JPS5827004B2 - 連続冷間圧延設備 - Google Patents

連続冷間圧延設備

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JPS5827004B2
JPS5827004B2 JP52033530A JP3353077A JPS5827004B2 JP S5827004 B2 JPS5827004 B2 JP S5827004B2 JP 52033530 A JP52033530 A JP 52033530A JP 3353077 A JP3353077 A JP 3353077A JP S5827004 B2 JPS5827004 B2 JP S5827004B2
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JP
Japan
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rolling
rolling mill
hot
rolled
strip
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JP52033530A
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JPS53118259A (en
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永房 乾
公三 山崎
弘三郎 市田
磨瑳雄 森本
弘 武智
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は鋼ス) IJノツプ連続的に冷間圧延する連
続冷間圧延設備に関する。
一般【こ、熱間圧延、酸洗および冷間圧延よりなる鋼ス
トリツプ圧延のトータルコストは、熱延原板の板厚が増
すほど低減することが知られている。
しかしながら、熱延原板の板厚を増すと次のような問題
が生ずる。
(L) P?間圧延時の臣下率が大きくなり、張力0
こよる板厚の薄い部分の板破断が生じる等ストIJツブ
の通板性が悪化する。
又圧延負荷も著しく増大する。
(2)前記(L)項の問題点を解決するためストリップ
は連続冷間圧延機列の入側に設けられた多段圧延機を設
は一次冷間圧延する方法が考えられるが、この場合圧延
が高正下圧延であるため加工硬化が著しい。
これより、次の連続冷間圧延機列での圧延が極めて困難
となる。
(3)上記多段圧延機【こおいてストリップのロールへ
の咬込み性が悪化し、ロールおよびストリップに疵が発
生する。
(4)冷間圧下率が増大し、このためス) IJノツプ
変形抵抗が増大する。
これより、連続冷間圧延機列においてスタンド間張力の
増大等によりストリップの両エツジに耳割れを発生し、
品質低下をもたらす。
(5)一般(こ、バッチ式焼鈍法においては、冷間圧下
率が70〜80φを越すと鋼板の加工特性を代表するラ
ンク・フォード値が低下する傾向Oこあり、熱延原板の
板厚を増した場合、延べの冷間圧下率は90条を越え材
質の劣化が予想される。
この発明は従来の鋼ストリップ連続冷間圧延における上
記のような問題を解決したもので、圧延作業性および製
品品質の向上を図ることができる連続冷間圧延設備を提
供せんとするものである。
以下、この発明を望ましい実施例に基づいて図面を参照
しながら詳細に説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示すもので、連続冷間圧
延設備の配置図である。
同図において、巻戻機1、連続冷間圧延機列6および巻
取機8のそれぞれの構造および配置は従来の設備と全く
同一である。
2台の巻戻機1は交互に酸洗済みの熱延原板11を繰り
出し、連続冷間圧延機列6cこより所要の厚みに圧延し
、圧延されたストリップ15はフライング・シャーを備
えた2台の巻取機8で交互に巻き取られる。
この発明では%昏こ上記巻戻機1と連続冷間圧延機列6
との間に順次、溶接機2、ストリップ貯蔵装置3、高圧
下可能な圧延機4および加熱装置7を設けである。
溶接機2は先行の熱延原板11の後端と後続の熱延原板
11の先端とを溶接接続し、前後の熱延原板11を一体
とする。
ストリップ貯蔵装置3は一般に広く用いられているルー
パーよりなっており、溶接機2tこより接続された熱延
原板12を一時的に貯蔵する。
熱延原板11の溶接中には、巻戻機1からの熱延原板1
1の供給は一時停止するが、この間ストリップ貯蔵装置
3は後置の圧延機4.6番こ熱延原板11を連続的(こ
供給する。
したがつ−C1溶接機2およびストリップ貯蔵装置3を
設けることにより、冷間圧延設備を完全lこ連続化する
ことができ、前記咬込性の問題を解決することができる
圧延機4はlパスで正下率90%程度まで高圧下可能な
正延機であり、例えば既存のゼンジマーミル、プラネダ
リーミル、ペンデュラムミルあるいは6段圧延機などが
用いられる。
この発明ではこのような高圧下可能な圧延機4を配置し
て従来熱延原板11の厚みが2〜6mm程度であったも
のを6〜loim厚の熱延原板を圧延するようにしてい
る。
そして、圧延機4により圧下率20〜90φで臣下され
たストリップ13は冷間圧延機列6Gこより圧下率60
〜so%で臣下され所要の寸法(こ仕上げられる。
なお本発明において圧延機4による圧下率を20〜90
%と限定したのは、熱延から冷延までのトータル・コス
トを低下させるためには、最低限20%以上の圧下率が
必要なためであり、又圧下率90%超になるとナヤダリ
ング等の圧延異常現象が発生しやすく実操業が困難とな
るからである。
圧延機4と圧延機列6との間に設けられた力口熱装置7
は、圧延機4で高臣下され硬化したストIJツブ13を
200℃以上の湿度に加熱し再結晶を生じない時間保持
する。
この加熱によりストリップ13は例えば加熱前の変形抵
抗が40〜8〇−/maあったものが30〜60kg/
m4まで軟化される。
加熱されたストリップ14の軟化(こより、冷間圧延機
列6での圧延作業性の向上および耳割れの発生防止を図
ることができ、また、ランクフォード値の向上を図るこ
とができる。
第3図【こり0熱によるランクフォード値の向上の一例
を示している。
第3図によれば冷間圧下率がc+o%であっても、加熱
した場合のランクフォード値が従来の冷間圧下率70係
の場合の値を上回ることがわかる。
上記加熱装置7は、加熱されたス) IJツブ14の湿
度低下を防止するため、冷間圧延機列6の直前に設ける
ことが望ましい。
また、加熱方法としては誘導加熱、火炎バーニング専が
利用される。
なお、上記実施例では圧延機4と加熱装置7との間ニス
l−IJツブ貯蔵装置5を設けている。
このストリップ貯蔵装置5は圧延機4または冷間圧延機
列6が故障した場合のストリップ供給調整装置として、
あるいは、装置配置のスペース調整装置として用いられ
るもので、この発明の圧延設備(こおいて必須のもので
はない。
また、この実悔例では圧延機4は1基であったが、2基
以上あっても差支えない。
しかし、その場合、正延機の設置スペースおよびコスト
の点から不利であり、圧延機4はl基であることが望ま
しい。
第2図はこの発明の他の実施例を示すもので、第1図に
示す装置と同一の装置は、同一の参照符号で示しである
この実施例の圧延設備が第一の実施例のものと大きく相
違する点は、高圧下可能な圧延機4の入側および出側に
張力付加装置9を配置したことである。
この張力付加装置9はこの装置9と上記圧延機4との間
にあるストリップ12または13(こ適当な張力例えば
10〜20kg/ma程度の張力を付加し、この圧延機
4cこおける圧延荷重を20〜30φ程度Oこ減少して
圧延を容易化するものである。
また、張力性カロ(こより、ストリップの平坦度向上お
よび蛇行防止を図ることができる。
この実施例では、張力付加装置9は圧延機4の入側およ
び出側にそれぞれ設けであるが、いずれか一方のみであ
ってもよい。
また、この実施例では溶接機2とストリップ貯蔵装置3
との間に局部加熱装置10を設けである。
この局部加熱装置10は圧延機4による冷間モ延時の板
破断を防止するため溶接部を局部加熱するものである。
溶接部の加熱は溶接部の硬化を低下させるため約500
〜600℃程度Oこ加熱する。
また、加熱方法としては誘導加熱、火炎バーニング等が
利用される。
以上詳細に説明したことから明らかなように、この発明
は板厚が6〜1107ILのように大きな熱延原板から
連続冷間圧延によってストリップを製造する設備におい
て、加工硬化による圧延作業性の低下、板厚増大による
咬込性の悪化、ストリップ両エツジの耳割れ発生を防止
し、しかもランクフォード値を向上せしめるなど、圧延
作業能率上および製品品質上格別の効果を発揮するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれこの発明の連続冷間圧延
設備の例を示すもので装置配置図である。 第3図は中間加熱温度とストリップのランクフォード値
との関係を示すグラフである。 1・・・・・・巻戻機、2・・・・・・溶接機、3,5
・・聞ストリップ貯蔵装置、4・・・・・・圧延機、6
・・曲連続冷間圧延機列、7・・・・・・加熱装置、8
−・曲巻取機、9・・・・・・張力付加装置、1o・・
曲屈部加熱装置、11゜12・・・・・・熱延原板、1
3.14・・・・・・中間正極ストリップ、15・・・
・・・最終圧延ストリップ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱延原板を繰り出す巻戻機および繰り出された熱延
    原板を連続的に冷間圧延する圧延機列を有する設備(こ
    おいて、前記巻戻機と圧延機列との間に順次、前後の熱
    延原板を接続する溶接機、ストリップ貯蔵装置、圧下率
    20〜90%の圧延機およびストリップを200℃以上
    の温度にカロ熱し再結晶を生じない時間保持する加熱装
    置を設けたことを特徴とする連続冷間圧延設備。 2 熱延原板を繰り出す巻戻機および繰り出された熱延
    原板を連続的に冷間圧延する圧延機列を有する設備にお
    いて、前記巻戻機と圧延機列との間に順次、前後の熱延
    原板を接続する溶接機、ストノツプ貯蔵装置、圧下率2
    0〜90多の圧延機およびストリップを200℃以上の
    温度に加熱し再結晶を生じない時間保持する加熱装置を
    設け、さらに前記高圧下可能な圧延機の入側および/ま
    たは出側に張力付加装置を設けたことを特徴とする連続
    冷間圧延設備。
JP52033530A 1977-03-25 1977-03-25 連続冷間圧延設備 Expired JPS5827004B2 (ja)

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