JPS58138395A - ヒト免疫応答抑制因子の製造方法 - Google Patents

ヒト免疫応答抑制因子の製造方法

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JPS58138395A
JPS58138395A JP57019560A JP1956082A JPS58138395A JP S58138395 A JPS58138395 A JP S58138395A JP 57019560 A JP57019560 A JP 57019560A JP 1956082 A JP1956082 A JP 1956082A JP S58138395 A JPS58138395 A JP S58138395A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヒト免疫応答抑制因子の製造方法に関する。
ヒト免疫応答抑制因子(human immune r
esponaesuppressor、以後hIR8と
いう)は、ヒト由来の細胞から調製される免疫応答抑制
因子である。
免疫応答抑制因子は、 Carl Waltenbau
gh著(1979年)、= 13io1ogy of 
the Lymphokines”(S、Cohen。
E、 pick、 J、 J、 Oppenheim編
)第422〜427頁、Academic press
 、 New Yorkの記載から明らかなように、抗
原に非特異的に免疫応答の抑制作用を示す体液性の蛋白
性物質であることより、免疫応答過敏症1例えばアレル
ギー、アナフイラキシーンヨック、自己免疫疾患などの
予防剤、治療剤として、また組織移植、臓器移植などに
際して起きる免疫拒絶反応の抑制剤などとしての利用が
期待されている。また、免疫応答抑制因子は、その作用
が種依存性を示さないことより、ヒト疾患の治療に際し
、ヒト以外の動物細胞由来の免疫応答抑制因子を使用す
ることも考えられるが、ヒトに供するには、ヒト生細胞
由来のhIR8を使用するのが安全であり、優れている
しかしなか、ら、ヒト疾患の予防や治療に使用し得るh
IR8の製造は、未だ工業的規模で実施されるに至って
いない。
本発明者は、工業的規模で容易に実施し得るhIR8の
製造方法を鋭意検討した。
その結果、意外にもhIR8産生能を有するヒト由来の
細胞をヒト以外の温血動物を利用して増殖させて得た細
胞が、インビトロでの組織培養で得られる細胞よりもh
IR8の産生が著しく高く、細胞当り約2〜lO倍、ま
たはそれ以上にも達することを見いだし、本発明を完成
した。
すなわち1本発明は、hIR8産生能を有するヒト由来
の細胞をヒト以外の温血動物体内に移植、またはその温
血動物の体液の供給を受けながら増殖させ、得られる細
胞からhIR8を産生させることを特徴とするhIR8
の製造方法に関するものである。
本発明の方法は、従来のインビトロで組織培養する場合
と比較して、大量のhIR8を生成できるだけでなく、
高価な血清などを含む栄養培地が不要、または大幅に節
約でき、更に細胞増殖中の維持管理も極めて容易である
。すなわち、hIR8産生能を有するヒト由来細胞をヒ
ト以外の温血動物体内に移植し、またはその動物の体液
の供給を受けることのできるチャンバーに収容し、通常
の飼育をすれば、温血動物体から供給される栄養物を含
有する体液を利用してその細胞が容易に増殖しうるので
ある。更に、インビトロで組織培養する場合と比較して
、細胞の増殖が安定していること、その増殖速度が大き
いこと、大量の細胞が得られること、更には細胞当りの
hIR8産生量が大きいことが特徴である。
本発明で使用するヒト由来の細胞は、hIR8産生能を
有し、かつヒト以外の温血動物の体内に移植して容易に
増殖するものであればよい。例えば、ヒト末梢血細胞、
ヒト肺臓細胞、ヒト扁桃細胞、或いはヒト扁桃腫瘍細胞
、ヒト肝臓癌細胞、ヒト肺臓腫瘍細胞、ヒト肺癌細胞な
ど、更にはこれら細胞を培養株化させたものなどが好適
である。
また、培養株化された公知のヒト由来の細胞としては、
例えば、組織培養Vo1,6.第1,7〜546頁(1
980年)に記載されているAd−L、 HL−4゜L
84−L)’、 NPC−501,HB−7などが適宜
選択される。
また、これら細胞のhIR8産生能を持つ遺伝子を例え
ば、ポリエチレングリコールやセンダイウィルスなどを
利用する細胞融合の手段や、DNAリガーゼ、制限酵素
(ヌクレアーゼ)、DNAポリメラーゼなどの酵素を利
用する遺伝子組み換えの手段などによって、より容易に
継代培養しうる培養株化されたヒトリンパ芽球様細鞠に
導入して使用することは、その増殖速度が大きいだけで
なく、細胞当りのhIR8産生能が約2〜10倍、また
はそれ以上にも高まるので特に好都合である。
また、培養株化されたヒトリンパ芽球様細胞を利用すれ
ば、ヒト以外の温血動物に移植する際、その宿主動物の
細胞と混りにくい軟腫瘤を形成し易く、摘出後の分散も
容易なので、ヒトリンパ芽球様生細胞だけを採取するの
にきわめて有利である。
このようなヒトリンパ芽球様細胞には、ヒト白血病もし
くはヒト悪性リンパ腫由来の細胞株が適しており、例え
ばナマルバ(Namalva )細胞。
BALL−1細胞、NALL−1細胞、T木LL−1細
胞、JBL細胞などの公知ヒト由来細胞株が、特に有利
に使用しうる。
本発明のhIR8の製造方法に使用する温血動物は、h
IR8産生能を有するヒト由来の細胞が増殖しうるもの
であればよく、例えば、ニワトリ、ハトなどの鳥類、イ
ヌ、ネコ、サル、ヤギ、ブタ。
ウシ、ウマ、ウサギ、モルモット、ラット、ハムスター
、普通マウス、ヌードマウスなどの哺乳類などが使用で
きる。
これら動物にヒト由来の細胞を移植すると、好ましくな
い免疫反応を起すおそれがあるので、その反応をできる
だけおさえるために、使用する動物は、できるだけ幼若
な状態、すなわち卵、胚、胎児、または新生期、幼少期
のものの方が好ましい、。
また、これら動物に例えば、約200〜600レムのエ
ックス線若しくはガンマ線を照射するか、または抗血清
若しくは免疫抑制剤などを注射するなどの前処置をほど
こして、免疫反応を弱めて移植してもよい。使用する動
物がヌードマウスの場合には、成長1〜だものであって
も免疫反応が弱いので、これらの前処置を必要とするこ
となく、培養株化されたヒト由来の細胞が移植でき、急
速に増殖できるので特に好都合である。
また、ヒト由来の細胞を、例えば先ずハムスターに移植
し増殖させた後、この細胞を更にヌードマウスに移植す
るなどのように、ヒト以外の温血動物間で移植して、ヒ
ト由来の細胞の増殖をより安定化したり、更にそれらか
ら生成されるhlR8量を増加させることも自由である
。この場合、同種間、同属間は勿論のこと囲網間、同門
間移植であってもよい。
ヒト由来の細胞を移植する動物体内の部位は、移植した
細胞が増殖し得る部位であればよく、例えば尿液腔、静
脈、腹腔、皮下など自由に選ばれる。
また、直接動物体内にヒト由来の細胞を移植することな
く、動物細胞の通過を阻止し得る多孔性の濾過膜1例え
ば孔径約1O−7〜to−5mを有するメンブランフィ
ルタ−1限外濾過膜またはホローファイバーなどを設け
た公知の各種形状、大きさの拡散チャンバーを動物体内
、例えば腹腔内に埋設して、動物体からの栄養物を含む
体液の供給を受けつつ、そのチャンバー内で公知の培養
株化さtたヒト由来の細胞を何れも増殖させることがで
きる。
また、必要に応じて、この拡散チャンバー内の栄養物を
含む体液を動物体内のそれと接続しa流させるようにし
た拡散チャンバーを、例えば動物体表に取付け、拡散チ
ャンバー内のヒト由来の細胞の増殖状態を透視できるよ
うにすることも、また、この拡散チャンバ一部分のみを
着脱交換できるようにして動物を屠殺せずに寿命一杯細
胞を増殖させて、動物個体当りの細胞生産量を更に昼め
ることもできる1、 これらの拡散チャンバーを利用する方法は、ヒト由来の
細胞が動物細胞と直接接触しないので、ヒト由来の細胞
のみが容易に採取できるだけでなく、好ましくない免疫
反応を起す心配も少ないので、免疫反応を抑制する前処
置の必要もなく、各種温血動物を自由に利用できる特徴
を有している。
移植した動物の維持管理は、その動物の通常の飼育を続
ければよく、移植後と言えども特別の取扱いは何ら必要
としないので好都合である。ヒト由来の細胞を増殖させ
るだめの期間は通常1〜20週である。移植する培養株
化された細胞が腫瘍細胞であるかリンパ芽球様細胞であ
る場合には、その増殖速度が特に犬であり、通常1〜5
週の期間で目的を達成することができる。このようにし
て得られるヒト由来の細胞数は、動物個体当り約10’
〜1012、またはそれ以上に達することも見い出した
換言すれば1本発明で使用するhIR8の製造方法によ
り増殖させたヒト由来の細胞数は、動物個体当り移植し
た細胞数の約102〜107倍、またはそれ以上にも達
し、インビトロで栄養培地に接種して増殖させる場合の
約10’〜10’倍、またはそれ以上にも達して、hI
R8の製造にはきわめて好都合である。
このようにして増殖させたヒト由来の生細胞からhIR
8を産生させる方法は自由である。
例えば、腹腔内の腹水に浮遊状で増殖したヒト由来の細
胞を採取し、または皮下で増殖した腫瘤を摘出し1分散
させた後採取し、この細胞を約20〜40℃に保った栄
養培地に細胞濃度が約10〜10/−になるように浮遊
させてhIR8を産生させればよい。この際、必要なら
ばhIR8誘導剤を作用させてもよい。hIR8誘導剤
は、温血動物を利用して増殖させて得られるヒト由来細
胞からhIR8を誘導生成できる物質であれば何でもよ
く、例えば、フィトヘマグルチニン、コンカナバリンA
、ボークウィードミトーゲン、リポポリサツカリド、エ
ンドトキシン、多糖類、細菌などのミトーゲンやウィル
ス、核酸、ポリヌクレオチドなどが適宜選択される。
また、hIR8産生に際し、hIR8安定剤を添加し、
生成したhIR8の安定化を計ってhIR8の収量を高
めることも自由である。
このようにして誘導生成されたhIR8は、公知の精製
分離法、例えば、塩析、透析、濾過、遠心分離、*縮、
凍結乾燥などを行なうことによって容易に精製分離し、
採取することができる。更に、高度の精製を必要とする
場合には、例えば、イオン交換体への吸着−脱着、ゲル
濾過、アフィニティクロマトグラフィー、等電点分画、
電気泳動などの公知の方法を更に組み合わせればよく、
最高純度のhIR8を採取することも可能である。
本発明により製造したhIR8は、単独で、またはこれ
に例えば、ピタミ/、ホルモン、抗癌剤などその他の一
種もしくは二種以上の物質を含有せしめ、内服薬、注射
薬などとしてヒト疾病の予防や治療に有利に利用できる
なお、明細書を通じてhIR8の活性は、 Robel
tR,Rich & Carl W、pierce、 
J、 Immunol、 、 Vol、112゜第13
60〜1368頁(1974年)に記載されている方法
に準じてプラーク形成細胞の応答を抑制する活性蓋で示
した。
すなわち、C57BL/6  マウスからの肺臓細胞を
1 m/ (107個)ずつになるようにペトリ皿にと
りこれに段階的に希釈したhIR8含有液αl−を加え
インキュベートした後のプラーク数を測定した。
hIR8の活性単位は、プラーク数が50係に減少する
希釈倍数とした。
以下、2〜Bの実施例を挙げて更に詳細に説明する。
実施例 1 成長したヌードマウスの皮下−に、ヒトアデノイド細胞
を培養株化させたAd−L細胞を移植した後1通常の方
法で3週間飼育した。皮下に生じた腫瘤的12rを摘出
して細切した後、トリプ/ン含有生理食塩水に浮遊させ
細胞を分散させた。
この細胞を血清無含有RPMI  1640培地(pH
72)で洗浄した後、細胞濃度約1×lO/mlになる
ように同培地に浮遊させ、これにコンカナバリンAを−
当り約1μ?加え、37℃で20時間保ってhIR8を
産生させた。この細胞浮遊液を約3000 rpmで3
0分間遠心分離し得られる上清にきまれるhIR8の量
を測定したところ、浮遊故旧−当り約2,400単位で
あった。
対照として、Ad−L細胞を仔牛血清1 v/v %及
び肉エキス20 v/v%を含有するEagle培地(
pH72)を用い87℃1インビトロで組織培養して得
た対照の細胞を用いて、前記同様にhIR8を産生せし
めたところ、浮遊液αl−当り約90単位の産生量にす
ぎなかった。
実施例 2 肺臓腫瘍患者から摘出、細切、分散させた腫瘍細胞とリ
ンパ芽球様ナマルバ細胞(NamalvaCell )
とをt40 mM Nacl、 54 mM KCI、
 1 mMNaH2PO412mM CJLC12を含
有する塩類溶液ニそれぞれ約10 ”/sgになるよう
に浮遊させ、これに予め紫外線で不活化したセンダイウ
ィルスを含有する前記塩類溶液を、水冷下で混合し、約
5分後に87℃恒温水槽に移して、約80分間攪拌しつ
つ細胞融合させ、リンパ芽球様ナマルバ細胞にhIR8
産生能を導入した。このリンパ芽球様ナマルバ細胞を成
長したヌードマウスの腹腔内に移植した後、通常の方法
で6週間飼育した。
生じた腫瘤的15tを摘出し、−当り10μfのフィト
ヘマグルチニンを加えた培地を使用した以外は実施例1
と同様に処理してhIR8を産生せしめた。浮遊液01
−当りのhIR8産生量は約12.800単位であった
対照として細胞融合させたリンパ芽球様ナマルバ細胞を
実施例1と同様にインビ5トロで組織培養して得た細胞
を用いて、hIR8を産生せしめたところ、浮遊液α1
−当り約400単位の産生量にすぎなかった。
実施例 8 ハムスター新生児にウサギから公知の方法で調製した抗
血清を予め注射し、ハムスターの免疫反応を弱めた後、
その皮下に、実施例2の方法に準じてhIR8産生能を
導入したリンパ芽球様JBL細胞を移植し、その後通常
の方法で8週間飼育した。
生シタ腫瘤約18Fを摘出し、RPMI 1640培地
に代えて、肉エキス20v/v%を含有するEagle
培地(p)t’12)を用いたこと以外は実施例1と同
様に処理してhIR8を産生させた。浮遊液α1−当り
のhIR8産生量は約a500単位であった。
対照として細胞融合させたリンパ芽球様JBL細胞を実
施例1と同様にインビトロで培養増殖させ、次いでhI
R8を産生せしめたところ、浮遊液(11−当り約24
0単位の産生量にすぎなかった。
実施例 4 ラット新生児の静脈内へ、リンパ芽球様ナマルバ細胞の
代りにリンパ芽球様BALL−1細胞を用いた以外実施
例2と同様にしてhIR8産生能を導入したリンパ芽球
様BALL−1細胞を移植し1通常の方法で4週間飼育
した。
生じた腫瘤的859を摘出し、実施例2と同様に処理し
てhIR8を産生せしめた。浮遊液α1−当りのhIR
8産生量は約400レムであった。
これに対して、対照としてインビトロで培養増殖させ、
hIR8を産生せしめたものは、浮遊液01−当り約8
60単位の産生量にすぎなかった。
実施例 5 成長した普通マウスに、約400レムのガンマ線を照射
してマウスの免疫反応を弱めた後、その皮下にヒトリン
パ節細胞を培養株化させたHL−4細胞を移植し、その
後通常の方法で4週間飼育した。
皮下に生じた腫瘤的15fを摘出し、実施例8と同様に
処理してhIR8を産生せしめた。浮遊液α17!当り
のhIR8産生量は約400レムであった。
これに対して、対照としてインビトロで培養増殖せしめ
次いでhIR8を産生させたものでは、浮遊液al−当
り約80単位の産生量にすぎなかった。
実施例 6 孔径約05ミクロンのメンブランフィルタ−を設けた内
容量的10−のプラスチック製円筒型拡散チャンバー内
に、実施例1で用いたAd−L細胞を生理食塩水に浮遊
させ、これを成長したラットの腹腔内に埋設した。
このラットを通常の方法で4週間飼育した後、この拡散
チャンバーを取り出した。これにより得られたヒト由来
の細胞濃度は、約10”/−にも達し、インビトロの炭
酸ガスインキュベーター中で培養する場合の約102倍
以上にも達することが判明した。
こうして得た細胞を実施例8と同様に処理してhIR8
を産生せしめた。浮遊液Qld当りのhIR8産生量は
約4200単位であった。
実施例 7 予め87℃で5日間保温しておいたニワトリの受精卵に
実施例4の方法でhIR8産生能を導入したリンパ芽球
様BALL−1細胞を移植し、次いで87℃に1週間保
った。
この卵を割卵して増殖細胞を採取し、実施例1と同様に
処理してhIR8を産生せしめた。浮遊液α1−当シの
hIR8産生量は約400レムであった。
特許出願人 株式会社林原生物化学研究所 手続補正書 昭和57年11月15日 特許庁長官若杉和夫殿 L 事件の表示 昭和57年特許願第19560号 2 発明の名称 ヒト免疫応答抑制因子の製造方法 a 補正をする者 事件との関係  特許出願人 屯 補正の対象 明細書における「発明の詳細な説明」の項a 補正の内
容 (11明細書第6頁第7〜8行記載の゛「ラット、ハム
スター、」を「ラット、ヌードラット、ハムスター、」
に補正します。
(2)  同頁末行記載の「ヌードマウス」を「ヌード
マウスやヌードラットなどの免疫不全動物」に補正しま
す。
(3)明細書第9頁第17〜18行記載の「好都合であ
る。」の後に、次文を挿入します。
「増殖ヒト由来細胞は、hIR8産生に供する前に、イ
ンビトロの栄養培地で適当期間、通常1〜4日培養し、
細胞代謝を整えてもよい。」(4)明細書第13頁第9
行記載のr 140mM Nacl、 Jをr 140
mM NaCL Jに補正します。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  ヒト免疫応答抑制因子産生能を有するヒト由
    来の細胞をヒト以外の温血動物体内に移植し。 またはその温血動物の体液の供給を受けながら増殖させ
    、得られる細胞からヒト免疫応答抑制因子を産生せしめ
    ることを特徴とするヒト免疫応答抑制因子の製造方法。
  2. (2)  ヒト免疫応答抑制因子を産生せしめるに際し
    、得られる細胞にヒト免疫応答抑制因子誘導剤を作用せ
    しめることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のヒ
    ト免疫応答抑制因子の製造方法。
JP57019560A 1982-02-12 1982-02-12 ヒト免疫応答抑制因子の製造方法 Granted JPS58138395A (ja)

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GB (1) GB2118560B (ja)
IT (1) IT1167074B (ja)

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