孔4Aと略同方向のテ
ーパー状に突出した肉薄片で形成したリップ部4Bから
なるもので、一方、扉2の中央部に形成した透明窓3に
用いる透明板3Aの周囲に、内側に向けて略り字形のフ
ランジ3Bを突設し、上記バッキング4の嵌合孔4A内
にフランジ3Bを挿入して、透明板3Aの周囲にバッキ
ング4を取付ける。
透明板3Aを扉2の枠体に取付けるには、枠体全周に数
個の止めネジ用エンボス2Aを形成して、透明板3Aの
裏面からビス止めするが、その際同じく扉2の枠体の全
周に前記フランジ3Bと同方向に突設したリブ2Bと透
明板3Aのフランジ3Bとで、バッキング4の嵌合孔4
Aを形成する肉厚片の外周端部を微圧力で挾み込むよう
にする。
上記のごとく構成したので、扉2の枠体と透明板3Aと
の隙間は、バッキング4の肉厚片で、また扉2と保護板
5との隙間は、扉2を閉じた際バッキング4のリップ部
4Bが保護板5に当たり弯曲することによりそれぞれシ
ールされる。
この際、バッキング4の嵌合孔4Aの先端はフランジ3
Bで押し広げられて伸張するのでその結果、リップ部4
Bにはこれを内側、すなわち嵌合孔4A側に彎曲させる
力が働き、リップ部4Bからバッキング4がめくれるお
それはない。
また、リップ部4Bはテーパー状に突出しであるので保
護板5へはリップ部4Bの先端が線接触し、もしくは面
接触するにしても接触面積はわずかであるから、扉2の
閉力が小さくわずかな力で扉2の開閉が楽に行なえる。
以上述べたように、本考案の衣類乾燥機の扉は、扉の透
明窓部材に気密バッキングを嵌合するようにして接着剤
を使用しないので、接着部分の信頼性を心配する必要が
なく、また熱が加わった場合にも材料の熱膨張の相違に
よる変形、剥離を生じることもないものである。
また、接着剤のはみ出し等もないので、外観上きわめて
良好な扉を提供できる。
さらに、気密バッキングを交換するには、扉に透明窓を
固定しているビスを外して透明窓に嵌合したバッキング
を交換すればよいので接着剤をはがした後、新しい気密
バッキングに再び接着剤を塗布するという手間が省かれ
、簡単で安価な取替え作業ですむものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の扉を用いた衣類乾燥機の縦断側面図、
第2図は要部の断面図、第3図は気密パツキングの断面
図である。 1・・・・・・外箱、2・・・・・・扉、3・・・・・
・透明窓、3A・・・・・・透明板、3B・・・・・・
フランジ、4・・・・・・気密バッキング、 4A・・・・・・嵌合孔、 4B・・・・・・リップ部、 5・・・ ・・・保護板、 6・・・・・・回転ドラム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱1内に設けた回転ドラム6内に、熱気を供給して衣類
    の乾燥を行ない、箱体1に透明窓3を有する扉2を取付
    けた乾燥機において、上記透明窓3に用いる透明板3A
    から突出するコ状のフランジ部3Bと、扉本体2から上
    記フランジ部3Bと同方向に突出するリブ2Bと、バッ
    キング4と、回転ドラム6の開口部カバーである保護板
    5とを有し、上記バッキング4は、前記フランジ部3B
    に嵌合する肉厚片の嵌合孔部4A、該嵌合孔部4Aの先
    端からテーパー状に突出し上記保護板5に接触する肉薄
    片のリップ部4Bから威り、該バッキング4の前記嵌合
    孔部4Aを前記フランジ部3Bに嵌合してフランジ部3
    Bとリブ2Bとでバッキング4の外周端部を挾むことを
    特徴とする衣類乾燥機の扉。
JP13939180U 1980-09-30 1980-09-30 衣類乾燥機の扉 Expired JPS6035518Y2 (ja)

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JP13939180U JPS6035518Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30 衣類乾燥機の扉

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JP13939180U JPS6035518Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30 衣類乾燥機の扉

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Publication Number Publication Date
JPS5763586U JPS5763586U (ja) 1982-04-15
JPS6035518Y2 true JPS6035518Y2 (ja) 1985-10-22

Family

ID=29499374

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13939180U Expired JPS6035518Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30 衣類乾燥機の扉

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KR100465716B1 (ko) * 2002-12-02 2005-01-13 엘지전자 주식회사 건조기의 투입구 실링 구조
KR100465715B1 (ko) * 2002-12-02 2005-01-13 엘지전자 주식회사 건조기의 투입구 실링 구조
KR100484844B1 (ko) * 2002-12-02 2005-04-22 엘지전자 주식회사 건조기의 투입구 실링 구조

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Publication number Publication date
JPS5763586U (ja) 1982-04-15

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