JPH0687920B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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Publication number
JPH0687920B2
JPH0687920B2 JP1027257A JP2725789A JPH0687920B2 JP H0687920 B2 JPH0687920 B2 JP H0687920B2 JP 1027257 A JP1027257 A JP 1027257A JP 2725789 A JP2725789 A JP 2725789A JP H0687920 B2 JPH0687920 B2 JP H0687920B2
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JP
Japan
Prior art keywords
drum
felt
sliding contact
clothes dryer
support
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1027257A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02206499A (ja
Inventor
達哉 廣田
保 川村
清和 藤川
義明 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP1027257A priority Critical patent/JPH0687920B2/ja
Publication of JPH02206499A publication Critical patent/JPH02206499A/ja
Publication of JPH0687920B2 publication Critical patent/JPH0687920B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、機体内に横軸型のドラムを収納し、このドラ
ムを前後で回転自在に支持し、このドラム内に乾燥風を
供給するようにしたドラム式の衣類乾燥機に関する。
(ロ)従来の技術 従来、特開昭63-73998号公報で示すように、ドラムの前
面に対向するように設けた支持盤にてこのドラムの前面
開口縁をフェルトを介して支持するようにし、このフェ
ルトにより軸受機能とシール機能を兼用させるようにし
た衣類乾燥機がある。しかし、このような衣類乾燥機に
あっては、運転を重ねるうちにフェルトが磨耗してくる
と、隙間ができてシール効果が低下し、ここから湿気や
リントが機体内に漏れ出てしまい、乾燥性能の低下やモ
ータ冷却効果の低下を招いていた。
そこで、特開昭62-167599号公報に示すように、ドラム
の前面開口縁の軸受部材とは別に、ドラムの前端面に前
方から摺接するラッパ状のフェルト(15)を支持盤から
設けるようにして、シール効果を確保しようとした衣類
乾燥機もある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、後者の従来例にあっても、フエルト(15)が経
年変化によって固形化し、ドラムがスラスト方向に少し
でも動けば、すぐに隙間を生じてしまう。ドラムを樹脂
製とすると、乾燥風による加熱によって奥行寸法が変化
しやすいので、尚更である。
そこで、フェルト(15)を弾性力のある部材で摺接面側
に付勢し、フェルト(15)の経年変化やドラムの水平方
向の移動に対してフェルト(15)を追従させるようにす
ることが考えられるが、このような構成にすると、フェ
ルト(15)を摺接面に強く押さえつけることになるの
で、ドラムの摺動抵抗が大きくなって、ドラムの回転が
円滑に行えなくなるという虞があった。
本発明は、このような課題を解決しようとするものであ
る。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、機体内に横軸型のドラムを収容し、このドラ
ムを前後で回転自在に支持する衣類乾燥機において、上
記ドラムの前端面に対向するように上記機体の前部に固
着した支持盤と、上記ドラムの開口縁に対向し、この開
口縁を軸受用フェルトを介して回転自在に支持するよう
に上記支持盤に形成した周段部と、上記ドラムの前端面
と上記支持盤との間に設けた環状のシール部材とを備
え、上記シール部材を、弾性を有するクッション材と摺
接用フェルトとの2層構造にすると共に、上記ドラムの
前端面又は上記支持盤のいずれか一方側に上記クッショ
ン材を止着し、上記摺接用フェルトが摺接する他方側の
面には、環状の突条を、その先端部が上記摺接用フェル
トに当接するように形成したことを特徴とするものであ
る。
(ホ)作用 シール部材は、クッション材によって摺接用フェルトを
摺接する面の方へ付勢する構成としているので、フェル
トが磨耗したり、ドラムが水平方向へ移動したりして
も、フェルトを追従させて確実に摺接させることができ
る。
その上、摺接用フェルトが摺接する面には、環状の突条
を、その先端部が摺接用フェルトに当接するように形成
しており、フェルトの接触面を小さくしているので、ク
ッション材の付勢によって大きくなりがちな摺動抵抗を
極力抑えることができる。
(ヘ)実施例 以下、図面に基づいて説明すると、ドラム式の衣類乾燥
機の機体1は、後部に後面板2を止着し、前面の衣類出
入口に扉3を配設しており、前面側には環状の支持盤4
を、後面側には横方向の支持板5を夫々設け、支持板5
には通気口6…を形成している。
後面板2及び支持板5を挿通し且つ固着された支軸7に
は、支持板5の前側では横軸型の樹脂製の回転ドラム8
が回転自在に支持され、後側では両面ファン9の回転中
心部が回転自在に挿着してある。回転ドラム8の前面開
口縁10は、支持盤4の周段部11に軸受用のフェルト12を
介して回転自在に嵌合してある。
両面ファン9を後面板2、支持板5と共に囲み且つ両面
を仕切るケーシング13は、ドラム8の排気口14、通気口
6、両面ファン9の循環側の順に送られる乾燥風を支持
盤4のドラム8の給気口15に導くために、ダクト16を連
設している。このダクト16内にはPTCヒータ17が配設し
てあり、除湿水のドレン口18も設けてある。後面板2に
は、外部の冷却風を導入する導入口19…と、両面ファン
9の冷却側を経た冷却風を導出する導出口20とが設けて
ある。
モータ21は、回転ドラム8及び両面ファン9をプーリ・
ベルトによって回転させる。
ここで、上記回転ドラム8は、排気口14の前に着脱でき
るフィルター22を設け、後端面には支持板5に摺接する
ラッパ状のフェルト23を設けている。そして、この回転
ドラム8は、前端面24に環状のシール部材25を前向きに
且つ支持盤4との間隔を埋めるべく接着している。この
シール部材25は、独立発泡の樹脂から成るクッション材
26に摺接用フェルト27を接着した二層構造であり、厚み
をクッション材26>フエルト27として弾性を強くしてい
る。
一方、支持盤4のドラム前端面24との対向部位には、シ
ール部材25の摺接用フェルト27に少し喰込むように且つ
接触面を小さくするように環状に山形の突条28を形成し
ており、ここでシール構造を形成している。摺接用フェ
ルト27への喰込み、接触を小としているのは、フェルト
のへたりを極力抑えて、長寿命化を図るためであり、ま
た摺動抵抗を減少するためである。
かくして、ドラム8が回転中、或いは加熱によってスラ
スト方向(突条28と離れる方向)に移動しても、クッシ
ョン材26の強い弾性によって摺接用フェルト27が突条28
との接触を保持し、ここに隙間を作らない。
(ト)発明の効果 本発明の構成によれば、ドラムの前端面と支持盤との間
に設けた環状のシール部材を、弾性を有するクッション
材と摺接用フェルトとの2層構造にしているので、フェ
ルトの磨耗や経年変化、ドラムの前後への動きに対処し
てシール効果を保持できると共に、摺接用フェルトが摺
接する面には、環状の突条を、その先端部が摺接用フェ
ルトに当接するように形成しているので、クッション材
の付勢によって大きくなりがちな摺動抵抗を極力抑える
ことができ、ドラムを円滑に回転させることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明による衣類乾燥機の要部拡大断面図、第
2図は側断面図である。 1……機体、4……支持盤、7……支軸、8……回転ド
ラム、10……前面開口縁、11……周段部、12……軸受用
フェルト、24……ドラム前端面、25……シール部材、26
……クッション材、27……摺接用フェルト、28……突
条。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 義明 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭58−54292(JP,U) 実開 昭55−60895(JP,U) 発明協会公開技報公技番号85ー6251

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体内に横軸型のドラムを収容し、このド
    ラムを前後で回転自在に支持する衣類乾燥機において、
    上記ドラムの前端面に対向するように上記機体の前部に
    固着した支持盤と、上記ドラムの開口縁に対向し、この
    開口縁を軸受用フェルトを介して回転自在に支持するよ
    うに上記支持盤に形成した周段部と、上記ドラムの前端
    面と上記支持盤との間に設けた環状のシール部材とを備
    え、上記シール部材を、弾性を有するクッション材と摺
    接用フェルトとの2層構造にすると共に、上記ドラムの
    前端面又は上記支持盤のいずれか一方側に上記クッショ
    ン材を止着し、上記摺接用フェルトが摺接する他方側の
    面には、環状の突条を、その先端部が上記摺接用フェル
    トに当接するように形成したことを特徴とする衣類乾燥
    機。
JP1027257A 1989-02-06 1989-02-06 衣類乾燥機 Expired - Lifetime JPH0687920B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1027257A JPH0687920B2 (ja) 1989-02-06 1989-02-06 衣類乾燥機

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JP1027257A JPH0687920B2 (ja) 1989-02-06 1989-02-06 衣類乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02206499A JPH02206499A (ja) 1990-08-16
JPH0687920B2 true JPH0687920B2 (ja) 1994-11-09

Family

ID=12216024

Family Applications (1)

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JP1027257A Expired - Lifetime JPH0687920B2 (ja) 1989-02-06 1989-02-06 衣類乾燥機

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JP (1) JPH0687920B2 (ja)

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KR100826534B1 (ko) 2007-02-13 2008-05-02 엘지전자 주식회사 덕트리스 건조기
KR100808411B1 (ko) 2007-02-13 2008-02-29 엘지전자 주식회사 덕트리스 건조기

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Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
発明協会公開技報公技番号85ー6251

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JPH02206499A (ja) 1990-08-16

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