JPH0513356Y2 - - Google Patents

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JPH0513356Y2
JPH0513356Y2 JP290688U JP290688U JPH0513356Y2 JP H0513356 Y2 JPH0513356 Y2 JP H0513356Y2 JP 290688 U JP290688 U JP 290688U JP 290688 U JP290688 U JP 290688U JP H0513356 Y2 JPH0513356 Y2 JP H0513356Y2
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drum
lid
opening
clothes
rotating
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、衣類出入口を周壁に形成して横軸型
の回転ドラムを用いた衣類乾燥機に関する。
(ロ) 従来の技術 この種の衣類乾燥機は、例えば実公昭50−394
号公報に開示されており、衣類出入口を除く内周
壁には衣類をかき上げるバツフルを突設してい
る。衣類出入口を開閉する蓋は、周壁の外側を摺
動し、閉成時には適当に係止される。そして、回
転ドラムを回転してバツフルで衣類をかき上げ、
落し、ほぐしながら乾燥するのである。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 この従来例は、回転中にその回転方向に合せて
蓋に摺動力が加わり、閉成係止力が弱いと、この
力によつて蓋を摺動させて衣類出入口を開放する
惧れがある。この結果乾燥風や蒸発水分が漏出し
て結露したり、乾燥効率を低下し、衣類を放出し
て損傷し、或いはドラム回転をロツクする等の問
題がある。
本考案は、衣類出入口を摺動開閉する蓋がドラ
ム回転中に開放するのを未然に防止せんとするも
のである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案による解決手段は、衣類出入口を周壁に
形成した横軸型の回転ドラムと、上記周壁の外側
面を摺動して衣類出入口を開閉する蓋と、この蓋
の内面で且つ蓋の閉成方向の端部に、回転ドラム
内に突出して設けられたバツフルと、上記回転ド
ラムを蓋の開放摺動方向に回転させる駆動手段と
から成る構成である。
(ホ) 作用 ドラムが回転すると、バツフルは衣類をかき上
げるので、蓋には衣類の重さによつてその逆方向
の摺動力が加わる。この摺動力は蓋が衣類出入口
を閉成する方向のものである。従つて、仮に係止
が外れた場合でも蓋は衣類出入口を開放しない。
(ヘ) 実施例 以下図面に基づいて説明すると、衣類乾燥機の
機体1は、脚兼用の底板2に側面筒3の下端を固
定し、この側面筒3の上端に上面板4を固定して
成り、上面板4には扉体5によつて開閉する衣類
投入口6を開設している。機体1内は仕切板7に
よつて前後に仕切られ、その前側をドラム室8と
しており、このドラム室8内の前側には円盤状の
ドラム支持盤9を仕切板7に対設させている。そ
して、仕切板7には支軸10が挿通固定してあ
る。
回転ドラム11は有底筒状体を横向きにして、
前面開口縁に環状カバー12を固着したものであ
り、ドラム室8内に収納され、後端面中央部を支
軸10に軸受によつて回転自在に止着し、環状カ
バー12をドラム支持盤9に回転自在に嵌合させ
ている。
回転ドラム11に対する熱気入口13はドラム
支持盤9の下部に設けられ、出口14は回転ドラ
ム11の後端面に設けられ、仕切板7には通気口
15が設けてある。
L字型の循環ダクト16は、一端開口を熱気入
口13に連結、連通し且つそこに正特性サーミス
タヒータ17を配置し、他端開口を仕切板7の下
部に連結、連通している。そして、仕切板7の後
部には循環ダクト16と連通する循環ケーシング
18が間隔を置いて被せられ、このケーシング1
8の後部を冷却ケーシング19が間隔を置いて被
せられている。支軸10の他端部は冷却ケーシン
グ19に止着してあり、この支軸10には循環ケ
ーシング18及び冷却ケーシング19に跨る熱交
換型の両面フアン20が軸支してある。
回転ドラム11及び両面フアン20は、モータ
21によつてプーリ・ベルトを介して一方向に回
転される。両面フアン20は、上面板4の後部の
吸気口22から外気を吸引して冷却ケーシング1
9内に支軸10近辺から入れ、熱交換後には仕切
板7の上下部からモータ21近辺に流動させ、底
板2の排気口23から出す。また、同時に乾燥風
をドラム11、出口14、通気口15、循環ケー
シング18、循環ダクト16、ヒータ17間で循
環させる(第3図中矢印参照)。
ここで、回転ドラム11は、周壁に衣類出入口
24を開設すると共に、この出入口24の外周両
側に横向きのレール25を設けており、その出入
口24を開閉する彎曲状の蓋26の両側をレール
25に摺動自在に挿着している。
蓋26は、開放摺動方向をドラム11の回転方
向と一致させており、閉成時に最終的に出入口2
4の口縁に当るか近接する閉成終端側26′には
ドラム内方への凹段部を形成し、ここにスプリン
グ27によつてドラム内方に常時弾付勢されたロ
ツク片28を軸支している。
このロツク片28は、ドラム11の周壁に突設
された係止部29に、閉成時にその傾斜に乗つて
摺動して弾力的に係合する。同時に閉成終端側2
6′は出入口24の口縁に当るか近接する。蓋2
6を開くために、この係合を外す場合は、ロツク
片28を指でスプリング27に抗して押える。
更に、蓋26は、ドラム11のバツフル30,
30と同様に衣類をかき上げることのできる突出
長の大なバツフル31をロツク片28近傍の内
面、即ち蓋26の閉成方向の端部に一体形成して
強度を上げている。
このバツフル31は蓋26の開放時にはストツ
パーの役目を果す。
而して、ドラム11の回転中、バツフル30,
30,31は衣類を回転力によつてかき上げる
が、この時の衣類の重量、反作用を蓋26に対し
ては出入口24を閉成する方向の摺動力として付
与し、回転中に於ける蓋26の出入口24の不測
の開放を防いでいる。
(ト) 考案の効果 本考案に依れば、蓋内面にバツフルを一体形成
し、ドラムを蓋の開放摺動方向に回転させたの
で、回転中にバツフルが受ける力を蓋閉成方向の
力とすることができ、回転中の開蓋事故を防止で
き、よつて極めて安全な衣類乾燥機を提供できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による衣類乾燥機のドラムの回
転状態を示す断面図、第2図イ,ロは要部の斜視
図と断面図、第3図は全体の側断面図である。 11……回転ドラム、24……衣類出入口、2
6……蓋、28……ロツク片、29……係止部、
31……バツフル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 衣類出入口を周壁に形成した横軸型の回転ドラ
    ムと、上記周壁の外周面を摺動して衣類出入口を
    開閉する蓋と、この蓋の内面で且つ蓋の閉成方向
    の端部に、回転ドラム内に突出して設けられたバ
    ツフルと、上記回転ドラムを蓋の開放摺動方向に
    回転させる駆動手段とから成る衣類乾燥機。
JP290688U 1988-01-13 1988-01-13 Expired - Lifetime JPH0513356Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP290688U JPH0513356Y2 (ja) 1988-01-13 1988-01-13

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JP290688U JPH0513356Y2 (ja) 1988-01-13 1988-01-13

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Publication Number Publication Date
JPH01108293U JPH01108293U (ja) 1989-07-21
JPH0513356Y2 true JPH0513356Y2 (ja) 1993-04-08

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ID=31204080

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JP290688U Expired - Lifetime JPH0513356Y2 (ja) 1988-01-13 1988-01-13

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH084959Y2 (ja) * 1989-10-19 1996-02-14 松下電器産業株式会社 衣類乾燥機の回転ドラム

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Publication number Publication date
JPH01108293U (ja) 1989-07-21

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