JPH0788292A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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Publication number
JPH0788292A
JPH0788292A JP5237799A JP23779993A JPH0788292A JP H0788292 A JPH0788292 A JP H0788292A JP 5237799 A JP5237799 A JP 5237799A JP 23779993 A JP23779993 A JP 23779993A JP H0788292 A JPH0788292 A JP H0788292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
groove
support
hole
seal member
Prior art date
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Pending
Application number
JP5237799A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Asanuma
勝彦 浅沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5237799A priority Critical patent/JPH0788292A/ja
Publication of JPH0788292A publication Critical patent/JPH0788292A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドラムを糸屑の溜まりによる害を受けずにス
ムーズに回転させ続け得るようにする。 【構成】 ドラム支え16のドラム受け部分16aのド
ラム回転方向側軸受端部28aとシール部材29との間
に位置する部分に溝部30を設けると共に、この溝部3
0に連通してドラム支え16の裏側に通じる孔部31を
設けて、その溝部30から孔部31を通しドラム支え1
6の裏側に糸屑を排出するようにした。この場合、溝部
30のドラム回転方向側側部30aを孔部31に向かっ
て先広がりとなる斜面状に形成することにより、糸屑を
一層排出しやすくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はいわゆるドラム式の衣類
乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、いわゆるドラム式の衣類乾燥
機においては、図8に示すようにドラム支え1のドラム
受け部分1aに軸受2とシール部材3とを配設して、こ
れらにより、図9に示すようにドラム4を回転可能で且
つ気密に支承し、そして、このドラム4を被乾燥衣類
(図示せず)を収容した状態で回転させ、同時にそのド
ラム4内部に温風を供給して被乾燥衣類を乾燥させるよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ものにおいては、ドラム支え1のドラム受け部分1aの
ドラム回転方向(図8中矢印A参照)側軸受端部2aと
シール部材3との間に位置する部分Bに、被乾燥衣類か
ら散出する糸屑が溜まりやすく、その溜まり量が長期の
使用により増えることによって、ドラム4の回転に支障
を来たし、乾燥性能の低下や駆動モータの寿命の低下と
いった問題を招来していた。
【0004】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、ドラムを糸屑の溜まりによ
る害を受けずにスムーズに回転させ続け得、乾燥性能を
良好に維持し得ると共に、駆動モータの寿命も長く確保
することのできる優れた衣類乾燥機を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の衣類乾燥機においては、ドラム支えのドラ
ム受け部分のドラム回転方向側軸受端部とシール部材と
の間に位置する部分に溝部を設けると共に、この溝部に
連通してドラム支えの裏側に通じる孔部を設けたことを
特徴とする。
【0006】この場合、溝部のドラム回転方向側側部は
孔部に向かって先広がりとなる斜面状に形成すると良
い。
【0007】
【作用】上記手段によれば、ドラム支えのドラム受け部
分のドラム回転方向側軸受端部とシール部材との間に位
置する部分に溜まりがちな糸屑も、同部分の溝部から孔
部を通してドラム支えの裏側に排出され、ドラムの回転
に支障を来たすようになることが避けられる。
【0008】又、その場合、溝部のドラム回転方向側側
部を孔部に向かって先広がりとなる斜面状に形成したも
のでは、糸屑がその斜面に沿って孔部に案内され、該孔
部から排出されやすくなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図1ないし
図7を参照して説明する。まず図2には衣類乾燥機全体
の構成を示しており、外箱11の前面部のほゞ中央に、
被乾燥衣類出入口12を形成すると共に、該出入口12
を開閉する扉13を枢設している。
【0010】外箱11の内部にはドラム14を収容して
おり、収容したドラム14は、前面部に形成した径大な
開口部15を、外箱11内の前部に設けたドラム支え1
6に後に詳述するように支承せしめ、後面部の中心部に
設けた軸17を、外箱11内の後部に設けたファンケー
シング18に同じく回転可能に支承せしめている。
【0011】ファンケーシング18内には前面側と後面
側とにそれぞれ翼部を有する両翼形の熱交換器を兼ねる
ファン19を配設しており、このファン19を、外箱1
1内の底部に配設したモータ20によりベルト21を介
して回転させるようにしている。
【0012】ここで、ファン19が回転されると、ドラ
ム14内の空気がドラム14内奥部のフィルタ22を通
じてファンケーシング18内の前部に吸入されると共
に、機外の空気が外箱背板23の外気取入口24からフ
ァンケーシング18内の後部に吸入されるもので、これ
らにより、ドラム14内の空気と機外の空気とがファン
19を境に接して熱交換され、ドラム14内空気の除湿
が行なわれる。
【0013】しかして、除湿されたドラム14内空気
は、その後、図3に示すダクト25を通じ、ヒータ26
により温風化されて、ドラム14内に供給されるように
なっている。
【0014】又、前記モータ20はベルト27を介して
ドラム14を回転駆動するようになっており、乾燥運転
時にはこのドラム14の回転と上記ファン19の回転と
が行なわれ、かくして、前記被乾燥衣類出入口12から
ドラム14内に収容された被乾燥衣類(図示せず)が、
撹拌されつつ温風を浴びて乾燥されるようになってい
る。
【0015】さて、前記ドラム支え16には図4に示す
ように短円筒状のドラム受け部分16aを形成してお
り、これの上部数箇所に軸受28を取着し、それ以外の
部分にシール部材29を取着している。このシール部材
29は、図5に示すように、例えばフェルトから成る外
層29aと、スポンジ等のクッション材から成る内層2
9bとの二層構造で、その内層29bをドラム支え16
のドラム受け部分16a外面に貼着し、外層29a及び
軸受28にドラム14の前記開口部15周縁部を当接さ
せて、ドラム14を回転可能で且つ気密に支承してい
る。
【0016】しかして、図1,図6及び図7に示すよう
に、ドラム支え16のドラム受け部分16aのドラム回
転方向(図1中矢印C参照)側軸受端部28aとシール
部材29との間に位置する部分には、溝部30を形成し
ており、ドラム支え16には更にその溝部30に連通し
てドラム支え16の裏側に通じる孔部31を形成してい
る。この場合、溝部30のドラム回転方向側側部30a
は、シール部材29の端縁部29cとともに、孔部31
に向かって先広がりとなる斜面状に形成しており、且
つ、溝部30の底部30bは孔部31に向かって漸次深
くなるように形成している。
【0017】上述のごとく構成したものの場合、既述の
ようにドラム支え16のドラム受け部分16aのドラム
回転方向側軸受端部28aとシール部材29との間に位
置する部分に溜まりがちな糸屑(図示せず)も、同部分
に形成した溝部30から孔部31を通してドラム支え1
6の裏側に排出されるもので、その糸屑によりドラム1
4の回転に支障を来たすようになることが避けられ、よ
って、ドラム14をスムーズに回転させ続け得て、乾燥
性能を良好に維持し得ると共に、駆動モータ20の寿命
も長く確保することができる。
【0018】又、この場合、溝部30のドラム回転方向
側側部30aを孔部31に向かって先広がりとなる斜面
状に形成したことにより、糸屑がその斜面に沿って孔部
31に案内され、該孔部31から排出されやすくなるか
ら、ドラム14を一層スムーズに回転させ続けることが
できる。
【0019】なお、以上に加えて、特に上記実施例のも
のにおいては、シール部材29を例えばフェルトから成
る外層29aと、スポンジ等のクッション材から成る内
層29bとの二層構造としたことにより、その内層29
bのクッション性によって、ドラム14に対する外層2
9aの密接性を良くすることができ、ドラム14内から
の温風の洩れを抑制することができて、乾燥性能を更に
向上させ得ると共に、外箱11内の結露,水洩れをなく
すことまでできるが、このことは必ずしも必要な事柄で
はなく、従って、シール部材29はその全部が例えばフ
ェルトから成るものであっても良い。
【0020】このほか、本発明は上記し且つ図面に示し
た実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱し
ない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0021】
【発明の効果】本発明の衣類乾燥機は以上説明したとお
りのもので、下記の効果を奏する。第1に、ドラム支え
のドラム受け部分に軸受とシール部材とを配設して、こ
れらによりドラムを回転可能で且つ気密に支承し、この
ドラムを被乾燥衣類を収容した状態で回転させつつ、そ
のドラム内部に温風を供給して被乾燥衣類を乾燥させる
ようにしたものにおいて、上記ドラム支えのドラム受け
部分のドラム回転方向側軸受端部とシール部材との間に
位置する部分に溝部を設けると共に、この溝部に連通し
てドラム支えの裏側に通じる孔部を設けたことにより、
ドラムを糸屑の溜まりによる害を受けずにスムーズに回
転させ続け得、乾燥性能を良好に維持し得ると共に、駆
動モータの寿命も長く確保することができる。
【0022】第2に、上記溝部のドラム回転方向側側部
を孔部に向かって先広がりとなる斜面状に形成したこと
により、糸屑を一層排出しやすくできて、ドラムを一段
とスムーズに回転させ続けることができ、乾燥性能を更
に良好に維持し得ると共に、駆動モータの寿命も一層長
く確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す主要部分の斜視図
【図2】全体の破断側面図
【図3】全体の正面図
【図4】ドラムとドラム支えとの分解状態での部分斜視
【図5】ドラムとドラム支えとの組立状態での部分縦断
側面図
【図6】図1のX−X線に沿う主要部分の縦断側面図
【図7】図1のY−Y線に沿う主要部分の縦断正面図
【図8】従来例を示す図1相当図
【図9】図5相当図
【符号の説明】
14はドラム、16はドラム支え、16aはドラム受け
部分、28は軸受、28aは軸受のドラム回転方向側端
部、29はシール部材、30は溝部、31は孔部、30
aは溝部のドラム回転方向側側部を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラム支えのドラム受け部分に軸受とシ
    ール部材とを配設して、これらによりドラムを回転可能
    で且つ気密に支承し、このドラムを被乾燥衣類を収容し
    た状態で回転させつつ、そのドラム内部に温風を供給し
    て被乾燥衣類を乾燥させるようにしたものにおいて、前
    記ドラム支えのドラム受け部分のドラム回転方向側軸受
    端部とシール部材との間に位置する部分に溝部を設ける
    と共に、この溝部に連通してドラム支えの裏側に通じる
    孔部を設けたことを特徴とする衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】 溝部のドラム回転方向側側部を孔部に向
    かって先広がりとなる斜面状に形成したことを特徴とす
    る請求項1記載の衣類乾燥機。
JP5237799A 1993-09-24 1993-09-24 衣類乾燥機 Pending JPH0788292A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5237799A JPH0788292A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 衣類乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5237799A JPH0788292A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 衣類乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0788292A true JPH0788292A (ja) 1995-04-04

Family

ID=17020596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5237799A Pending JPH0788292A (ja) 1993-09-24 1993-09-24 衣類乾燥機

Country Status (1)

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JP (1) JPH0788292A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190013702A (ko) 2016-05-30 2019-02-11 라이온 가부시키가이샤 구강용 조성물
CN110396808A (zh) * 2018-04-24 2019-11-01 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 一种干衣机滚筒的支撑装置及干衣机

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