JPS6031679Y2 - 衣類乾燥機の気密機構 - Google Patents

衣類乾燥機の気密機構

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Publication number
JPS6031679Y2
JPS6031679Y2 JP13939080U JP13939080U JPS6031679Y2 JP S6031679 Y2 JPS6031679 Y2 JP S6031679Y2 JP 13939080 U JP13939080 U JP 13939080U JP 13939080 U JP13939080 U JP 13939080U JP S6031679 Y2 JPS6031679 Y2 JP S6031679Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing material
casing
drum
rotating drum
holder
Prior art date
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Expired
Application number
JP13939080U
Other languages
English (en)
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JPS5763585U (ja
Inventor
真澄 篠崎
喬資 小山
Original Assignee
日本建鐵株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、箱内に設けた回転ドラム内に、発熱体からの
加熱空気を供給して衣類乾燥を行なう乾燥機の気密機構
に関するものである。
一般に上記機構において、回転ドラムと回転ドラム背面
に置かれて回転ドラムを支承するファンケーシングとの
隙間は、板状フェルト体によりシールされていることが
多い。
従来、このフェルト体からなるシール材の固定は、接着
剤を使用してケーシングにシール体の端部を直接接着固
定するものであった。
しかし、かかる従来例は、接着剤が硬化するまでのオー
プンタイムを長く必要と腰しかもその時間内にシール材
の剥離あるいは位置ずれ等が生じないうに管理しなけれ
ばならず、また接着剤の保管や作業性の厄介な後始末な
ど製造工程上極めて手間がかかるという欠点がある。
さらに、ドラムの回転でシール材が摩耗した場合は交換
を余儀無くされるが、硬化した接着剤を剥す作業が面倒
な上に、再度前述の接着方法を施さればならず、修理、
サービスの面でも困難な作業を強いられる欠点もある。
本考案の目的は、上記不都合を解消腰接着剤を用いずに
シール材を簡単に取付けることができる衣類乾燥機の気
密機構を提供することにある。
この目的は本考案によれば箱内に設けた回転ドラム内に
、発熱体からの加熱空気を供給して衣類乾燥を行なう構
造の乾燥機において、回転ドラム内をファンのケーシン
グで支承し、該ケーシング面に設けた切欠きにシール材
の保持具の後面に突設した係止用突起を着脱自在に挿入
し、保持具にの前面に形成した溝にシール材の端部を挿
入してシール材の他端を回転ドラム背面に形成されてい
るテーパ一部に圧接することにより達成される。
以下、図面について実施例を詳細に説明する。
まず、第1図について乾燥機の全体構造を説明すると、
1は乾燥機の外箱で、外箱1の正面に被乾燥衣類を出し
入れするための扉2を枢着し、扉2の中央部に乾燥機内
に覗き見るための透明窓3を形成する。
図中4は、被乾燥衣類を入れる回転ドラム4である。
外箱1の開口部と上記回転ドラム4との間に気密保持の
ための環状前面フェルト5を介在し、ドラム4を外箱1
の開口部に取付けたドラム受け6で回転自在に支承する
外箱1の正面に吸気ロアを形成腰吸気ロアに内部にヒー
ター8を有するヒーターケース9を臨ませる。
10は、外箱1内におけるドラム4の後部に設けたケー
シングで、ケーシング10内に吸込みファン11を設遅
し、上面には排気孔12を形成し、前面にリントフィル
ター13を内蔵したリフトフィルター13を内蔵したフ
ィルターカバー14を設ける。
ドラム4の後面中央に球面軸受からなるドラム受け15
を取付け、上記ドラム4の前面のドラム受け6を対とす
る。
またドラム4の後面周囲とケーシング10間にシール材
の保持具16及びファルト体からなるシール材17を介
在させ吸込みファン11の軸に設けたプーリーと、箱体
1の底面に設置したドラム4の駆動用モーター18の軸
に設けたプーリーとを、ベルト19で連結する。
ドラム4とモーター18の軸とをベルト20で連結し、
ベルト20には、たるみ防止のために、引張バネ21で
押付は力を付けたアイドラープーリー22を介在させる
この様にして、モーター18の動きにより、ドラム4と
吸込みファン11が同時に回転し、吸気ロアより取込ま
れた空気がヒーター8で熱せられ、ドラム4内の被乾燥
衣類を乾燥させて排気孔12により排出される。
次に、本考案の要部を第2図及び第3図について説明す
ると、ファン11を収納するケーシング10に複数個の
切欠きIOAを設ける。
ケーシング10の前面の外径とほぼ等しいこれに嵌合す
る環状のシール材保持具16を金属製材料をもって製造
し、保持具16から後方に係止用突起16Aを複数個突
出し、上記切欠きIOAに各々着脱自在に挿入させる。
また保持具16の前面に環状溝16Bを形成する。
溝16Bに、フェルト板体からなり、ケーシング10の
前面の外径とほぼ等しい環状シール材17の端部を挿入
する。
このようにして、シール材17をドラム4の背面に設置
すれば、保持具16からはみ出たシール材17の環状体
の他端がドラム4背面に形成されているテーパ部に沿っ
て押し広げられながらドラム4の背面に圧接しがドラム
4とケーシング10との隙間をシールし、且つドラム4
のスラスト方向のクリアランスを微少にする。
なお、ケーシング10は外箱1に固定されており、シー
ル材17はケーシング10とドラム4とに押圧を受けて
いるため、保持具16からシール材17が使用中に外れ
ることはない。
また、シール材17を交換するには、ケーシング10か
ら保持具16ごとシール材17を外し、保持具16の溝
16Bに新しいシール材17を挿入し直せばよい。
以上述べたように、本考案の衣類乾燥機の気密機構は、
回転ドラムとこの回転ドラム内を支承するファンケーシ
ングとの隙間を防ぐシール材の固定は、接着剤を用いす
でに保持具に挿入するだけですむようにしたので取付作
業時間が短かくなるとともに、新旧シール材の交換作業
もきわめて簡便なものですむものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の気密機構を取付けた乾燥機の縦断側面
図、第2図は本考案の実施例を示す要部の分解斜面図、
第3図は同上要部の縦断側面図である。 1・・・・・・外箱、4・・・・・・回転ドラム、訃・
・・・・発熱体、10・・・・・・ケーシング、10A
・・・・・・切欠き、15・・・・・・ドラム受け、1
6・・・・・・シール材保持具、16A・・・・・・係
止用突起、16B・・・・・・環状溝、17・・・・・
・シール材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱内に設けた回転ドラム内に、発熱体からの加熱空気を
    供給して衣類乾燥を行う構造の乾燥機において、回転ド
    ラムをファンのケーシングで支承し、前記ファンのケー
    シングの前面の外径とほぼ等しい環状のシール材保持具
    の後面に複数個の係止用突起を設けて、ケーシング面に
    設けた複数個の切欠きに前記係止用突起を各々着脱自在
    に挿入し、また前記シール材保持具の前面に環状溝を形
    成し該環状溝にケーシングの前面の外径とほぼ等しい環
    状のシール材の端部を挿入してシール材の他端を回転ド
    ラム背面に形成されているテーパ状に圧接することを特
    徴とした衣類乾燥機の気密機構。
JP13939080U 1980-09-30 1980-09-30 衣類乾燥機の気密機構 Expired JPS6031679Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13939080U JPS6031679Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30 衣類乾燥機の気密機構

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JP13939080U JPS6031679Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30 衣類乾燥機の気密機構

Publications (2)

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JPS5763585U JPS5763585U (ja) 1982-04-15
JPS6031679Y2 true JPS6031679Y2 (ja) 1985-09-21

Family

ID=29499373

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JP13939080U Expired JPS6031679Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30 衣類乾燥機の気密機構

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JPS5763585U (ja) 1982-04-15

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