JPS5825440B2 - ヒトカルシトニンの製造方法 - Google Patents

ヒトカルシトニンの製造方法

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JPS5825440B2
JPS5825440B2 JP55187012A JP18701280A JPS5825440B2 JP S5825440 B2 JPS5825440 B2 JP S5825440B2 JP 55187012 A JP55187012 A JP 55187012A JP 18701280 A JP18701280 A JP 18701280A JP S5825440 B2 JPS5825440 B2 JP S5825440B2
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    • C07K14/575Hormones
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    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N5/00Undifferentiated human, animal or plant cells, e.g. cell lines; Tissues; Cultivation or maintenance thereof; Culture media therefor
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    • C12N2510/00Genetically modified cells
    • C12N2510/02Cells for production

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヒトカルシトニン(HumanCalcit
onin z以下HCTと略称する。
)の製造方法に関する。
HCTは、甲状腺の労沢胞細胞が産生ずるホルモンで、
骨からカルシウムの放出抑制作用およびインシュリン分
泌抑制作用を有する。
HCTを大量に安価に製造する方法は未だ知られていな
い。
本発明者は、HCTの大量供給を目ざして鋭意研究を続
けたところ、意外にも、HCT産生能を有するヒト由来
のリンパ芽球様細胞が、その増殖速度が大きく、細胞当
りのHCT産生量も犬でHCT産生細胞として好適であ
ることを見いだし本発明を完成した。
すなわち、本発明は、HCT産生能を有するヒト由来の
リンパ芽球様細胞をヒト以外の温血動物体内に移植し、
または、その温血動物の体液の供給を受けながら増殖さ
せた細胞からHCTを産生せしめることを特徴とするH
CTの製造方法に関するものである。
本発明の方法は、インビトロで培養させる場合とは違っ
て、HCTの産生量が犬であるだけでなく、高価な血清
などを含む栄養培地が不要または大幅に節約でき、更に
細胞増殖中の維持管理も極めて容易である。
すなわち、HCT産生能を有するヒト由来のリンパ芽球
様細胞をヒト以外の温血動物体内に移植し、まだはその
動物の体液の供給を受けることのできるチャンバーに収
容し、通常の飼育をすれば、温血動物から供給される栄
養物を含有する体液を利用してその細胞が容易に増殖し
うるのである。
更にインビトロで培養させる場合と比較して、この細胞
の増殖が安定していること、その増殖速度の大きいこと
、得られる細胞量の大きいこと、更には細胞当り117
)HCT産生量の大きいことが特徴である。
本発明で使用するヒト由来のリンパ芽球様細胞は、HC
T産生能を有し、かつヒト以外の温血動物の体内に移植
して容易に増殖するものであればよい。
例えば、甲状腺労瀘胞細胞、甲状腺腺腫細胞などの本来
HCT産生能を有する細胞及びカルチノイド細胞、肺癌
細胞などの異所性HCT産生能を有する細胞からHCT
産生遺伝子を、ポリエチレングリコールやセンダイウィ
ルスなどを利用する細胞融合の手段や、DNAIJガー
ゼ、制限酵素(ヌクレアーゼ)、DNAポリメラーゼな
どの酵素を利用する遺伝子組換えの手段などによって導
入したヒト由来のリンパ芽球様細胞または異所性HCT
産生能を有するヒト由来のリンパ芽球様細胞などが好適
である。
これらリンパ芽球様細胞の利用は、ヒト以外の温血動物
に移植する時、その宿主動物の細胞と混りにくい軟腫瘤
を形成しやすく、摘出後の分散も容易なので生きたヒト
リンパ芽球様細胞の採取に極めて有利である。
このようなヒトリンパ芽球様細胞には、ヒト白血病もし
くはヒト悪性リンパ腫由来の細胞株が適しており、例え
ばナマルバ(Namalva )細胞、BALL−1
細胞、NALL−1細胞、TALL−1細胞、JBL細
胞などの公知ヒト由来細胞株が、特に有利に使用しうる
本発明におけるHCTの製造方法に使用する温血動物は
、HCT産生能を有するヒト由来のリンパ芽球様細胞が
増殖しうるものであればよく、例えば、ニワトリ、ハト
などの鳥類、イヌ、ネコ、サル、ヤギ、ブタ、ウシ、ウ
マ、ウサギ、モルモット、ラット、タートラット、ハム
スター、普通マウス、ヌードマウスなどの哺乳類などが
使用できる。
これらの動物にヒト由来のリンパ芽球様細胞を移植する
と好ましくない免疫反応を起すおそれがあるので、その
反応をできるだけおさえるだめに、使用する動物はでき
るだけ幼若な状態、すなわち卵、胚、胎児、新学期、幼
少期のものの方が好ましい。
まだ、これら動物に、例えば約200〜600レムのエ
ックス線若しくはガンマ線を照射するか、または抗血清
若しくは免疫抑制剤などを注射するなどの前処置をほど
こして、免疫反応を弱めて移植してもよい。
使用する動物がヌードマウスやヌードラットなどの免疫
不全動の場合には、成長したものであっても免疫反応が
弱いので、これら前処置を必要とすることなく、培養株
化されたヒト由来のリンパ芽球様細胞が移植でき、急速
に増殖するので、特に好都合である。
また、ヒト由来のリンパ芽球様細胞を、例えば先ず・・
ムスターに移植し、増殖させた後、この細胞を更にヌー
ドマウスに移植するなどのように、ヒト以外の温血動物
間で移植してヒト由来のリンパ芽球様細胞の増殖をより
安定化したり、更にそれらから産生されるHCT量を増
加させることも自由である。
この場合、同種間、同属間は勿論のこと、囲網間、同門
間移植であってもよい。
ヒト由来のリンパ芽球様細胞を移植する動物体内の部位
は、移植した細胞が増殖しうる部位であればよく、例え
ば尿液腔、静脈、腹腔、皮下など自由に選ばれる。
また、直接動物体内にヒト由来のリンパ芽球様細胞を移
植することなく、動物細胞の通過を阻止しうる多孔性の
沢過膜、例えば孔径的10−7〜10−5mを有するメ
ンブランフィルタ−1限外濾過膜、またはホローファイ
バーなどを設けた公知の各種形状、大きさの拡散チャン
バーを動物体内、例えば腹腔内に埋設して、動物体から
の栄養物を含む体液の供給を受けつつ、そのチャンバー
内で公知の培養株化されたヒト由来のリンパ芽球様細胞
を増殖させることができる。
また、必要に応じて、この拡散チャンバー内の栄養物を
含む体液を動物体内のそれと接続して潅流させるように
した拡散チャンバーを、例えば動物体表に取付け、拡散
チャンバー内のヒト由来のリンパ芽球様細胞の増殖状態
を透視できるようにすることも、まだ、この拡散チャン
バ一部分のみを着脱交換できるようにして動物を屠殺せ
ずに寿命一杯細胞を増殖させて、動物個体当りの細胞生
産量を更に高めることもできる。
これらの拡散チャンバーを利用する方法は、ヒト由来の
リンパ芽球様細胞が動物の細胞と直接接触しないので、
ヒト由来のリンパ芽球様細胞のみが容易に採取できるだ
けでなく、好ましくない免疫反応を起す心配も少ないの
で、免疫反応を抑制する前処置の必要もなく、各種温血
動物を自由に利用できる特徴を有している。
移植した動物の維持管理は、その動物の通常の飼育を続
ければよく、移植後と言えども特別の取扱いは何ら必要
としない。
ヒト由来のリンパ芽球様細胞を増殖させるだめの期間は
1〜20週、通常1〜5週である。
このようにして得られるヒト由来のリンパ芽球様細胞数
は、動物個体当り約107〜1012、またはそれ以上
に達することも見いだした。
換言すれば、本発明で使用するHCTの製造方法により
増殖させたヒト由来のリンパ芽球様細胞数は、動物個体
当り移植した細胞数の約102〜107倍、またはそれ
以上にも達し、生体外の栄養培地に接種して増殖させる
場合の約101〜106倍、またはそれ以上にも達して
、HCTの製造のためにはきわめて好都合である。
このようにしで増殖させたヒト由来のリンパ芽球様細胞
から、HCTを産生させる方法は自由である。
例えば、腹腔内の腹水に浮遊状で増殖したヒト由来のリ
ンパ芽球様細胞を採取し、まだは、皮下で増殖した腫瘤
を摘出し、分散させた後採取し、この細胞を約20〜4
0℃に保った栄養培地に細胞濃度が約104〜108/
mlになるように浮遊させ、約1〜100時間保って産
生させればよい。
この際、産生量をより高めるだめに、例えばグリシン、
ロイシン、リジン、アルギニン、システィンなどのアミ
ノ酸、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム
、硫酸マグネシウムなどの塩類、ジブチリルサイクリッ
クAMP、プロスタグランジンEなどのホルモンなどの
一種まだは二種以上の物質を共存させることも好都合で
ある。
このようにして産生されたHCTは、公知の精製分離法
、例えば、塩析、透析、濾過、遠心分離、濃縮、凍結乾
燥などを行なうことによって容易に精製分離し、採取す
ることができる。
更に高度の精製を必要とする場合には、例えば、イオン
交換体への吸着・脱着、ゲル濾過、アフイニテイクロマ
トグラフイー、等電点分画、電気泳動などの公知の方法
を更に組み合せれば、最高純度のHCTを採取すること
も可能である。
このようにして得たHCTは、単一物質で、またはこれ
にその他の一種若しくは二種以上の物質を含有せしめ、
例えば、注射薬、外用薬、内服薬、診断薬などとしてヒ
トの疾患の予防、治療に有利に利用できる。
HCTの産生量は、N、 A、 Samaan et
al、。
J、 Lad 、 Cl1n、 Med、 、 V
ol、81 、671〜681 (1973)に報告さ
れているラジオイムノアッセイ法に準じて測定し、WH
Oから入手される国際標準品(Internation
al referencepreparation o
f calcitonin )の重量で表示する。
以下、2〜3の実施例を述べる。
実施例 1 甲状腺腺腫の患者から摘出、細切、分散させて得たヒト
甲状腺腺腫細胞とリンパ芽球様ナマルバ細胞(Nama
lva cell )とを140mM NaC1゜5
4mM KCL 1mM NaH2PO4p 2m
MCaCl2を含有する塩類溶液にそれぞれ約104/
mlになるように浮遊させ、これに予め紫外線で不活化
したセンダイウィルスを含有する前記塩類溶液を水冷下
で混合し、約5分後に37゛C恒温水槽に移して、約3
0分間攪拌しつつ細胞融合を起させ、リンパ芽球様ナマ
ルバ細胞にHCT産生能を導入した。
このリンパ芽球ナマルバ細胞を成長したヌードマウスの
腹腔内に移植した後、通常の方法で5週間飼育した。
生じた腫瘤的15gを摘出し、細切した後、トリプシン
含有の生理食塩水に懸濁して細胞を分散させた。
この細胞を牛胎児血清10v / v %を補足しだE
arle 培地199(pH7,2)で洗浄した後、
20mM CaCl2,30mM L−アルギニンを
存在せしめた同培地に細胞濃度約105/mlになるよ
うに浮遊させ、37°Cで40時間保ってHCTを産生
させた。
その後、細胞を超音波処理し、得られる上清を用いてH
CTの産生量を測定したところ、浮遊液TLl当り44
μgであった。
対照として、ヒト甲状腺腺腫細胞を牛胎児血清1ov/
v%を補足しだE ar le 培地199(pH7
,2)に37℃でインピロで培養して得られる細胞を用
い同様に処理してHCTを産生させたところ、浮遊液m
l当り約10n&であった。
実施例 2 気管支カルチノイドの患者から摘出、細切、分散させて
得たヒト気管支カルチノイド細胞とリンパ芽球様JBL
細胞とを実施例1の方法に準じて細胞融合させ、リンパ
芽球様JBL細胞にHCT産生能を導入した。
この細胞を、ウサギから公知の方法で調製した抗血清を
予め注射し免疫反応を弱めた新生児・ンムスターの皮下
に移植し、その後通常の方法で3週間飼育した。
皮下に生じた腫瘤的10gを摘出し、細切した後、コラ
ゲナーゼ含有の生理食塩水に懸濁して細胞を分散させた
この細胞をヒト血清5 v / v%を補足したEag
le の最少基本培地(pH7,4)で洗浄した後、
10mM CaCl2 .40mMMgSO4,0,
1mM ジブチリルサイクリックAMPを存在せしめ
た同培地に細胞濃度約106/mlになるように浮遊さ
せ、37℃に30時間保ってHCTを産生させた。
その産生量を測定したところ、浮遊液ml当り約3.7
μgであった。
対照として、HCT産生能を導入したリンパ芽球様JB
L細胞を用いて、実施例1と同様にインヒドロで培養し
HCTを産生させたところ、浮遊液ml当り約60ng
であった。
実施例 3 新生児ラットの静脈内へ、実施例1の方法に準じてヒト
甲状腺腺腫細胞からHCT産生能を導入したリンパ芽球
様BALL−1細胞を移植した後、通常の方法で4週間
飼育した。
生じた腫瘤約30.9を摘出し、実施例1と同様に処理
してHCTを産生させた。
その産生量は、浮遊液ml当り約4.1μgであった。
対照として、HCT産生能を導入したリンパ芽球様BA
LL−1細胞をインビトロで培養し、HCTを実施例1
と同様に産生させたところ、浮遊液当り約85ngであ
った。
実施例 4 成長した普通マウスに約400レムのエックス線を照射
してマウスの免疫反応を弱めだ後、その皮下に実施例2
の方法に準じてヒト肺癌細胞からHCT産生能を導入し
たリンパ芽球様NALL−1細胞を移植し、通常の方法
で3週間飼育した。
皮下に生じた腫瘤約15gを摘出し、実施例2と同様に
処理してHCTを産生させた。
その産生量は、浮遊液rul当り約5.2μgであった
対照として、HCT産生能を導入したリンパ芽球様NA
LL−1細胞をインビトロで培養し、HCTを実施例2
と同様に産生させたところ、浮遊液ml当り約90ng
にすぎなかった。
実施例 5 孔径的0.5ミクロンのメンブランフィルタ−を設けた
内容量的10m1のプラスチック製円筒型拡散チャンバ
ー内に、実施例1の方法に準じてヒト甲状腺腺腫細胞か
らHCT産生能を導入したりシバ芽球様TALL−1細
胞を生理食塩水で浮遊させ、これを成長したラットの腹
腔内に埋設した。
このラットを通常の方法で4週間飼育した後、この拡散
チャンバーを取り出した。
これにより得られたTALL−1細胞の濃度は約7X1
08/rILlであって、インビトロでの炭酸ガスイン
キュベーター中で培養する場合の約102倍以上にも達
することがわかった。
この細胞を実施例2と同様に処理してHCTを産生させ
た。
その産生量は浮遊液′I′ILl当り約3.1μgであ
った。
対照としてヒト甲状腺腺腫細胞を同様に拡散チャンバー
内に収容し、ラット腹腔内に埋設して同様に4週間飼育
し、細胞濃度約6 X 106/mlを得、この細胞を
用いて実施例2と同様にHCTを産生させたところ、浮
遊液rrLl当り約15ngにすぎなかった。
実施例 6 37℃で5日間保ったニワトリの受精卵に、実施例1の
方法に準じてヒト気管支カルチノイド細胞からHCT産
生能を導入したリンパ芽球様JBL細胞を移植した後、
37°Cで1週間保った。
この卵を割卵した後、増殖細胞を採取し、実施例1と同
様に処理してHCPを産生させた。
その産生量は、浮遊液ml当り2.6μgであった。
対照として、ヒト気管支カルチノイド細胞を同様にニワ
トリの受精卵に移植したが増殖は見られなかった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ヒトカルシトニン産生能を有するヒト由来のリンパ
    芽球様細胞をヒト以外の温血動物に移植し、またはその
    温血動物の体液の供給を受けながら増殖させた細胞から
    ヒトカルシトニンを産生せしめることを特徴とするヒト
    カルシトニンの製造方法。
JP55187012A 1980-07-30 1980-12-30 ヒトカルシトニンの製造方法 Expired JPS5825440B2 (ja)

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FR8124271A FR2497100B1 (fr) 1980-12-30 1981-12-28 Production de calcitonine humaine
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