JPH02206499A - 衣類乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、機体内に横軸型のドラムを収容し。

このドラムを前後で回転自在に支持し、このドラム内に
乾燥風を供給するようにしたドラム式の衣類乾燥機に関
する。

（ロ）従来の技術 実開昭６０−４１９３９９号公報や特開昭６３−７３９
９８号公報で示すように、ドラムの前面開口縁をフェル
トを介して回転自在に支持する場合、このフェルトが摩
耗すると、隙間ができ、ここから湿気やリントが機体内
に出てしまい、乾燥性能の低下、モータ冷却効果の低下
を招来する。一方、特開昭６２＝１．６７５９９号公報
で開示するものは、ドラムの前面開口縁の軸受兼シール
に加え、ドラム前端面に前方から摺接するラッパ状のフ
ェルト（１５）を設け、シール効果を確保しようとして
いる。

（ハ）　発明が解決しようとする課題 しかし、後者の従来例にあっても、フェルト（１５）が
経年饗化によって固形化し、ドラムがスラスト方向に少
しでも動けば、すぐに隙間を生じてしまう、ドラムを嶺
脂製とすると、乾燥風による加熱によって奥行寸法が変
化しやすいので、尚更である９ 本光明は、ドラム前部の軸受部位でのシール効果を、経
年変化、スラスト方向の移動、ドラムの寸法変化に対処
して確保せんとするものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明による解決手段は、機体内の前部に環状の支持盤
を固着し、この支持盤の周段部にドラムの前面開口縁を
軸受用フェルトを介して回転自在に支持すると共に、支
持盤とドラム前端面を前後方向から対向させ、この支持
盤とドラム前端の間に、弾性を有するクツション材と他
方に摺接する摺接用フェルトによる二層構造の環状のシ
ール部材を配設した構成である。

（ポ）作　用 ドラムの回転時に軸受用のフェルトは従来と同様に回転
支持とシールの両機能を果す、シール部材は、クツショ
ン材により常時他方に摺接用フェルトを摺接させており
、ここでシール性を確保する。クツション材は弾性が常
に強く働くように。

一つの好ましい材料としては独立発泡の樹脂が選ばれる
。摺接用フェルトの経年変化によるへなりを押さえ、摺
動抵抗を減少するために、摺接する方を突条として、摺
接面を小さくすることもできる。

（へ）実施例 以下、図面に基づいて説明すると、ドラム式の衣類乾燥
機の機体１は、後部に後面板２を止着し、前面の衣類出
入口に扉３を配設しており、前面側には環状の支持盤４
を、後面側には横方向の支持板５を夫々設け、支持板５
には通気口６・・・を形成している。

後面板２及び支持板５を挿通し且つ固着された支軸７に
は、支持板５の前側では横軸型の樹脂製の回転ドラム８
が回転自在に支持され、後側では両面ファン９の回転中
心部が回転自在に挿着しである０回転ドラム８の前面開
口縁１０は、支持盤４の周段部１１に軸受用のフェルト
１２を介して回転自在に嵌合しである。

両面ファン９を後面板２、支持板５と共に囲み且つ両面
を千切るケーシング１３は、ドラム８の排気口１４、通
気口６、両面ファン９の循環側の順に送られる乾燥風を
支持盤４のドラム８の給気口１５に導くために、ダクト
１６を連設している。このダクト１６内にはＰＴＣヒー
タ１７が配設してあり、除湿水のドレン口１８も設けで
ある。を表面板２には、外部の冷却風を導入する導入口
１９・・・と、両面ファン９の冷却側を経た冷却風を導
出する導出口２０とが設けである。

モータ２１は、回転ドラム８及び両面ファン９をプーリ
・ベルトによって回転させる。

ここで、上記回転ドラム８は、排気口１４の前に着脱で
きるフィルター２２を設け、後端面には支持板５に摺接
するラッパ状のフェルト２３を設けている。そして、こ
の回転ドラム８は、前端面２４に環状のシール部材２５
を前向きに且つ支持盤４との間隔を埋めるべく接着して
いる。このシール部材２５は、独立発泡の樹脂から成る
クツション材２６に摺接用フェルト２７を接着した二層
構造であり、厚みをクツション材２６〉フェルト２７と
して弾性を強くしている。

一方、支持盤４のドラム前端面２４との対向部位には、
シール部材２５の摺接用フェルト２７に少し喰込むよう
に且つ接触面を小さくするように環状に山形の突条２８
を形成しており、ここでシール構造を形成している。摺
接用フェルト２７への喰込み、接触を小としているのは
、フェルトのｌ＼たりを極力抑えて、長寿命化を図るた
めであり、また摺動抵抗を減少するためである。

かくして、ドラム８が回転中、或いは加熱によってスラ
スト方向（突条２８と離れる方向）に移動し、ても、ク
ツション材２６の強い弾性によって摺接用フェルト２７
が突条２８との接触を保持し、ここに隙間を作らない。

（ｌ・）発明の効果 本発明に依れば、種々の使用条件に対処してシール効果
を保持することができ、乾燥機能の長か白化を図ること
ができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による衣類乾燥１肖の要部拡大断面図、
第２図は側断面図である。 １・・一機体、４・・・支持盤、７・・・支軸、８・・
・回転ドラム、１０・・・前面開口縁、１１・・・周段
部、１２・・・軸受用フェルト、２４・・・ドラム前端
面、２５・・・シール部材、２６・・・クツシ目ン材、
２７・・・摺接用フェルト、２８・・・突条。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）機体内に横軸型のドラムを収容し、このドラムを
   前後で回転自在に支持する衣類乾燥機に於いて、上記機
   体内の前部に環状の支持盤を固着し、この支持盤の周段
   部に上記ドラムの前面開口縁を軸受用フェルトを介して
   回転自在に支持すると共に、支持盤とドラム前端面を前
   後方向から対向させ、この支持盤とドラム前端の間に、
   弾性を有するクッション材と他方に摺接する摺接用フェ
   ルトによる二層構造の環状のシール部材を配設したこと
   を特徴とする衣類乾燥機。